明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

太りたい放題、飲み放題

2010-07-30 13:32:01 | 生活
太りたい放題である。

「~たい放題」の使い方を完全に間違えているが、
それくらい自由に太ってきた、ということである。

毎年、この季節が一番太りやすいので注意はしているのだが、
自然の欲求には抗えない。

座っているだけで汗をかく。
ちょっと動くだけで疲労する。
エネルギー消費がハンパないので、体がエネルギーになるものを求める。
(本当は心が求めているんだろうけど)

結果、炭水化物とりまくり!!

毎食、炭水化物を摂る量が尋常じゃない。
ラグビー部高2男子である。

ゴハンならお茶碗2杯、食パンなら2枚、
やきそばは2人前だし、うどんに至っては300gを3分で食べる。
菓子パンなら4個~5個。

それも、朝9時~夕方4時までの短時間にこれを3食。
夜はビールか日本酒かハイボール・・・

そんな毎日を送っていたら、あっと言う間に2キロ増えた

当たり前の結果過ぎて何の衝撃もなかったが、
「このままではいけない!」という理性は働いた。

3年前、純白のウエディングドレスに身を包んで微笑んでいた私・・・
あれからプラス6キロ。
1週間前から慌てて1キロ落としたが、あの頃の私はまだ遠い・・・

7月のおこづかい帳を見ると、とにかく飲み会だらけだった。
塾の帰りに講師と1杯、日本酒フェスティバル、芦屋花火のワイン会、
夫の誕生日会、友達とのゴハン、一人バー、日本酒試飲会・・・
数えてみたら、今月11回も外で飲んでいた。
つまり、3日に1回は外で飲んでいることになる。
(もちろん、家でもほぼ毎日だが)

大学生じゃあるまいし、もう少し自覚をもって生活しないと、と思いつつ、
基本的に酒好きで、外で飲むのも大好きだから(大勢はイヤだけど)
誘われると喜んで行ってしまう。。。

一昨日も、またあんこちゃんと飲みに行ってめっちゃ楽しかったし、
実は今日もこれから京都・先斗町でゆうちゃんといわさきっちと食事会。
明日は高校のクラブのプチ同窓会。

さすがに昨日は禁酒した。

一緒に遊びたい人が多すぎるんだよなぁ・・・
でも、本当に節約もしないと、7月は外での飲み代だけで既に5万円!!
うちは夫と家計が完全に別々なので、これに家計分と携帯、保険関係、化粧品、洋服・・・
ほとんど残らない

節約も必要だけど、もうちょっと稼がないといけないなぁと思う今日この頃。
不景気のあおりを受けて、労働意欲と仕事量が比例しない。
結局、「酒でも飲むしかない」という、おかしな結論に陥り、
今日も飲んだくれる楽しい毎日・・・

回帰

2010-07-27 23:21:39 | 想い
最近、何かを思い出しそうになる。
もう少しだ、と思う。

別に物忘れがひどくなっているわけじゃない。

そういうことじゃなくて、ふとした瞬間に、昔の感情・感覚が戻ってくるような、
そんな感じがして。

エミリー的に言えば(モンゴメリのエミリー)
「ひらめき」のような。

長い間感じることのなかったあの「ひらめき」の感覚。
言葉にするのは難しいのだけど。

地下鉄の改札で見知らぬ人とすれ違ったり、
踏み切りの前で夕方の風に吹かれたり、
花火をしてはしゃぐ子供の声を聞いたり、

そういう何でもない瞬間に「あ」と思う。

書き留めたい。
この感情を言葉にしたい。
「感動」とか、そういうのじゃない。
何かと言えば、懐かしさに似ている。

自分の魂の奥深くを覗く作業を、もう一度やってみたくなっている。

今日、本屋に寄って何か買おうと思ったけれど、不思議と読みたい本がなかった。
帰って自分の本棚を見ていたら、久しぶりに再読したい本がいくつかあった。

有吉佐和子「非色」
有島武郎「生まれ出づる悩み」
川端康成「川のある下町の話」

回帰。

今度は見えるといいな。
前は見えなかったものが。

頑固な私を好きな人

2010-07-26 01:43:43 | 友達
進んだ道も、性格も、今の生活も、何もかも違うのに、
ずっと一緒にいられる友達がいる。

出逢ってからもう25年。
四半世紀を過ぎた。
それでも、変わらずそばにいてくれる。
そういう友達。

金曜日は、かどやと二人で飲みに行った。
近場で高槻。
初めてのお店だったけれど、いい日本酒をいっぱい置いていて、
居心地もよくて気に入った。
ビールの後、日本酒3杯。
花垣、東北泉、篠峯。

たわいもない話で盛り上がった後、かどやが言った。
「この間のブログ読んでびっくりした。葉巻吸うなんて知らなかった」と。
かどやとはずっと一緒にいたけれど、
本当に定期的に会うようになったのはこの3、4年だ。
だから、まだ私のことで知らないこともある。
逆も然り。

じゃあ、カスクへ行こうと、行きつけのバーへ。
そこでまたウイスキーを3杯。

「明日はワイン会があるから、控えめにしとく」
なんて、先にメールを送っていたにも関わらず、
あまりの楽しさについつい我を忘れ、
「よっしゃー!今日はもうとことん飲もうぜ~
みたいになっていた。

もちろん、あの話したなとか、こんな話で盛り上がったなとか、
断片的には覚えているのだけど、
ほとんど、たわいもない話ばかりで。
だけど、それがめちゃくちゃ楽しくて。

かどやに「私のどこがいい?」と馴れ合いカップルの女みたいな質問をしてみたら、
意外な答えが返ってきて、
いつもこの人は自分のことをアホやと言うけど、
やっぱりアホじゃないよなぁと思った。

「頑固なとこ」

彼女はそう言ったのだ。

頑固なところか・・・
もちろん、いい意味で言ってくれている。
自分がこうと決めたらとことんつきつめる。
誰にも迎合せず、自分のこだわりを突き通す。
どうでもいいことに意地になる。
・・・私の頑固さを、彼女はよくわかってくれているのだ。
そして、それが、私自身を作っている核になっていることも。

そんなことを改めて感じて、とても嬉しかった。
お酒も美味しくなるはずだ。

気づけば2時半を過ぎていた。
お互いタクシーに乗り込み、家路をたどる。
タクシーの運転手さんとお話。
不景気をどう乗り越えるか。

降りるとき、「お互い頑張りましょう!おやすみなさい」と言ったら、
「ありがとうございます。今日、最後のお客さんがいい人でよかったです」
と言ってもらえた。
ちょっとした触れ合いだけど、なんだ心があたたかくなった。

ああ、昔なら、今日の出来事を小説にしたなぁと思った。
それがわかるようにはなったけど、まだ物語にはならない。
でも、最近、そういう瞬間がいろいろあって、
もしかしたらまた書けるかもしれないと、
そう思うだけで、今は明日が楽しみに感じられるのだ。

芦屋花火とワインの会

2010-07-26 01:33:12 | 友達
昨日は、もう恒例になっている芦屋の花火大会だった。
あや&としくんのマンションのベランダからまともに花火が見えるので、
毎年集まっては花火とワインを楽しむ。
集まるのは、私とあやの関係者ではなく、としくんの会社の人関連がほとんど。
でも、そのおかげで、いろんな素敵な人と知り合えた。

今年はとしくんの会社の行事と花火大会の日が重なったということで、
会社の人達の参加はあまりなし。
あや、としくん、私、夫、それにとしくんの会社のM井さん。
以上5名という少人数での会になった。

でも・・・というか、だからこそ、「いいワインを」と、
としくんは結構いいワインを用意してくれた。

書きとめなかったので、ワインリストを後で送ってもらったら、詳しく書こうと思う。
まず最初はビールで乾杯。

料理は、春巻き。
あー、春巻き大好き~
それも、めっちゃ美味しい。

そして、最初のワインは白。
香りも味もやや弱めでシンプル。フルーティーで飲みやすいワイン。
M井さんが持ってきてくれた鱧のゆびきと、あやの作った鱧と大葉の天ぷら、
それから、オレンジの味わいのする生ハムとで楽しんだ。

次の白ワインは、うちの夫をイメージして買ったという白ワイン。
香りは強く、複雑。
味わいもブドウの酸味がしっかりしていて、濃厚。
これは、ヤンキー時代の夫の味だな

余談だが、うちの夫はヤンキーとか不良漫画が大好きだ。
高校時代の同級生によると、微妙につっぱっていたらしい。
家の中でもパッと見ると、ヤンキー座り(いわゆるウ○コ座りというやつだ)を
しているときがあって、びっくりする。
漫画を読んでいるときなど、勝手にそうなるみたい。
端から見ているとしんどそうなのだが、それが一番落ち着くみたいだ

料理はパテが出て、
「おしゃれ~
と、私と夫。

サラダにしても、ジャガイモを使って、マスタードのドレッシングのサラダとか
なんか1つ1つがおしゃれなのだ。
私も最近、おしゃれ料理を頑張っているが、なんか違う。
所詮、おじいさん料理から抜けられないのだ

ワインは、赤に。
最初の赤はM井さんをイメージしたという。
舌にザラつくような渋みを感じるけれど、優しい。
きれいな中にも何か主張を感じる、でも、しっかりと旨い。
まさにM井さん

M井さんという方は、私より年上なんだけど、とてもきれいでシュッとしている。
私や夫のこともすごく褒めてくださって、恐縮しっぱなし。
でも、本当にありがたく、優しくて品格のある方だなぁと、うっとりした。

赤ワインが出てからは、料理はチーズとパンに。
赤ワイン、チーズ、パン。
この3つの組み合わせ以上のものはないと、改めて思った。

最近、私はダイエットのために炭水化物をセーブしていたので、
なんかよけいにおいしくて、びっくりするくらいパンを食べ続けた。

あと、肉団子の煮込みと、冬瓜の煮物も美味しかった。
冬瓜は冷たく冷やしていて、夏にピッタリ。
料理は全部美味しかったなぁ。
それに、なんでオシャレなんだろう・・・

最後の赤ワインは、無理やり「私のイメージやんな?」と言ったら、
「う、うん・・・」ととしくんはうなずいていたけど、本当かどうかはわからない
でも、最後の赤ワインが一番美味しかった。
好きだ~
渋みはほとんどなく、かといって酸味も特別にはなく、
突出したものはないのだけど、ただただ旨い。
きれいで、でも物足りなさは決してなく、
日本酒でいえば、旨い大吟醸みたいな感じ。

飲んだ後に、思った。
あー、これは絶対私をイメージしたワインではない・・・
私はこんなに主張なくしっかりした人間ではないから。
むしろ反対だろう。
主張はあるけど、しっかりしてない・・・

ワインの後は、M井さんの持ってきてくれた天の戸の大吟醸を飲んだ。
すっきりとして美味しかった。
でも、本当のことをいえば、結構酔っ払っていて、たくさんは飲めなかった。
あー、今ならもっと飲めるのに・・・と残念でならない

花火ももちろんきれいだった。
あやと花火を見ながら村上春樹のBOOK3の話をしていた。
文学の話ができるってのはいいな。
それも、自分より考えが深くて、参考になる。

そして、宴もたけなわになった頃、あやと二人でケーキを持って行った。
部屋を暗くして、ろうそくを灯して。
実は、昨日は夫の誕生日。
あやにケーキを買っておいてほしいとお願いしていたのだ。

夫のリアクションは微妙だったけど
(後で聞くと、あまりこういうことをされたことがなく、
恥ずかしいというか、どう反応していいのかわからなかったみたいだ)
でも、なんかほのぼのしてよかった。

M井さんが夫に「何歳になったんですか?」と聞くので、
「29歳」と答えると、「えー!!」っとめっちゃびっくりしていた。

ははは・・・
私の自慢の年下夫です

夫は老成しているので、あまり歳相応には見えない。
それもあって、29歳という事実にM井さんは衝撃を受けていた。
「どうやって出会ったんですか?」
と聞かれたので、なれそめも話した。

私は夫とのなれそめを話すのが大好きだ
話しながら、いつもその時の感情を思い出すから。
あんな運命的なことってない。
昨日もまた話して、自分でひたってしまった

M井さんは、何度も「お二人は仲がいいですね~」と、私たちのことも褒めてくださった。
確かに、仲はいい。
私が、彼がいつもお弁当を食べた後に「今日のお弁当、美味しかった」とメールをくれるとか、
結婚してても1日に10回はメールをするとか言うと、
めっちゃびっくりしていた。
確かに、そういう意味ではかなりラブラブだなぁ
まあ、全部夫のおかげだけれど。
彼は本当に優しい人なので、私みたいな破天荒で自己中な人間でもなんとかやっていける。

他にもいろんな話をして、とても楽しい会だった。
また来年も、お呼ばれできればいいなぁ

久しぶりのYAOYAさんで大満足!

2010-07-22 14:08:46 | 美味しいもの
先週末、夫と京都市美術館へ行ってきた。
本館の「ボストン美術館展」と別館の「三軌展」がお目当て。

ボストン美術館展は、今やっているコピーの仕事の関連で、招待券をいただいていた。
三軌展は、知り合いの画家さんが出品していた。
たまたまどちらも同じ時期・同じ場所での開催だったので、これは行くしかない。

三軌展は、工芸、絵画、写真とあって、写真が一番面白かった。
絵画も興味深いものはあったけど・・・
基本的に絵心がないので、抽象画などはよくわからない。

とりあえず見終わって帰ろうとしていたら、知り合いの画家さんに声をかけられた。
こういうとき、もっと気の利いたことでも言えればいいんだろうけど・・・
「アトリエにも遊びにいらっしゃい」と優しく声をかけていただき、会場を後にした。
(我が家の階段のところに飾ってある絵は、この方のものだ)

その後、ボストン美術館展へ。
こちらはすごい人だった。30分待ち。

絵心のない私だが、名画と言われるものにはガツンとやられる。
宗教画っぽいものも好きだけど、やっぱりモネがいいなぁ。
難しいことはわからないので本当にインスピレーション。
見ていて「きれいだなぁ」とか「気持ちいいなぁ」と思える絵が好き。
モネやピサロ、シスレーは、そういう意味で心地良く見られる。

夫はミレーが好きだ。
でも、私はイマイチ・・・
こんなこと言うと怒られそうだが、なんとなく退屈で。

夫とそんな話もしながら、とりあえず楽しんだ。

そして、この後、24日は夫の誕生日なので、少し早めのお祝いをした。
何か普段食べるにはちょっと高いお店に行こうということで、
出町柳にある「ビストロ割烹 YAOYA」さんへ。

