明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

今年が大事芸人?

2009-03-31 16:08:51 | 生活
今日で3月も終わり……。
振り返ってみると、3月は、とにかく旨いものを食べ続けた。
いろんな友達に会って、それぞれとご飯を食べに行ったりして、とても充実していた。

ちょっと前の話だけど、行きたかった芦屋の「ペリ亭」でランチもできた。
あやとふみこと3人で行ったのだが、結構テンションの上がる店だ。
入口にあるケーキのウィンドーがすごい!
どれもきれいで可愛くて、宝石みたい。
もうケーキ好きにはたまらん
見ているだけで幸せになる。

ランチは、
前菜、メイン料理、スープ、パン、飲み物、それに好きなケーキを付けて2200円くらいだった。
前菜とメインも選べるのがまた嬉しい。



また、お料理がきれいなんだ~



ケーキも可愛い
目でやられる(笑)



苺のモンブラン。

これで2200円ならかなりお値打ち。大満足!


先週は、中野と京都に行った。
今回は「日本料理とくを」という下木屋町の高瀬川沿いにあるお店。
アラカルト使いもできると聞いていたけれど、7500円のコースを予約してもらった。



こんなのや……



こんなのが出た。
もちろん、他にもいろいろ……。
詳しくは「酒ブログ」に書いたので、どうぞ!

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http://blog.goo.ne.jp/kaopi2009

かなりレベル高いお店だったな~。
お店の雰囲気もよかったし、お料理もどれも美味しい。
お酒もいくつかいいのがあって、小さなお猪口ですごく上品に飲める(笑)

ここは、リピート決定!

しかし、今月行ったお店で一番よかったのは、「yaoya」さんだなー。
あの店、何なんだろ……
もう1回行って確かめねば!という感じだ。



このブリのお造りが忘れられん……。
私がお造りを美味しいと思う店って、滅多にないのだけど、
ここは本当にすごかった。

ただ、魚類は値段が異常に高いので、気軽に行くのは無理だなぁ。
残念……

……と、こうやって贅沢三昧の日々を送っているわけだが、
ふと「大丈夫か、私」と思うことがある。

ちょっと前にアメトークをみていたら、「今年が大事芸人」の回だった。
TKOとか、狩野英孝とか、有吉とか、サンドウィッチマンとか、ナベアツとかが出ていて、「去年ブレイクしたけど、一発屋で消えないためには、今年がいかに大事か!」ということを話し合う内容だった。

最初は笑ってみていたのだが、途中から笑えなくなってきた。

もしかして……、私も「今年が大事芸人」では?!
いやいや、芸人じゃなかった。
「今年が大事ライター」では?!

2月まで休みもとれないほど忙しかったのに、
3月になってから大きな仕事は何もない。
毎日、ちょこちょこと細かい仕事をして、酒を飲んでいるだけ……。

既に一発屋となってしまったムーディー勝山が講義していたのだが、
「前にやった仕事の報酬が、何ヶ月も経ってから入ってくるので、仕事はなくてもお金には困らないんですよ。だから、ついまだ大丈夫じゃないかと錯覚してしまうわけですね」とのこと。

ま、まさに今、その状態……!!

錯覚に陥り、こんな贅沢して暮らしている自分に気付いた。
めっちゃ休みとりやすくなってるし……。

そのうえ、最初は休みが多くなるとあせっていたのに、
最近はこの生活にも慣れてきて、ものすごくリラックスしている……

ただ、まだ今は次々と入ってくる収入で暮らしているけど、
そのうち貯金を崩していくようになるんじゃ……
(ムーディーは既にその状態)

なんてことを考えてしまったアメトーク。
DVD出たから買いたくて仕方がない(笑)

若づくり、自粛

2009-03-30 19:09:39 | 生活
また朝帰り……

もういい歳なんだから、大学生と同じことしてたらダメだと思っているのに、
ついつい……という日がある。

昨日は、塾の掃除をしに行った。
OBの生徒を雇い、壁と天井にぎっしり吊るしてあった「人形」を取った。
この人形は、私が塾に来た頃からある。
堀先生がUFOキャッチャーで取ってきたものだ。

取ってしまうのは淋しかったが、堀先生と相談し、とにかく塾をきれいにしていくことを約束したのだ。
人形取りは、「改革」の第一歩にふさわしい行為だとも思った。

全部はずしてみると、ゴミ袋に5袋もあった。
その後、壁を磨き、とりあえずきれいになった。

OB二人が「焼鳥食べたい」と言うので、ご飯に連れて行き、
ビールを2杯。
(彼らは未成年なのでジンジャーエール)

1時間くらいで焼鳥をがっついて、
塾に戻って、今度は採用の面接。
ビール飲んでるけど、まあ、ビールは「清涼飲料水」なのでね

すべて終わると、山口くんが「めし、めし」と言うし、他の講師もおなかがすいていたようなので、また飲みに……。

そこから、どういうわけか、6人で3時過ぎるまでずっと話をしていた。
その後、店を追われ、カラオケへ行ったけど、そこでもほとんど歌わずに、またしばらく話をしていた。

一体何をそんなに話すことがあったのかなぁ。
5時間とか、6時間とか……?
今になってみれば、不思議。

さすがにこれだけ長い時間をかけていたので、
日本酒を3杯とバーボンをダブルで飲んだけど、全く酔わなかった。
だいたい歌を聴いていると眠くなるのだが、
しゃべりが多かったためか、明け方が来てもほとんど眠くなかった。

