明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

Shunさんに会った!そして、BBに会えるかも!

2008-02-29 02:43:44 | ライブ
27日(水)の夜、大阪でShunさん(菊田俊介さん)のライブがあった。
すごく行きたかったが、彼が仕事なので無理だと思っていたら、
急に「会社抜けられるから!」というので、急遽ライブハウスへ。

Shunさんは言わずと知れた、アメリカで活躍するブルースギタリストだが、
去年、菊田俊介と行くシカゴ・ブルースフェスティバルを堪能するツアーに参加したので、そこでお話する機会を得たため、ちょっと親近感がある。

「私はブルースとバーボンがあったらいいんです」と私が言ったとき、
「あなたみたいな女性は、ブルースマンの夢だね!」と、
Shunさんに人生で最高の賛辞をいただいたのだが、
相手は「世界のShun」である。
私のことなんか忘れているだろうなぁと思っていた。

でも、ライブハウスに遅れて入ってきたら、すぐ目の前にいて、
「Shunさん」と声をかけたら、「おおー!元気だった?」と覚えてくれていたようで、相変わらず気さくに声をかけてくれる。
(もう1つバンドがあって、その演奏中だった)

一気にシカゴの空気がよみがえってきて、とても幸せな気分になった。

すぐにジャック・ダニエルを注文し、すっかりブルースモード。

今回のライブは”Rising Shun” Japan Tour ‘08”ということで、Shunさんのオリジナルアルバム「Rising Shun」の曲をやると聞いていたのだけど、始まるとなぜかブルースのスタンダードナンバーばっかり。
あれあれ・・・?とは思いながらも、これはこれでむちゃくちゃいいので、
かなり興奮!!

アルバート・コリンズがよかったなぁ。
曲はなんだっけ?
If you love me like you sayかな?
あまりのカッコよさに、バーボンも進むわ、進むわ。

B.Bキングやら、ジュニア・ウェルズやら、フレディ・キングやら、オーティス・ラッシュやら、とにかくこれでもか!!っていうくらいのブルースで、ああ、もうたまらんかった!




Little by littleを一緒に歌ったり、Shunさんのジュニア・ウェルズとの思い出話はいろいろ聞いたけれど、どれも面白い!
あと、BBの「LIVE AT THE REAGLE」を初めて聴いて、そこからブルースにはまっていった・・・という話をされたときは、
「私も!!私も!!」と手を挙げそうになった。(挙げてない)

アンコールは「Sweet home Chicago」で締め括って、
他の人たちの飛び入り参加もあって、
とても幸せな夜が終わった。

ライブ後、「よかったですーーー!」とShunさんに駆け寄った。
気さくにまた「ありがとう」と微笑んでくれる。
本当に素敵だったなぁ。

そして、このとき、Shunさんはある情報を教えてくれた。

「今年のブルースフェスティバル、BBが出るよ!」

もうこれを聞いてから、私の頭の中はどうやって今年もシカゴへ飛ぼうかと、そのことばかり。
ブルースフェスに出演するのは、なんと20年ぶりだとか。
そのうえ、これまた私の大好きなジェイムス・コットンも出るらしい!!

まさか2年連続でシカゴへ行くなんて、そりゃ、行きたいとは何度も思ったけれど、現実には考えたことがなかった。
だけど、「BBが出る」と聞いた瞬間に決めた。

行こう!またシカゴへ!
BBに会いに行こう!!

あれからずっと、寝ても覚めてもBBのことばかり考えている。
今朝も起きた瞬間に思ったのが「あー、BBに会えるんだ」ということだった。
何度も何度も繰り返し思う。

最後に日本に来たBBのプレイを観たのはいつだったろう?
10年か12年か・・・
それくらいは経つんじゃないのかな。
大阪ブルーノートでようやく会えて、あれからずっと「もう一度会いたい」と願い続けたきた。
それが6月に現実になるかもしれないのだ!
そう思っただけで涙が出そうになるし、胸が痛い。

シカゴへ行く・・・
またお金がかかるなぁ。
Shunさんが「またツアーに参加したらいいよ」と言ってくれたから、
もう一度あのツアーに参加してもいいし、
うまく飛行機やホテルがとれたら個人で行ってもいい。
どちらにしろ、20~30万はいる・・・

全財産をはたいても!と言えるならまだいいが、
全財産をはたいても全く足りません(笑)
中学生でもこれくらいの貯金ありそうだがなぁ・・・

でも行くのだ。借金しても行くのだ。
そろそろ春物の洋服が欲しいと思っていたけれど、もう今年は春夏いっさい服を買いません!去年と同じでかまうもんか。
仕事用のカバンを新調したかったけど、それもヤメ!
食道楽も少し控えるし、
酒も・・できる限り・・・控える・・・ように努力し・・・てみたりもする!

とにかく死ぬ気で働いてお金をためるのだ。

あとは、彼が会社を休めるかどうかなんだよな・・・
「休めるかわからん」と言うから、
「休めないときは、辞めなさい!」と言っておいた。
「そんな無茶な・・・」と苦笑していたけど。

去年のシカゴツアー、本当に楽しかった。
毎日昼間から真夜中までずっとブルースに浸かりっぱなしで、
ずっと酒飲んで、毎日毎日。
あんな幸せがもう一度来るのか?
できればまたあのメンバーで行けたらいいのに、なんて思ったり。
誰か行かないのかなぁ。

BBのことを思うと、いつも本当に涙が出そうになる。
そばに行くことはできないけど、生演奏を聴けるだけでもいい。

でも、いつも夢を見る。
BBに会って、あのルシールを抱く大きな手に触れさせてもらいたいと。

ああ、恋焦がれたBBに、もうすぐ会えるかもしれない!

期待を超える仕事がしたい。

2008-02-26 11:12:04 | 仕事
昨日は嬉しいことが2つ。

夜、突然、携帯に電話がかかってきた。
誰かと思ったら、昨年末に取材した会社の、東京本社の人だった。

この会社は沖縄以外の全都道府県に支社をもっていて、
私が取材したのはその大阪支社。
府がやっている施設での求職者支援のための企業年鑑づくりで、
この会社の事業内容ややりがいなどをインタビュー形式で紹介している。

その施設ではなく、私に直接かけてくるなんて、
「ク、クレームか!!
と、めちゃくちゃびびった。

それが、話を聞くと、なんと大阪だけが全国で唯一、求人の応募率が高いので、取材した私に内容を詳しく聞きたいということだったのだ。

ひゃーーー!

いろいろと私が知っている情報を伝えて電話を切ったが、
あー、あの記事、役に立ったんだ・・・と思って嬉しくて仕方がなかった。

それにしても、熱心な会社だ。
ビジネスファイナンスの会社だけど、ここもきっと伸びるなぁ。
金融やビジネスに興味のある人には絶対オススメ。
30代前半で支社長とか支店長とかになってるし、
自分が出した結果の分だけ報酬になって返って来る。
逆に向いてないと悲惨だけど・・・

もう1つのよかったこと。

昨日はまた取材で、建築資材を扱っている会社に行ってきた。
人の良さそうなのんびりした営業のおっちゃんと、
朴訥で口下手で真面目そうな社長との間で、
取材自体がなかなか進まずに苦労した。

でも、最後はなんとか資料をもらって、それで書ける状態にはなったので、
終了して帰ってきた。

東京に行ってしまったディレクターさんから電話があったので、
その様子を報告すると、「すいません・・・ややこしい取材で」と恐縮してはる。
でも、「いえいえ、なんとかなりますから大丈夫ですよ!」と言うと、
「あー、やっぱり頼んでよかった~」と言ってもらえた。

前も、他人のクレーム原稿のやり直しの依頼があったりと、
結構ややこしいものがまわってくることが多いが、
それでも、夜中に帰ってきた彼にこの話をすると、
「それは、かおりが信頼されてるってことやで。たぶん、めっちゃ頼りにされてると思うわ」
と、ディレクター業務もやっている見解からそう言ってくれた。

誰かの役に立つ仕事。
この間も、そんな話を書いていたけれど、
それが自分に実現できていると感じられるときは、やはり嬉しい。

年始に頑張っていた、怒涛の取材による企業冊子も刷り上って送られてきた。
「思っていた以上に良い出来で、既に読まれた方からも好評です。やはりお願いしてよかったです。これからもよろしくお願いします」
と手紙が添えられていた。

仕事って、やっぱりこういう報酬(お金)以外の「見返り」が、
モチベーションにつながるんじゃないのかな、と思う。
会社勤めで上司がいる人なら、その上司が部下のモチベーションまで気にかけてくれることもあると思うが、一人でやっていると自分でこういう「見返り」を1つ1つ噛み締めていくことがそれにあたる。

ここにこうやって書くのもそうだ。
書くことで自分の喜びを再確認できるし、
人も読んでいるから、ヘタなことはできないなと、また気合が入る。
たまに読者に「よかったですね」なんて言われると、それもプラスになる。
「見返り」と「見返りの再確認(噛み締める)」の連続で、
また次に良い仕事ができるのだ。

社内報をやっていたときも、私は取材相手から何十枚もお礼の手紙やFAXをもらっていて、今もそれは大事にとってある。
昔はよく読み返していた。
これが私のモチベーション維持方法。

期待に応えるのではダメだといつも思っている。
期待以上のものを作れて、初めて人は評価されるのだから。
それと、私の書くものを「好き」になってもらうこと。
やっぱりこれが何よりも嬉しい。

子供の頃からなんだかわからない無常観の中で生きてきて、
「とかくこの世はままならぬ」と呟き続けてきたけれど、
仕事をするようになって、やっと楽になった。
それは、自分が「やるべきこと」を見つけられたからだと思う。
この世で、自分らしく、自分の力で生きていく。

そうしていると、とても安心するのだ。

少しずつ歩いていこう。
でも、もっともっと遠くまで。



「時代おくれ」の女になりたい。

2008-02-24 23:41:56 | ライブ
今日は1日反省会。
思い返せば返しただけ、いろいろ後悔する。

1日2杯の酒を飲んで
酔っ払うのは1年に一度。

目立たぬように
はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず……

ふと、昨晩のカラオケでほんちゃんが熱唱していた、
河島英吾の「時代おくれ」の男の歌詞が脳裏によみがえった。

ため息をつく。
私もそんな「時代おくれ」の女になりたい、と。

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昨晩は、彼のバンドのライブがあった。
このブルースバンドを結成して2回目のライブだ。

場所は前回と同じく、人の良いマスターのいる小さなライブハウス。
観客を呼ばなきゃ商売あがったりだろうに、
今回も来たのは身内だけで。

サイトウちゃんの彼女トモちゃんと職場の先輩、
けんちゃんのお父さん、
彼らの地元の友達チョウちゃん、
そして私。
以上、5名。

ちょっぴりマスターには申し訳なかったけれど、
それでもとてもいいライブだった。
1年前にファーストライブを観たときより、はるかによかった。
それはもちろん、技術的なこともあるけれど、
何より「楽しさ」が伝わってきたことが大きい。
一体感というのか、バンドメンバーと観客5人とがなんだか一緒になって。
プラスのオーラがどんどん出てきて、
空間があったまった。

けんちゃんのお父さんは、カッコよくて面白い素敵な人で、
彼らの集まりにこうやって参加したりするし、
けんちゃんとの関係もいい感じだ。
ライブもお父さんがとても盛り上げてくれたのがよかった。

演奏もすごく上手くなっていたし、
聴いていて普通に心地良かった。
私は元々ハーモニカが好きだから、ほんちゃんの上手さにはまいった!
彼のギターソロはいつもひやひやするけれど(わが子を見守る母の心境)、
なかなかよかったと思う。

ライブが終わって、打ち上げに誘ってもらえたので、
メンバーと観客5人と、総勢9名で近くのちょっとおしゃれな居酒屋へ。
女性(トモちゃん)が選ぶとこういう店になるんだなぁ。
私はだいたいオッサンか「こだわりの夫婦」みたいなのが
集まるような場所しか行かないからなぁ・・・

そこで2時間くらい盛り上がって、ゴハンもしっかり食べた。
今回は体調を崩している人が多く、皆あまりお酒は進んでいない。

出てからカラオケに行こうということになり、久しぶりにカラオケへ。
それも2軒ハシゴ(カラオケのハシゴは初めてじゃ)。

ジャンルも時代もごちゃ混ぜの選曲で、
みんなが思い思いに歌って、楽しい時間を過ごした。
そこでもみんなウーロン茶かコーヒー。
私と彼のみがひたすら安ウイスキーのロックをおかわり。

いつものパターンだけど、この彼の仲間たちと一緒にいると気分がいいので、
ついつい「うちへおいでよー」と誘ってしまう。
体調悪いと聞いているのに呼んでしまった。

本当はライブが終わったらすぐに帰るつもりで、まさかみんなを呼ぶことになるとは思っていなかったから、掃除もまだ。
あまりおもてなしもできなかったが、彼らはラーメンを買って食べていた。
20代男性は、本当によく食べるし、ジャンキーだなぁ。

結局、明け方まで私はひたすら飲んでいて。
今回はサイトウちゃんと二人で話し込んだり、
けんちゃんと二人で話し込んだりと、
今までじっくり話せなかった二人のいろいろな話が聞けて楽しかった。

ただ、翌朝、彼が言うには、
「かおり、また何回も同じこと言ってたで~。けんちゃんが真剣に人生相談してるのに、全く的外れなこと言うし……」
とのこと。

最近、「酔っ払うと同じことを繰り返す」と人によく言われる。
前は「酔っ払うとすぐに寝る」だったのに。
どっちがタチが悪いかといえば、前者だろうなぁ、間違いない。

今回は「私は出家して尼になろうか迷っていた」という話だった。
これを何回も聞かされたら、そりゃ、たまらんな。
前は他の人の前で、「武士の娘※に生まれたかった!」を繰り返していたこともある。
(※注:私は酔っ払うと武士の娘になりたがる)

いやはや。
今回はサイトウちゃんともけんちゃんとも真剣に話していたので、
話の内容の記憶はだいたいしっかりしているのだけど、
(確かに尼の話はした!)
繰り返していたかどうかまでは・・・。

朝9時頃起きると既に2名は帰っていて、お泊り常連メンバーになりつつある「ほんちゃん&けんちゃん」が眠っていた。
二人が寝ている間に、急いで駅前のパン屋へ行って、朝ごはん用のパンを購入。
せめてもの償いだ。

ほんちゃんが先に起きてきて、それからしばらく彼も合わせて3人で、まったりとした時間を過ごす。
パンを食べ、おしゃべりしながら。
ほんちゃんが「こういう時間っていいな」と言ってくれて、
それで少し気持ちが落ち着いた。

その後、けんちゃんも起きてきた。
昨晩の一番の犠牲者なので、すぐに謝った。
「尼になりたい話を繰り返してたんやって?ごめんね」と言うと、
「いやいや、面白かった!」と言ってくれたので、これまたホッとした。

午後を過ぎるまで、皆で昨日のライブやスタジオ録音の音を聴いて、
また余韻にひたって楽しんだ。
録音しても結構上手で、いい感じ。

けんちゃんはわざわざ名古屋から来てくれているし、
ほんちゃんは仕事がハードで休日出勤も多いし、
みんな疲れているのに、こんな酔っ払いに付き合って泊まってくれて、
なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
なんのおもてなしもせず、ひたすら酒だけ飲んで・・・
それも私の直接の友達ならまだしも、夫の友達やで・・・

だけど、この二人はほんまにいい人たちで、
帰り際はいつも名残惜しそうにしてくれる。

「帰ろうか」と立ち上がってから数分立ち話して、
彼と二人、玄関で見送るときも、まだ玄関先で何分も立ち話。
そして、いよいよ帰るというときは、
この上なく優しい、温かい笑顔で、何度も何度も手を振ってくれる。
彼にとって、本当にいい仲間だなぁと実感する。
そして、私も少しだけ、その仲間に入れてもらえたらと思うのだ。
もう酒は飲みませんから……

私は彼らより随分年上なので、友達のヨメとしても付き合いにくいのではないかと思っている。
だけど、何度も顔を合わせるうちに、少しずつ親しい話ができるようになり、
少しずつ敬語の中にもタメ口が混じり始めて、ほっとする。

