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流行遅れ大賞

2015年12月01日 | 時事
15年流行語大賞は「トリプルスリー」と「爆買い」お笑いは“落選”
去年もそうでしたが、何か流行語大賞の流行乗り遅れ感が半端ないですな。

「トリプルスリー」なんて、申し訳ないですが今初めて聞きました。コレ審査員に野球好きが偏っていないとまず選ばれない言葉でしょう。「爆買い」はまだ良いとしても、コレもよく考えれば別に今年始まった現象じゃないですしね・・・はっきり言って、審査員が皆昭和に生きている人達ばかりなのも問題ですな。ランクインした他の言葉も酷く偏ったものばかりに見えます。世相を反映していない審査員がどんな言葉を選ぼうが、その賞に価値があるとは到底思えません。まだ平和裏にお笑い芸人の一発ギャグを選ぶだけの賞に留めておいた方が無難だったとさえ思えます。

まあ自分も決して流行に敏感な人間ではありませんが、今年はもう年明けから年末まで世界中にずっと深刻な被害を及ぼし続け、ついに日本人にも人質の被害者を出し、川崎市での模倣事件にも発展した「IS(イスラム国)」の一択か、五輪競技場やエンブレム問題の「白紙撤回」のツートップに限ると思っていました。前者はイスラム社会への影響を懸念してメディアや政府も今年から呼び名を変更した新語であり、今でも1日に100回以上はテレビで連呼されていますし、後者はこれらの件のみに限らず、苦情が相次いでツイッターを削除し逃亡するレベルから自治体のポスターに至るまで(笑)全国で悉く同様の事例が相次いでいましたからね。政治的な言葉はどうしても思惑が絡むので選びにくいですし、できれば明るい話題を選考したいと言う気持ちも分からなくはありません。しかし、この五輪競技場やエンブレムの時に浮き彫りになった「密室選考で勝手に決まった感を今の世の中は一番嫌う」と言う教訓を全く何も学ばずに繰り返してしまうというのは大きな問題だと思います。間違いなくこれから多くの批判がユーキャンに殺到することでしょう・・・まあ、これもある意味では今年の世相を反映しているのかな?

まさに今年を象徴するが如く、そのうち流行語も白紙撤回、改めて投票とかになったりして(笑)

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