いつも朝帰りだと寝過ごして阪急京都線を往復してしまう私だが、
今日はそれも大丈夫だった。

家に帰ってもまだ元気!
急ぎの仕事もあったので、午前中はそれを仕上げて、
その後少しだけ寝た。

なんでこんなに元気なんだか……。
これも不思議。謎だ。
しかし、肌だけは正直で、すぐあれた
やっぱり歳には勝てないかな。

そういえば……
講師の面接に、52歳のおばちゃんがやって来たのでビックリした
最初、生徒の保護者かと思ったら、応募者だった。

今は年齢制限を書けないので、40歳以上の人も結構来る。
男の人で、いろんな塾や予備校を転々としている人もいて、
(たぶん、正社員じゃないから契約期間があるのだろう)
正直、たいへんだなぁ……と思う。
かといって、やっぱり塾のカラーには若い講師のほうが合うし……。

その面接に来たおばちゃんは、すごく若作りの格好で、
必要以上にクネクネしていた。
しゃべり方とかも、なんというか……
若い子みたいにしゃべるんだけど、顔はものすごくオバチャンなので、違和感たっぷり……

一緒に面接してくれた講師たちは、面接後、あからさまに「あれはあかん!」と結構失礼な表現もしていたが、私はなんとなく、そのおばちゃんが痛々しく見えた。
やっぱり「年相応」って大事だ。
そのほうがキレイに見える。

私も若づくりはやめないと、
もうただ「キモい」人なのかもしれないな、と痛感。
怖いなぁ……
最近はわかってきていて、少し気をつけて服とかも選んでいたつもりだったが、もう何を着たらちょうどいいのかもわからなくなってきている……。

何でも可愛いものが大好きだし、少女趣味だけど、
こういうのもそろそろ引退すべきか?!
かといって、「おっさん」と「少女」が同居している私から、「少女」をなくしてしまったら、もうただの「おっさん」?!

そ、それもなぁ……
どうよ……

やっぱり、
ちょっと「大人の女性」みたいな服を着るようにして(どこに売ってるの?)、
しゃべり方とか振る舞いも落ち着いた感じでお上品にして(相当な努力が必要!)、
素敵な歳のとり方をした女性を目指したいな、と思う。

30代は30代らしくするのが一番いいし、
あのオバチャンも52歳らしくしていたら、もっといい印象だったはず。
(採用はしないけど)

そんなことをいろいろと考えながらも朝帰りし、
高いパックをして、コラーゲンを飲む私であった……

確かに自意識過剰です……

2009-03-27 12:15:12 | 生活
前に塾にいた講師が、今すごく成功している。

本まで出した。



基本的に塾講師をする人ってみんな勉強はできるんだけど、
この人は群を抜いて頭が切れる人だった。

頑張ってるんだなー
成功してるんだなー
と思う。
すっごい儲かってるらしいし(←下世話や……)

この「成功する」か「しない」かの違いって何なんだろう。
まあ、「成功」っていう定義もよくわからないけど、
とりあえず、「目指す自分になれている」ということなのかな。

彼のいる会社が主催するセミナーがあって、
昨日はそれに行ってきた。

「不況を勝ち抜く!攻めのマーケティング
~メールを最大限活用した戦略的顧客育成法~」

堀先生が、「一人で行くの淋しいから一緒に行って」と言うので

成果を上げるメルマガの書き方、配信の仕方、
みたいなのがテーマになっていて
まあ、メルマガも仕事で書いているから興味はあったんだけど、
特に目新しい情報はなかった。
普段自分がやっていることばかりで。

北浜でのセミナーだったので、帰りに上島珈琲へ寄った。
私の大好きな上島珈琲
北浜辺りでの取材が多いので、いつも寄っている。
大阪にはあまりないのよね……
兵庫とか京都はわりと多いんだけど。

今限定の「苺と桜のミルク珈琲」を注文。
やっと飲めた~

実はこの間、京都で仕事の打ち合わせがあったとき、
帰りに一人で上島珈琲に寄ったんだが、

「あ!限定の珈琲が出てるぅ~
と喜んで、「苺と桜の・・・」と注文した。

わくわくして待っていると……



何コレ?

写真とちがーう

なんか、コーヒーじゃないの……
苺ミルク。
ピンク色。
シェイクみたい……
それも、アイス!

ふとメニューを見ると、
私の飲みたかった写真の横に「苺ミルク」というのがある。
お店の人が間違えたんだ~

私のことをよく知る人は知っているが、
私はいつも勢いで生きているくせに、こういうときは引っ込み思案で……。
「違います!」の一言が言えない。
(引っ込み思案ではなく、自意識過剰という噂もある)

だって、なんか恥ずかしくて……

友達にこういう話をすると、「なんで~?意味わからん」と言われるんだけども、
なんかあかんねんなー。

そうして、あんなに楽しみにしていた「苺と桜のミルク珈琲」ではなく、
ただの「苺ミルク」を黙って飲んだのであった……

それも、周りの人が
「あ、あの人間違えたの出されてるのに、あきらめてそのまま飲んでるわ~」
と思っているような気がしてきて(完全に自意識過剰)
ほぼ一気飲みで店を出た……。


だから、昨日はリベンジで飲めたので、めっちゃ嬉しかった

最近、こういうことが多い。

先日も、高槻で飲んだ帰りに自動販売機のアイスを買った。
私はいつも高槻で飲むと、このアイスを買う。
そして、電車が来るまでホームで食べているのだ。
ささやかな、120円の楽しみ……

いつも買うのは「ワッフルコーンバニラ」
これが好きなんだ

この間も、食べようと思って「ワッフルコーンバニラ」を押した。

すると……

出てきたのは「チョコ」

私はチョコは大好きだけど、アイスのチョコは絶対食べない。
あんまり甘くないから……

思わず、「えーっ!」と叫んで、
自動販売機をガンガン叩いてみたけど、どうなるわけでもない。

自動販売機なので誰に訴えていいのかもわからん
それに、訴える人がいても、「違います!」って言えないし……

仕方なく、おいしくないチョコアイスを
食べたくもないチョコアイスを
ホームでむしゃむしゃ食っていたら、
あまりに落胆しすぎていたのか、
乗った電車が急行で、私の降りる駅を通り過ぎていった……

人生って、せつないね!

