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夜道

2007年03月29日 | 時事
佐賀PTSD訴訟 職務質問は適法 原告の請求棄却 地裁武雄支部
両方の立場から考えてみましょう。

まず女性側。夜道を一人で歩いている時に声をかけられる。警察と名乗るが身分証もない。この状況では、不審者と思われても仕方がないでしょう。詐欺の人だってそれくらい言えますからね。んでもって、逃げたら追いかけられた。そりゃ「助けて~お巡りさん~!」ですな。追いかけている人が本物のお巡りさんでも。

次に警察官側。若い女性が夜道に一人でいたら、職業柄声をかけるでしょう。相手が黒であれ、白であれ、この程度はパトロールの一貫です。非番の時でも、手帳や拳銃を持っていなくても、そこで犯罪が起これば駆けつけるのが警官でしょう。それで逃げたと言うことは、黒の可能性が高くなったわけです。逃がしてはいけないので追いかけます。この記事のみで判断すると結果的に逃げられたみたいですが、捕まえて警察署に連れて行った方が、結果的に相手も納得でき、裁判沙汰にはならなかったのかも?

さて、両方から見るとどちらも相手側がトンデモナイように思えます。両方とも、気持ちはよく分かるだけに、片方の言い分だけ聞いていてはどうしても偏ってしまうでしょうね。こういう場合の判決は難しいなぁ・・・

裁判員制度が始まったら、こういうのをどう結論づけていけば良いのだろう。

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