goo blog サービス終了のお知らせ 

漁火の向こうに








     大きな日の沈んだ海には、もう漁火を灯した船が出ています。
     青から灯色に、そして黒碧の海に・・。
     漁火はその確かさを増してゆくように思えます。

     (もう10月になりました。このブログ中の私の本業?である四国遍路に行く季節
      になりました。別に行かなくてもいいんですけど、お大師さんが呼んでくださるもん
      ですから・・なんてね。
      うまく撮れなかった漁火の写真を貼り逃げして、来週から出かけます。
      2週間くらいと思ってますけど、体調も下降気味・・、途中でリタイアかも。
      気になることは自分の体調だけではありませんが・・。
      四国は近い。幸い半日あれば、戻ってこれますから。
      しばらく、ブログお休みします。戻ってきましたら、またよろしくお願いします。
コメント ( 28 ) | Trackback ( 0 )

砂丘の向こうの青い海



















     鳥取砂丘。以前から一度は行ってみたいと思ってました。
     南北2.4km、東西16kmに広がる日本最大の砂丘だといいます。
     砂丘と言っても、背の低い植物が生えている所や、農作地なども含まれます。
     ほんとに砂だけの場所は意外に小さいのです。通常「鳥取砂丘」というと千代川
     の東545haの浜坂砂丘を言うらしい。
     年間180万人を超える人が訪れるという。でも、私の見る限り、団体のおばさん
     たちは、歩き難い砂丘見物は早々に切り上げて、みやげ物屋に駆け込むのに
     忙しい様子。若者達は、砂丘の山を駆けおりたり、砂に座って砂丘の向こうの
     日本海を眺めたりしていました。
     砂丘の魅力は、やはりあの風紋でしょうね。風が吹いた早朝、人が訪れる前の
     砂丘に行かないと見れませんね。
     不精者の私は状態のよい風紋などに出会えるはずもなく、ただ、ただ砂の上を
     歩いていましたが、砂丘の向こうの海岸の白波、遠くの海の碧さがそれは美しく
     輝いていたことを憶えています。
コメント ( 28 ) | Trackback ( 0 )

内海の瀬戸、白い航跡
















     内海はいくつもの海峡に
     瀬戸を造ります。
     その潮の流れの中を
     釣り船が、そのままに
     流れています。
     フェリーが、穏やかな航跡を
     残して去ります。
     突然の高速旅客船や
     モーターボートの白い航跡。
     はっと驚かせられます。
     こんなとき・・
     高速船の上からは、きっと
     全く違った海の表情が
     見えているのでしょう。
コメント ( 28 ) | Trackback ( 0 )

海食棚の波の煌き
















     山陰の島根県浜田に、石見畳ケ浦という浜がある。
     昔、浅い海の底であった所が、地震により隆起したものという。
     平らな磯に縦横に走る節理を、畳の縁に見立て、この名がある。
     砂岩層の中に、貝殻の炭酸カルシウムの働きで硬い天然コンクリートの塊が
     出来る。周りの砂岩層が、波の作用で削り取られ、不思議な地形として残された・・
     と説明書にある。
     眺めていると、様々な空想の世界に入り込めそうな、海食棚の風景であった。

     (山陰の浜は、まだ訪ねる人も多くはないと思われます。これが、大都市の近郊
      であれば、きっと遊歩道が作られ、直接浜を歩くことは出来なくなっているでしょう。
      ここは幸いです。漂流物はあるものの、海は美しく、キラキラと輝いていました。
      青い空に、高く丸く飛ぶ、とんびの声も聞こえていたでしょう。)
コメント ( 20 ) | Trackback ( 0 )

遠くの島の景色














     島と島が重なる瀬戸の景色。
     島の間の煌く早瀬。
     島を結ぶ人の希望を運ぶ連絡船。
     島を結ぶ立派過ぎる橋。
     小さな浜辺と磯をもつ、完璧な島。
     そして、多くの船が辿り着いた、漁港。
     春の海。
     誰かが言ったように、
     終日、のたり のたり かな・・なのです。
コメント ( 20 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »