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卑弥呼の墓?

2013年02月20日 | 時事
「卑弥呼の墓」立ち入り調査 奈良・箸墓古墳 考古学者ら初めて
宮内庁が管理(立ち入り禁止に)している墓に調査が入るのは非常に珍しいことですね。

現在、前方後円墳などの全ての遺跡は「○○天皇陵」もしくはその親族の墓として管理されています。しかし、その見定めというか、選定は結構適当な感じだったようで、陵墓と言いつつ誰のお墓なのかはっきりしないものも数多く存在します。普通に考えれば、分からないなら発掘調査をして明らかにしていけば良いもののように思いますけど、宮内庁に厳しく制限されているため、調査どころかハイキングに行くこともできないのが現状です。鍵型の土地に樹木が伸び放題になっているのは、そういう理由なのですね。造られたのは2000年近く前の話ですし、もう根っこによって相当侵食されていると思われ、歴史的遺構の管理としてはめちゃくちゃ杜撰なのですけど、日本人はそれほどまでに先祖の墓を冒涜するのを嫌う民族のようです。

卑弥呼の墓ではないかと言われていますが、公式には9代の孝霊天皇の娘と言うことになっています。15代の応神天皇の前までは伝説的な天皇であり、100年以上生きたと言う伝説を持つ方も珍しくないので、邪馬台国=大和朝廷起源説がこの調査によって明らかにされるかもしれません。

まあ、自分は九州説派ですけどね。古事記も日本書紀も、突き詰めれば東征記ですし・・・と、ついつい歴史談義には花が咲いてしまいますな(笑)
コメント
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