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国内再び100人超

2020年06月28日 | 時事
また増えてきてしまいましたね・・・

第一波の時は、3月下旬に100人を超えて1週間くらいで3倍になり、志村けんが亡くなり、4月半ばの緊急事態宣言前後まで上昇が続きました。これから2週間の推移が非常に心配ですけど、実は同じ100人でも3月と今では大きく違う点がいくつかあります。

1つ目は重症患者が少ない点、重症化しにくい若者が感染の中心であることもありますし、無症状感染者も100人の中に何割かいるでしょう。これはPCR検査の体制が整ったことと、そもそも3月は「発熱後4日経過した患者」を検査していたので、陽性率も異常に高く感染即重症者といった感じでしたが、今は疑いや症状が出てすぐに検査してもらっているので比較的軽症者が多く、また自粛期間のうちに第一波の人はかなり退院していますから病床も逼迫していないということですね。もっと言うと、今の増え方は韓国式の増え方だと言えます。PCR検査をしまくって感染疑い者を早期にあぶり出し管理する方法で、軽症・無症状者が病床を圧迫しないような対応(ホテル・自宅待機等)で済ませられれば、医療崩壊による死者はそこまで増えないのではないでしょうか。

2つ目は海外由来の感染が少ない点。自粛は終わっても渡航規制は続いていますから、第一波のように中国人や欧米人経由でゲリラ的に感染が広まったときとは違い、日本人が日本での行動によって感染が広まっているということです。これは行動管理がしやすくクラスター対策がとりやすいという意味で、局地的な発生に押さえ込める可能性が高いです。もうひとついうと、外国人が広めていないという意味で、経済対策として動き出した国内観光については特に問題なく行える点ですな。まあ症状があるのにツアーに参加されると以前のように戻ってしまいますから、発熱によるキャンセルは無料とするような国の補償が必要かもしれません。
とはいえ東京は経路不明者が増えていますし、岐阜でも東京出張や特別帰国者から広まったケースが多々あるので、しっかり管理できないのであれば安心できませんな。

3つ目は「夜の町」での感染が半分以上であること。経路不明者も黙っているだけで何割かはこっちでしょう(笑)コロナが段々と恥ずかしい病気に認知されつつあり、そういう遊びをしないマジメな人はより3密を避けるようになり、ある程度夜の街に蔓延した段階でこれ以上増えなくなるのではないでしょうか。

というわけで、おそらくただちに緊急事態宣言となることはまだないと思いますけど、夏に向けてジワジワ増えていくようであれば8月の帰省禁止・自粛強化はありえるかもしれません。


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