昨年の春頃に行って以来だ。
美味しいんだけど、ちょっと高い。
そこそこ飲み食いしたら、一人1万円前後・・・
庶民の私たちにとっては、いつでも行ける店ではない。

外観も店内も普通の居酒屋だが、出されるお料理とお酒は普通じゃない。

ドキドキしながらカウンターに座ると、大将と奥さんが優しく声をかけてくれる。
お店の人の感じがすごくいいのも気に入っている。

予算もあるし、いろいろ食べたいものもあるのでじっくり選ぼうと、
まずは付き出しをアテにビールで乾杯。



お造りは、鱒と鯖を盛り合わせてもらった。
(全部ちゃんと「○○産」とか書いているのだが、どうしても覚えられない)



結構、量はあるので、この1品だけでも十分楽しめる。
お魚はちょっと休んで、朝引きの鶏をいただく。せせりと三角。
この三角がヤバかった。
一口食べた瞬間、夫と二人で顔を見合わせる。

「うまっ!!」

めっちゃくちゃに旨い。

口の中で弾けるように旨味が広がる。
脂はしっかりあるけど、脂っこさみたいなのは全くなくて、ただただジューシー。
普段、三角なんて食べないんだけど、オススメだからといただいてみて正解。
よかった。
今も思い出すだけでヨダレが出てくる。

その後、夫が「鰻、鰻」とうるさいので、鰻を注文した。
隣の人たちが頼んでいるのを見て、私も食べたくなっていたのだが。



鰻の白焼き。好みでタレにつけて食べる。

これがもう・・・なんというか、信じられない旨さ!
身が分厚くて、脂がのってて、強烈な味わい!

「これ食べたら、他の鰻食べられないでしょ?」と大将。
いや、ほんまに・・・。
自分が今まで食べてきたのは「鰻の蒲焼」だったんだなと思う。
美味しいお店に行っても、鰻そのものをこんなふうに味わったことがなかった。
ふっくら、しっかり、ジューシー!
口に運ぶたびに、いちいち目を閉じて噛み締めて味わってしまう。
あまりの旨さにため息が出る。

あれから5日経つが、歩いていても何していてもこの鰻の味を思い出してしまう。
余韻長すぎやろ!
でも、それくらい旨かった。

あとは、鮎。
私は川魚が好きなので、目の前で鮎が泳いでいるのを見ているとガマンできなかった。



頭からカプカプと、小骨1本残さず食べた。

満足じゃ!!
満足じゃ、満足じゃ!!

(私が満足じゃ!と殿様のように言い出したら、最高に満足している証拠)

お酒もいろいろ出してもらった。









ここのお酒は、限定とか発売前とか、この店用のオリジナルとかばっかり。
それがまたいい。
楽しい。

そして、滅多に「しめ」というものを食べない私だが、
このお店ではこれを食べる。



写真がちょっとボケたうえに、携帯写ってるけど、焼きおにぎり。
中に昆布が入っていて、めっちゃ旨い。

本当に大満足だった。
お会計は、二人で約18000円。
これを高いと思うかどうかは、食べないとわからないと思う。
私たちはただひたすら「来てよかった!」を繰り返した。
高いからたまにしかいけないけど、また行きたいお店。
店の出口まで見送ってくれて、帰りまでずっと心地良かった。

いつもいろんなお店に食べに行って思うのだけど、
「また行きたくなるお店」と「もういいやと思う店」の違いってどこにあるんだろう。

そこそこ美味しいものを出してくれて、お酒も美味しいものがあって、
5千円くらいだったとしても、もう行かないなと思う店ってある。
それは、忘れられなくなる味」がないから。
1品でもいいから、それがあると、また行きたいと思える。

あとは、お店の雰囲気だろうか。
空間、というか・・・
マスターとか女将さんがニコニコしてて、他のお客さんも感じがよくて。
そういうお店って、いいオーラが充満しているから、すごく心地良いのだ。

人によって価値観は違うから、「そこそこ美味しくて安くてオトク!」とか、
求めるものは違うだろうけど、私は「そこそこ旨いもの」は望んでいない。
何日もずっと忘れられない味。
1品でもいいからそれを求めている。

コスパの評価も、単に美味しさだけでは決めない。
外で食事をするときって、3時間なら3時間というその時間の心地良さにお金を払っている気がする。
どれだけ楽しい食事ができたか・・・
美味しさだけでなく、その部分があってこその評価。

そういう意味で、今回はとてもよかった。
二人とも大満足で帰った。
良いお誕生日会になって、夫も嬉しそう。
私はその顔を見て、また満足



思いがけず、料理とお酒の会へ

2010-07-21 23:06:13 | 
先週の金曜日、急に仕事がヒマになったので、
「そうだ、酒買いに行こう!」と思い立った。

阪急の試飲ができる蔵元が、今は秋田の齊彌酒造だということで、梅田へ。
目当ては「雪の茅舎 山廃純米吟醸」。
2008年に初めて飲んで、心奪われたお酒だ。

2008年10月のきき酒メモを読むと、こう書いてある。

「まず、吟醸香がいい。
いつまでも浸っていたい花のような優しく華やかな香り。
一口ふくめば、舌の先から奥まで一気にその香りを味に変えたような
フルーティーな味わいが広がっていく。この心地良さときたら!
喉を通った後もこの余韻はひたすら続き、飽きさせない。
米の甘み部分を透明にしたようだ。
ちょっと感動的。
料理に合わせるよりも、これだけで飲みたいお酒。」

これを求めて行ったのだが、2年前とは精米歩合も変わっていて、
味わいもこの時ほどの感動はなかった。

でも、山廃純米吟醸と、山廃純米を購入。
飲み比べてみるのも面白そうだと思って。

あと、石川県の福光屋さんも来ていたので、2本購入。
1本は加賀鳶の純米吟醸生あらばしり。
2月に搾ったものを瓶に詰め、蔵内で5ヶ月寝かせたもの。
これがなかなか芳醇で旨かった。

もう1本は「黒帯 悠々 特別純米」。
金紋錦という長野県の酒造好適米と山田錦と、
それぞれで醸したお酒を後でバッディングするという、
なんだかウイスキーのような造り方をするお酒だ。
冷やではイマイチだったが、これは燗あがりするなぁと思い、購入。
ぬる燗くらいにして、料理とあわせるといいかもしれない。

4本買ったらはずみがついて、「こうなったらとことん買おう!」みたいになり、
久しぶりに山中酒の店へ。

既に阪急で10種類くらいは試飲していたのに、またここで9種類も試飲。
はっきり言って、もう舌がかなりバカになってる。
でも、それはそれでいいのだ。
楽しい。

夏らしいお酒を2、3本買って帰ろうかなと思っていたら、
店員の女の子が「これから時間ないですか?」と聞く。
「いえ、特に・・・」と言うと、
「6時半から料理とお酒を試す会があるんですけど、参加されませんか?」とのこと。
どうせ帰っても酒を飲むだけである。
願ってもないことと、そのまま居座って、2階の囲炉裏でちゃっかり試飲会に参加した。