いつか彼らも結婚したり、子供ができたりしたときに、
その家族も含めてのお付き合いをずっとしていけたら本当に嬉しい。
これが、結婚してよかったことの1つだ。
人との交流が2倍になった。そして、まだ広がる可能性がある。

酒飲みで、ひたすらブルースを語り、
「尼になりたかった」と繰り返す変な女だと思われているかもしれないが、
でも、そういう私をも受け入れてくれる寛大な人たちばかりだ。

あまり恥ずかしいことをして、彼に迷惑がかからないようにしなくてはいけないな、とはいつも思うけれど。

そんなわけで、今日は1日中、いろいろと思い返して反省していた。
「周りの人が飲まないときは、自分も飲まない」
「ずるずるといつまでも酒を飲まない」
というのを、とりあえずの目標に掲げて、反省会終わり。

カラオケも酔っ払って調子に乗って歌っちゃったしなー。
あれもやめよう。
なんかはしゃいでたなー。
あと、すぐに人を家に連れてきたがるのも問題だし。
(酔っ払いなのでかなりしつこい)
彼の友達やのに、彼より目立とうとするし。
すぐに「この曲いいから!」とか「このライブいいから!」と、
自分の選曲を聴かせようとするし。

課題、多いな・・・

目立たぬように
はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず……

そうそう。
私もそんなふうに「時代おくれ」の歌詞のような女になりたい。

今週のゴハン

2008-02-23 13:44:15 | 美味しいもの
今週は慌しい1週間だった。
ブログ更新もあまりしていなかったが、
最近どうも料理に対する熱意も欠けているようだ。

時間があると新レシピを研究しようとわくわくするのだが、
ちょっと忙しくなると本とかを見ないでもできる「定番」に頼ってしまう。
新しいレシピも開発したいんだけどなぁ。

今週(平日)は月・水と飲みに行ったので、
晩ご飯の用意は3日間でよかった。

火曜日は、
◎ブロッコリーのゴマ和え
◎白菜とベーコンのスープ
◎レタスと水菜のサラダ
◎ジャガイモのおかか炒め
◎きんぴらごぼう
◎揚げだし豆腐
の6品。

お義母さんにお豆腐を大量にもらったので、
久しぶりに揚げだし豆腐を作ったけど、
やっぱり好きだなー。

木曜日はカキがどうしても食べたくなったので、
カキの味噌鍋(うどん入り)にした。
彼が遅いので、鍋といってもいつも一人鍋。

画像は、今週のじゃなく、その前にカキ鍋をしたときのものだけど、
まあ、こんな感じで一人でも楽しくやっている。



この一人用土鍋もお気に入りだしね。

昨日は、キャベツ、トマト、にんじん、玉ねぎが残っていたので、
これはロールキャベツしかないなと、決定。
それと、レタスも残っていたので、春雨を揚げてパリパリにして、
お肉と一緒に包んで食べるやつも作った。
さらにロールキャベツ用のお肉が残ってしまったので、
しいたけに詰めて焼いた。

ロールキャベツを食べながら思った。
料理が好きだというと「得意料理は?」と聞かれて、
いつもまごまごしてしまうが、
もしかしたら「ロールキャベツ」なんじゃないか、と。

自分が大好きということもあるが、これはうまい。
コンソメ系の味だけど、私はフレッシュのトマトを入れる。
たまにトマトの水煮缶みたいなのや、トマトピューレなどで
めっちゃトマト味になってるロールキャベツもあるけど、
私はどうもあれは好かん。
野菜の凝縮された旨味を味わってほしいんだなー。

最近、休みの日には握り寿司に凝っている。



これは少し前の画像だけど、この日は生のマグロが手に入ったので、
手まり寿司風。あと、うなぎと。

ただ、彼から「握りたてがいい」という要望があったので、
この後の回からは、私は自分の横に寿司飯とネタを置いて、
彼の注文を聞きながら握るという・・・なんとも贅沢なことをさせている。
こんなに甘やかしていいのか?!

この間、びりけんのマスターにも少し伝授してもらったが、
やはり握りは難しい。
寿司飯も研究していたら、たまたま先週、「家庭での寿司レシピ」という
テーマの豆知識を書く仕事があって、
それでいろいろ調べたので、今度試してみようと思う。

一応、今年の目標で、友達が来たときにはテーブルをカウンターに見立て、
いろいろ注文を聞きながら握れるようになろうかと(楽しいやろ?)。
一朝一夕にはできないけどねー。

そうそう、少し前に、高校の同級生のKくんから野菜がいろいろと届いた。
(ありがとう!
里芋やブロッコリーなど。
もちろん美味しく料理させてもらったが、
写真を掲載しようと思いながらタイミングがなかった。

料理つながりで、里芋の含め煮だけでもご紹介。



もっと凝った料理にしてもよかったんだが、
やはり素材の味を一番堪能できるのはこれかと思って。
そして、思った通り、とても柔らかくてホクホクで美味しかった。
こんな素朴な料理でも、ちょっといい器で飾ってあげると見栄えもよい。
(佐藤けいさん作の焼締め高台皿。バニラアイスなんか乗せてもキレイ♪)

上にはゆずの皮を散らしている。
秋のゆずシーズンに皮を千切りにして冷凍しているのだ。
ちょっと使えるので、おすすめ。
(よかったらやってみてください。)

そして、相変わらずお弁当メニューには四苦八苦。
ネットで調べてちょっと変わったものを作っても、彼の反応はイマイチやし。
むしろ、から揚げの日は「今日の弁当、ちょーうまい!」とかメールが来る。
から揚げでいいのか、あんたは……!

人気の料理サイトの、さらに人気のレシピなどを見ていくつか作ったんだが、
(素人の人がお互いにレシピを交換しているサイト)
私のセレクトが悪かったのかもしれないけど、
なんか口に合わないと言ったらいいのか……。
やっぱり料理の本を見てちゃんと料理研究家の人のレシピで作ったほうがおいしく感じるなぁ。
そんなことない?
何かおすすめがあったら教えてほしいが。

今年は春くらいになって、少しお金に余裕ができたら、
お料理を習いに行きたいなぁと思っている。
やっぱり自己流だし、基礎をしっかり学びたい。
レパートリーも増やしたいし。

できれば、寿司屋で修業したいわ(笑)


品格って何かな?

2008-02-22 22:39:22 | 想い
さっき、ふとテレビをつけたら「金スマ」で「女性の品格」の著者を取り上げていたので、見てみた。

坂東さん(著者)のことはとても素敵な人だと思うし、好感はもてる。
輝かしいキャリアのある、まさに「キャリアウーマン」で。
にこやかな顔を見ていても品格のある人だと思う。

だからこそ、こんな本は書かないでほしかったなぁと、個人的には思う。
読んでいないけど。
いや、もう少し詳しく言えば、全く同じ内容の本は書いてもいいが、「品格」という言葉をタイトルにはしないでほしかった。
まぁ、それは彼女のせいではなく、出版社サイドの問題だが……。

これはもう本当に私個人の偏った意見だけれど、「国家の品格」は読んだが、まさに日本の品格を表現していたと思う。
だけど、「女性の品格」は目次や取り上げられた内容を見る限り、「品格」に関することではなく、マナーや常識であるし、それを「品格」というふうに表してほしくない。
それに人間の品格というのは、生まれながらに身についた部分もあり、本を読んだくらいではどうにもならないのではないかと。
もちろん、常識やマナーは身に付くと思うが。

その番組では坂東さんの家も披露していたが、とても品格のある家ではなく、引き出しがモノであふれて閉まらないなど、ちょっとびっくりした。
でも、外で忙しくお仕事をされている方なので、家の掃除ができないなんてことは、別にいいんじゃないかと思う。(それと品格は関係ない)
だから、彼女はキャリアウーマンとしての生き方を伝授したほうがよかったんじゃないのかなぁ。私はすごく参考にしたい。
まあ、出版社に乞われて書かれたものだし、彼女に罪はない。