偶然ではなく、必然だと思う。

2009-03-26 22:43:50 | 生活
「出会い」というものを、私は大切にしている。

基本的に、仕事などで初めて会った人と
「また会いましょう」「ご飯行きましょう」、
もしくは「会わせたい人がいる」となっても物怖じしない。
むしろ楽しみだなぁと思える。

通り過ぎていくだけでもいいはずの人が、立ち止まってくれたということは、
きっと何かこの人と縁があるのだろうなと感じられるからだ。

昨日は、仕事で出会ったキャリアカウンセラーの女性と飲んでいた。
初めて会ったのは、あるイベントの取材で。
そこで彼女は司会を務めていた。
司会って、淡々としゃべるものだと思っていたので、
彼女の非常に熱と心のこもった話し方が印象的だった。

次に、実際に彼女を取材するということになった。
そのイベントの司会を2年間務めてきての感想などを伺った。
取材時もやはり、熱く語る方だった。

その原稿の確認をメールでやりとりするうちに、
「今度ゆっくり話しませんか?」ということになった。

そして、「日本酒が好き」と告げると、
昨日、彼女がチョイスしてくれたお店は、
東梅田にある「玉乃光酒造」の直営店だった。
私が前から行きたかったお店で、ちょっと興奮した

夫はよく人と会う前に「何話そうかなぁ」と考えるというが、
私はあまりそういうことを考えない。
なんとなく自然にペラペラと言葉が出てくる。

昨日も、たった一度取材しただけの相手とは思えないほど
とても親しい会話ができた。
それは、たぶん彼女の性格もあるだろう。

自分が話すときはハキハキと楽しく、
人の話を聞くときは、熱のこもった大きな目でじっと見つめながら
じっくりと聞いてくれる。
さすがカウンセラー!

仕事のことから恋愛のことから……
いろんな話をすることができた。
私の酒ブログも紹介したら読んでいてくれて、
すごく褒めてくれたのが嬉しかった。

なんと、彼女のいとこは「利き酒師」だという
そして、最近、私が、
「利き酒師」になっても、仕事につながるわけでもないか……
資格をとるお金が数万円であったとしても、もったいないかな……
などと躊躇しはじめていたところ、ポンと背中を押してくれた。

いとこの方は利き酒師になって、
自らいろんな酒蔵をまわったりもしているという。
資格をもつことによって周りからの信頼も得やすくなるし、
そこからいい出会いも生まれるのだろう。

いろいろ言葉をもらって、やっぱり利き酒師になろう!と決意がかたまった。

またこれも必然なのかな、と感じている。
いつも人生のターニングポイントで、
後から振り返ると「あの人がキーマンだった」とか
「あの瞬間が今の人生を決めた」と思うできごとがある。

もし、利き酒師の資格をとれて、
それが「書く」こととリンクしていったら……
私は「ああ、あの時の彼女の一言があったからだ」と
昨日のことを思い出すのだろうな……

また、いろんな経験をしている方なので、
ライターとして惹かれる被写体だった。
カメラマンがいい被写体を探しているように、
私もいつも自分が書きたいと思える人を探している。
彼女の経験、想いを書いてみたいなと思った。
彼女自身も自分の経験や想いを形にしたいと望んでいたので
これはもしかしたら実現するかもしれない。

とても楽しい時間を過ごし、
また会いましょうと約束して店を出た。

とてもいい出会いだった。

お店もよかった。
またこのお店のことは酒ブログで書こうと思う。

そうそう、酒ブログ。
「マニアックすぎて面白くない」という友人からの酷評を受け、
最近はお酒に興味がない人が読んでもまぁまぁ面白いんではないかと
思うようなものを書いている。
特においしいお店の話は読んでほしいなぁ。

ランキングも10位前後を行ったり来たり。
ブログからの票が少ないので、
ぜひとも右上にある「日本酒」のバナーを
1日1回クリックしてやってください

結構面白いと思うんだけどなー。自分では。
↓こちらからお願いします。
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みんなよく頑張った!

2009-03-24 19:03:48 | 想い
イチロー……

カッコよすぎた……

今日思った。
本当に「神様に選ばれた人」っているんだな、って。
「普通の優れた人」との大きな違いが、ああいう場面で出る。

本人も後のインタビューで
「あれは神がかってました」
「壁を一つ超えた気がします」
と語っていたが、まさにそんな感じで。

それに、なんか、個人的には単純に、
ようやくイチローの無邪気にはしゃぐ姿とか、笑顔とかを見られて
それがすごく嬉しかった。
普段クールなだけに、はしゃいでるのを見ると、
もう……、なんかもう……

たまらんね!!(笑)

テレビの前でジタバタしてしまった!