こちらに置いているお酒は、単独でももちろん美味しい。
でも、食中酒としてはどうなのか、
実際に体験し、スタッフと一緒に勉強する会だという。

3種類のお酒と3種類の料理。
その組み合わせを冷や・常温・ぬる燗など、温度も変えながら味わってみる。
特に店側から「これはこういう味わいです」とか、「これはこの料理に合います」
とか言わずに、お客同士があーだ、こーだと感じたことを言い合う。
この企画、なかなか面白い。

お料理は、小芋とタコの煮物、野菜の蒸し物、鱧のおすいもの。

小芋は写真撮るの忘れた。





これが結構おいしいのだ。

お酒は、和歌山の「紀土」、三重の「英」、広島の「宝剣」。
紀土だけは初めて飲んだお酒だった。
また、英は冷やはなく、常温。
燗は3つともした。

紀土はどちらかというと華やかさのあるお酒。
宝剣はすっきりとした辛口。
英はふくらみがあり、濃厚。

小芋は宝剣だけど、タコは英がいいなとか、
蒸し物でも根菜は宝剣だけど、キャベツは英だなとか、
紀土は冷やだとこれらの料理には合わせにくいけど、燗にしたら鱧の出汁にいいなとか、
細かくいろんなことがわかってよかった。

愛媛の蔵元さんもたまたま来ていて、いろんな話が聞けたのもよかった。
居合わせた人(参加者は5人)も様々で、
「そうかなぁ?」と思う感想をいう人もいて面白かった。
やっぱり人の味覚っていろいろだなぁ。

結構おなかもいっぱいになって、これで1000円とは安い!
満足して帰った。

あ、購入したお酒は3本。
遊穂の新作と、武勇の和と、宝剣。
違うタイプの3種。

さて、今日は明日のお弁当の用意をして、おかずを見ていたら、
「おっ!これ、この間の試飲会みたいなのしたら面白いかも」と思い、やってみた。



食中酒としては、武勇が結構イイ感じ。
川鶴だけ無濾過だけど、こういう醤油仕立てのおばんざい料理には合うなぁ。
黒帯は燗にしなかったので、全くダメ。
今度は燗にして試してみようと思う。
遊穂も食材を選ぶなぁ・・・
ヨーグルトみたいな酸味があるので、今日の料理には合わなかった。

たとえば、鰯のから煮でも、
遊穂と黒帯は全くタイプは違うが、両方ともアンバランスで合わない。
雪の茅舎は系統としてはいいのだけど、お酒の主張が強すぎて、から煮ですら負けてしまう。
武勇はやわらかく、まろやかにしてくれるのでいい。
また、川鶴は同じくいいのだけど、その意味合いは全く違って、
まろやかにするのではなく、包み込んで膨らませてくれる。

同じ「合う」のでも、細かく言うと違う。
これもまた好みの分かれるところかもしれない。
この間の試飲会の時のように。

今日はなかなか楽しい、きき酒の夜だ。
料亭みたいなお料理はないけど、
「家庭のお惣菜と日本酒」という私の一番好きな組み合わせ。

ベランダでバーベキュー!

2010-07-21 00:39:46 | 生活
先週金曜~昨日(月曜)まで、かなり飲んだくれた。
別にしんどくはないのだが、「ちょっと今日はお酒やめよう」と
“自然に”思えるくらい、精神的に満足できている。

しかし、1週間も日記をさぼったなぁ。
「書かない習慣」は本当にコワイ。すぐ身についてしまう。
アウトプットにより自分の感情を言葉で再確認すると、
それだけで感性が潤ってくるというのに・・・。

今はいろいろ悩んでしんどい時期だけど、
とにかく前向きに、とにかく書いていくようにしよう。

ということで、酒びたりの日々を書きたいのだが、
今日も既に夜中1時をまわってしまったので、全部は無理。
小分けにして、とりあえず昨日の話から。

昨日は庭の手入れをしたあと、暑かったので、昼間からハイボールを飲んだ。


その後は、アルバート・キングとレイ・ヴォーンを聴きながら家中を拭き掃除。
汗だくになって、またハイボール。

本当はビールがよかったのだが、生憎品切れ中。
夫が仕事の帰りに買って来てくれるのを待ちきれなかったのだ。

夕方になって夫が帰って来たので、2階のベランダでバーベキュー!!


まだ明るい。
ちっとも暑くない。
風が気持ちいい。



少しずつ日が沈んでいく。
空がきれい。





月も輝き出した。
ブレてるから満月っぽく見えるけど、半月。
とても光の強いきれいな月だった。



ハタハタを焼く。
アルミにくるまってるのは、じゃがバター。



8時前になって、ついに暗くなってきた。
夏は昼が長いなぁ。



そして、夜。
夜景モードじゃないから上手に撮れてないけど、
うちのベランダから見る夜景はすごくいい。
淀川の向こうの枚方のほうまで見える。

ひたすらビールと日本酒。
炭で焼くと何でも美味しくて、酒が進む。
今日のヒットは、豚バラでナスを巻いたもの。
豚バラはカリカリで、中のナスはジューシー!

二人ともずっとニコニコしていた。

東側以外は家が接していないし、山なのでこんなことができる。
自宅のベランダで炭火をおこせるという、この幸せ。
それに、夏の夜は、昼間の暑さがウソのように涼しくて、心地良かった。

『夏は夜。』

清少納言がそういうのもわかる。

『月の頃はさらなり。』

本当に。


薄っぺらな生活からの脱出

2010-07-14 23:36:22 | 想い
今日も一日中雨が降っていた。
いろんなところで被害が出ているようなので、そろそろ止んでほしいものだ。

庭の水遣りをしなくていいのは楽だが、
この長雨で植物も少し弱り気味・・・
さらに、トウモロコシやピーマンの鉢から変なキノコが生え始めた。

「かおりっ!毒きのこ生えてるぞ!」と夫。
見ると、しめじ系のキノコが・・・
抜いても抜いても生えてくる。
なんやろ、一体・・・

しかし、雨だからといって憂鬱になってても仕方がない。



↑今日の収穫(?)

庭からお花を摘んできた。
少しは家の中が明るくなった。

昨日はウイスキーを飲みすぎたので、今日はちゃんと禁酒。
月曜日も禁酒したから、今週は2日目だ。
できれば金曜日まで禁酒を続けたいと思っている。

なぜなら、今週はびっくりするほど仕事がヒマだからだ。
仕事があまりないときって、お酒を飲まなくてもいける。
別にストレス解消のために飲んでいるとかではなく、
やっぱりお酒は仕事の後に飲むから美味しいんだと思う。
(もしくは休日の昼間か)

それに、最近、どうもいろんなことに対して探究心というか情熱というか、
そういうものが薄いような気がするのだ。
毎日何して過ごしているんだろう?
すごく無駄に生きていないか?

