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大量退職と教育予算

2013年02月08日 | 時事
以前書いた駆け込み退職問題ですが、とりあえず岐阜県は新年度から削減に方針を決めた模様です。

普通の小学校には比較的年齢の高い人が多いですから、毎年1名前後の頻度で定年退職者がいます。そんなわけで、この報道がされた日はお祝いムードとともに「もし2月に決まっていたら辞めていた所だったね」と話していました。まあ実際どうしていたかは分かりませんけど、中にはもう1月に施行した県や、2月末に決めている県も全都道府県の半数以上あるようで、岐阜はその点まあ良かったと言えるでしょう。

しかし、今回は見送られましたが、来年度は150万、再来年は290万、そして3年後には予定通り410万の退職金カットを行うということなので、おそらく今年度の決定や騒動を見て、50代後半の教員が3月末の時点で大量に退職する可能性が非常に高くなるのではないかと思います。30数年努めていれば、今から辞めても退職金自体の額は変わらないですし、当然予定外の退職が増えると講師も足りない状況になるので、次年度より講師としての身分で採用されれば、その後の給与面でもそれなりの待遇で職務を続けることができるわけですね。まだ動けるうちに1年ぐらい旅行を満喫して、また採用してもらうのも悪くないでしょう。多少は減るのは仕方ないですが、理不尽に150万も減額されるのは暴挙以外の何物でもありません。どこの県も財政が厳しい状況は同じだと思いますが、せめてきちんと筋を通してもらいたいものです。

そういえば、国が断念した35人学級の予算を、来年度は独自に3年生以上でつけるらしいですし、市内では全ての教室の50インチTVをタッチパネル化し、教室の全PCに4教科のデジタル教科書をインストールさせて使う予算がついたそうです。突然教育に相当な予算がつくようになったのは何が原因なのかな?やはり国体・・・げふごふ
コメント
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