明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

ただの愚痴

2010-11-29 10:03:17 | 仕事
いつも仕事は重なるもので・・・
なんで分散されないんやろうかと思う。
いろんなところから仕事を受けているし、先方も私の予定を知らないから仕方がないのだけど。

先週はいろいろハードやった!
取材や原稿に追われているときに限って、塾もテスト対策になったりする。
もう自分の担当授業はないが、フォローや代わりでちょこちょこ入る。
多少なりとも関わっている限り、
人員不足でみんな手一杯なので、「手伝えません!」とは言えないし・・・

その上、新しい仕事の打ち合わせもあり(これは受けることにした)、
また別件で面白そうな仕事の話があったからエントリーしてみたり。
(これはあっけなく落ちた。仕事実績とか送るのに時間かけたのに!)

まあ、とにかく忙しく過ごした1週間だった。

・・・というか、まだ続いている。

「今日まで」がめっちゃ大変!
これから夜までにやらないといけない原稿がいっぱいで、現在逃避中・・・

なぜ全部が「今日まで」なのか・・・
明日や明後日なら時間があるのに

そう。
今日が終われば、明日からは結構時間があるのだ。
今週、東京での仕事が入るはずだったのだけど、それが急になくなって、予定がポッカリ。
こういう「ポッカリ」は嬉しい。
大学時代の「えっ!休講?!」みたいな嬉しさ。
この機会にいろいろたまっていたことをやってしまおう。

あー、そろそろ仕事しないと、間に合わない

ただの愚痴でした。
読んだ方、すみません。

信念のかけら

2010-11-25 00:09:31 | Weblog
16日は、ゆうちゃんの新居にいわさきっちと二人で遊びに行った。
2月に引っ越していたはずなのに、この日が初めてのおよばれ・・・
というのは、このおうちは、ベランダや物置や・・・いろんなものを手作りしているからだ。
ダンナさんがアーティストなので、そういうのは大得意
本当に、テーブルでも小屋でも棚でも、何でも作ってしまうのだ。
それで、人を呼べるまでに随分時間がかかったというわけだ。

私と同じ時期に家を建てたので、ゆうちゃんとはいろいろ相談できてよかった。
まあ、私の家より格段広いが・・・
敷地が私の家の2倍近くあるので、ゆったりと造られ、お庭もとても広かった。
いいなぁ・・・
私の家もあれくらいの庭があれば、畑を作るのだけど。
まあ、上を見ればキリがないので、贅沢言っちゃダメだね

家の中もとても素敵だった。
芸術家らしい、センスのよいお家。
テーブルと、大きなソファと、こたつとを置ける、広いリビング・・・
そして、随所に二人のこだわりが見え、居心地のよい空間ができあがっていた。

しかしながら、夏に私の家に連れて来てくれた子犬のくぅちゃんが大きくなり、
すっかりわたしのことなんか忘れて、
死ぬほど私を怖がって、ぶるぶる震えて吠えまくっていたのは、ショックだった・・・
なんか私にとり憑いてるのが見えてるんじゃないかと思うほどだった

・・・そのうち慣れるか。

ティータイムには、いわさきっちが焼いてきてくれたリンゴのタルトと、
ゆうちゃんが買っておいてくれた木の実のタルトをいただいた。



リンゴのタルトは、紅玉の酸味と中の甘味のバランスがよく、とてもおいしかった。
見た目も美しい



木の実のタルトは、京都のグルニエ・ドールのもの。
ここのケーキは本当においしいのだ。
見た目も「おおー!」という豪華さ。



コーヒーや紅茶をいれてもらって、両方おいしく食べた。

そしてこれは、いわさきっちに、自分のおやつとして注文していたクッキー。
大好きなアマレッティとメープルクッキーだ。



仕事の合間に、ちょっと甘いものが食べたくなる私・・・
2週間くらいは保存がきくので、贅沢にもたくさん自分用に注文してみた。

今、毎日少しずつ食べているが、やっぱり頼んでよかった
めっちゃ幸せになる。

今日もちょっと嫌なことがあって、人と向き合うのに疲れてしまったけれど、
上等のコーヒーを豆から挽いていれて、
クッキーを、2、3個つまんだら、
なんだかいっぺんに疲れやイライラが吹き飛んでしまった。

でも、なんか安心した子供みたいに、
じんわりとして、涙が出た。

甘くて優しい味。
いわさきっちのお菓子は、年々おいしくなるように感じられる。
特にこの1年くらいで、劇的にレベルアップしたと私は思っている。
なぜなのか、わからないけれど・・・