インプットが少ない。
感動しない。
だから、アウトプットされたもの(文章)が薄っぺらい。

今日、パソコン上で探し物をしていて、いろんなファイルを開けていたら、
昔いただいて、ずっと保存しているいくつかのメールを見つけた。
顔も知らない人たちからのメール。
「あなたの書く日記が好きで」とファンレターのようなものを何度かもらったことがあって。

とにかくあなたの書いた文章を読みたい、
日記をやめないでほしい、
好きな日記をプリントアウトしてもっています、
ファンがいることを知ってほしくて・・・

そんなありがたい言葉を何人からもいただいた。

昔は、本当の「日記」だったから。
毎日欠かさず、今日あったこと、今日感じたことを書いていた。
今は単なる「ブログ」だ。
更新も滞るときがあるし、なるべく当たり障りのないことを書くようにしている。

もうあのメールをくれた人たちは、今のブログなんて読んでいないかもしれないな。
あんなふうに人の心を動かせるものを、今の私は書いていない。
良くも悪くも、何か人の気持ちを動かすような、とんがったものがあったのだけど、
今はなるべく平坦に、感情が出ないように、気をつけて書いている。
心で書かないように、頭で書くように。

本当はあふれて止まらないこともあるのだけれど。

これは成長なのか衰退なのか、
分別がついたのか臆病になったのか。

話がそれたが、最近インプットが少ないのは酒のせいかと。
お酒を飲んでいたら、本を読む気持ちにもなれないし、物を作ることもできないし。
それでもお酒を真面目に探求するならまだ得られるものはあるが、
最近は一時期のような情熱もなく、またズルズルと旨いからというだけで飲んでいる。
(これがよくないと思ったから勉強してきき酒師の資格をとったのに)

自分自身に問いかける。
「ちゃんと生きてるか?」

「生」に対して不誠実になってはいけない。
惰性で生きていくような日々を、どこかで切り替えなくては。

毎日一生懸命仕事もしているし、ちゃんと生活しているし、
決しておかしな日々を送っているわけではない。
だけど、もし自分が求めているものがあって、
それがないと満足できないのであれば、
そこから目をそむけて楽なほうへと流れて生きることは、
不誠実ではないのか?
一度だって自分をギリギリまで追い詰めたことがあったか?

この間から、何度も自分自身に問いかけていることがある。
「私は死ぬ時に、本当に後悔しないだろうか?」

答えはまだでない。

ただ、考えている。
水遣りを怠って、すっかりカラカラになってしまった感受性を
今からでももう一度、豊かに潤すことはできるだろうか・・・

お酒のグラスを、今日はコーヒーカップに持ち替えて、
そんなことを考えている。

仕事がヒマなのはやっぱりいいかもしれないな。
たっぷり時間があれば、たっぷり自分を見つめなおせる。
忙しさのせいにもできない。

今必要なのは、自分自身との語らい。

葉巻とウイスキー

2010-07-14 02:05:33 | 
あの桃井かおりさんがこう言っていた。
(あの口調で読んでほしい)

「お酒を飲むって、1つの口実でもあるわけ。
『話しない?』って言われたら怖いけど、
『ちょっと飲まない?』って、なかなかいい理由だもの」

若い時には絶対わからなかった言葉だけど、
最近の私にはよくわかる。
大学生の男の子や女の子に、「話しよう」なんて言いにくい
でも、「ちょっと飲まない?」ってのは、言いやすい。

そんな誘いすら悩むような今日この頃。
だから、若い子から「飲みに行きませんか?」と誘ってもらえると、ものすごく嬉しい

昨日ウイスキーの話を書いていたが、今日もそんな話。

私がウイスキーを飲み始めたのは、20歳の頃だ。
日本酒と違って、ウイスキーは誰にでも勧めたいとは思わない。
というのは、まず度数が全然違う。
基本40度あるのだから、好き嫌い以前に、飲めない人には全く無理な酒である。
ちなみに私は67度まではストレートで問題なし。
(旨いかどうかではなく、度数という意味では)

私はタバコを吸わないけど、数年前まではよく葉巻を吸っていた。
マフィアか?!というツッコミも受けたけど(葉巻ってそういう印象よね)、
葉巻と上等のウイスキーという組み合わせは、最高に気持ちいい。

私は、宮本輝の「約束の冬」という小説を読んで、
それから葉巻を吸うようになったのだけど。

ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキーと何でも飲むが、
その表現として唯一「官能的」と使うのがウイスキーだ。
あのアルコール度数がそうさせるのか、年月がそんな味わいを生むのかわからないが、
とにかく「官能的」だと思える酒は、ウイスキーしかない。

そのウイスキーをもっと官能的にしてくれるのが、葉巻だ。
タバコを日常的に吸う人には絶対オススメしない。
葉巻は肺に入れずふかすだけのものなので、
肺に入れるタバコに慣れている人だと、まあ、100%咳き込む。

タバコなんて吸わないという人で、ウイスキーが飲めるという人なら、
ぜひともオススメしたいのが、このマリアージュだ。
料理と合わせるよりもはるかに心地良い。
ただでさえ旨いウイスキーが、脳みそをくすぐる。
ふわふわして、たまらない。

1本で2時間はもつので、だいたい途中で切ってもらって、
あとは家に持って帰って吸っていた。
もちろん、ウイスキーを飲みながら。

人生でタバコを吸うという経験がなかったので、
葉巻を吸うと、中学生がイキってるみたいな気持ちになって、
こんな歳になってもなんだか変に嬉しくなる、みたいなところもある。

最近、吸ってなかったけど、久しぶりにウイスキーと葉巻、いいな
好きな人、興味がある人がいれば、一緒に行きたい。

ああ、今日も禁酒するつもりが、こんな時間(3時)まで飲んで終わった

酒にまつわるこんな言葉。

「酒を飲め。こう悲しみの多い人生は、眠るか酔うかして過ごしたほうがよかろう」

歳をとると、いろんなことがある。

関係ないが、昨日、高校の同級生がミクシィを通じて連絡をくれた。
別にクラスで目立った人間でもない私なので
なぜ覚えていたのかと問いかけたところ、

「文章を書く人(変な表現ですが)」という強烈な(?)印象を強く持っていました。

と返事をいただいた。

そんな言葉が上等のウイスキーくらい心地良く、嬉しく、
過去も今も、そしてこれからもずっと「文章を書く人」でありたいと強く思った。

年月と樽とブレンダーが造り出すロマン

2010-07-12 12:28:05 | 
頂き物のバランタイン12年。



私はシングル・モルトのウイスキーを好むので、
ブレンディッド・ウイスキーは自分では好んで買わない。
なのでバランタインは家でも外でもじっくり味わってみたことがない。
それで最初、ストレートでテイスティングしてみたら、
40度しかないのに55度くらいあるような重さのある味わいにびっくり。

次に贅沢にもハイボールにしてみたら、なかなか香りも立つし美味しかった。
でも、ちょっと違う。
悪くないんだけどな・・・

夫と二人、「・・・これはロックやな」と、ロックにしてみたらバッチリ!
氷に負けない、というか、むしろ際立つ華やかな香り。
味もまるくなってバランスがよくなった。
華やかな香りのウイスキーの場合、氷を入れると死んでしまう場合もあるのだけど。

余談だが、ブレンディッドの場合はいいけれど、
シングル・モルトのウイスキーに氷を入れるのは、
冷凍庫に焼きたてのパイを放り込むようなものだと、
スコットランドやアイルランドの人たちは思っているらしい。
ただし、水で1:1に割るのはOK。
むしろそれは好まれる飲み方のようだ。

さて、このバランタイン12年の味わいがどうにも気になったので、さっき調べてみたら、
「水で割って氷を入れても香り立つスコッチをつくりたい」
という思いでブレンダーが作り出したウイスキーとのこと。
なるほどなぁ。
まさに!という感じだ。
1:1の水割り、トゥワイス・アップで味わうと、真価を発揮するらしい。

