明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

あるブルースマンの熱い魂

2010-01-29 19:02:27 | 生活
全ては後付け。
確かにそうかもしれない。

だけど、自分がBLUESという音楽を好きになったのは、
「ここ」に辿り着くためだったのだと、
確かにそう感じられる瞬間がある。

「ブルース」というキーワードを手繰り寄せて夫と出逢い、
そこから幸せの連鎖が始まり、
今の私がある。
これだけはどうしたって変わらない事実だ。

夢だったシカゴ・ブルースフェスティバルにも新婚旅行で行けた。

そこで出逢った人々も皆、優しく熱いBluesManであり、
日本に帰ってきてからもmixi等を通じて繋がりがある。

昨年の秋、シカゴで知り合ったシューさんの日記に、
「ロケット副島君から郵便物が届いた」という話があった。

ロケット副島さんは、九州ではとても有名なブルースマン。
その彼がDJとして活躍するミュージックバー「ジューク・ジョイント」では、
「BLUES・After・Hours」というイベントを行っているとか。
数人で選んだブルースを、毎回テーマをもって流し、
それを聞きに来られたお客様には手作りのパンフレットを渡している。

シューさんに届いたのは、そのパンフのバックナンバーだった。

日記にはこう書かれてあった。

 「ブルースを愛する男達が辛い仕事を終え、
 一生懸命に手製のパンフ製作作業をしてる。
 何のために?
 信じてやまない愛するブルースを
 ひとりでも多くの人に知ってもらいたいから。
 ただそれだけの為に。

 手元にある薄っぺらのパンフ、
 僕には最高の宝のように思えます。」

それを読んで私も感動し、ぜひそのパンフを読んでみたいと頼んでみた。
シューさんは快くそれを承諾してくれ、
昨年末、もう年も暮れようかという頃にパンフが送られてきた。

ご存知の通り、年末年始はもうむちゃくちゃに忙しく、ゆっくり目を通す時間がなかった。
やっと一段落して目を通したが、今度はその内容の深さに驚き、
これはいい加減な感想を送るのではいけないと、
ちゃんとこの気持ちをお伝えしたいと思っているうちにまた忙しくなり、
結局、いただいてから1ヵ月後の今日、
こうしてここで書くことになってしまった。

パンフには毎回テーマがある。
バレンタインデーにちなんで、「SWEET」「SUGAR」「告白」に関係する曲の特集。
ナイスジャケット特集。
ライブ盤特集。
南部ブルース特集など。



手作り感いっぱいのそのパンフには、ブルースに対する熱い想いが詰まっていた。

それぞれのDJがテーマにちなんで曲を選ぶ。
そして、その曲の聴き所、楽しみ方はもちろんのこと、
歌詞の意味や曲が作られた背景などが詳しく綴られている。

知っている曲、大好きな曲でも目からウロコの解釈があったり、
全く知らない曲があったり・・・
お気に入りの曲のことが書いてあると、それを聴きながら読んで、
うん、うん、と納得したり。

全部この選曲通りに聴いてみるのも面白いかもしれない。
(この選曲通りのCDが販売されていたら買いたい。
1曲ずつ解説を読みながら聴けたらもっと楽しいだろうなぁ)

また、BLUESが好きだ、好きだと言いながら、
自分の勉強不足、知識不足を思い知ったりもした。
私は基本的に曲名すらあまり覚えないほうで、
本当にいい加減なブルースウーマンなのだが、
歌詞の意味や背景を知ると、もっと違う聴き方ができるんだなぁと、
いい刺激になった。

スリーピー・ジョン・エスティスとか、ジョン・リー・フッカーとか、
最近遠ざかっていたブルースも、もう一度聴きたくなってかけてみたり……。

曲の解説だけでなく、テーマにちなんだコラムもあり、
それがまた興味深くて面白い。
特に「チャーリー」のことは知らなかったので、勉強になった。
※「チャーリー」=「白人」のこと

全部よかったのだけど、私が一番気に入ったのは、
昨年9月のライブ盤特集のロケット副島さんが書かれた
B.Bキングの「Live At Regal」のこと。
なぜだかわからないが、読んでいると涙が出てきた。

自分が一番好きなアルバムだからかもしれない。
(お棺にはこのCDを入れてくれと言っている)

世の中のブルースマンで、このアルバムに影響を受けた人って本当に多い。
それくらいすごいアルバムだ。
もう20年くらい習慣的に聴いているが、飽きるどころかいつも感動する。

本当に、いくら言葉を連ねたところで、
このアルバムの魅力を十分に表現することなど不可能だ。
これって一体何なんだろうな・・・
単にB.Bの演奏がいいとかじゃなくて、このライブに漂う空気感みたいなの・・・
臨場感というのとはちょっと違って、
本を読むときの「行間を読む感じ」に似てるというか、
そういう目に見えない、音にも聴こえない、「何か」。
それがなぜだかこのアルバムからはダイレクトに伝わってくるのだ。

おそらく、ブルースマンであれば、絶対に無視できない感覚・・・

このパンフに書かれているロケット副島さんの中継(笑)を読んでいると、
聴いているときの興奮度や感動がほとんど同じであることに嬉しくなる。
他の回でも、選曲がわりと私好みで・・・
そういうのって、すごく嬉しい。

「僕達が大好きなブルースの素晴らしさを少しでも伝える事が出来れば・・・」

そう思ってロケット副島さんたちが作られている、このパンフ。
本当に頂けて嬉しかった。
この場を借りて、ありがとうございます。

近くに住んでいれば、毎月「BLUES・After・Hours」にも参加したい。
たぶん、シカゴでのライブハウス巡りのように、
一番バーボンをたくさん飲んで、一番盛り上がってる人になるだろうけど。
いつか、そんな機会が巡ってくればいいな。

最後に、これ。


↑何かと言えば、いただいたパンフではありません。
実は、私が20歳くらいのときに作っていた会報誌・・・

同じロックウッドのライブ盤を表紙にしているのを見て、「あっ!」と思い出したのだ。

この会報誌はブルースとは全く関係なくて、
当時、大学生だった私が参加していた小説の同人誌の会報。
お互いの小説を読んだ感想とか、短いエッセイなんかを載せていた。
それを私がまとめる役割になったのをいいことに、
全く個人的な趣味でお気に入りのブルースジャケットを載せていたのだ。
(メンバーには迷惑だったと思うが・・・)

ロックウッド、スリムハーポ、ハウリンウルフ、スヌークス・イーグリン、Tボーン・・・

この他にも戦前ブルースや、ジョンレノン、妹尾隆一郎、憂歌団、ジュニアウェルズ、
バディガイ、ドクタージョンなど・・・
ブルースに限らず、好きなジャケットを載せていた。