「自分らしいお菓子を作りたい」といわさきっちはいつも言う。
その信念が、今の味を作ったんだなと感じることがある。

比べても意味のないことだけど、
信念のかけらもない自分に、誰よりも臆病な自分に、
本当にやりきれない気持ちになる。

怖がりな犬は、吠える。

自分がすぐに言葉を沢山使って人に攻撃するのは、臆病だからだと知っている。

寡黙に、ただじっと信念を貫ける・・・そんな人間になれたらと思い、また涙が出る。
理想ばっかりでちっとも近づけない。
日常に忙殺され、あがいている間に10年以上の月日が流れてしまった。

自分自身を恢復させる<物語>と言葉は、
私の中にもう存在しないのか?
本当に空っぽなことを確認するのが怖くて、また目をそむける。

今日は仕事で、感情的に言葉を扱ってしまった。
そんなちっぽけなことが尾を引いて、感性が過敏になっているらしい。
こういう日は、お酒も飲めない。
つらつらと言葉を綴っているときだけが、安心できる。

こういうことを書くと、心配してくれる人がいるが、心配は無用。
よくあることだ。
書くのは、儀式みたいなもの。

明日は元気になる。

忙しい日々を彩るおいしい時間

2010-11-24 19:12:39 | 美味しいもの
忙しいような、そうでもないような、そんな日々。
ただ、いつも思うように生きられなくて、「無駄に時間を過ごした感」だけが1日の終わりに残る。

予定通り、11月後半はいろんな仕事が重なってきて、とりあえずバタバタはしている。
新しい仕事の話も紹介していただき、金曜日に顔合わせの予定。
大きな仕事ではないが、隔月レギュラーの仕事なのでありがたい。

まだお話を聞く段階で、受けるかどうか(私に務まるのかどうか)わからないけれど、
新しい人脈を築けるというのは、それだけで嬉しいこと。
メールでの感じもいい印象なので、うまく仕事に繋がればいいなと思っている

   *    *    *

11月前半の、まだ記録していなかった話を。

14日の日曜日に、夫と河原町へ買い物へ行った。
靴など、夫の身の回りの物を買うのに付き合った。

買い物を終えて、何か食べようか・・・となったが、日曜日は行きたいお店がみんな休み・・・。
結局、また「なな治」へ行った。
この店が本当に私は好きだ。
カウンター7席と、4人掛けのテーブルが1つの小さなお店。

絶対注文しなければならないのは、「串揚げセット 7本」。
前にも書いたと思うが、普通の串カツのレベルじゃない。
あれはもう、割烹料理だなぁ・・・
ホタテの貝柱に見立てたえのき、鯨のコロに見立てた生麩など、遊び心もいっぱいで。
手が込んでいるのに、7本セットで1350円というお値段も素晴らしい

串揚げはいつも1セットしか頼まないので、夫と取り合いになる。
いつも「2セット頼めばよかったな」と後で言うのだが、他のものも食べたいので、つい1セットにしてしまう。

他のメニューでおすすめは、「ゴマ豆腐の揚げ出し」


とろとろの食感と、ゴマ豆腐の味わいがたまりません。



この日のお造りは、太刀魚。



鰆の味噌漬け。



雲子と九条葱のステーキ。

どれもめちゃ旨い

それに、日本酒もいいものを結構置いているのだ。
この日は、「作」や「不老泉」などをいただいた。
ほんま満足じゃ

私は夫と一緒においしいものを食べて、お酒を飲んでいる時間が一番幸せ。



ちなみにこれは、夕べの我が家の食卓。
「雁木 純米 一つ火」をお燗にして。


ヘアスタイルの苦労

2010-11-19 13:17:28 | Weblog
最近、友達に会うと「白髪」の話がよく出る。
白髪が増えただの、白髪染めをしただの…

私は白髪家系なので若いときから白髪はあるほうだったが、最近の増え方は尋常でなく、かき分けたらほとんど白髪の部分もある。
いつも夫に抜いてもらっていたのだが、いよいよそんなまやかしでは対応できなくなり、9月に久しぶりに美容院へ行ったときに初めて白髪染めをしてもらった。
いよいよ来たか、という感じである。
なんというか…、嫌でも年を実感させられた。

でも、やってみたら、白髪の悩みから解放され、気分は晴れ晴れ!
なんや、こんなことなら早く染めとけば良かったよ…

しかし、あれから2ヶ月ちょっと経った。
すると、これまで夫に抜いてもらっていたことが仇となり、短い白髪が出てきてしまった!
ほかにもいっぱい…。
やっぱり2ヶ月に1回は行かないといけないのか…
それも、これからずっと!