日本国民の期待を背負って、その期待に応えるって、
一体どんな気持ちがするんだろう。
凡人には想像もつかないわ。
やっぱり選ばれた人なんだなぁ……。

とりあえず、世界一おめでとう!!

……と、今日は日本国民が嬉しい気分でいると思うが、
実は今日、公立高校の後期入試の合格発表で。

結果、4名が落ちた。
2人はもともとほとんど可能性はなくて止めたのだが、
2人とも「落ちたら私立に行くからいい」とチャレンジ。
これは仕方がない。

だけど、あとの2人は受からせたかったなぁ
今年は、受けた高校の倍率が異常に高くて。
若干、無理があるレベルだったので、仕方なかったとは思うけど、
それでもやっぱり何とかしたかった。

試験当日も「できた!合格してる!」って自信たっぷりだったのに。
なぜ落ちたのか、わからない。
きついなぁ……

でも、結果はともかく、今年度終了!
ほぼ全員が新人講師という異常な状態で始まったわりには、
まずまずうまくいったのではないかと思う。
本当に、あの状態からここまで来られたことが奇跡だ。
いい講師に恵まれて、本当によかった!
これからも残ってくれる講師はみんな頼りになるし

落ちた子のことを考えると切ないけど、
「ほんまよかった!嬉しい!ありがとうー。ほんまよかった!」
って繰り返す、合格した生徒からの電話を何度も思い出し、
ちょっとほっこりする。
みんな、よく頑張った!!

……また、種まきだ。

いつも合格発表が終わると、そう思う。

また次の1年も、生徒がみんな大きくなりますように。

願いを込めて種をまく、農夫のような気持ちになる。
来年は、すべての花が咲きますように……

事業のプランニングが必要だ

2009-03-23 15:00:35 | 仕事
今日は久しぶりの営業だった。
営業と言っても私からではなく、社長さんから相談に乗ってほしいとメールがきた。
半年前くらいに取材して知り合った会社で、私のことを覚えていてくれてメールをくれたのだ。

相談は広報のこと。新しい技術を売り込むたいと考えているのだけど、ニッチな分野なだけに認知度が必要で、数をとらないと利益が上がらない。
そこで、広告だ。
でも、普段は下請けをやっているような会社だから、自分たちで広告をうつということがない。
費用の相場もわからないし、外注ライターやデザイナーをどう使っていいのかもわからない。

前に取材したときにすごくいい社長さんだと思ったし、わざわざ私にメールをくれたことも嬉しかったので、とりあえず無料で相談に乗った。

零細企業なので、できれば自社の人間でチラシなども作りたいとのこと。
何にしろ文章を書くことが必要になってくるので、コピーの書き方などを教えてもらいたいとのこと。

最初は面白いな、と思った。
ライティングを教えるのはやってみたい仕事でもあったし。
でも話したり考えたりしているうちに、やっぱり「餅は餅屋」だなと思った。
ライティングを教えてる時間とお金で私が書けてしまうし、意味がないような気がしてきたのだ。
それで、アウトソーシングも上手に使えばいいという話をしたのだが、社長さんを混乱させてしまっただけのような気もする。
最終的には、社長さんの中でいろいろまとまってから、私の力が必要なことは依頼するという話で終わり、営業としての成果はあった。
社長さんの力になれたこともよかったと思えたし。

だけど、帰り道に思う。
なんかもう少し、私は事業としてのプランニングをしないといけないなと。
単に請われたものを言い値で書く…、それだけではいけないんじゃないだろうか?
昨年は中小企業をまわって2冊の冊子もできたが、それも相手に依頼されてのこと。私のプランではない。

昨年、明石の水産加工会社のパンフをゆうちゃんと一緒に作ったことをきっかけに、漠然とではあるが、「こういうものを作りたい」という思いも生まれた。
今日の社長さんの話でさらに確信したけれど、中小企業は本当に良い商品や技術を持っていても、それをうまく伝える手段をもたない。
もしくは伝える必要性も感じていない。
だけど、こちらが親身になって取材して、思いを代弁したものを形作ることはできる。
それは企業側にとって非常に大事なことだ。
コンサル的な意味合いも含めて、中小企業のホームページや会社案内、商品パンフ、チラシなどの広告ツールを見直すことができれば…という思いは昔からあったが、最近その必要性を強く感じている。
ただぼんやり考えているだけではダメなんだな、と今日は思った。
本当にこれを自分の事業の一つにしたいのであれば、もう少しちゃんとプランニングしなくては。

本当はプランニングして、営業して、私を上手に使ってくれる人がいればいいんだけど…。
そんなことを思うと、やっぱり私はライターであって、起業家ではないんだなぁとも思う。
今日も結局、自分がやりたかったビジネスには結びつけられず、単なるライターとしての営業に終わってしまった。

何を書いて、どんなふうに自分を世の中に売り込んでいくのか。
これが今の課題である。

おじいさん料理

2009-03-22 11:52:50 | 美味しいもの
ついに、家にあった日本酒が切れた。
新しいのを買いたいが、今月は既に7本空けた上に、
外にもよく飲みに行っているので、さすがに控えようかと……
あと10日もあるのに大丈夫だろうか?