私が自分で品格があると思う人は、吉田兼好の『徒然草』の32段の話に出てくる女性である。
この段を読んでから、ずっとこの女性が私の中の理想だ。

以下、最初は書いたエッセイを全部載せていたのだけど、
昔書いた文章だし、コメントを見ると誤解もあったようなので、
内容だけを掲載しておく。

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9月20日頃のことである。
吉田兼好がある人(ここではAさんとしておこう)に誘われて、夜が明けるまで月を見ながら歩いていた。そのうちAさんが、「そうや、忘れとった。ちょっとあの家に用事があるんや。悪いけど、ここで別れよう」と言い出して、ある家の前で二人は別れた。
しかし、兼好は帰らずにその家の様子をうかがうことにした。なぜならその家は兼好の気持ちを引きつけるようなものでいっぱいだったからである。
庭は荒れているが、庭の木々や葉に露がたくさん、月明かりに照らされ輝いている。それに、来客があるからといってわざわざ焚いたのではないお香の匂いが静かに漂っていて、何とも控えめな様子である。それが兼好の心にしみじみと染み渡ってくる。
……こんな庭のある家に住んでいる女性は、一体どんな人なんや……
兼好の好奇心は高まる。
やがて、Aさんが用事を済ませて家を出てきた。その時、兼好はさっと物の陰に隠れて家の中の様子をうかがった。しばらく見ていると、この家の女主人はAさんを見送った後も戸を少し開けて月を眺めている。
……この女性は私が見ていることを知らないはずや。誰が見ていなくても、この女性はこんなふうに月を眺めてるんや……。
兼好はこの女性の控えめで風流な態度に感動した。

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いつしかこの女性のような人になりたいと、風流のわかる人になりたいと思ってきた。
だけど、品格と同じで、風流も後から勉強して身に付くものではない。
「風流」のわかる人と、「品格」のある人が同じという意味でこれを挙げたのではなく、「後から学べるものじゃない」ということを
小林秀雄の評論を交えて伝えたかったのだが、
なんだかうまく伝わらなかったようだ。
私の筆が未熟だった。

ただ、「女性の品格」に書かれているようなことができるような女性になることはいいことだと思う。もちろん。
何も間違ってないし、そういう女性は素敵だ。

私が言いたいのは、あの本に書かれていることが
「品格」なのかどうかということだけだ。

でも、「品格」という言葉にこだわりすぎたかもしれない。

※以上、多少文章を削除・補足しました。

全て意味があることなんだ。

2008-02-21 17:34:04 | 仕事
「自分に起こることは全て意味がある」というけれど、
これは本当なんだなぁと思う。

今日、ずっと営業をかけていた会社に行ってきた。
2週間以上何の返信もなかったので、半ば無理かとあきらめていたのだが、
「一度お越しください」とメールが来て採用担当者に会えることになったのだ。

この間、関西を撤退して東京に行ってしまった契約先と同じ業種だが、ずっと大手。
大阪の超一等地にある、高級ブランドがひしめくビルの上階に事務所を構えている。

もし、定期的な仕事を失わなかったら、私はここに営業をかけようとは思わなかっただろう。
だから、やっぱりこれでよかったんだ、ちゃんと意味はあるんだと思う。
眩しいくらいのピカピカのビルをエレベーターで上るとき、
なんだかちょっと緊張した。

採用担当者は、とても感じの良い方で。
「面接とかではなく、もうお仕事の説明をさせていただきますね」と、
既に私の経歴からGOを出してくれていた。

1時間ほど、自分の過去の作品などを見てもらったり、
仕事内容の細かな規定などの話を聞いた。
面倒なデータ入力もなく、文字数も少ない。
それに、仕事に幅がある。
慣れてきたら、また別の媒体でも仕事がもらえるかもしれないという。
とにかくどれも取材の仕事なので嬉しい。

本数も多く、ライターさんによっては月に20本も書いているとか。
少ない人でも2、3本。
さすが大手!
もちろん仕事を継続的に与えるかは、
1、2本、私の仕事ぶりを見てから決めるという。

でも、「使える」と思ってもらえたら、
ある程度定期的に仕事が入ってくるし、
とりあえず、トライアルの機会は与えてもらった。
これは、何が何でもいい仕事をしてつなげないとなぁ。

私は少しずつだけれど、いろんな出来事をニュートラルなものとして捉えられるようになってきたように思う。
以前は、何か起こるとすぐに「もうダメだ!」となっていたが、
今は一瞬はそんな気持ちになっても「切り替え」ができるようになった。

「ダメかどうかは、まだわからない」と。

まだ中間で、成功か失敗か、いいか悪いか、どっちに転ぶかはわからず、
むしろ、そこから気持ちを切り替えて前を向けば、
「ああ、これも意味があったんだ」と思えるような結果になるんだと。
結果を作るのは自分自身の心だ。

だから、もしこの仕事も1、2本で切られるようなことになったとしても、
それはそれでまた意味があるのだろう。
ただ、絶対にうまくいくけれど。(自信はある)

今年は、月に1社は新しい契約先を開拓するというのを目標にしている。
1社からの仕事を請けすぎると、そこから切られたときに経済的に痛手を受けるという経験をしたからだ。

とりあえず、今年は2月までで2社獲得!なかなか順調だ。
まだまだ頑張ろう!

彼の両親がやって来た!

2008-02-17 21:12:43 | 生活
結婚して、そろそろ10ヶ月が経とうとしている。
その間、夫の実家へ行くことは何度もあったが、うちに来てもらったことはまだなかった。

16日(土)、初めてお義父さん、お義母さんをご招待した。

悩んだのは、何を料理するかだ。
お二人ともお酒は飲まない。
(お義父さんは飲めるが、車で来るため)

そのうえ、彼が「うちは二人とも田舎の人やし、肉とかもあんまり食べへんから。煮物とかそういう素朴なものがいい」という。
あんまり見栄えはよくないなぁと思いながらも、食べてもらえないと意味がないので、今回は結構普通のお惣菜にした。
「こんなもの家でも食べられるわ」と思われるのもイヤなので、品数だけは多く!

なかなか難しいが、基本的におばあさんが食べる和食みたいなのを好む私なので(酒のアテだな)、いつも作っているような料理を並べてみた。

実は、彼にはお兄さんが二人いて、一人は結婚してるので、
私はそのお義姉さんと比較されることが多い。
そして、今のところ、かなりポイントは低いのだ!

彼のご両親は徳島の田舎の出身で、
銀行員と専業主婦という、堅実を絵に描いたような夫婦。
質素に、真面目に、奢らず謙虚に、人の道から外れず、常識的に生きてきた、とても優しく素晴らしい両親だ。

食道楽で、酒が人生の友で、定職にも就いたことがなく、文章を書き散らして10年近く一人暮らしをしていて、自己主張が激しくて、マニアックで、ケンカっぱやくて、型にはまることが大嫌い。
こんな私を「理解してください!」というほうが無理難題だろう。

でも、私は私だ。
それに、私は本当に二人が好きだし、自分の命に代えても守っていく覚悟でいる。
なぜなら、彼のご両親がいなければ彼は生まれなかったわけだし、彼に出会わなければ、私はずっと孤独に生きていかなければならず、こんな幸せを手に入れることはできなかったのだから。
そう思うと、いつも感謝の気持ちでいっぱいになる。

彼のお母さんは体が弱くて、3人目の彼を生むときにどうしようかと悩んだという。
だけど、自分の体よりも彼の生命を優先してくれた!
それを聞いたとき、感謝の気持ちでいっぱいになった。

だから、こんな破天荒な私を理解してくれなくても、それはそれで構わないと思っている。ただ、私が二人を大事に思っていれば。

とはいえ、ここはポイントアップのチャンス!!!!!

かなり気合を入れて、もてなした。
こんな感じです~↓


器もうちにある最高級レベルのものを並べた。
内容は、結構地味で、私の定番お惣菜ばかり。

・ひじきの煮物
・小松菜と厚揚げの煮物
・切干大根と人参の煮物
・チーズチキンロール
・エビチリ卵
・筑前煮
・鯵の南蛮漬け
・鶏ひき肉と豆腐の茶巾絞りあんかけ
・味噌汁(玉ねぎとしめじ)
以上、9品。

頑張った甲斐あって、二人ともたくさん食べてくれた。
お義父さんはご飯もお代わりしてくれて。
「いろいろあって嬉しい」「どれも美味しい」「器も素敵」と大絶賛!

