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経年比較

2011年12月28日 | 時事
学テ、一部問題非公開に=学力の経年変化把握―文科省
来年もやるのかよ・・・しかも理科追加って、その予算、どうしてついた?

今年は3月の震災の影響で4月実施のテストは流石に見送られました。しかし、折角問題は作ってあるからと言うことで、校内で自己採点するならと10月になって配布され、うちも実施していました。リンクにもある通り、採点してみてこれほど税金の無駄遣いはないと思った次第です。さらにこの記事にもあるとおり、来年度から問題の一部を非公開にして毎年出すとか。これ、テストを受けた子どもや学校関係者なら、実際の問題と公開された問題を比較すれば「来年出る問題」が容易に分かってしまうのではないでしょうか。そして、そんな情報をつかんだら、メディアが流さないはずがないと思うのですが・・・

基礎基本の定着が叫ばれて久しい世の中ですし、小学校でも業者テストに全て頼るのではなく、校内で自作した問題に取り組ませる所は多いと思います。そういった類のプリントは、一度作られてファイリングされればよほど内容が変化しない限り来年も使用されるわけで、やろうと思えば校内で十分「経年比較」できるわけです。2学期末にも、自分が3年前に作った問題を印刷しているのを見かけましたしね(笑)中学校の期末テストなどは、塾に掌握されているでしょうからこうはいかないでしょうけど、小学校の単元テストレベルなら流出の心配なく経年比較できるわけです。まあ、だからと言って「今年の6年生はダメ」とかいう情報が分かってもあまり意味がありませんが。

50億と言われるこの予算、今年度は仕方ないとしても、どうして復興に回さないのでしょうか。

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