昨日の晩ご飯は、とりあえずビールで……。



・ピーマンの肉詰め
・トマトいっぱいサラダ
・水菜と豚肉の煮物
・小松菜と豚肉のオイスターソース炒め
・わかめとささみのゴマ和え

しかし、酒がないと盛り上がらんな……

そして、食卓が地味である。
友達の間では「おじいさん料理」と呼んでいるが(なぜおばあさんじゃない?!)、基本的に酒のアテばかり。
今年はもう少し「お洒落おもてなし料理」のレパートリーも増やしたいのだが。

昨日はまだマシなほうで、↓これなんてさらに地味である。



もうおじいさんしか食べそうにない……
でも、こういうのが一番好きなんだよなぁ。

最近、夫のためのメタボ対策レシピも増やし中。

↓揚げないツナコロッケ


水煮缶のツナをお肉のかわりに使っているし、
揚げずに衣を付けて油を塗って、トースターで焼いている。
お弁当に入れたら喜んでいた

あとは、おからを使った煮込みハンバーグとか……。
でも、やっぱりカロリーの低いものって、あんまり評判がよくない。
まあね、カロリーがあるものっておいしいからねぇ

いい季節になってきたし、そろそろ人を家に呼びたいな。
「おじいさん料理と日本酒の会」の開催を企画中(笑)

救い。

2009-03-22 02:36:59 | 想い
いろいろと書きたいことはあるのだけど、気分がのらない。

たぶん、こういうときって、
「本当に書きたいこと」が別にあるときだ。
でも、それをここに書くと支障があるから我慢する。
我慢していると、他のことも書く気になれない。
そんな感じ。

3連休、飲み会が続いているが、毎日とても楽しい。
いいメンバーと、いい話ができている。
数えてみたら、今月はもう14人もの人と順番に遊んでいる。
飲みに行ったり、家を行き来したり、ランチしたり。
そういうのは、すごく刺激になる。
まあ、酔っ払うと「尼になりたかった」という話を繰り返し聞かされる相手はかわいそうだが……。

本で得る知識とか、仕事での経験とか、自分を成長させてくれることっていろいろあるけれど、やっぱり「人と話すこと」が一番だと思う。

でも、考えすぎだ、最近……
ちょっとキャパオーバー……
自分ではどうにもならないことを、延々と考えてしまい、しんどくなる。

今日は本屋で興福寺の仏像についての本を買った。

私は興福寺の仏像が好きで、大学時代から何度も通った(歩いてすぐ行けたので)。
どうやら創建1300年記念らしく、いろいろと本が出ている。

私の大好きな阿修羅像が表紙!
他にも好きな仏像がいっぱい載っている!
テンション上がるな・・・

興福寺の仏像は他とはちょっとレベルが違う。
特にその表情が素晴らしい。人間味があるというのか……。

阿修羅様の深く憂いをたたえた思慮深い目を見ていたら、
少し気分がよくなった。
救いがほしい人間が多いのは、奈良時代も現代も同じ。

春。
いい季節だし、浄瑠璃寺にもまた行こうかな。
あそこにある9体の仏像と、吉祥天女像を拝みたくなってきた。
あの辺りは自然もいっぱい残っていて気持ちがいいし……。

やはり、尼になるべきだったか!

春の香り

2009-03-19 15:46:19 | Weblog
近所の家の庭の白い木蓮が咲いた。
急に暖かくなったから、蕾が膨らみだしてから開花するまでがあっという間だった。

私の家の近所には三角の大きめな公園があって、その周りは「町内のビバリーヒルズ」と呼ばれているほど、大きなお屋敷が多い。
(名付けたのは私だが)

当然、庭も広くてきちんと手入れされているので、春はその辺りを散歩するのが好きだ。
桜はもちろん、いろんな花が咲いて、私の目を楽しませてくれる。
歩いているだけで幸せな気分…。

私の実家は団地のくせに、わりと広い庭があり、母がプロの腕前で手入れしているので、季節ごとに美しい花が咲く。
子供の頃からそれが当たり前だったので、1人暮らしを始めたときも、いつも切り花を買って玄関を飾っていた。
残念ながら環境が悪く、植木は育たなかった。

今はやっと日当たりもよく、環境もいいベランダを手に入れた。
本当に小さい、猫の額ほどのベランダだったが、埋まるほどに苗木を植えた。

少し、満足した。

だけど、広い庭のある家を見ていると、やっぱり羨ましい。
庭のある家に住めたら、私はきっと桜の木を植える。

近所を歩いていたら、冬の終わりの香りがした。
どこからか、沈丁花の甘い香り。
ああ、今年も春が来たんだと思う。

私の夢の庭にも沈丁花を植えたいな、なんて、そんなことを考えて幸せな気持ちになる。
だから、春って好きだ。

そろそろ母の庭も見に行ってみよう。

おかげさまで、いろいろうまくいってます

2009-03-18 09:57:32 | 生活
おかげさまで、入試も終わった。
結果は1週間後だが、とにかく終わったことと、
報告に来た生徒の顔がとても「いい顔」だったことで、
私はなんだか満足している。

たこ焼き、お菓子、ジュースなどで「お疲れ様会」をしてあげて、
みんなの「いい顔」をいっぱい見て、幸せな気分で帰った。

この1年は、とにかく頭数を揃えてまわしていくということで精一杯だったけど、4月から始まる1年は、もう一歩進んだシステム作りを考えたいと思う。
講師の育成はもちろんだけど、もう一歩進んだ何か。
それを必死に考えることと、実現することが自分の役目であると思っている。

おかげさまで、1月2月とかかりきりだった冊子が発行された。
1冊は、この1年、いろんな中小企業をまわって話を聞いてきた内容の集大成的なもので、私の顔写真とコメントも掲載されている。
もう1冊は、私が泣きながら作っていた、かなり苦労した冊子で、
中小企業へ向けての若者採用についての指南書のようなものだ。
どちらもなかなかいい出来で、自分が1年やってきたことが形になったということに喜びを覚えている。

