感動との出会いをもとめて・・、白いあごひげおじさん(もう、完全なじじいだな・・)の四国遍路の写真日記です・・
枯雑草の巡礼日記
遅い午後の海辺の風景







市街の南の端、島の崖に、昔から灯台がありました。
灯台の横に、そんなものまるで問題にしないような、
大きな、大きなホテルが建てられました。もうだいぶ前のこと・・。
ホテルの窓には、海の上の青空や、煌めきを増した、
遅い午後の太陽が空しく反映しています。
ホテルの前の海岸で一心に釣りをする子供の赤い頬。
寄せる波は、僅かに残った砂浜を洗い、
やがて、油のように粘り気を増して、
ひたひたと迫る夜の帳の中に消えて行くのです。
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水仙の咲く・・、海辺の丘(2)







丘陵に水仙の咲くこの地は、船山馨の史実小説「お登勢」の主人公の生誕地でもあるのです。
この地の貧農の家に生まれたお登勢が、幕末から明治にかけての時代、世の波に翻弄され
ながらも、力強く、波乱の人生を生きた話。ご存じの方も多いでしょう。
水仙の丘の入り口に、お登勢の像もあります。でも、おそらく多くの人は、テレビドラマ化で
演じたあの可憐な女優さんのイメージが強いのではないかな・・。そのイメージに水仙の花
は、殊の外よく合うのですよ。
そう、私もそう思いながら、冷たい風の吹く海辺の丘で午後の長い時間を過ごしていたのです。
水仙の斜面の中程に、一本の梅の木がありました。水仙に負けまいと、せっかく花を付けて
いましたので、おまけに貼っておきます。

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水仙の咲く・・、海辺の丘(1)







淡路島の紀伊水道に面した南面は、山が海岸まで迫り、
急な崖をつくって海に落ち込んでいます。
そんな崖の斜面に、昔からニホンスイセンが野生していて、
今やその数500万本と言われています。
向いの海中の島を越えて、小雪混じりの凍るような風が
やってきて、水仙の花を揺らしていました。
(向いの島は、沼島といって学校もあるけっこう大きな島
です。船で渡ってみたい気を起させますね・・。)
純白と小さな黄色だけの素朴な花の色、だからいいんですよ。
こんな夢のような海辺の丘で、群れ咲く水仙に会えること、
滅多にあることじゃありません。ありがたいことです。
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