造り手が「こう飲んでほしい」という想いをしっかり受け止めて
それを本当に美味しく飲めると、
酒を通して心が通じ合ったようで嬉しくなる。

年月と、樽の神秘と、ブレンダーの努力とで作られるウイスキー。
いつもロマンを感じる。

この間取材したグ○コの開発担当者の話を聞いていても思ったが、
普通に食べたり飲んだりしている商品でも、開発にかける時間と労力は並大抵のものではない。
造り手側の「想い」もある。
それを感じとれる感性と誠実さをもって味わいたいといつも思う。

そういえば、この間、山崎蒸留所の有料テイスティングコーナーで
ボウモアの12年と25年のテイスティングをした。
(蒸留所まで家から徒歩5分)
12年はどこででも飲めるが、25年はそうそう飲めない。
定価で買えばボトル45000円するのだから、ワンショットにしたっていくらするのやら?
でも、この蒸留所のテイスティングコーナーは、100円~2000円くらいまでであらゆるウイスキーが飲める(10ml)。

ここでボウモア12年は100円か200円だったと思う。
25年は1300円。

10mlで1300円って高いと思うかもしれないが、他では置いていないし、
置いていたところでこんな値段では飲めないのだから、1300円の価値は十分にある。

正直に言えば、私はスペイサイド系の華やかなウイスキーが好きで、
ボウモアに代表されるようなアイラ系の正露丸っぽいスモーキーなウイスキーはちょっと苦手だった。
最近になって、ようやくその美味しさもわかってきたのだけれど。

しかし、このボウモア25年はすごかった。
一口飲んで、ちょっと鳥肌が立った。
本当に美味しいウイスキーに出逢うと文字通り「痺れる」のだが、
これはそういう「痺れる」ウイスキー。

まず色から違う。
うっとりするような赤みのある琥珀色。
そして、あの正露丸みたいなスモーキーな香りではなく、とても穏やか。
アタックもスモーキーさは感じられず、甘くしっかりした味わい。
ゆっくり口の中に広がり、豊かな長い余韻・・・。

夫と分けたので、たった5ml。
二人で顔を見合わせて、目を閉じて、「これは・・・」と唸った。
無口になる。
この痺れるほどの感覚、官能的なほどの味わいを、もっと堪能していたくて。

しかし、たった5mlでこれほどまでに人を感動させ、官能の世界に誘ってくれるって・・・
「おいしい」とか、そんな陳腐な言葉で表すことはできない域のものだった。

時間だ。
やっぱり25年という時間。

25年という長い年月を自分がどれほどの経験を積み、
何を見て、何を感じて、どれくらい成長したか、
それを思い返してみたときに、この年月の重さが心に響いた。

この長い時間、樽の中でただひたすら眠り続けているのだ。
時折、天使たちに分け前をあげながら。
(※樽から蒸発するアルコール分を「エンジェル・シェア」と呼ぶ)

いつかスコットランドへ行って、蒸留所めぐりをしたい。
樽が呼吸して、その蒸留所の自然や空気に混ざり合って、
そこでしかできない香りと味わいのウイスキーができあがる。
シングルモルトにこだわるのは、その神秘に魅せられているから。
(※トウモロコシなど他の穀物を混ぜずに作った麦だけのウイスキーを「モルトウイスキー」という。また、1つの蒸留所だけで作ったものがシングル・モルト)

スコットランドは無理だが、今年の夏は北海道へ行きたいと思っている。
日本の4大蒸留所、山崎、白州、宮城峡、余市。
あとは余市だけで制覇できるのだ。
日本のウイスキーも、ちゃんと造っているものはバカにできない。

ニッカの宮城峡も美味しいし、サントリー白州も独特の味わいがある。
でも、やっぱり山崎を飲むと、不思議と安心する。
それはもしかしたら、子供の頃から同じ源泉の地下水を飲み、
同じ空気を吸ってきたからかもしれないなと、最近思うようになった。
柔らかく甘い水と、霧の立ち込める山の空気・・・
そう思うと、またロマンを感じてわくわくしてしまうのだ。

めちゃうまトマト!

2010-07-12 11:33:54 | 美味しいもの
いつも料理をする時は、ジェイムス・コットンを流しているのだけど、
最近はリトル・ウォルター。

料理するときに限らず、改めてリトル・ウォルターばかり聴いている。
聴けば聴くほど好きになるから不思議だ。

Juke
My Babe
Last Night
Key To The Highway・・・

もう20年近くも聴き続けている音が、今はまた違って聴こえる。
やっぱりBLUESだなぁ。



昨日、庭から収穫したトマト、オクラ、バジル。
なんかキレイやなぁ・・・
生命力を感じるよ



結局、晩ごはんは、鯖の味噌煮、大根と鶏肉の煮物、いんげんのゴマ和え、野菜と豚肉の蒸し物、トマトサラダ。
スチームケースで作るピザ風ポテトも夫が食べたいというのでまた作った。

大根と鶏肉の煮物もスチームケースでやってみたら、ちゃんと大根が柔らかくなったのでよかった。
10分で煮込めて簡単!
しかし、鶏肉を食べた時、ちょっと味が気になった。
夫はわからないというが、微妙にスチームケースの味がついている・・・
これは何か対策を考えないといけないなぁ。
スチームケースの匂いもとれなくなってきているし・・・
(keiさん、やっぱり要注意です!)

ところで。
庭のトマトだが・・・

めちゃうまっ!!

夫も言っていたが、人生で食べた中で一番美味しいトマトと言ってもいいほど。
口の中でジュワーッと汁があふれて、それが甘い。
「果物みたい~
と二人で感動していた。

完熟のもぎたてトマトって、こんな旨いものなのか・・・
これはもうやみつきになるっ!
今2個赤くなりかけているし、また実もつき始めたので楽しみだ。

プチトマトよりちょっと大きめの、この品種もよかったのかもしれないな。
来年は同じ品種のものをもっとたくさん植えてみよう。

しかし、昨晩はこの後、ウイスキーを飲み過ぎた。
今週は平日禁酒

方向オンチあるある

2010-07-11 14:02:05 | 生活
今日は雨が降ったり止んだり

この家は涼しくて、まだクーラーいらずだけど、
やっぱりこんな風のない雨の日は蒸し暑い。

さっき、選挙に行ってきた。
家を引っ越してから初めての選挙だったので会場が変わった。
送られてきた入場券についてきた略地図を見たが、全くわからん。
この町で人生のほとんどを暮らしてきたが、今住んでいる山の方は全く未知の土地。
「○○寺集会所ってどこやねん?

強烈な方向オンチの私は地図を見ることができない。
夫と一緒に行けばいいやと思っていたのだが、なんと夫は出張中・・・
一度は選挙をあきらめようかとも思ったが、投票会場がわからないからってあきらめるのもどうだろうかと思いなおした。

そして、なんとなくあっちだろうという方向に歩いていくことに。
きっと他にも選挙に行く人がいっぱいいるし、そういう人についていこうと思った。

余談だが、この「誰かについていく作戦」は私の常套手段である。
しかし、大学受験のときに実行し、別の大学に到着してしまうというミラクルを起こした経験あり
言い訳はいろいろあるのだが、降りる駅から間違えていたという・・・
それ以来、この手段は危険だということは理解している。

結局、1時間くらい家で選挙に行くかどうかを悩んでいたのだが、
出てみるとなんということはなかった。
ご親切に「選挙会場はこちら」の表示が、まるで私のために作られたかのように、
家を出てすぐのところから貼られてあった。

そして、あんなに地図を見てうなっていたのに、着いてみたら拍子抜けするほど近く!
家から5分もかからなかった
地図、おそるべし・・・

方向オンチってのは、直らないものなんだろうか?