うちの両親も四国の生まれだからか、お義母さんとは味付けが似ているのもよかったかもしれない。

ご飯の後は、お義母さんが作ってきてくれたアップルパイをいただいた。


パイ生地はシートを利用したらしいが、中のリンゴも美味しく煮られていて、彼と二人でほとんど食べきった。
とてもお上手だった。
ああ、幸せ。

せっかくここまで来たのだから、どこかにご案内しようと、帰りに山崎ウイスキー工場へ連れて行った。
見学は予約していなかったのでしなかったが、建物の中に入り、お土産などを買った。
無邪気なお義母さんは「旅行気分だわー」と言って、嬉しそうだった。
かわいい人だ。

とても楽しく過ごして、二人を見送った後、「あー、楽しかった。時間が経つのがあっと言う間だね」と私が言うと、彼が「ありがとうな・・・」と言ってくれた。
そして、「かおりって、すごいな。自然に『お父さん、お母さん』って言うようなぁ」と言う。

彼は、うちの両親に「お父さん、お母さん」というのは、まだ抵抗があるらしい。
私は、お義母さんが持ってきてくれた彼の赤ちゃんの頃のアルバムを見て、
「うわー!昔のお義父さん、めっちゃコワイ!ヤクザみたい!」
とか言って笑って、
「もう彼よりお義父さんの写真が面白くて~」と笑い転げているくらい、すっかり馴染んでいる。
(今書きながら思ったけど、これってどうなんだろう?ポイントダウンか?!そういえば、この時のお義父さんのコメントはなかったなぁ

最初は、二人の性質に合わせて、少しでも気に入ってもらえるようにと頑張っていたが、これからずっと自分の両親になるのだし、そんなことを気にしていても仕方がないか、と思うようになった。
だから、私は、地のままの私だ。

夜、お義母さんからお礼のメール。
「とても幸せな日でした」と締め括ってあった。

ポイントはアップしたのかわからないが、
自分の中では何かふっきれた日だった。

私は子供の頃からずっと「家族団欒」に憧れていたから、
それができる今を本当に嬉しく思う。せつないくらいだ。
こんな日が来るなんて、昔は思ってもみなかった。

お義姉さんと比べられると落ち込むけど、
こんなふうに楽しく、幸せな日があるのなら、
まあ、ヨメも悪くないかな。

大きな勘違い

2008-02-17 18:10:58 | 仕事
仕事で私はよく褒められる。
どの取引先の人からも、一度仕事をすると、高い評価を得られる。
内容はもちろんのこと、仕事に対する姿勢も褒められる。

それで、私は自分のことを「仕事がデキル人」だと思っていた。

でも、今日思った。
これは違うなぁ。大きな勘違いだ。

人は、褒められるような、「できる」と思えるような環境で働いてたらダメなんだ、と。
いつも「もっとこうしてほしい」という要望を受けたり、周りの人に刺激を受けたりしながら、「私ってダメだ。もっと上にいかなくては!スキルアップしなくては!」と思えるような環境にいなくちゃダメなんだ。

自分は仕事ができるんじゃないかと、
そんな勘違いをしてしまうような環境で働いているうちは、
絶対に成長できないな。
なんぼでも上はいる(はず)なのだから!

林社長と出会って、彼女が24時間ビジネスのことを考えていることや、自分のスキルアップのために何十万円も投資して常に勉強していることを知り、また自分の小ささを目の当たりにした。

狭い世界で褒められることにホッとしている自分は、
なんて愚かで小さいんだろう。
下を見て仕事をしていたら、成長はないなぁ。

林さんはいつもいろいろな社長さんやビジネスの先生の話をしてくれるのだが、
「こういうところがすごい」「こんなことをしている人もいる」と賛辞し、
自分もそれに追いつきたいと、必死に勉強している。
常に上を向いている人だ。

私も、もっと時間を有意義に使い、もっと自分を高められるように、
なまけず、きちんと生きていこうと思った。

ちなみに、少しでも生活費(酒代?)の足しになればと、
眠れないほど屈辱を感じながらもやり始めた安い安いリライトの仕事だが、
(リライトの内容にもいろいろとあると思うが、私がやり始めたのは、
プロのライターがやるようなレベルの仕事ではない)
負け惜しみじゃなく、やってみると意外に楽しくて・・・。

今までも、アンケートシートで書いてもらったものを文章にまとめるとか、
素人さんに書いてもらった文章をきちんとしたものに直すとか、
そういうリライトはしてきた。
理論じゃなく、もう感覚でそういうことができてしまう私は、
一度ざっと文章を読めば内容が頭に入るので、それをさっさと組み立てて
読みやすい構成・文章に直していく。
感性を使わず、頭だけでできるので楽だし、集中できるから楽しい。
基本的に頭を使う仕事は好きなのだ。

とりあえず一稿目を送ったら、あまりに出来がよかったらしく
(それも、驚かれるほど仕事が速かった)
「さすがプロのライターさん!」と感動された。

今、決してこれを自慢げに書いているわけじゃない。
担当者とのスカイプを切った後、立ち直るのに数分・・・。
またちょっとため息だ。

「プロのライターさん!」なんて感動されるような仕事をしていたら
ダメなんだよなぁということ。
つまりは、他は素人がやっているような仕事なのだから。

とはいえ、その屈辱感を抜きにすれば、それほど嫌な仕事でもなかったので、
とりあえず空き時間を埋める感じで続けることにした。
1日数千円でも、これで毎日の酒代になる、と(笑)。
いよいよ本格的な「日雇い」っぽくなってきたなぁ・・・あはは。

でも、そこの担当者がいい人で、
「僕の知り合いで、ライターさんを探している人がいるんで紹介します」
と、新しい仕事先まで紹介してくれた。
(まだどんな内容か聞かされていないが)

自由に、好きな仕事だけやって、満足のいく経済力をもつ。
考えてみれば、これはなかなか難しいことだ。
ほとんどの人が、どこかで折り合いをつけているのだろうし、
それが簡単に手に入らないからって
落ち込んでる私のほうがおかしかったわ。

でも、・・・やっぱり全部手に入れたいから、
できるところまで頑張ってみよう!

コツコツと。
でも、上を見て。

そして、明日のパンのためではなく、
目的は、楽しく生きて人の役に立つために。

そういう気持ちで働きたいものだ。


★余談

夫が「かおりの今年の運勢は、1月はいいねんけど、2月から5月くらいまでは一旦落ち込むねんて。当たってるやろ?でも、7月から良くなるから大丈夫!」
と言ってきた。
細木数子の六星占術をどこかで見てきたらしい。
(ちなみに私は木星人(-)だ)

言っておくが、彼は特に占いなどに興味はない。
たぶん、私が落ち込んでいたから、元気付けようとしてくれたのだろう。
優しい人だなぁ。
こういうところに、ホロリとなる。

いい夫でしょ!!

誰かの役に立つ仕事

2008-02-15 18:33:18 | 仕事
林社長と会った。
Mさんと3人で、林さんの会社で2時間ほど会議。
4月からスタートさせる新事業の打ち合わせだった。

自分がずっとやりたかった「人の人生を書いて1冊にする」こと。
一人ではどうにもならなかったけれど、林さんが自分の会社の事業の1つとして立ち上げてくれることになり、私は自分の書きたかったものを書けるという、まるで夢のような話が現実になった。

もう少し具体的になったら、ここにも発表できると思う。

林さんと話していたら、なんだか元気になった。
それは、仕事をもらえるとか、そういうことを抜きにして。
生き生きと輝いた、誠実そうな目でビジネスを語る彼女を見ていたら、
それだけでこちらもパワーをもらえるし、
なんというか・・・わくわくするのだ。

ビジネスを語るとき、彼女はいつも「みんなが幸せになる」と言う。
何度も何度も。
そのビジネスに関わる人がみんな幸せにならなくてはならないと、
そういう気持ちで仕事をしているからだ。
そこにいつも共感する。

「明治の人」も2年計画で、100人を目指して取材していくことになった。
今は、関わった人がそれぞれ好きなスタイルで書いているし、
やはりプロの文章ではないので読みづらい点も多いのだが、
1冊の本にまとめるときは、私にリライトをさせてくれるという。
ありがたい。
いいものを作りたいな。

私はこの「明治の人」については、無報酬でやっている。
もちろん、他の仕事をまわしてほしいからではない。
(これは無報酬でやると決まってからいただいた話だ)
林さんの気持ちに打たれたし、自分のためにもなるし、
そして、おそらく自分の取材力や文章力が何らかの役に立つと、
そう感じたからだ。

