進んだ道も、性格も、今の生活も、何もかも違うのに、
ずっと一緒にいられる友達がいる。
出逢ってからもう25年。
四半世紀を過ぎた。
それでも、変わらずそばにいてくれる。
そういう友達。
金曜日は、かどやと二人で飲みに行った。
近場で高槻。
初めてのお店だったけれど、いい日本酒をいっぱい置いていて、
居心地もよくて気に入った。
ビールの後、日本酒3杯。
花垣、東北泉、篠峯。
たわいもない話で盛り上がった後、かどやが言った。
「この間のブログ読んでびっくりした。葉巻吸うなんて知らなかった」と。
かどやとはずっと一緒にいたけれど、
本当に定期的に会うようになったのはこの3、4年だ。
だから、まだ私のことで知らないこともある。
逆も然り。
じゃあ、カスクへ行こうと、行きつけのバーへ。
そこでまたウイスキーを3杯。
「明日はワイン会があるから、控えめにしとく」
なんて、先にメールを送っていたにも関わらず、
あまりの楽しさについつい我を忘れ、
「よっしゃー!今日はもうとことん飲もうぜ~」
みたいになっていた。
もちろん、あの話したなとか、こんな話で盛り上がったなとか、
断片的には覚えているのだけど、
ほとんど、たわいもない話ばかりで。
だけど、それがめちゃくちゃ楽しくて。
かどやに「私のどこがいい?」と馴れ合いカップルの女みたいな質問をしてみたら、
意外な答えが返ってきて、
いつもこの人は自分のことをアホやと言うけど、
やっぱりアホじゃないよなぁと思った。
「頑固なとこ」
彼女はそう言ったのだ。
頑固なところか・・・
もちろん、いい意味で言ってくれている。
自分がこうと決めたらとことんつきつめる。
誰にも迎合せず、自分のこだわりを突き通す。
どうでもいいことに意地になる。
・・・私の頑固さを、彼女はよくわかってくれているのだ。
そして、それが、私自身を作っている核になっていることも。
そんなことを改めて感じて、とても嬉しかった。
お酒も美味しくなるはずだ。
気づけば2時半を過ぎていた。
お互いタクシーに乗り込み、家路をたどる。
タクシーの運転手さんとお話。
不景気をどう乗り越えるか。
降りるとき、「お互い頑張りましょう!おやすみなさい」と言ったら、
「ありがとうございます。今日、最後のお客さんがいい人でよかったです」
と言ってもらえた。
ちょっとした触れ合いだけど、なんだ心があたたかくなった。
ああ、昔なら、今日の出来事を小説にしたなぁと思った。
それがわかるようにはなったけど、まだ物語にはならない。
でも、最近、そういう瞬間がいろいろあって、
もしかしたらまた書けるかもしれないと、
そう思うだけで、今は明日が楽しみに感じられるのだ。
ずっと一緒にいられる友達がいる。
出逢ってからもう25年。
四半世紀を過ぎた。
それでも、変わらずそばにいてくれる。
そういう友達。
金曜日は、かどやと二人で飲みに行った。
近場で高槻。
初めてのお店だったけれど、いい日本酒をいっぱい置いていて、
居心地もよくて気に入った。
ビールの後、日本酒3杯。
花垣、東北泉、篠峯。
たわいもない話で盛り上がった後、かどやが言った。
「この間のブログ読んでびっくりした。葉巻吸うなんて知らなかった」と。
かどやとはずっと一緒にいたけれど、
本当に定期的に会うようになったのはこの3、4年だ。
だから、まだ私のことで知らないこともある。
逆も然り。
じゃあ、カスクへ行こうと、行きつけのバーへ。
そこでまたウイスキーを3杯。
「明日はワイン会があるから、控えめにしとく」
なんて、先にメールを送っていたにも関わらず、
あまりの楽しさについつい我を忘れ、
「よっしゃー!今日はもうとことん飲もうぜ~」
みたいになっていた。
もちろん、あの話したなとか、こんな話で盛り上がったなとか、
断片的には覚えているのだけど、
ほとんど、たわいもない話ばかりで。
だけど、それがめちゃくちゃ楽しくて。
かどやに「私のどこがいい?」と馴れ合いカップルの女みたいな質問をしてみたら、
意外な答えが返ってきて、
いつもこの人は自分のことをアホやと言うけど、
やっぱりアホじゃないよなぁと思った。
「頑固なとこ」
彼女はそう言ったのだ。
頑固なところか・・・
もちろん、いい意味で言ってくれている。
自分がこうと決めたらとことんつきつめる。
誰にも迎合せず、自分のこだわりを突き通す。
どうでもいいことに意地になる。
・・・私の頑固さを、彼女はよくわかってくれているのだ。
そして、それが、私自身を作っている核になっていることも。
そんなことを改めて感じて、とても嬉しかった。
お酒も美味しくなるはずだ。
気づけば2時半を過ぎていた。
お互いタクシーに乗り込み、家路をたどる。
タクシーの運転手さんとお話。
不景気をどう乗り越えるか。
降りるとき、「お互い頑張りましょう!おやすみなさい」と言ったら、
「ありがとうございます。今日、最後のお客さんがいい人でよかったです」
と言ってもらえた。
ちょっとした触れ合いだけど、なんだ心があたたかくなった。
ああ、昔なら、今日の出来事を小説にしたなぁと思った。
それがわかるようにはなったけど、まだ物語にはならない。
でも、最近、そういう瞬間がいろいろあって、
もしかしたらまた書けるかもしれないと、
そう思うだけで、今は明日が楽しみに感じられるのだ。
卑下しないのは、他人と自分を比較しないから。
客観的には比べても、「だからダメだ」とか「だから不幸だ」とか思わない。
それが「諦めが肝心」ということなんやろけど、いつも「そうなったもんはしゃ~ないわ」って、いい意味での開き直りがある。
それを「大らか」と表現する人もいるけど、そうじゃなくて、ただ自分の人生をしっかり生きてる人なんやと思ってます。
私にはないところ…
不幸にならない本を読んでもあかんよね(笑)
また!