では、ここで方向オンチあるある~

1、建物に入って外に出ると、どちらから来たかわからなくなっている
2、一度ならず2、3度訪れた場所に行くのも迷ったことがある
3、道を尋ねた時「○○の西側」と東西南北で言われても意味がわからない
4、たぶんここを曲がったら近道だなと思っても、いつもの道しか通る勇気がない
5、人に道を尋ねられてもうまく説明ができない
6、初めての場所に行くのは怖いので、マックスに拡大したグーグル地図を持っていく
7、人と一緒に歩く時は完全に人任せなので、後で一人で行くと全く覚えていない
8、同じ道でも行きと帰りは全く違う道に見えて反対方向へ歩くことがある
9、昼と夜では全く違う道に見えるので、迷ってしまう
10、道は方角や感覚で覚えるのではなく、建物や目印になるものを頼りに覚える

上記で5個以上当てはまる人は立派な方向オンチです

6はあまりないかもしれない。
私はとにかく取材で初めての場所に行くことが多いので、
グーグル地図で駅から目的地までをMAXに拡大してプリントして持っていく。
拡大すると少しずつしかプリントできないので、3枚くらいにわたることもある。
方向オンチは結構大変なのだ

先に書いた別大学に到着事件をはじめ、方向オンチにまつわる武勇伝(?)もいっぱいある。
某飲食店を教えてあげるのに地図を書いてあげたら、
あくる日、「全く反対方向でしたよ~」と言われたとか。
出張先で「駅から3分」のホテルに行くのに、20分迷ったとか(人に尋ねてやっと着いた)

たかが選挙に行くのに今日も随分悩んでしまったしね

それにしても、この3日間は久しぶりにゆっくり過ごせたなぁ。
一足早い夏休みって感じだ

今日は、庭のトマトとオクラを収穫予定。


↑直径4センチくらい。結構大きくなった。


↑オクラはまだ2本だけ。こんなふうに上向いて実がつくのね!


↑ヤクルトさんも注目のトウモロコシ。まだ10センチくらいだから、もう少し・・・

さて、今日のゴハンは何にしようかな?

ああ、憧れの貯金体質

2010-07-10 17:03:19 | 生活
今、mixi見ていたら、
「貯金できる人と、できない人には、どんな違いがあるのか」
という話題で、
『貯金のできる人 できない人 ~無理なく貯金体質になる方法』
という本が紹介されていた。

ここに自分が最近思っていたのと全く同じことが書かれていた!

この本の著者の言葉。
「貯金できる人というのは、実は、貯金をあまり意識していません。
何となくお金がたまってしまうだけで、貯金しようとか貯金しなければいけないとは思っていないのです」

実は、貯金できない人ほど、貯金を強く意識していて「貯金できることってスゴイ」と考えていることが多いのだとか。

これ!!
まさに!!

長年の私の疑問だったことがこれなのだ。
貯金している人に「どうやって貯めたの?」と問い詰めると、
だいたい「なんとなく貯まる」というのだ。

なんとなくって何さ?!

なんでなんとなく貯まるんだ?!

そんな奇跡のようなことが起こるのか?!

ずっとこれらの発言に疑問を感じ、絶対ウソだと疑いをもって生きてきたが、
この本によるとどうやら本当らしいのだ。

貯金ができる・できないは体質(性格)の問題だということはわかっていたが、
貯金できる人は本当に「なんとなく」貯まるのか・・・
逆に私も「なんとなく」貯まらないもんなぁ・・・

特にこの家を買ってからひどいもんである。
数千万というローンを組み、家のことで数百万、数十万、また数百万・・・と
半年くらいいろんなことに払い続けていたら、感覚が完全に麻痺した。
いや、もともと弱かったお金に関する節操が崩壊したと言ったほうがいいのか。

たくさんお金を使ってしまって残り少なくなったとき、どう思う?

1、残りを大切に使おう。
2、もう一緒や!

何が一緒なのかよくわからないが、いつも「あー、もう一緒やな」と思ってしまう。
100万も105万も大差ないっちゅうことだ。
いっそのこと一度すっからかんになれば、
一層労働意欲に火がついて、新たな楽しみができるかも・・・という、
わけのわからないチャレンジ精神がふつふつと湧き上がり、
それを抑えるのにも必死である。

この間も、いよいよ夫に怒られた。
「家計簿見せて
「いや・・・最近、家のことで出費が多かったし、つけてないねん
「???」
「ほら、いっぱいありすぎてわけがわからんやろ?もう一緒やし・・・」

「一緒ちゃうわ!

びくぅぅ

「そういう出費の多い時ほどつけておくもんやろ!考え方おかしいぞ!」

うう・・・

「来月からちゃんとします・・・」
「もうできひんのやったら、俺が家計簿つけるからな!

家計を預かる主婦失格
というか、よくもまあ、こんな私に3年間も家計を預けてきたもんだ。
その夫の勇気に感動して、この信頼を裏切ってはいけないと思い、
3年間は家計簿もつけて、貯金も頑張ってきたのだ。

それが、家を買ったはずみで崩れ、本来の私が出てきてしまった。
後先考えず、久しぶりにお金をどんどん遣っていくのが
楽しくて仕方なかったもんなぁ・・・

本当にお金に関しては、筋金入りのダメダメ人間である。

それに、ふと思ったけど、
貯金とダイエットって通じるものがあって、いつも痩せている人もこういう。
「特に何もしてないんだけど、なんとなくこの体型・・・」

そんなことある?!

でも、あるんだな・・・

この本、買おうかしら。
ほんまに貯金できる体質になれるのなら・・・(もう手遅れか?)

一人ぼっちの週末

2010-07-10 16:25:05 | 生活
やっと仕事が一段落してヒマになったと思ったら、
夫がこの金・土・日と出張でいない。

昨日は久しぶりにグダグダで過ごした。
たまにはこういうのもいいだろう

休みの日って、朝起きると夫に「朝ゴハンして!」とせかされ、
朝ゴハンを食べている時に「昼ゴハンって何?」と聞かれ、
昼ゴハンの最中に「夜ゴハンどうする?」と言われる。

ゴハン、ゴハン、ゴハンって、なんなん?!もうっ!!
となるのだが、今日は一人・・・
朝は遅く起きたのでヤクルトだけにしておいて、
先に掃除がしたかったので掃除をし、それからピザ風ポテトをルクエで作って食べた。



ピーマンは庭からもぎたて!
2個目の収穫だ

この「自分のペースで生活する」というのを久しぶりに味わっている。
気が向いたときに料理して、気が向いたときに食べる。
この気楽さよ・・・

まあ、たまにだからいいのであって、毎日だったら淋しくなるだろうけどね。

さっき、ヤクルトを飲んだと書いたけれど、最近、ヤクルトさんがうちに来るのだ。
最初に来たのは1ヶ月くらい前。
「お試しをどうぞ」と2本くらいもらった。
1週間後、「どうですか?」と来たので、「おいしかったです」と答えた。
定期的に購入しなくてもよくて、週に1度まわってきたときに、
買いたいものがあれば1本から買えるとのこと。ジョアとかミルミルとか・・・