「やっぱりプロのライターさんは違う」と、林さんとMさんが言ってくれた。
また、他のプロのライターさんとも違う、と。
「わかりやすくて、読みやすい。言葉がやさしい」のだとか。

これは、私がいつも目指していることだから、何よりの褒め言葉だなぁ。

今日は林さんに救われた。
いつも、本当に困ったときには、なぜか誰かの救いの手が伸びてくる。
神様は人員配置がとても上手だ。
うまく生きていけない私の隣には、いつも素晴らしい人がいる。
人には本当に恵まれている。

私はずっと「職業に貴賎なし」と言い続けてきたけれど、
仕事の質は区別していたかもしれないな、と思った。
これはつまらない仕事とか、これは大きな仕事、とか。
どんな仕事内容でも、この世の中で役に立たないことはない。
そのことをもう一度心に留めて、
今ある仕事をコツコツと、一所懸命やっていこうと誓った。
きっと「誰か」の役に立つのだから。
(たぶん、その「誰か」は、私の書いたものを気にもとめないだろうけど)

私の夫は、電化製品のカタログやサイトを作っている。
彼と知り合ってから、ヨドバシに行って、何かのカタログを手にするとき、
「ああ、これも誰かが彼のように、毎晩終電までかかって作ったものなんだなぁ」と思うようになった。

「読み捨てられること」を無価値だと思ってしまったら、
ライターの仕事なんかできないのかもしれない。
今の日本には読み物があふれかえっている。
読み捨てられるものが9割だろう。
だけど、それは絶対に誰かの役に立っているのだ。
ほんの一瞬でも。

考えてみれば、ライターに限らず、全ての仕事がそうなのかもしれないな。

それどころか、「こんなふうに書いてくださって、ありがとうございます」と言ってもらえる(エンドユーザーの喜んでいる顔を見られる)ことがいくらかでもあるだけ、幸せなのかもしれない。

いろんな企業を取材していると、この言葉によく出会う。
「お客様が喜んでくれたことが一番嬉しかった」と。
これは接客業だけでなく、システムエンジニアの人だって、製造業の人だって、そうなのだ。

人って、そういうものなのかもしれないな。

林さんが今日言っていた。
「明治生まれの人を取材していて、『今まで生きてきて一番嬉しかったことは?』と訊いたら、自分のことを挙げる人はいない。みんな、子供や孫や嫁や・・・他の人の幸せが嬉しいって言う。人間の幸せってそういうことなんやと思う」と。

それを聞いて、なんだか心がほわっと温まった。

私も塾を辞めるとき、自分の生徒に言った。
「人の幸せを自分のことのように喜び、人の不幸を自分のことのようにつらく思える人であってほしい。少々アホでもいいから!」と。

今日はいろんなことを思い返した。
そして、力を得た。
人として間違った生き方さえしていなければ、
きっとなんとかなる。
そんなもんだよな。

私の求めるものは。

2008-02-15 00:24:31 | 仕事
自分が夢見ていたもの、
本当に望んでいたものは、一体何だったんだろう。

なんだかわからない屈辱をなめながら、
それでも生きていくために、文章を書く。

どこかで大きく何かを変えないと、
このままではいけないな、と思いながら。

何でもいいですから、安くてもいいですから、
文章を書く仕事をくださいと、頭を下げる自分は
なんだかとてもみじめで、
夜になると酒を飲んで、ギリギリと奥歯を噛み締める。
自分が情けなくて、涙が出る。

フリーでありながら、10年も一つの会社に肩入れしすぎた、
(そして、軌道に乗ればあっさりと捨てられた)自分を
こんな日は本当に情けなく感じる。

でも、誰も悪いわけじゃないし。
誰も責められない。

「えびすさん効果」はやっぱりなかったようで、
月10万分の定期的な案件が終了した後は、
今度は別の契約先の私の担当ディレクターが東京に転勤になった。
今日、電話があった。
彼女だけなら引継ぎなどがあるのだろうが、
その営業所自体が東京に吸収されるらしく、
今後は今まで通り、仕事をもらえるかわからない。

もう終わりだ・・・

でも、明日食べて生きていくために、今日は3社営業。
自分が絶対やりたくなかった仕事もあるが、仕方がない。
思った通り、すぐに採用された。
だけど、こんな仕事をするのかと思うと、涙が出る。
人の書いた文章をリライトする仕事だ。

そうまでして、文章を書くことにこだわる必要などあるんだろうか?
今度はこんな疑問が湧き上がる。

「私は才能ないのかな。他のライターさんはうまくやってるのに」
と私が言うと、彼は、
「それはネットワークの問題や」という。
確かに、自分の仕事ぶりがダメだからと切られることはない。
10年、一つの会社と塾に肩入れしすぎて(それを後悔はしていないけど)、
若いうちにネットワークを作れなかったこと、
そして、新たに作ったネットワークは、私の力量に関係なく、
いろんな理由でどんどん切られていくことにある。

会社の紙面統合、会社の体制の変化、営業さんの不手際、
担当ディレクターの転勤、予算の問題等・・・

だけど、こんなふうにことごとくうまくいかないんじゃ、
「運も実力のうち」というから、やっぱり止めたほうがいいのか、とも思う。

ああ、なるほど、皆が「会社員」になりたがるのは、こういうわけだったのかと、こんな年になって、初めてわかる。
芝居みたいに、膝を打ったよ(笑)
なるほどなぁ。

「自由」を選ぶ者は「不安定」であることが当たり前で。
みんな「安定」したいから、「不自由」を選ぶのかと、
そんな当たり前のことに、初めて気付いた。
(はい、アホです)

この10年、「フリーライター」を名乗りながらも、社員より「不自由」な生活を強いられていた。
例えば、社員は2週間近く休みをとって海外旅行もできたけれど、
私はできなかった。
だけど、考えてみれば、経済的に「安定」はしていた。
今は本当の「フリー」になって自由を手に入れた代わりに、かなり不安定だ。

どっちがいいか?
それは、やっぱり「今」がいい。
前のような不自由な生活に戻りたくはない。
自由になってみると、それを改めて感じる。
あんな社員以上に不自由な生活なら、
いっそのこと社員になればよかったと思うくらいだ。
それに、あんな人間として疑いをもつような人とは、
絶対にもう仕事をしたくない。

こうやって、いろいろと分析していけば、
「これでよかったんだ」という結論に辿り着く。

ただ、人間だからね、
なんだかしんどい夜もあるさ!!!
愚痴も言います、はい・・・。

彼が、私の仕事が安定するまで、経済的に援助してもいいと申し出てくれた。
それが、嬉しくはなく、なんだか屈辱で。
世の中にはダンナさんの稼ぎで暮らしている人も大勢いるわけで、
こんなプライド、何にも役に立たないとは知りながら、
母親に言い聞かせられて生きてきたトラウマが、
人に甘えることを邪魔する。

人間の心ってのは、本当に複雑なもので・・・

自分の夢って一体何だったんだろうな。
そんなことすら、もうわからない。

明日は、林社長と会う。
昨日は、NHKのニュースで林さんの会社が取り上げられていた。
人間的にも本当に尊敬できる人。
明日話すことで、何か吹っ切れることができたらいいな。

酒を飲んで、感性がどんどん研ぎ澄まされている時は、
また小説を書いてみたいと、
いつもそんな夢を見る。
20歳の頃の夢を見る。
あの頃は、何でもできる気がしていた。

そんな、儚い夢を見る。
「儚い」という字は、「人」の「夢」と書くんだなぁ。
一体どんな人が定めた字なのだろう?