このパンフのロックウッドの表紙を見て、それからロケット副島さんのコメントを読んで、
こういうのも失礼だけれど、すごく自分と似ていたので嬉しくなってしまった。

ロケットさんはこう書いています。

「この1974年に東京、大阪で行われた『第一回ブルースフェスティバル』
のライブを聴くと、ブルースに憧れを抱きリアルなブルースライブを
初めて目の当たりにしたこの時の聴衆の気持ちはいったいどんなものだったろう
・・・といつも想いを馳せずにいられなくなってしまいます」

私は自分の会報誌のロックウッドの表紙の裏にこう書いていた。

「これはもう最高傑作である。74年に来日した時のものだ。
大の男が涙を流した伝説のライブと言われているこのライブを
CDで聴けるだけでも、生きていてよかったと思う。
実際に見られたら死んでもよかったが……。
とりあえず、部屋を閉め切って莫大な音量にして、
この熱気を感じ取っている。
中でも「Stormy Monday」は始まりから泣ける。
最高やな、もう。」

・・・こんな20歳くらいの女、ちょっと嫌やな~(笑)
でも、ライブ盤では本当に好きなアルバムの1つ。
本当に、あのときの聴衆はどんな気持ちだったんだろう・・・
私もいつも思う。

そんなふうに、ブルースへの想いをいろいろと湧き上がらせてくれたこのパンフたち。
私にとってもとても尊く感じられる。
ブルースマンとしてだけでなく、
ブルース伝道師としてのご活躍を、これからも楽しみにしています。

シューさん、ロケット副島さん、ありがとうございました。

今週の出来事いろいろ

2010-01-29 14:34:13 | 生活
今週は毎日テスト対策があったにも関わらず、
比較的のんびりできた1週間だった。
急ぎの仕事がなかったので、
のびのびになっていたサイトの仕事がかなり進んでよかった
2月に入るとまた忙しくなるので、
やれることは先にやっておかなければ!という感じだ。

最近のことをまとめておこう。

まず、今週の目標は全て達成できた

・2日間禁酒
・2キロ痩せる
・毎日お弁当を作る
・本を1冊は読む

塾から帰って夜中12時前でもキッチンに立ってお弁当のおかずを用意したし、
夕方6時以降は何も口にしなかったし、
2日間はぐっと酒を我慢した。
本は、伊坂幸太郎の「SOSの猿」を読んだ。

やるときはやる女なのである

「SOSの猿」は面白かったけど、ちょっと難しかったなぁ。
伊坂作品らしく、最初は何でもなかったような出来事が、最後には全て繋がっていく。
点が線になって円になるような感覚はいつものように楽しかった。

ただ、今回は「役割があるようで実はなかった?」と思われるような登場人物が多く、
なんとなく腑に落ちないようなものも残った。
これは私の読み方が足りないのかもしれない。

「西遊記」が物語の中で一体どういう役割を担っていたのかも、
そこにどんな意味があるのかも、私にはわからなかった。
「西遊記」自体を私はあまりよく知らないので、それが原因かもしれないが。

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先週、短納期で出した仕事はうまくいった。
入稿を終えたものがデザイナーさんからPDFで送られてきたので見たけど、
とてもいいものになったと思う

今回の仕事はとにかくデザイナーさんがよかった。
すごく感じのいい人だったし、何度も電話しながらお互いのイメージを固めていって、
それをズレることなくカタチすることができた。
就活中の学生向けと企業向けチラシと。それの大学に貼るポスターと。

送られてきたファイルを夫に見せたら、
「かおりって、こんなコピーも書けるんや!
と、褒めてくれたので嬉しかった

でも、コピーライターとしての才能はないの・・・
好きなのもやっぱり取材記事だしね。

とはいえ、仕上がりには満足。
久しぶりに実績になるいい作品ができたなぁと思った。

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2日間禁酒したので、昨日の酒はうまかった

今、開封されているのは、陸奥八仙、来福、大治郎。



昨日は残り少ない陸奥八仙を、牡蠣のオイル漬けと一緒に。
これが合う~っ

牡蠣はこの間、兵庫の坂越に行った時に買ってきたもの。
それをオイル漬けにして瓶詰めにしておいたのだ。
我が家の冬の定番アテである

この陸奥八仙は、槽酒といって、槽で搾ったものをすぐに瓶詰めにしたもの。
開封し立ては少し舌にピチピチとした発泡感がある。
酸味は強いが、フルーティーさはなく、しっかりした味わい。
香りは爽やかなフルーツのような吟醸香なんだけど。
数日経って、味も落ち着いて、いい感じになってきた。
ぐいのみは、佐藤けい氏作。
私が若い頃から持っているもので、だいぶん育っている。
こういう生酒にはとてもいい。
しっかりとそのお酒の良さを引き出してくれる、優等生の器である。

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テスト対策は無事に終わった。
いや、・・・とりあえず、終わった

1:2というのが、2倍の関係だとか、
正三角形の1つの角度は60度なんだとか、
6センチあるところから4センチを引いたら2センチだとか、
そんなことを中3の生徒に教えるのは、一苦労だ。
本当に、本当に、想像を絶する授業が行われている

時々、きぃいいいい~!となる。

6-4をまだ指で計算する子がいて・・・
「指で計算するのやめ。それやってる限り、計算力上がらんから」
と注意したけど、中3までこの子にそれを言ってやる大人はいなかったのか?
それとも聞く耳なんてもたなかったのか?
そういうことを悶々と考えて、辛くなってしまう日もある。

はっきり言って、お荷物だ。
この子のせいで授業が進まない日もある。
これまで努力してこなかったんだろうから、自業自得やろ、とも思う。
だけど、一生懸命計算しようとするのを見ていると、
なぜかイライラもおさまるし、優しい気持ちが湧き上がってくる。
単語帳を作って、覚えようとしているのを見ていても、なんだかいじらしくて……。

公立はもう無理だろうけど、
そして、たぶん、高校に入ればまた忘れてしまうんだろうけど、
それでも「頑張ること」⇒「達成感」を少しでも感じてくれればいいかな、と。
これから生きていくうえで、プラスになることがあれば、と。
そんな気持ちで教えている。

まあ、何年もやっていて思うのは、こんな私のひとりよがりな想いってのは、
ほとんど「不毛の愛」なんだけどね・・・


食生活は心と密接な関係があると思う

2010-01-26 15:01:56 | 美味しいもの
元気だ

元気あまりすぎや

こういう日々が続くと、いかに自分が通常鬱の人間なのかということがわかる。
何かを深刻に考えたくても考えられないほど、心が軽い。
変なクスリでもやってるんちゃうかと思うほどだ。(やってない)

特に何があったというわけでもないのだが。

やっぱり「心」と「ご飯」は密接に結びついているんだと思う。

この間まで忙しくて、
ご飯が作れない⇒ろくなものを食べない⇒気が滅入る⇒よけい作る気をなくす
⇒ろくなものを食べない・・・・

という食生活の悪循環にはまり込んでいたのだが、
(パンと餅しか食べてなかった)
先週の金曜日に1日仕事がなくて、久しぶりに家でゆっくり休んでご飯食べたら、
急に悪循環から抜け出せた