そして、おかげさまで、酒ブログは本日10位に入りました!
1日1クリック、ご協力ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。

どうせなら、なるべく、お酒に興味がない人が読んでも面白いと思ってくれるような記事を増やしたいと思っている。

料理(酒のアテ)のレシピとか、
器の話とか。

今はもう1年以上更新されていない私のホームページがあるが、
あそこでやりたかったことを少しここでやっていってもいいのかもしれない。

マニアックであることと、
読んでいて面白くないこととは違うと思うので。

マニアックでも面白い!
なんかわからんけど、面白い!
そういうのを書かないとなぁ

まだ読んだことがないという方は、一度見てくださいね。

http://blog.goo.ne.jp/kaopi2009


いい顔。

2009-03-16 11:40:03 | 仕事
明日は公立高校の後期入試。
つまり、今日が最後の授業になる。

昨日は私の受け持ちの最後の国語の授業。
もう何年もやってきて、いつも思うことがある。
それは、入試が近づいて来ると、生徒の顔が「いい顔」になるなぁということ。

「受かるかなぁ」って不安な顔。
「ドキドキする……」って緊張した顔。
「成績上がった!」って嬉しそうな顔。

いろんな感情でコロコロと表情は変わるけど、みんなイキイキしてる。
昨年5月、久しぶりに塾に呼ばれて授業を見たとき、
この学年の生徒のやる気のなさにびっくりした。
文句しか言わず、口を開けば、「だるい」「わからん」。
本気で見捨てたくなったこともあった。

どんなことにでも「真剣になる」というのは、本当に大事だと思う。
今、やっと彼らは真剣になって、「いい顔」ができている。
明日、もっともっと「いい顔」で入試を終えてくれたらいいのだけど……。

昨日の自分の最後の授業では、
毎年やっている「入試の心得」を話した。

「入試は運だから、運を呼び込むイメージトレーニングをしろ!」
というお話。

「今から絶対に『落ちる』とかマイナスの言葉を口にしたらあかんで。
とにかくヒマさえあれば、自分が受かっている姿を想像して!」

「成功の神様はきれい好きだから、帰ったら部屋を掃除しーや」

「いい人になれ!いい人にはいい運がくるから!」

そんなちょっと怪しい宗教みたいな話をする。
夫にこんな話をしたと言ったら、
「教祖様~」と言われた。

まあ、でも、成功者が本によく書いているようなことだ。

初めは笑って聞いていた生徒の顔が、だんだん真剣になり、あちこちから質問の声が飛ぶ。

「いい人って、何したらいいん?」
「じゃあ、帰っておうちのお手伝いしてごらん」

「俺、めっちゃ部屋きたないんやけど……」
「帰って掃除しときーや!」

「どうしてもネガティブにしか考えられへんねんけど……」
「そういう人は、こう思ったらいいよ。『自分にはいいことしか起こらない』すべてのことは『中間』だから。例えば、もし落ちたとしても、それは『落ちたほうがよかったから』落ちたんだって思うこと。自分にとって必要なことしか起こらないからね」

みんな、ふーん。って感じ。

でも、そんな話で授業を終えた後も、
「今日から俺、何回も『受かる』って思うことにするわ」とか
「なぁなぁ、『受かる』って紙に書くのもいいと思う?」とか、
意外に洗脳されて、質問してくる生徒がちらほら(笑)
教祖になる素質があるのかな?

あと15人、全員受かりますように……。
今日は彼らを送り出す。
やっぱり前日はいつも淋しいなぁ……

ライターとしてのこれから。

2009-03-13 22:59:36 | 仕事
酒ブログのランキングが、30位くらいまできている!!
こうなったらどうしてもベスト10に入りたい

先日、ゆうちゃんといわさきっちと行った京都の「楽庵」というお店のことをアップしたので、よかったら見てほしい。
いわさきっちに、
「酒ブログ見てるけど、マニアックすぎてコメントも書けない……」と言われたが、これからはもう少し軽い話題も増やしていく予定。
というか、最初は自分の飲んだ酒の記録のつもりで書き始めたけど、
どうせなら読んだ人が日本酒に興味をもってくれるような、
そんな記事を書いていきたいと思っている。

できれば毎日、酒ブログの右上にある「酒ブログ」と書いているランキングのバナーをクリックしてほしい!!
1日1回、習慣に!(笑)

このブログのほうがアクセス数も3倍以上あるんだけど、
別に私はこのブログを世間に広めたいなんて、これっぽちも思っていない。
友達とか知り合いとか、たまたま面白いと思ってくれた人が読んでくれたらそれでいい。

でも、酒ブログをランキングに参加させたのは意味があって。
私はこれからライターとして何を書いていくのか、ということに関わるんだけど、いろんなことをやってみて、やっぱり自分がライターとして書きたいのは、「酒」「企業」「教育」の3つだと思った。

ライターになったときは、「旅ライター」になりたかったし、実際にそういうものもいくつか書いた。
新聞の観光欄、ガイドブックなど。
もちろん旅好きだから、いろんなところに行けて楽しかったし、あれはあれで好きなんだけど、これから力を入れてやろうという分野ではない。
新聞の観光欄みたいな記事なら、またチャンスがあればやりたいけどなぁ。
やっぱりガイドブック的な雑誌はすべて「真実」を伝えられるわけではないから、ちょっとしんどいこともある。
簡単に言えば、たいしておいしくない店のことを「おいしい!」と書かなければならない、といったようなことだ。
その点、新聞は「紹介」ではなく「報道」だから面白かった。