「用の美」の心

2008-02-13 22:47:48 | 生活
柴田雅章氏という陶芸作家がいる。
スリップウェアを作り続けている方だ。

スリップウェアとはイギリスの陶芸技法で、白色や有色の泥状の化粧土で文様を描き出し、ガレナ釉と呼ばれる鉛釉を掛けて低火度で焼く陶器である。

見慣れない人や、好みでない人にとっては、たいして心に響かないかもしれない。
私自身としては、結構好みの分かれる陶器ではないかと思っている。

柴田氏の作品を初めて見たのはいつだったろう。
もう15年くらい前になるか。
まだ若かった私は、正直に言えば、その良さがそれほどわからなかった。
だけど、だんだん好きになり、10年くらい前の誕生日に、母が「何か好きな器を1つ買ってあげるから、選びなさい」と言ってくれたとき、真っ先に迷わず選んだのが、その頃いつも店先の棚に並んでいるのを見つめているだけだった柴田氏の高台の器だった。
未だに氏の作品はそれしか持っていない。

今日、その氏の作品を扱っている馴染みの民藝品店へ行き、最近入った氏の作品を見せてもらった。
前回、入ったときはそれほど目に留まるものはなかったのだが、今回はどれも素晴らしくて、今日は一日中その器のことを考えている始末だ。

しかし、氏の作品は、年々値が上がる一方で。
そのうち人間国宝になることは間違いない。
こんな田舎町の小さな個人の店で扱っていることのほうが奇跡で、基本的に東京や大阪のちゃんとした個展でしか買えない。
その奇跡を目にして、ため息をつく。

一目見た瞬間から気に入った、小皿。
わずか12センチほどの大きさ。
こんなに魂を奪われたのは久しぶりだ。
値段を見れば、3万円・・・
そりゃ、無理をすれば買えない値段ではないが、12センチの皿に3万円を出すのはなかなか難しいことで。(今の貧しい私には)
だけど、もう頭からその器のことが離れない。

財布の中には4万円・・・。
思わず出しそうになったが、ぐっとこらえて店を出て銀行に行き、それで住民税を払った。(そのために入れていた)

ああ・・・
搾取だ。
いつの時代だって役人は貧しい者から取り上げる一方で。

なんだかがっくりと肩を落としてしまった。

でも、久しぶりに氏の器の素晴らしさを実感し、とても幸せな気持ちになった。
実は、もう何年も前からずっと欲しい、氏の作品であるぐい呑みがあって。
毎回お店に行くたびに、まだ売れていないことを確認してほっとしているのだが、後悔しないように今度お金が入ったら、それを買おうと今日決心した。
本当に、もう何年も何年も私に見つめられている、あのぐい呑み。
そろそろ私のモノになってもいいだろう。
こんなに惚れられたら、あのぐい呑みだって本望じゃないか?

こうやって私がいろいろ「欲しい、欲しい」と言っていると、彼が「買ってやる」と言ってくれるのだが、私はなぜか人にモノを買ってもらうことが苦手で。
いや、もちろん、ふいにもらうプレゼントなんかはめちゃくちゃ嬉しいのだが、自分が本気でずっと欲しかったものというのは、自分で働いて買うから嬉しいんだなぁ、不思議なもんで。

結婚してよかったことの一つ。
彼が、私が器にこだわることを責めないこと。
それどころかだんだん器が好きになって、私の器を並べて見て「いいなぁ」と唸ったりしている。
しまいに「これ、俺のじゃなくて、かおりのやねんなぁ・・・」と言い出した(笑)。ええ、私のです。

来月は、舩木倭帆氏のガラス展がある。
氏も、もうかなりのお年で、いつまでガラスを吹けるのかわからない。
だんだん値打ちが上がる一方・・・。
でも(いや、だからこそ)、今回も何か1つは買いたいものだ。

民藝。
民衆の生活から生まれてきた普段使いの芸術。

用の美。
モノは使われてこそ、美しいという考え方。

何十万、何百万するわけじゃない。
ほんの少しだけ頑張れば庶民でも手に入れられる芸術を、普段使いにすること。
美術館で展示されるような人の作品で酒を飲み、ご飯を食べる。
これが、私の一番の贅沢。
みずぼらしい格好をしても、たぶんこれだけはやめない。
なんだかそれだけは、はっきりわかるのだ。

それは、母の影響だと思う。
母は朝から晩まで働き続けても、自分はいつも自分で縫った洋服を着ていた。
アクセサリー1つ身につけることはなかった。
だけど、私は子供の頃からずっと、作家物の器でご飯を食べ続けていた。
それがそんなものだとは知らない頃からずっと。

いつか母が書いていた。
決して豊かではない生活の中、それでも仕事で疲れて帰ってきて、店先に並ぶ器を見るだけで豊かな気持ちになれたと。
そして、20年かかって、少しずつ少しずつ、他には何の贅沢もせず、ただ器だけを買い集めた。
私は何も知らずに、そんな器でご飯を食べ続けた。
知らず知らず、器に対する目だけは肥えてしまった。

というか、私は器が本当に好きで。
いつも見ているだけで幸せになる。
単なる「皿」や「コップ」なんだけどね(笑)。
人の趣味嗜好ってのは、本当にいろいろだなぁ。

今日はちょっぴり淋しい日だったけれど、
また頑張って働いて、美しいものを手に入れようと思った。

個人的な連絡[けいこさんへ]

2008-02-12 23:48:14 | 友達
けいこさん。
メールをくださったのに、返信したらエラーが出て返って来ます。
原因不明・・・

仕事用のアドレスからも送ってみたけれど、着いていますか?
連絡の取りようがなかったので、とりあえずここに書いています。

もし、これを見られたら、コメントくださいね。

ワンピース革命

2008-02-09 14:38:16 | 生活
いやいや、そんな「革命」ってほど大げさなもんでもないんだけどね。

私は昔からワンピースが好きだ。
基本的にお嬢様っぽいファッションが好きだったということもあるし、
私の体型カバーに一番いいということもある。
あと、とにかく締め付けられるのが苦手なので、
ラクチンだからいいということも理由の1つかな。

でも、私が学生時代の頃のワンピースって、本当にお嬢様系だった。
パンプスに合わせるような感じ。
今みたいに安くて可愛いものもなかったし。
だいたい1着3万円くらいで、Aラインのお上品なワンピース。
いつもそんな格好だから、
塾の生徒に「先生って、お嬢様?」と聞かれることもあった。
(いやいや、庶民ですって答えていたけど)

そのうち、仕事で事務所に通うようになると、
あんまりお嬢様な格好もおかしいので、たまにしか買わなくなった。
(大学にはそれで通っていたのだけど。時代的にOKだった)
それに、なんとなくファッションの流行も私の好みとズレてきていて、
売られているのはちょっと「汚い系」の崩したファッションばかりだったから、
好きなタイプのワンピース自体を見つけるのが大変になった。

それが、この2年くらい、またワンピースが流行り始めた。
それも、昔と違って可愛くて安いのがいっぱいある!

それだけじゃなく、私が言うところの「革命」が起きた。
一役かったのが、「レギンス」の存在だ。
ワンピースをチュニック風に着て、ボトムにレギンスやスキニーデニムを合わせる。
こんなファッションが流行して、一気にワンピースの着こなしに幅が広がったのだ。

昔はお嬢様風にしか着られなかったワンピース。
それが、レギンスやスキニーを合わせることで、カジュアルスタイルに変身!
でも、カジュアルすぎず、可愛らしさも残している。
むしろ、ちょっと可愛い系のワンピに、デニムなんていう組み合わせが良かったりする。

大好きなワンピース、それもちょっと女の子っぽいやつ。
だけど、それをカジュアルに着こなせる。
これはもう、私にとって革命的だった。

安くてかわいいのがいっぱいあるので、調子にのってどんどん買い、
今ではもう何十着あるのかわからないほどになっている。

そして、最近、もう1つ「ワンピース革命」に一役かったアイテムが登場!
今、流行の「インナードレス(ペチコート)」だ。

先日、これは絶対使えると思って、インナードレスを買ったのだが、
やっぱり買って大正解!!

よくわからない男性のために説明すると、なんということはない、
昔で言うところの、「スリップ」みたいな下着のことだ。
キャミソールとペチコートが一緒になっていると考えてもらえばいい。
でも、それがレースやフリルでかわいくできていて、
生地もわりと厚めで「下着」という感じではない。
簡単にいえば、「見せる下着」だ。

私が買ったのは、肩紐で丈を調節できるので、どんなワンピにもあう。
「ちょっと丈が短いな」と思っていたワンピも、
「レギンスはかないと、ちょっと透けるな」と思っていたワンピも、
これさえあれば、大丈夫!
裾から2、3センチ出せるので、長さも調節できるし、
ペチコート代わりになるので透けないから、レギンスなしでもOK!
カラータイツとブーツというスタイルでもいけるのでありがたい。
ついでに、もう少し暖かくなったら、キャミ代わりにもなる。

この「レギンス」&「インナードレス」の2アイテムのおかげで、
好きなワンピースをいっぱい着られて、本当に嬉しい。
これはまさに「ワンピース革命」!