人間は週に1日くらいは何もしないでのんびり休むことが必要だなぁ。
特に私のように「追われる仕事」をしている人間は。

原稿に追われていなくて、塾だけの日は本当に気持ちがラク。
「時給で働くって、なんてラクなんだろう!」といつも思う。
その時間が終わればあとは自由なんだから・・・

時間に関係なく「できるまでが仕事」というのは、精神的ストレスがすごい
それも、短期間の締め切りだと、「あと○時間?」「あと○時間?」と
常に考えないといけないので、プレッシャーがかかる。
ただし、これが終わった後の解放感と喜びといったら、言葉では表せないくらい大きいんだけど。

先週の金曜日から急ぎの仕事がなくなったので、
美味しいご飯をしっかり作って食べながら、のんびり仕事をしている。
それだけで精神的に回復した。



私は料理していると止まらなくなるので、
若干、作り過ぎる日もある・・・

あとは、美味しいお酒を少しだけ飲む。
今は新酒の季節。
しぼりたてをいろいろと注文していたので、毎日いろいろと味わっている。
しぼりたてはフレッシュすぎて、合わせる料理も難しいけど、
アテと器を考えるのも、また楽しみ



「浪乃音 純米酒 中汲み」
フレッシュさはあるが、食中酒としても問題ない。
香りはやや強め。でも、味わいはバランスがよくて穏やか。
大好きな春菊の生サラダ。蒸したささみとゴマ風味のドレッシングで。
お酒の味を変えない、江戸硝子のぐいのみ。



「不老泉 杣の天狗 純米吟醸 うすにごり」
開封したては酸味が強すぎたので、3日待った。
少し苦味のある酸味が特長。
単独で楽しみたいところだけど、
野菜たっぷりのアジの南蛮漬けと一緒に。
お気に入りの備前のぐいのみが、酸味をまろやかにしてくれる。

こんな何でもない料理をアテに、好みの酒を少し飲む。
毎日こうやって暮らせたら、本当に元気になる。
外で飲み食いするのも大大大好きなんだけど、
疲れたときには、やっぱりおうちご飯がいい
料理するのもストレス解消になるし。
何より好きな器に囲まれて、これはあれに盛り付けようとか、
このお酒はあのぐいのみが美味しくしてくれる・・・と考えるのが幸せなのかも。

あー、そうだ、でもこの間、タジン鍋のお皿のほうがヒビ入ったんやった
ヘルシーで野菜たっぷり食べられてよかったのに・・・

塾で「タジン鍋が・・・」と言っていたら、「何?」と聞かれたので紹介。
コレ↓




蒸したような状態になるので、油も使わないし、とってもヘルシー。
火にかけてほっとくだけでいいし。
ないと困るので2台め買おうかな・・・
ニトリとかで安いのを買って、お皿だけとりかえたらいいか。

あー、このまま毎日今のペースでご飯食べられたらいいなー。
だいたい私が機嫌悪いときって、食生活が乱れているときだからねぇ


真夜中に女の子を拾った

2010-01-21 13:49:26 | 生活
昨日、夜中12時半頃に駅に着き、家まで歩いていた。
雨が降っていたけど傘がなかったので、うつむき加減で足早に。

HOME(近所のバー)の前を通りかかったら、
マスターが血相変えて傘さしてこちらにやってくる。

私が濡れるのがそんなに気になったか・・・優しいな・・・と見ていると、

「追いかけたほうがいい?!」と聞く。
「はぁ?」
「あの子、追いかけたほうがいいかな?」

見ると、私とすれ違いに女の子が駅のほうへ歩いているのが見えた。
私はうつむいていたので気づかなかったのだが、
「あの子、裸足やねん!めっちゃ薄着やし!」と言う。

雨の中を真夜中に、傘もささず、コートも着ず、何より裸足って……

「拉致されて、逃げてきたんかもしれん!!
なんてマスターが言うから、
こりゃ、えらいこっちゃと「行く!!」と言って二人で追いかけた

すぐにおいつくと、20歳くらいの女の子。
やっぱり裸足。

「どうしたの?!」
声をかけると、ポロポロ泣き出した。
「交番に・・・行こうと思って・・・」

やはり拉致か?!

と思ったが、話を聞いてみると、家を追い出されたとか何とかで、拉致ではないらしい。
行き場がなくなり、とりあえず交番へ行って泊まらせてもらうつもりだったとか。

私とマスターのおっせかい魂がムクムクと膨れ上がり、
「とりあえず、お店おいで」とHOMEに連れていった。

お客さんがまだ数人いたので、2階へ連れていき、暖めた。
マスターがワカメ入りスープを持ってきてくれたりして、
少しずつ落ち着いて、話ができるようになった。

「HOMEで事件が起きた。少し遅くなる」と夫にメール。
長くなりそうな、嫌な予感・・・

追い出された理由などを少し聞いて、
携帯を貸してあげて、ミクシィで知り合いに助けを求めさせた。
数人から連絡が来たが、みんな家が遠いし、電車も通ってない時間。
「タクシー代を貸してあげるから、泊まらせてくれる人のところに行き・・・」
とまで話していたのだが、
1時間以上経って、ようやく友達の一人が車で駅まで来てくれた。
駅まで送り、私が家に帰れたのは2時半過ぎ

前の日もほとんど寝てないのに・・・

でも、友達が来てくれて助かったなぁ。
もし来なかったら、仕方ないからうちに連れて帰るつもりだった。
真夜中にほっておけないしなぁ・・・
そういえば、昔も高槻の駅のトイレで寝ている女の子を拾ったっけ。
終電で駅も閉まりかけていて・・・
酔っ払った若い女の子がトイレの便器の横で寝てたから
起こして友達を探してあげた。
(私は酔っ払いに優しい←人事と思えない・・・

最後に、マスターがおいしいカレーを食べさせてあげて、
それを食べたら少し元気になったのでよかった。
やっぱり人間って、おいしいものがあると元気になる。
私は「ダイエット中!」と言って我慢したが・・・

しかし、今日はちゃんと家に帰れているといいな、あの子。

この事件があって思ったこと。

今の人って、ケータイないと孤独やな。
あの子もケータイ持って出られなかったから、誰とも連絡とれなかった。
私のケータイ貸してあげても、結局ミクシィで呼びかけるしかなかった。

私が子供の頃って、まだケータイなんかなかったから、
友達の家電の番号を全部暗記してた。(私だけ?)
こうちゃんとか、ふみことか、大学くらいまで覚えていたと思う。
(さすがに今は忘れたけど)
でも、今は全部ケータイの中・・・
私も誰の電話番号も言えない。実家くらいか。(あと、ひのきと)
夫のケータイさえわからない。

そう考えたら、
人って、孤独やね。

今は、ネットやメールやミクシィやらで、繋がりをもつのはたやすいけど、
その分、一人ひとりとの関係は希薄なんじゃないのかな。
そんなことないのかな。
どっちにしろ、昔から私は人と深くしか付き合えないし、
深く付き合いたくない人とは絶対に関わらないようにするから、
よくわからない。
(仕事は別)

浅く広く。
私が最も苦手とする人との付き合い方だ。

本気で心を見せられない相手と一緒にいるときのほうがかえって孤独だから、
誰とも関わらず一人でいるほうがずっとよかった。
でも、ちゃんと親友はいたし、今も変わらずそばにいてくれる。
歳をとるにつれて、親友の存在はますます心強くなっている。
自分には、こういうカタチでの人との接し方が合っていたんだなぁと思う。

女の子を真夜中に拾って、そんなことまで発展させて考えた。(←分析好き)

家に帰るとさすがにもうクタクタで、3時頃ようやく眠りについた

今日はもう何にも拾わないようにしなくちゃね・・・

意志の弱さ

2010-01-21 00:06:24 | Weblog
今日ふとある人の言葉を思い出した。
「ダイエットするときは人に言ったらダメですよ。絶対邪魔するヤツがいるから」

授業が終わって帰る準備をしていたら、堀先生が
「串カツ行きますか?おごりますよ」
と言ってくる。

つーはんも誘われて、「行かないんですか?」と私を恨めしい目で見てくる。
「ブログ読んで、これは絶対言わなあかんと思って」
とニヤニヤ…。

2人から目を背け、耳をふさぎ、意志を貫こうとしたが、
結局串カツ屋の暖簾を最初に上げたのは私だった…

いや、2人は悪くない。
そう、私の意志が弱いせい。

でも串カツは3本。ビール1杯と焼酎1杯で抑えた。

それに、やっぱり一仕事終えた後にはビールでしょ。
そうじゃなきゃね、人生は。

しかし、久しぶりにひのき帰りに飲みに行ったなぁ。
まあ、これも楽しみの一つ。
なんかすっきりしたし、いいか。

こうやってまたダイエットは遠ざかるのであった…

一仕事終えたら

2010-01-20 17:19:21 | 仕事
やっと仕事終わった

ひー!
もう翌日の夕方やん!
間に他の修正も飛び込んできて、結局ずっとパソコン前。
腰が痛いよ・・・

とりあず、朝になって神が降りてきて、
急にぴややーっと何案も書けて、
「どれもいいです!」とOKが出た。

中小企業と就活中の学生、それぞれに向けた新プロジェクトのチラシ(両面)

初めて一緒に仕事をしたデザイナーの人が結構良くて、
ラフ見た瞬間に、シンプルだけどキランと光るものがあって、
ダミーで入ってるコピーに負けるわけにはいかんと必死になってしまった。

朝、「私って才能ないし!」とか「コピーライターちゃうし!」とか
いつものようにぐちぐち言ってお茶漬け食べてたら、
超ポジティブ&癒し系の夫が
「またこれで成長するな!
と言った。

そだね・・・

久しぶりに違う脳使って、
久しぶりに120%の力出して、
なんとか納得いくものができて、
昨日の自分よりは成長した気がするよ。

自分に限界を作ったら、そこまでしかいかないもんなぁ。

難しい仕事がきたとき、いつも私が思うようにしていることがある。
それは、

「自分に解決できない仕事は、やってこない!」

ということ。

仕事も縁だから。

それを信じて向き合うと、無理だと思っていたこともできたりする。
そんなもんだよなぁ。

しかし、腰が痛い。
横になりたい
野菜食べたい。
豆腐食べたい。
乳酸菌足りない。

これから授業。
腰痛悪化は間違いなし

とはいえ、いつも一仕事終えると、とても清々しい気持ちになる。
体の疲れなんかとは関係なく、パワーが漲る感じ。

今、「いいものができそうです」とデザイナーさんから電話があった。
あとはクライアントのOKが出れば・・・

さてさて。
ダイエット中やけど、
今日はまあ、ビール飲んでもいいんちゃうか?

コピーとグレンフィディックと私。

2010-01-20 01:25:23 | 仕事
私の好きなウイスキーの1つに、グレンフィディックの15年がある。

12年は安いし、売っているところも多いので、比較的よく飲むのだが、
15年は「買おう」と思って探さないとなかなかない。
(そんなレアなものではないが)

夫が会社の人に、15年と18年をもらってきて、置いていた。
その15年を今もらって飲んでいる。
久しぶりだ・・・

実は今、仕事中。
不謹慎と思うなかれ
少々のアルコールで酔う私ではないし、
これくらい旨いウイスキーをほんの少し(10ml)ぐいっとやると、
むしろいい感じで仕事がはかどるのだ

日本酒とウイスキーとどちらが好きかと問われると、
僅差で日本酒が勝つ。
でも、性質が全く違うので比べるのも難しい話だ。
ウイスキーがそのものを単独で味わうのに対して、
日本酒は料理あってのもの、という感じがする。
もちろん、ウイスキーに合う食べ物もいっぱいあるのだけど。

こういう夜は、ウイスキーがいい。
(ちょい禁酒、たった1日で破れたり~)
目が覚める。

久しぶりに今日は徹夜かもしれないなぁ。
自分の才能のなさに愕然とする。

ライターなんて職業をやってると、いろんな仕事がくる。
でも、私は基本的に取材記事のライターだから、広告コピーが一番しんどい。
やっていて、自分で「これでいい」と自信がもてないのだ。
物書きとコピーライターは、根本的に違う脳を使うような気がする。
私にはとても難しい。

でも、今日はそんな仕事
それも、明日までの。

もちろん昼間からやっていたんだけど、
こんな日に限って授業が4時間もあったりして、
夜中にフィディック飲みながら書くようなことになる。

松尾芭蕉の「平泉」や孔子の「論語」を教えた後で
コピーライターの頭に戻すのは結構たいへんだ。
おいしくて濃厚な酒の力が必要になる。

あー、神様、降りてきて!
私に素晴らしいコピーライティングの力を!


現実に立ち向かう

2010-01-19 09:55:05 | 生活
今朝、勇気を出して体重計に乗ってみた。

・・・・・・・!!

わぁぁぁぁ!!!


ずっと目をそむけていた現実がここにあった。

2キロ増

これで結局、この3年の間に6キロ太ったことになる。
なんとか3、4キロ増で抑えていたのに、これはヤバイ。

私は異常な食欲をもった人間なので、常に自分を縛り付けて飲み食いを控えているのだが、
年末年始は「まあ、いいか」と自分を解放していた。
(毎日和田さんに「今日はヤキソバ2人前食べた~」とか言ってたもんな・・・)

解放したとたん、これだ
10キロくらい太る気になればすぐだもんなぁ。

というわけで、
今日からダイエット!!
(&ちょい禁酒)

とりあえず、今月はもう飲みに行く予定はないし、
年末年始にいろんな人に会ったばかりで来月もお誘いはなさそうなので、
1ヶ月くらいで3キロは落とそう。
急に太った分は割りと早く痩せられるので、2キロはたぶん今月中に落ちると思う。

しかし、まいったなぁ

最近、どうも顔がむくんでると思っていたら、ただ太っていただけだったのね・・・

今日からまた徹底的にカロリー計算して(1日1000~1200kcal)
炭水化物の量を減らして、水をたくさん飲んで、
半身浴して、夜のストレッチ。
夜7時以降は食事しない。(酒はたまに。1日半合まで)

禁酒と節約にもなるし、たまには本気でダイエットをするのもいい。

あとは、飲みの誘いにのらないこと・・・

「えっ!行かないんですか?
とか言われると・・・
私、誘惑に弱い人間だから


嬉しくて、少し怖い。

2010-01-18 23:15:37 | Weblog
日曜にまた家の打ち合わせに行った。
何度見ても楽しい。
心が弾む。

もちろん、すべてに満足しているわけではないが、
もうそういう「欠点」が気にならなくなっている。
恋愛と同じだな。
今はただ、早く出来てほしいなぁと思い、この家への愛情でいっぱいになる。

この間は断熱材が入り、電気関係の配線が終わり、階段ができていた!
吹き抜けに繋がるリビング階段。

少しずつ家らしくなる。
今は形だけ。
出来上がれば、私と夫がこの家に魂を吹き込む。

明るくて優しい家にしよう。

私がこだわった門柱とポストもつけられることが決まった。
玄関ポーチの前には小さな花壇もできる。
いつも花でいっぱいの家にするんだ。

帰り道に夫が聞く。
「あの部屋なら仕事はかどりそう?」
「うん」
「あそこなら、もう何があっても生きていける?」
「うん」

頷きながら泣きそうになる。

この町にいたらどんなことがあっても大丈夫やから…

私が涙ながらに訴えて、夫はいろんな葛藤の末にこの町で生きることを選んでくれたのだった。
感謝しきれない。

三浦哲郎の「忍ぶ川」のラストシーンがふと思い出され、志乃みたいな気持ちで叫びたくなる。

「うち!私のうち!」

2月末には一応の完成予定。
夢が叶うというのは、嬉しくてちょっと怖い。
いつも。

昨年末のおいしいものの記録

2010-01-16 13:00:49 | 美味しいもの
昨年末は本当に慌しくて、記録しておきたいことがそのままになっている。

なので、今更ながら、書けなかったことを少し。

18日は祇園、19日は福島で贅沢に忘年会をし、21日は家飲み。
こうちゃんが来て、例年通り鍋をした。
私は3缶くらいしか飲んでいないのに、こうちゃんが帰った後見たら、
ビールの缶が13、4缶は転がってた
やりますなぁ・・・

22日は、ゆうちゃんといわさきっちと忘年会。
今年はどこにしようか迷ったのだが、前から気になっていた「和亭」へ。
私も初めて行く店だったので、事前に夫を誘って偵察に……

こういうと失礼だが、お店はこじんまりとしていて、町の居酒屋!って感じ。
だけど、入った瞬間に私のアンテナがピーン!!
旨いものが出る予感がした。

そして、見事にその通り!!
その場で22日の予約をして帰った。

二人に偵察に行ったことを話し、「オシャレ感はないよ。ただ、旨い」とメールすると、
「オシャレ感はいらない。旨いものが出ればいい」と返事がきた。
さすがっ!!

22日、3人で訪れると、ご主人も奥さんも笑顔で迎えてくれた。
そして、大きな生きたアンコウを見せてくれた!

おおー!!
3人とも大興奮!!

私以外の二人はあまりお酒が強くなく(好きなんだけど)、
全部で1合程度しか飲めないことを話すと、
5000円でお任せのお料理とそれに合うお酒を少しずつ出してくれるという。
ハーフのハーフだから45mlずつくらいかな。

おいしいものをちょっとずつ・・・
これが本当にありがたい。

ちょっと時間が経ちすぎて、記憶が曖昧になっているが、
スパークリングの日本酒の小瓶(たぶん梅乃宿の)を出してくれた後、
天遊琳、梵、繁桝など、順番にお料理に合わせたお酒を注いでくれた。

こちらのご主人はお料理と日本酒のマリアージュを追求されていて、
それにかける熱意とこだわりが本当に素晴らしい。
お料理も日本酒もそれぞれが十分においしいのに、
それを最高の組み合わせで提供してくれるのだからたまらない。

どれもこれもおいしかったのだが、やっぱりブリ好きの私としては、コレ。


分厚くコロコロに切ったブリ。
脂はしっかりのっているけど、しつこくない。
口の中で柔らかく溶けて、甘味が広がる。

この日は、さっきまで泳いでいたアンコウを目の前で捌いてくれるという、
アンコウ解体ショー(?)も!!



↑こんなかわいいアンコウちゃんが・・・



↑こうなって・・・



↑こうなった(笑)

みるみる解体されていくアンコウは迫力があり、お客さんがみんな集まってクギヅケに。
(こんな大事なときに、ゆうちゃんはトイレに・・・

日本人って不思議だな。
これが牛とか豚だったら目を覆いたくなるのに、
臓物を見ても魚は平気。(というか、むしろおいしそう・・・)

新鮮なアンコウの刺身に、特製アンキモ味噌を付けていただいた。
おいしい~!!
さらに、新鮮なアンキモもいただいて、大満足!!



焼き物は、マナガツオ。
これもすごくおいしかったなー。

そして、こちらは魚介だけでなく、野菜もおいしい。
私は魚ばかりだと気持ち悪くなってしまうので、野菜があると嬉しい。


田辺大根のステーキ!
うまい、これうまい。前も食べたけど、大好き。酒に合う~!


そして、これ。
みんな大絶賛だった、海老芋のあんかけ!
なんか表面の食感がいいんだなぁ。
酒に合わせるためか、味は若干濃い目。
でも、それが旨い。(帰りの電車の会話は海老芋で盛り上がった)

まー、他にも何品もいただいて、どれもこれもおいしくて、本当に満足した。
2009年に新たに行った店の中では間違いなく満足度ナンバー1!!
何度でも訪れたいお店だ。
ご主人も奥さんも本当に優しくて素敵な人で、おいしいだけでなく、居心地がいい。
おいしいものいっぱい食べて、とても幸せな気持ちで店を後にした

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25日は、かどやとびりけんへ。



記憶が曖昧で、写真を見ても何か思い出せない・・・
スズキか?



自家製ベーコン入りポトフ~
何の調味料も使ってないのに、野菜の旨味だけでここまで濃厚になるんだから、不思議。
ベーコンが味を利かせてるんだろうな。

いつもびりけんの真髄は、椀物と魚の煮付けだと思う。
特に私は椀物が好きで、
もし「幸せ」を味にしたら、こうなるんだろうなぁと思うのだ。



ガシラの煮付け。
新鮮じゃないとこの薄味では味がもたないと思うのだが・・・
甘辛く炊いたのも好きだけど、これはまた全く別物!



きのこやブロッコリーのオーブン焼き。
素材の旨さが生きてます!



大好きなニラ饅頭。
その場で丸めて作ってくれる。
これがおいしいんだなぁ。

その他にも何品か食べ、お酒もいろいろいただいた。
そしたら、最後にお客さんの誰かが持ってきてくれたクリスマスケーキが!

6人だったので等分が難しいな・・・とマスターが言うから、
「私が切る~!」と包丁を・・・



「なんやねん、これ!!」

え、何って・・・8等分・・・

「なんで6等分って言ってるのに8等分やねん!」

え、だって難しいから・・・

「俺が難しいからって言ったらやるって言うし、任せたのに・・・」

いやいや、だから、8等分にして、みんな1個ずつ食べて、
まだもう一つ食べたい!っていう人が残りを引き受けるっていう作戦で・・・

「そんな作戦いらん!それになんやねん、このためらい傷は!!」

見ると、一度刃をおろして、引き上げた跡が・・・
(画像参照)

思えば、ひのきでも杉やんがケーキを作ってくれるたびに、
私は等分を間違えて失敗していたっけ・・・
さらにこの日、塾で生徒が持ってきてくれたケーキを16等分するという無茶をやり、
「細すぎちゃうん!」と生徒にも非難を浴びたところだった

なんかわからんが、3Dって苦手なのだ。(3D?)
ものを等分するとか、空間的な感覚がどうも人とは違うようで・・・

マスターのトホホな感じと私のやりとりが面白かったようで、
隣に座っていたオネエチャンが大爆笑。
みんなお酒がかなり入っていて、ちょっとしたことでもゲラゲラ笑う。
見知らぬ人同士、ずっと笑っていて、
「こんなに笑ったの久しぶり。ありがとう」とか言われて、
なんかいいことしたような気分になったクリスマスの夜(笑)

びりけんに通ってもう何年だろう?
10年くらいになるのかなぁ。
いつ行っても変わらない幸せの味とパワーの空間。

そろそろ仕事の打ち合わせ行こう。
年末の忘年会記録は、とりあえずここまで。


2010年の目標が決まらない

2010-01-13 18:09:55 | 想い
今年の目標を立てようと思いながら、もう10日以上が経ってしまった・・・

今年は「目標」といっても、
「月に1回禁酒するぞ~っ!」みたいな軽いものではなくて、

本当に「なりたい自分」を設定して、
それに近づけるために日々「何をするか」を決め、
デイリー目標をきちんと「実行」し、
1年経ったときに「結果が出ている」ようにしたいと思っている。

なので、中途半端な目標は立てられないのでどうしようかと考え、
今に至っているわけだ。
(真面目なのか何なのか、よくわからんな)

こうやって目標を何にしようかと考えているうちに一年が過ぎたりして……
あり得る。

軽い目標はいろいろあるのだ。
・ダイエットして結婚式のときの体重にする
・肌と髪のエイジングケア
・平日は家で飲みすぎない
・なるべく毎日夫のお弁当を作る
・週に2冊は本を読む
・ギターの練習に励む
・軽く運動する(ストレッチとか)
・できるだけ毎日、日記更新
・すぐにキレない、イラつかない、暴れない
・夜遊びしない(朝帰り禁止!)
などなど

でも、こういうのじゃないんだよなぁ・・・
「目標」を決められないって、どないやねんなとも思うけど、
今年は何か「頑張りたい」のだ。
もう少しストイックに自分を鍛えて、確実に眼に見えて違う自分になりたいのだ。

今週末には決めよう、絶対。

あと、今年も何か勉強したい。
去年は「きき酒師」の資格とったけど・・・
今年も何かやりたいなぁ。
ただ、それが別に何かの役に立つとか、仕事に結びつくとか、そういうことは望んでいない。

大学に行くときもそうだったけど、
学歴で仕事をしようと思ったことは一度もなかった。
だから就活も一度もしなかったし。

ただ、「学びたい」から行った。
あのときは、国文学がどうしてもやりたかった。
自分の知的好奇心を満たし、自分の財産(教養)のために学びたいと思った。
私にとって大学での勉強と、生きるために稼ぐこととは全く別物だった。

今年も、何か勉強したい。
目標をもって、勉強して、試験を受けて、合格するというのは、
最も小さくて簡単な成功体験だと思うし。
決して悪いことではない。
頭も使わないと弱ってくるしね・・・年々・・・

でも、学んでいて楽しくないと意味がないから、
自分が興味のあることじゃないといけない。

何かあるかな?

私は10歳から大学卒業するくらいまで茶道を習っていて・・・
今はもうその先生は亡くなってしまった。
お茶から離れてもう長い。
でも、もう一度お茶やりたいなぁと思うことが多々ある。

今思えば、お茶をたてるという行為そのものよりも、
季節の花や掛け軸、お茶道具を拝見したり、
柄杓でお湯を注いだ瞬間に立ち上る抹茶の香りに恍惚としたり、
そういうことが好きだったんだと思う。

資格もいいけど、単に習い事でもいいのかもなぁ。

今、ユーキャンの「あなたにピッタリの資格は」というのを診断してみたら、

「難しいことを攻略したいチャレンジャータイプ」らしい。

おすすめは、

・保育士
・カラーコーディネーター
・ファイナンシャルプランナー
・ピンズラー英語
・手話
・カリグラフィー

などなど、
全く興味のないものばっかり・・・(笑)

でも、
・中小企業診断士
もいいらしい。
実はこれは前から興味があったんだよなぁ・・・

さてさて、2010年どんなふうに生きようかな。

えびす効果あり?!

2010-01-12 13:15:48 | 仕事
9日は、毎年恒例のえびすさん参りへ。
ライター友達のみつながさんと、堀川戎へ行ってきた。

今年もいい仕事をたくさんしたい。
商売繁盛と家内安全をお祈りした。

私が「今年は書くことに関して野心家になりたいと思っている」と言うと、
みつながさんはとても喜んでくれた。

本当に、今年は野心を取り戻したいと思っている。
それは、ライターとして・・・というより、「もの書き」としての。
私の書くものを好きだと言って、ほれ込んで、本気で「書かないとダメだ」と言ってくれる人がいる。
そういう人が一人でもいるのなら、その気持ちに応えられるように、
もう一度本気で努力してみたいと思った。
それは、とても怖いことだけど・・・
自分と向き合うという、一番骨の折れる作業を今年はすることになると思う。

最近忘れていたが、「書くことによって恢復する」ということを、
再び目指してみたいと思う。
たぶん、それが自分が書き続ける意味だと思うから・・・

そうそう。
年末に「絶対とる!」と言っていた仕事だが・・・

とれた!!