でも、これからやっていきたいのは、先に挙げた3ジャンルだ。
自分が長い間やってきて、得意とする分野でもあるからで。
「教育」は現場にいるし、「企業」はそれこそライティングの7割くらいだし。

ただ、まだ「酒」に関しては、ほとんど書いたことがない。
いつか酒に関することを仕事として書きたいという想いがあるから、今はそのためにいろいろと準備をしている。

「酒ブログ」もその一つ。
自分の酒ブログをもっていて、それがランキングで常に10位以内のライター。
だったら、何かの機会に酒に関する記事のオファーがくるかもしれない。

それから、今年は「利き酒師」の資格もとりたいなぁと思っている。

「ライター・利き酒師」

この肩書きで、酒に関するライティングができるチャンスは広がると思う。

まあ、どちらも何の効果もないかもしれないけど、
何もやらなければ、何も得ることはできないし。
100の夢がなければ、100の実現はないのだ。

といっても、結局酒に関するライティングは仕事にはならないかもしれない。
それはそれで、どっちにしろ趣味でやっていて楽しいし。
別に何一つ無駄になることなんてないんだから、
やれることをやったほうがいいよね

もう一つ、「企業」についても、ちょっと新しい道が開けそうなのだが、
それはまた再来週の打ち合わせが終わってからだなぁ。

まあ、こんな理由でランキングにこだわっているので、
よかったら1日1回、クリックをお願いします(笑)

http://blog.goo.ne.jp/kaopi2009

充電期間は必要よね?

2009-03-13 18:14:40 | 友達
3月に入ってから、やたらと人に会っている。
1月の半ばくらいから2月は誰とも遊ばずに仕事ばっかりしていたので、
ご褒美みたいなもんだなぁ

先週は、
かどやと「まゆのあな」で飲んで、
夫の友達が4人うちに来て朝まで飲んだ。

今週は、
ゆうちゃん・いわさきっちと京都の「楽庵」で飲んで、
ヨシダと一緒にシミズの家に遊びに行って、
今日は、ふみことあやと芦屋の「ペリ亭」でランチ。
明日の夜も飲み会。

来週は、
前にいた某塾講師と食事に行く予定で、
その翌週は、
中野と美味しいもの食べに行って、
さらにこの間知り合ったキャリアカウンセラーの人とも食事の予定。

こりゃ、金がいくらあっても足りんね……
肝臓もスペアが欲しい(笑)

いろいろ書きたいこともあるんだけど、
こんなに遊びの予定満載の状態だから、何かと忙しい。
入試もまだ終わってないし。

それに、少しずつ仕事が入ってきた。
なかなか面白そうな新案件も。
再来週に打ち合わせだから、またそれが終わったら詳しく書こうと思う。

3月は充電期間。
友達と会って話すとやっぱり力が出るし、いろんな発見もある。
単純に楽しいし、いっぱい笑うし、前向きな気持ちにもなれる。
こうやって力を蓄えて、4月から新案件に取り組みたい。

今日は、ふみこがバイトしているフレンチのお店のオーナーが、
堀先生の言動にそっくりだということを発見!
やっぱり経営者って大変で、社員にしろバイトにしろ、雇われる側にはわからないような苦労や心配事があるんだろうな……。
もう少しいろいろ力になってあげないといけないな、と反省。
それにしても、そっくりだった

また、自営業であるという意味では私も同じ立場だから、
自分のこととも重ね合わせて考えることができたら、
堀先生に対する長年の謎が解けた。
なんだかスッキリしたなぁ。
今度、堀先生にも話してあげよう

さて。
入試まであと3日。
生徒の受ける高校の競争率が思ったより高くて、ちょっとびびっている……
生徒も当然、びびりまくっている……

3名ほど、ヤバイなぁ……と思っている。
なんとか全員受からせたいのだけど
早く祝杯をあげたいよ……。

頑張って、私に旨い酒を飲ませてくれ~

疲労感をやわらげてくれる場所

2009-03-13 02:01:26 | 想い
人と真剣に向き合うと、疲れる。

車窓からの風景のように、
ただ見ているだけで通り過ぎたり、
見ることもやめて目を閉じたり、
そうやって生きていれば、この疲労感はきっとない。

それはわかっているのだけど、
わざわざ電車を止めて、下車して、目に映った人と関わってしまう。

あまり良い習性だとは思わない。

だけど、自分のことなら我慢できても
いろんな人が関わってくることなら「まあ、いいか」では済ませられなくて。
それでいつも疲労する。

気が強いとか、言いたいことをはっきり言うとか、
自己主張が激しいとか言われてきたけれど、
果たして本当にそうなんだろうか、と思う。
本当にそういう人は、こんなにも疲労しないんじゃないだろうか。

ただ、どんなに疲労することがわかっていても、
不満をためてためて、愚痴を言うのが嫌なのだ。
解決したい。
少しでも前進して、よくしたい。
ただ、それだけなんだけど、
まあ、そんなに器用なほうではないので、
そういうことが上手にできず、最終的に自分が疲労して終わる。

疲労しきった心をなんとか慰めたくて、
帰りに一人、Home(近くのバー)に寄る。
ここはいつも優しい空気が流れてるな……

ビールを1杯飲んだら、それだけで急に気持ちが楽になった。
私は何も言わないし、マスターも何も聞かないけど、
ただにっこり笑って、
「やっぱりそういう顔のほうがいいな。入ってきたときはどうしたんかと思ったけど。スマイル、スマイル
と言ってくれた。