また、レギンス1つとっても、いろんなタイプのを揃えているのだが、
この間、デニムタイプのものを見つけて買ってみたら、
これがまた大正解!

私は太もも周りが極端に太くて、お尻も大きくて、
ウエストで合わせると、パンツスタイルはどうしようもないことになる。
なので、スキニーデニムを合わせたら可愛いなぁというワンピを持っていても、実現しなかったのだが、このデニム風レギンスでお悩み解消!!
めちゃくちゃ楽だし、スキニーデニムを履いている気分になれるし、
これはいい!!

この間、あやと会うとき履いていったら、普段、私がデニムなんて履かないので、真っ先にあやが「えー!どうしたん!珍しい!」とつっこんできた。
「おおー、早速かかったね!」という感じで嬉しくなって、
「ジーンズじゃないねん、デニム風レギンス!」と伸ばして見せた。
あやは「へー」っていう感じだったけれど、私は満足じゃ~!!

今願っているのは、このワンピ流行があと2年くらいは続いてほしいということ。
楽だし、当分やめられません!

最近のこと、あれこれ。

2008-02-08 11:58:04 | 生活
最近、酒に溺れている。
自分でも、若干これはまずいんじゃないかと思いかけた。

以前なら夕方になって「ビール飲みたい!」と思って冷蔵庫をあけたとき、「しまった!ビールないよ!」と気付いたら、仕方ないなとあきらめられた。
女性ならわかると思うが、近所に行くのにわざわざ着替えて、顔や髪も整えるって、かなり面倒なことなのだ。

それが、最近は違う。
さっさと着替えて寒空の中、近所のダイエーへと走っていく。
目指すは、ビールとおつまみのみ!
「ビール、ビール、スルメ、スルメ」と小声で言いながらカゴにいれ、
フフフン~♪と鼻歌なんか歌いながらレジに並ぶ。

ふと、前を見ると、土木建築系の作業着を着たおっちゃん。
きっと1日の労働を終えたところなのだろう。
レジ台に置いたおっちゃんのカゴの中を見たら、

・・・私と一緒!!

いやぁ、目が覚めるって、このことだな。
ハッとしたよ・・・
周りの奥さんたちは野菜や肉やらが詰まったカゴを持っているのに、
私ときたら、この労働者系のおっちゃんと中身一緒!
(おっちゃんは、ワンカップも入ってたけど)

そして、このおっちゃんと「今日もお疲れ!」とか言って、ビールを飲み交わしたいと思ってしまっている自分がいるよ・・・。
なんだろう、この親近感は。

しかし、そんな想いを悶々と抱えて(ビールも抱えて)家に帰り着き、飲み出したら、まあ、いいか、と。

病気になるほど量を飲んでいるわけじゃないし、問題ないかとは思うが、自分で気になるのは、この「酒への執着心」だ。これは明らかに前とは違う。
ちょっと節約もしないといけないし、昨日から気をつけてはいるのだが。
(昨日はウイスキーを少しだけにしといた)

―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…

仕事は、この2、3日で新たに営業(応募)したのが2件。
どちらも通ると、定期的な仕事になりそうなので、何とかモノにしたい。

今日は久しぶりに仕事も落ち着いている。
残りの仕事も今日中に全部終わらせて、この週末は絶対に3連休にしたい。
1日だけ、彼とご飯を食べに行くが、
あとは資料の整理とか、確定申告の準備とか、引き出しの中の整理とか、
いろいろやりたいことがあるのだ。
思えば、年末からずっと忙しくて、大掃除もできていなかった。
(まあ、随時・小掃除派なので、あまり大掃除はしないのだけど)

掃除というよりは、整理だな。
私は空間認識力が劣っているので、一度引き出しから出したものを
同じようにもとに戻すことができない。
きっちり入っていたはずなのに、一度出すとあふれるのだ。
たぶん、こういう能力はチンパンジー以下である。

なので、だいたい引き出しは詰まってあかないとか、
入らなくなったものが外に出ているとか、そんなことになって、
また無理やり入れるから、しまいに中身ぐちゃぐちゃ。
で、半年に1回くらい、全部出してもう一度入れ直す。

これ、なんかいい方法ないのかなぁ。

―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…

仕事の件では、ちょっと落ち込んでもいたのだけれど、
今回は立ち直りが早かった。
それはきっと、林さんのおかげだと思う。
林さんとは、「明治の人」の企画者で、某企業の社長さん。

「賢者テレビ」という、いろんな会社の社長さんのインタビュー動画のサイトに載っているという連絡をもらったので、見ていたら、とても素敵な言葉に出会えた。

『偉い人にならなくていい。なくてはならない人になれ』

こういうことを自分の信条にされるような方だから、とても素敵なのだ。
それから、自分が起業されたときのお話もされていて、
何かをするときには、「それが好きであること、情熱をもてること」そして、「あきらめないこと」が大切だと、そうおっしゃっていた。

そして、私がその感想をメールしたら、
「神様に好かれる生き方をしていれば、大丈夫!」と返事をくれた。
それから、「私が早く仕事をとってきてまわしますから、お待ちください」とも。

この方との出会いそのものが、とても幸運だったと思う。
これから一緒に新しい事業を始めるけれど、うまくいくような気がする。

まず、人の役に立ちたいという気持ちがあって、
人の喜びを自分の喜びのように感じられるという商売は、
利益を目的にしなくても、必ず結果的に利益が出る。
その仕事が、会社が、存続していくために。
そういう成功例を、私はいろんな社長の取材で見てきた。
商売の基本だ。

そして、そういう仕事をしなければ、自分が楽しくない。

先に書いた言葉、人だけじゃなく、企業に関しても言えると思うのだ。
『大きな企業にならなくていい。なくてはならない企業になれ』

この「なくてはならない」を追求できたとき、
存続しようとあれこれ策を練らなくても、自然に存続できるんだと思う。

ようこそ!

2008-02-06 20:26:34 | 生活
食器棚が小さいので、もう食器は買わないようにと気をつけているのだが、
やっぱり器が好きなものだから、際限なく増える。
仕方なくどんどん重ねていたら、最近、いろいろ傷ついたり欠けていたりしていることに気が付いた。
そんなに高価なものはないが、作家物だけに、同じものはお金を積んでも手に入らない。
ちょっとでも傷つけたくなくて、小さな食器棚の購入を考えていた。

大きな食器棚を買えばいいのかもしれないが、いずれこの家は引っ越すつもりでもいるし、大きな家具はできるだけ永住する家に合わせたい。
そんなわけで、とりあえずの小さな家具を探していたのだけれど、なかなかない。

もうあきらめていた時、ロフトに入っている骨董品屋で、素敵な食器棚を見つけた。
今ではあまりない、小さいのに完成している家具で。
高さは85センチほど。
昭和初期の頃の家具だと思われる。
この頃の家具は背も小さい。

彼と二人で見ていて気に入って、購入。
こういうとき、センスが合うのが嬉しい。

今日、やってきた。これだ。



昔の水屋をコンパクトにしたような、そんな家具。
飾り棚もちょっとナナメになっていたりして洒落ている。
大事にしてる酒器や蓋物の器などを飾る。

あー、もう跳びはねるほどいい!
私はきれいなものが好きだ。すごく。
自分が持っている器は本当に美しくて、こんなふうな家具に並べられたら、その美しさを数倍増す。
よかったね、よかったねと、声をかけたくなるような感じで、ため息がもれる。
何度見ても飽きない。

今まで小汚い服を着せられていた綺麗な人がよみがえったような感じ。
やっと彼らに合った場所が見つかった。

昭和初期、この家具を使っていたのは一体誰なんだろう。
どんなお宅で、どんな器が飾られていたのだろう。
そんなことも考える。

これは彼がひどく気に入って、その場から離れなかったのだけど、
本当にこれを買って良かったと思う。
またわが家の宝物が増えた。

来てくれて、ありがとう。
ようこそ!