某ファッションブランドの新商品のコピーを毎月書くことになった。
とりあえず1年契約。
ボリューム的には少ないので、1ヶ月の報酬額は少ないが、
それでもレギュラーの仕事は嬉しいねぇ。
精神的にかなり楽になる。

この仕事は久しぶりに自分の実力で勝ち取った。
テレビショッピングもしているブランドなので、
そのテレビ放送のDVDが送られてきて、それを観て商品コピーを書くというのが一次審査。

デザイナーが出演していて話しているので、それを資料と合わせてまとめる感じ。
8商品もあってめちゃくちゃ忙しい時期で大変だったが、なんとか完成させた。
できるだけデザイナーの想いを込めるように書いた。

一次審査合格の通知が来て、二次審査が面接。
採用担当の方といろいろ話をしていたら、社長さんが現れた。
忙しい中、挨拶だけでも・・・と顔を出してくれたのだ。
ほんの3分ほどだったが、とても印象的な時間だった。

社長さんは私の一次審査で提出したコピーをめくり、「ここ、ここ」と指差して読み上げた。
そして、「今回たくさんご応募いただいたんですが、こういう視点で書かれているのが面白くて、あなたの文章が印象に残りました」と言ってくれた。

嬉しくてちょっと震えた。
そして、10年以上前、社内報の仕事をとれたときのことを思い出した。
あの時も、社長はこう言ってくれた。
「50人受けにきたけどね、あなたの文章がピカ一だった」

あの時のことがオーバーラップしてきて、ああ、もしかしたらこの会社とは長いお付き合いになるかもしれないな・・・と思った。

それから、もう一つ社長さんが言ってくれたこの言葉。
「もしこのお仕事をお願いすることになったら、一年後にはお互い成長するような仕事をしてほしいと思うんです。
私たちも成長します。だけど、あなたも一年後にこの商品コピーを読み返したら、もっと違うものが書けるくらい、成長してほしい。
そういう関係を望みます」

仕事の中で一緒に成長していく関係・・・
そんなことを言ってくれることがありがたくて、
この時もっと本気で「この会社と仕事がしたい!」と思った。

だから、2週間後に合格の連絡をもらったときは、思わずガッツポーズ!!(笑)

嬉しかったぁ・・・
久しぶりに自分の実力で勝ち取ったという感じがして、本当に嬉しかった。
頑張っていい仕事をしないと!

今年のスタートはいい感じだ。

この新案件も始まるし、1月初めに広告の仕事を1つもらっている。
それから、さっき(本当にさっき)、また別の案件の依頼があった。
昨年の秋頃に営業をかけていた制作会社からで、
医療関連の本を出すので、病院紹介の取材記事を何本かお願いしたい、とのこと。

地道に営業しておいてよかった!!

これから3月まで、テスト対策・入試対策と塾も忙しいが、
とにかく時間のある限り、できることをしっかりやろうと思う。

それにしても、いきなりエビスさん効果あり?!
いい一年になりそうだ……

おいしい牡蠣を食べに、小旅行

2010-01-12 12:42:07 | 美味しいもの
昨日は、兵庫県の西の果て、坂越というところへ牡蠣を食べに行ってきた。

私の夫がまた勝手にトシくんと約束してきたのである。
(私の友達・あやの夫)
それも突然・・・

しかし、前からここの牡蠣は美味しいとは聞いていたので、もちろん「行く!」

朝9時に出発し、芦屋で合流して坂越へ。

片道2時間半もかかったけれど、小旅行気分で嬉しかった。
昨年は節約のために夏から全く旅行をしていなかったので、こんな感じ久しぶり!

お店は海辺にあり、とった牡蠣をすぐに炭火で焼いて食べさせてくれる。
お昼時で混み合っていたため1時間も待ったが、それでも待つ甲斐はあった!

酢牡蠣、焼き牡蠣、蒸し牡蠣、牡蠣フライ、牡蠣のグラタンと、牡蠣づくし~
特に焼き牡蠣は、目の前で自分たちで焼いて食べるので楽しかった。
ここの牡蠣は火を通しても縮まないらしい。
だから、とにかくプリップリで大粒!!
いつも食べてる牡蠣は何だったんだ・・・と思うほど、旨い。
ただ蒸し焼きにしただけで調味料は一切無しなのに、味が濃い!
濃厚な旨味を愉しんだ。

ビールとコップ酒合計3杯ずつ。
同じテーブルの女の人が、私たちのお酒が運ばれてくるたびに
「おいしそう~」と言ってじっと見てくるのが面白かった。
めっちゃお酒好きなのに、車なんだろうなぁ。
あかんって!車で来たら・・・

牡蠣以外にも、ガシラなどの煮付けやあぶり穴子などを食べ、お腹いっぱいになった。
牡蠣だけで一人20個は食べているだろう・・・
これだけ飲み食いして一人5000円は安かったなぁ。

駅までブラブラと歩いて、昔ながらのお家や神社、酒蔵などに寄り道しながら帰って来た。
ちょうど6時を過ぎたくらいだったので、今度は摂津本山駅で降り、
「ラ・ポスト」というワインと欧風料理のお店へ。
気軽なワイン居酒屋だ。

ここはワイン好きのあやとトシ君夫婦のお気に入りのお店らしいが、
お料理もワインも全部美味しかったし、お店の雰囲気もとてもよかった。
明るくて、開放的で、オシャレだけど肩肘はらなくていい気軽さがあって。

生ハムやサラダ、鶏のロースト、ピザ、白金豚のソーセージなど、
いろいろお料理を愉しみながら、ワインをいただいた。
私はワインのことはあまりわからないが、
ちゃんと本当に美味しいものを知っている人と飲むと楽しい。

こちらは日本酒、向こうはワインと、酒談義は尽きなかった。
また、たわいもない話や昔話など、いろんな話で盛り上がった。

いつも思うことだけど、美味しい料理とお酒、
それに、何でも語り合える友がいれば、
それだけで、人生はなんと豊かで楽しいものになるんだろう!!

たっぷり10時まで盛り上がって、解散した。

家に帰ってから夫と二人で日本酒を1杯だけ。
さすがに疲れていて、テレビを観ていたら眠くなってしまった。

牡蠣はやっぱり美味しいなぁ。
お土産に500gむき身を買ってきた。
今日はこれを「牡蠣のオイル漬け」にする。
我が家の冬の定番。
瓶詰めにしておくと1ヶ月くらいはもつので、毎日少しずつ楽しめる。
これがまた、酒のアテにぴったり。

昨日、新酒が6本届いた。

順番に空けながら、酒に合う料理を考えるとしよう。
これがまた私の楽しみ

初めて新居に

2010-01-11 00:33:11 | 生活
今日は新居の打合せだった。

もうだいぶんできている……!





