感動との出会いをもとめて・・、白いあごひげおじさん(もう、完全なじじいだな・・)の四国遍路の写真日記です・・
枯雑草の巡礼日記
漁火の向こうに



大きな日の沈んだ海には、もう漁火を灯した船が出ています。
青から灯色に、そして黒碧の海に・・。
漁火はその確かさを増してゆくように思えます。
(もう10月になりました。このブログ中の私の本業?である四国遍路に行く季節
になりました。別に行かなくてもいいんですけど、お大師さんが呼んでくださるもん
ですから・・なんてね。
うまく撮れなかった漁火の写真を貼り逃げして、来週から出かけます。
2週間くらいと思ってますけど、体調も下降気味・・、途中でリタイアかも。
気になることは自分の体調だけではありませんが・・。
四国は近い。幸い半日あれば、戻ってこれますから。
しばらく、ブログお休みします。戻ってきましたら、またよろしくお願いします。
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砂丘の向こうの青い海






鳥取砂丘。以前から一度は行ってみたいと思ってました。
南北2.4km、東西16kmに広がる日本最大の砂丘だといいます。
砂丘と言っても、背の低い植物が生えている所や、農作地なども含まれます。
ほんとに砂だけの場所は意外に小さいのです。通常「鳥取砂丘」というと千代川
の東545haの浜坂砂丘を言うらしい。
年間180万人を超える人が訪れるという。でも、私の見る限り、団体のおばさん
たちは、歩き難い砂丘見物は早々に切り上げて、みやげ物屋に駆け込むのに
忙しい様子。若者達は、砂丘の山を駆けおりたり、砂に座って砂丘の向こうの
日本海を眺めたりしていました。
砂丘の魅力は、やはりあの風紋でしょうね。風が吹いた早朝、人が訪れる前の
砂丘に行かないと見れませんね。
不精者の私は状態のよい風紋などに出会えるはずもなく、ただ、ただ砂の上を
歩いていましたが、砂丘の向こうの海岸の白波、遠くの海の碧さがそれは美しく
輝いていたことを憶えています。
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内海の瀬戸、白い航跡







内海はいくつもの海峡に
瀬戸を造ります。
その潮の流れの中を
釣り船が、そのままに
流れています。
フェリーが、穏やかな航跡を
残して去ります。
突然の高速旅客船や
モーターボートの白い航跡。
はっと驚かせられます。
こんなとき・・
高速船の上からは、きっと
全く違った海の表情が
見えているのでしょう。
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海食棚の波の煌き







山陰の島根県浜田に、石見畳ケ浦という浜がある。
昔、浅い海の底であった所が、地震により隆起したものという。
平らな磯に縦横に走る節理を、畳の縁に見立て、この名がある。
砂岩層の中に、貝殻の炭酸カルシウムの働きで硬い天然コンクリートの塊が
出来る。周りの砂岩層が、波の作用で削り取られ、不思議な地形として残された・・
と説明書にある。
眺めていると、様々な空想の世界に入り込めそうな、海食棚の風景であった。
(山陰の浜は、まだ訪ねる人も多くはないと思われます。これが、大都市の近郊
であれば、きっと遊歩道が作られ、直接浜を歩くことは出来なくなっているでしょう。
ここは幸いです。漂流物はあるものの、海は美しく、キラキラと輝いていました。
青い空に、高く丸く飛ぶ、とんびの声も聞こえていたでしょう。)
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遠くの島の景色






島と島が重なる瀬戸の景色。
島の間の煌く早瀬。
島を結ぶ人の希望を運ぶ連絡船。
島を結ぶ立派過ぎる橋。
小さな浜辺と磯をもつ、完璧な島。
そして、多くの船が辿り着いた、漁港。
春の海。
誰かが言ったように、
終日、のたり のたり かな・・なのです。
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