予告通り、1週間後にまたやってきた。
インターホンで断った。
また1週間後にやってきた。
原稿に追われていたので居留守を使った。
また1週間後にやってきた。
もう一回居留守を使った。

しかし、こういうときにはなぜか気弱になる私
今週来た時には2回居留守を使った負い目もあって、出てしまい、
さらに1週間分のヤクルトを購入……

またこのヤクルトさんがいい人で。
うちの庭のトウモロコシに目を付け、
「プランターでも育つんですねぇ、すごいです!」と褒めてくれた。
わが子を褒められたように気分が良くなり、
ちょっと庭や植物の話などをして、仲良くなってしまった。

ああ・・・
もう居留守は使えない・・・
ましてや出て何も買わないなんて無理・・・

変なところで気の弱い私
ヤクルトさんのいいカモである。

最近思うのだけど、私は想像力が豊かすぎるのではないかと。
すぐにヤクルトさんの生活まで想像してしまい、
ノルマがあるんじゃないだろうかとか、いろいろ考えてしまうのだ。
「いい人」と思ったら、ヤクルトさんといえど、邪険にはできなくて。

しかし、これがヤクルトだからいいが、年とったら詐欺に合いそうなタイプ?!
気をつけよう。

気をつけようと言えば・・・
また足を捻挫した。

たった3段しかない玄関の階段を踏み外し、
駅から歩いている途中、何もない平坦な土地で足をぐねるというミラクルを起こし、
またもや捻挫

ほんま、気をつけよう。

最近の野菜事情

2010-07-07 23:15:29 | 美味しいもの
長雨のために、育てている植物が少々弱り気味。
しかし、そんな中でも実を付けてくれる野菜たちに、日々感動している。

ようやくピーマンを1個収穫。



おおー!
なんか後光が差してるぞ

まるでモデルさんみたいに、夫と順番に撮影会。
そして、早く食べりゃいいのに、
「きれいやな~
「光ってるね~
と鑑賞。

作物を育てるって大事だなぁ。
たった1個のピーマンにこれほど愛情をもてるのだから。

とはいえ、いつまでも見続けているわけにもいかないので、食す。



焼いて、醤油とかつおぶしをかけ、ありがたくいただいた。
正直、売っているピーマンと味の違いはわからなかったが、ただ嬉しかった。

一気にたくさん収穫できないのが難点だが、また明日も1個収穫できそう。
まだたくさん花をつけているので、順番にできそうだ。
今年はとりあえずお試し。
ピーマンは意外に簡単にできることがわかったので、来年は数本育ててみようかな。

ミディアムトマトも赤くなってきたし、トウモロコシも5センチくらい。
オクラもできている。
あとは、パセリ、ネギ、ハーブ類。
それに、ゴーヤ。

ちょっと水やりするだけでも蚊にやられるので、この暑いのに全身肌を隠して世話をする。
近所の4才くらいの男の子がいつも寄って来るので、いろいろおしゃべりする。
子供って「なんで?」が多いなぁと思う。

「なんでお花育ててるの?」
「お花がいっぱいのほうが嬉しいからだよ」

「なんでここだけ空いてるの?」
「自転車を出し入れするからだよ」

「なんでそこ切ってるの?」
「いっぱい生え過ぎたら下のほうに光が当たらないからだよ」

「なんで車ないの?」
「・・・(貧しくて買えないんだよ)い、いまは必要ないからだよ」

たまにウソもつきながら、子供の「なんで?」に答える日々

一緒にダンゴ虫を丸めて転がして遊ぶこともある。

ダンゴ虫も最近ではもう見慣れてしまって、いちいち驚くこともなくなった。
たまに10匹くらいの大群を見ると、さすがにゾワーッとするが

子供の頃はダンゴ虫を集めていっせいに転がしたりしていたのが信じられない。
なんで子供の頃は虫が怖くなかったんだろうな。
いつも不思議になるが、また最近は平気になってきた。
オバチャンになってきたから?
いや・・・慣れだろう、慣れ。

そういえば、蛍の時期ももう終わった
私は昔からこの町の住民なので見ているが、夫は今年初めて蛍を見た。
数は少なかったけど、感動していた。
家のそばでふっと蛍とすれ違ったりすると、私もやっぱり感動する。
あの光にはなぜ手を伸ばしてしまうんだろうな。
小さいのにとても明るくて。
でも、どこか頼りなく、儚さもある。
見ていると勝手に手が伸びる。つかまえてみたくなる。
そんな光。

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今週は比較的仕事もゆっくりしているので、
いろいろとたまっていることを片付け、生活を正す週にしたいと思っている。

そう、生活改善!!

正しい食生活!お弁当作り!ダイエット!節約!禁酒!睡眠!美容と健康!

いろいろ並べたが、できることからやっていこうと思う。
この全てがめちゃくちゃになっていたのだから。

とりあえず今日は禁酒した。
昨日、くたくたで家に帰ったら、なんか飲みたくなって・・・
疲れているんだから早寝すりゃいいのに、朝4時頃までちびちびと日本酒やらウイスキーやらを、チーズをアテに飲んでいた。
朝起きて昨日の日記見たら、なんか支離滅裂の日本酒論議で焦った。
削除しようかとも思ったけど、もういろんな人の目に触れた後だったので、
あまりにひどいところだけチョイチョイと直したり追記したりしておいたが・・・
酔っ払ってパソコンに向かうと、だいたいこうなる
反省。

正しい食生活は今日のところは完璧ではなかったが、まずまず野菜は摂取できた。

そうそう。
最近、素晴らしい調理道具を手に入れた

ルクエのスチームケース!!

ゆうちゃんに誕生日プレゼントにリクエストして貰ったのだ。
これが思っていた以上に万能選手!



↑こんなふうにサーモンと野菜のワイン蒸しも6分でできる。

この間は、カレイの煮つけを作ってみたけれど、5分くらいだった。
簡単で失敗がなく、美味しい。
それに、こうやって料理もできるけど、何より下ごしらえにめっちゃ便利。
今日も「オクラのおかか和え」用のオクラは、茹でずにレンジで1分。
ほうれん草も3分で蒸せた。
サラダ用の鶏のささみも2本で2分半くらい。
これがまた、柔らかくふわっとできる。
明日のお弁当用のブロッコリーも2分。
夫の夜食にじゃがバターも4分。

もともと便利調理器具には目がない私だが、これは本当にイイ!
買おうかどうか迷っている人は、絶対にオススメ。
特に私みたいに、野菜をたくさん使う人は、下ごしらえにめっちゃ使えると思う。
今までお湯沸かして茹でて、鍋洗っていたのが短縮できるし、栄養も逃げないし。
1品料理を作るのは限度があるけど、でも、忙しい時には便利。
冷蔵庫にある野菜をとりあえず切って蒸して、ポン酢とかドレッシングで食べるだけで美味しい~。

半信半疑だったけど、使ってみて人気あるのがわかった
2010年、私のヒット商品ベスト1間違いなし!