↑こんな感じで、西側は畑。
 高台なので、南(奥)も空いてます。



初めて中に入らせてもらった。
こんな感じ
まだこれからだなー。

吹き抜けが思ったより大きくてリビングは広々!
でも、その分、2階は狭い・・・

ハシゴを使って2階も上がってみた。
ベランダも北と南の2つをつないだら広いけど、
2つに分かれているとそれほど大きくなかった。



初公開!
我が家の「悟りの窓」改め、「ただの丸窓」!

でも、これも思ったよりいい感じだった。
この窓から見える坪庭を造るのが本当に楽しみだ

早ければ2月末にも完成する予定。
引渡しは3月だけど・・・

テンション上がる~
いろいろあったけど、やっぱりいいおうちができそうな気がする。
よかった~



昨年のおうち呑みベスト3

2010-01-08 11:53:09 | 


↑元旦のおせちなど。

あんなに忙しかった年末だけど、31日の夜中に作ったわりにはちゃんとできた

お雑煮はもちろん、香川県名物、あんこ餅入り雑煮。
そして、びりけん特製のローストビーフ。

今年は、おせちだけでなく、豪華ちらし寿司も作った。
酢飯に大葉・ゴマ・生姜を混ぜ、鰻、いくら、エビ、卵を乗せている。
これがヤバイほど旨かった!!

最近、料理への情熱も以前のようにはなくなっていたが、
今年はもう少し新メニューも考えていこうと思う。
夫のメタボを治すのも、私の目標だ。
自分のダイエットが先か?

また、去年は家で飲んだ日本酒のデータをエクセルで作っていた。
1本ずつ、飲んだ感想も入れて・・・
これは今年もちゃんと続けていく予定。

最後のほうは家庭が節約状態になってしまったので、あまりいい酒が買えず、記入していないのもあるが、
それでも78種類!

今改めてざっと見直してみると、「ああ、あれ旨かったなぁ」と、
その味わいが蘇ってくる。

というわけで・・・

昨年おうちで呑んだ日本酒ベスト3!

【第3位】
不老泉 純米吟醸 備前雄町
滋賀県
精米歩合55% 酸度:1.7 日本酒度:+4 アルコール度数:17~18度

コメント:
『香りはやや強め。フルーティーな甘い香り。
アタックは普通。爽やかな酸味と甘みのバランスがよい。
甘みよりは酸味をしっかり感じられる。アルコール感はそれほどない。
余韻は普通。やや辛口でキレがよく、旨い酒だ。
割といろいろな料理に合わせられると思う。気分的には焼き魚。』

不老泉の酒は結構好きなものが多く、「特別純米 無濾過生原酒 中汲み 木槽天秤しぼり」や「杣の天狗」なども飲んでいるが、
やっぱりこれが好きだなぁ。
基本的に雄町を使っているお酒が口に合うのだ。
山田錦の優等生っぽい味より、やんちゃな雄町がいいみたい

【第2位】
賀茂金秀 芳華 純米吟醸(若手蔵人 情熱の酒)
広島県
精米歩合:備前雄町50% アルコール度数:16~17度

コメント:
『薄い黄緑色。香りはやや弱め。すっきりと爽やかなフルーツのような香り。
アタックはやや強めで、まず感じるのは酸味。これが非常に心地良い。
甘みとのバランスがいいので、強いのに穏やか。
アルコール感はほとんどない。
余韻はやや長めで、今度は甘みがじんわりと広がっていく。かなりうまい。』

賀茂金秀は今年家ではこの1本しか飲まなかった。
仙台で飲んで、夫が気に入ったんだよな~
これは酒屋のアウトレット(?)で安く買えたのでよかった。
気づくとやっぱり雄町を選んでる!

【第1位】
陸奥八仙 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み
青森県
精米歩合:華吹雪55% 日本酒度:+1 酸度:1.6 アルコール度数:17.6度

コメント:
『ああ、なんて美味しいお酒なんだと、ちょっと感動する。
香りは華やか。口に含むと、わずかに舌先にピリピリとくるような発泡を感じる。
とにかくまず印象的なのが酸味。
あまり広がらず、ぐっと迫ってきて、すっと消える。
その感じがなんとも心地良い。
甘すぎず、辛すぎず、本当にバランスのよいお酒。幸せだ』

2009年は陸奥八仙!
それもこの新酒のときが一番旨かった。

やっぱり自分の好みの味ってある・・・
もちろん、その時の舌の状態や合わせる料理で感じ方も変わるし、
今これを飲んでも一番かというと、それはわからないが、
味の記憶を辿った限りでは、これが一番旨かったと感じられる。

あと、特別賞(?)としては、「五凛 純米酒」かなぁ。
辛口の旨口とはまさにこの酒のことか!と思った。
食中酒にピッタリで、何を料理しようかといろいろ考えたものだ。
また今年も買ってみよう。

というわけで、昨年度の酒事情を振り返ってみたが、
今年も早速、5種類飲んだ。



↑元旦のお酒 左から、
・秋鹿 霙もよう 純米吟醸 にごり生
・小笹屋竹鶴 大和雄町 無濾過 純米原酒
・超超久 氷室貯蔵生 純米吟醸 16BY
・不老泉 特別純米 生 中汲み 木槽天秤しぼり

この中から、早くも2010年のベスト3候補が出ている!
「超超久 氷室貯蔵生 純米吟醸 16BY」
こちらはもう1本空けずにおいてあるので、4月に新築お披露目&日本酒の会の時に出そうと思っている。
(日本酒の会参加の皆さん、お楽しみに!!)

ワインでも、年代モノの本当に美味しいワインを飲むと、その美味しさに震えるというが、まさにそういうお酒だ。
平成16年から、マイナス5度で貯蔵してあるので、5年もかけて米の旨味がじっくりと熟成されている。
貯蔵の方法によっては、5年も経てば古酒っぽくなってしまうのだけど、
これは全く古酒っぽい香りや味わいがない。
むしろフレッシュで、厚みのあるフルーティーな香りがする。
この「厚みがある」というところが特長で、
樽の中でウイスキーが熟されたように、香りまでが深まっていっているのだ。
香りだけでドキドキしてしまうような酒って、なかなかないものだ。

味わいは、深く、まろやか。
角や雑味は一切なく、どこかクリーミーでさえある。
なのにスイスイと飲め、甘味の後に酸味が追いかけてくる。
料理をあわせるのにも、幅広く考えられるのがいい。

まあ、ベスト3入りは既に確実といったところか・・・!
これをしのぐ酒に出逢えるのかどうか・・・それもまた楽しみである
(とりあえず、今年も酒からは離れられないってことね・・・)