ほっとする。

疲れがすっと引いていく。

急にお客さんがいっぱい入ってきて、マスターも忙しくなって、
私は1人で黙ってワイルド・ターキーのグラスを傾ける。

ふと、私は昔から1人が好きだったな、と思う。
それは、淋しいからだ。

1人にされるよりは、1人になるほうがいい。

1人で行ける行きつけのバーが3軒ある。
しっとり飲みたいとき。
本当に美味しいウイスキーが飲みたいとき。
心癒されたいとき。
気分によって使い分ける。

どこに行ってもマスターとは仲良しでいろいろ話すけど、
基本、1人でウイスキーを飲んでいたらそれでいい。
今日、ふと思った。
バーが好きなのは、一人でいる姿がみじめじゃないからなんだろう。

でも、今日は昼間に高校時代の友達と会っていたこともあって、
昔のことをいろいろと思い出した。
高校時代、授業をさぼって1人で喫茶店で本を読んでいたなぁとか(うちは私服だったから)、
大学時代、休講になると、猿沢の池のベンチでぼんやりと亀を見ていたなぁとか、
大人になったら、いつもバーで1人で飲んでいて。
結局、いつも1人が好きだったのかもしれないなと、そんなことを。

決して友達がいなかったわけではないし、
むしろ、長い付き合いの友達は人より多いほうかとも思うけれど。

結局、1人でいるのが本当は淋しいから、
1人でいてみじめにならない場所へと移動するのだろうな。

昔は、ライブハウスと、旅先と、この町が私の感性の源だった。
今は、バーや居酒屋などの飲み屋に行くと、感性が敏感になる。
文章を書きたくなる。

いろんなドラマが見えるからかもしれない。

帰る頃にはすっかり疲労感は消えていた。
もう少しだけ頑張ろう。

すまんね、おかん。

2009-03-09 20:13:54 | 生活
先週は仕事がほとんどなかったので、毎朝夫のお弁当を作ることができた。
初めて1週間連続を達成!
さらに、黙々と料理をして、酒ばっかり飲んで暮らした。
たまたま、夫も仕事と仕事の谷間みたいな1週間で、
早く家に帰って夜ご飯をうちで食べることもあった。

洗濯物もたまらないし、部屋の掃除もできているし、
これはこれで、ストレスがなくていいな。
お風呂場も排水溝の中とか、時間がなくてしばらくできなかった箇所も、いろいろ掃除ができた。

そうやってのんびり暮らして、少々仕事をして、
毎日美味しいもの食べて、酒を飲んで。

土曜の夜中は夫の友達が4人遊びに来て、
そのまま朝6時半まで飲んでしゃべった。

いつも夫の友達が帰ると言われる。
「俺よりかおりのほうがはしゃいでたよな……
ほんま、ごめん!って感じだ

「かおりさんはパワフルやなー」と、
お友達はいつも若干引きながらも相手をしてくれる。
ありがたい。

そんな1週間を送ったら、この暮らしにも慣れたのか、
気分が楽になった。
鬱が晴れたというのか、少し元気になった

新規の仕事も来た。
来週、打合せ。
サイトのリニューアルの企画とテキストの制作。

さらに、この間、取材をしたキャリアカウンセラーの女性と
今月中にお会いすることになった。
「一緒に本を出しませんか?」とのお誘い。
そこまでは現実化するかどうかはわからないけれど、
とりあえず、面白いお話がいろいろ聞けそうだ
異業種の人と交流をもっておくことは、すごく大切だと思う。

今月は、とにかくゆっくり歩いていこう
今まで見逃していた風景に目をとめて、気付くことがあるかもしれない。

今日、お昼3時くらいに、突然、母が来た。
まあ、歩いて10分くらいのところに住んでいるので、それほど珍しいことでもない。
だけど、アポなしは珍しかったのでびっくりした。

顔を見た瞬間に、「掃除しててよかった!」と思う自分に気付いた。
やっぱりすりこみだな~
こんな歳になっても、まだ「掃除してなかったら怒られる!」と反射的に思ってしまう。

何の用事かと思えば、「ついにリストラされたわ」とのこと。
会社を退職してからパートに出ていた園芸店をやめさせられたらしい。
といっても、母に落ち度があったわけではない。
年とった社長が引退し、店を縮小して息子夫婦に任せることにしたから、
パートは全員解雇なのだ。

「この際、ちょっとゆっくりしたら?」と言ったら、
60歳過ぎても「働いてないと、お金が心配」という母。
うちは普通の家庭じゃないからなぁ。
爆弾を抱えている。

ああ、これもそうか……と気付いた。
結局のところ、これもまさに「すりこみ」で、
健康で働いてさえいればなんとかなる!と思っているが、
働いていないとお金のことが心配で仕方がないのだ。
この1週間の自分を思い返し、結局はそこか……と思った。

親が子に与える影響って、ほんと大きい。
家庭環境は大事だよなぁ。

ただ、母はいつも通り、ツヤツヤした健康な顔をして、
上品なのに、ハチャメチャだった
1時間半くらい話したけど、久しぶりで楽しかった。

母が帰ったあと、スーパーまで買い物に行く途中に思い出した。

20歳の頃、私は、母を幸せにしたくて、作家になろうと思ったんだっけなぁ、と。

でも、私が辿り着いたのは、食道楽で酒飲みのしがないフリーライターだった。

出来の悪い娘ですまんなぁ、おかん。
でも、なんか、今日のことでちょっとやる気出たで!!