面倒だが、9月に美容院を変えたのは本当に良かった。
何年も通った美容院だったし、店長さんもいい人だったので、浮気したような罪悪感は拭えなかったが、それでも変えて正確だった!
今回行った美容院は最初にカウンセリングをしっかりしてくれて、私の髪の悩みを聞いてくれた。

もともと私はものすごいストレートなんだけど、年をとったせいかどうしてもクセが出てきた。
髪もとにかく多くて広がる。
あとは、白髪。

悩みを打ち明けると、まずは切り方を変えることを提案してくれた。
これは夫からも言われていたのだが、量を減らすために梳いたり、段をつけたりするから、短い髪が見えてきれいに見えないんじゃないかと。
私も常々そう思っていて、美容院でも先を揃えてほしいと頼んでいたのだが、とにかく量が多いから減らさないとダメやと却下されていた。
それが、今度の美容院は、「梳いたり、段をつけたりしたら余計に伸びたときに膨らんでしまう」と言ってくれ、私が望んでいたように先を揃えて切ってくれた。
そして、半年もほったらかしになっていた髪に高いトリートメント(4200円!)をしてくれ、髪を生き返らせてくれたのだ!

おかげで今は久しぶりにストレートロングになっている。
嬉しい
今度は美容院をサボらず、いつもきれいにしておこうと思う。(美容院大嫌いなんやけど)

しかし、この髪を保つために毎日苦労もしている。
20代前半はずっと腰くらいまであったけど、何もしなくてもツヤツヤだった。
濡れたままで寝たり、適当に乾かしたりしても大丈夫だった。
それが今は、だいたい朝にナチュラルな髪質に戻す石けんシャンプーとコンディショナーを使って洗い、洗い流さないトリートメントを塗り、髪を強く引っ張りながら乾かし、さらに髪をキープするスプレーをし…。
これでようやく完成する。
面倒くさっ!
日常でも横髪を耳にかけないように気をつけているし…
(これも美容院のアドバイス)
顔に髪がかかるとイライラするけど、耐えているのだ。
ほんまはくくりたいくらいやねんけど…。

年を重ねても生活は楽しいし、若くなりたいとは思わないけど、メンテナンスにおいては本当に若い時が楽で良かったなぁと思う。

この間、もんちゃんに会ったときに、昔の写真を見ていたら私が出てきて、「めっちゃ髪の毛長いのにツヤツヤストレートでびっくりした」と言われた。
あの頃みたいに手入れなしではもう無理だけど、なんとか労力を使って少しでも近づきたいと思っている。
年寄りが汚くしてるとみっともないもんなぁ…

まあ、私のことだから、いつまで続くかわからんが
とりあえず、そろそろ美容院行って白髪染めしよ…

受ける手と、与える手

2010-11-17 22:58:55 | 美味しいもの
またまた先週の話。

金曜日に、かどやと飲みに行こうということになって、
「びりけんに行きたい」というので、予約した。

結論から言うと、
ま~~~、堪能した!!
やっぱり満足度が違う。

前日に禁酒していたのと、
「絶対に飲みすぎない!」と強い決意があったのとで、
この日はかなり少量・ゆっくりペースでお酒を飲めた。
その分、久しぶりに食欲爆発で、マスターにも
「かおりちゃんがこんな食べるの久しぶりやな!」と言われた。

食べたもの↓
・バゲットにクリームチーズと干し柿
・むかご
・枝豆(黒豆)
・ハヤトウリの梅和え

ここまででまだ前菜

・カツオのお造り
・ホタテのムース
・2種類の野性のきのこの椀物
・インカのめざめ、柿、自家製ベーコン、ブルーチーズの焼き物
・セコガニ
・チーズのピザ
・イワシの香草焼き
・ボンジリのシナモン風味の焼き物
・スパイシーな手羽
・大根と鰤のあら煮
・ローストビーフ
・自家製生ベーコン
・しらす丼

以上!
ざっと17種類!!

どうや!見たか~!!という感じの食べっぷりである。
基本的に私はお酒を飲み始めると、物をあまり食べない。
逆に、お酒を控えるといくらでも食べられる。

最近、かどやと一緒にびりけんに行くと、かどやのペースにつられて飲みすぎて、
だいたい気持ち悪くなって途中から何も食べられなくなる・・・というのが常だった。
でも、お酒をセーブすればまだまだ食べられるということがよくわかったなぁ。

いつも通り、全部おいしかったのだけど、今回の№1は何と言っても
「インカのめざめ、柿、自家製ベーコン、ブルーチーズの焼き物」である。


このなんだかよくわからない組み合わせ!
柿とブルーチーズって・・・と、これだけでやや気持ち悪いのだが、
まーーーーー!!この旨いこと!!
ブルーチーズの塩加減と、柿の甘味と、それに自家製ベーコンの風味と脂が混ざって、これがもう絶妙だった。
いつも通り、調味料はほぼゼロだと思う。
これは、家で自分でやっても絶対に無理。この味は出せない。
なぜなら、自家製ベーコンがないから。
この自家製ベーコンがすべての味を決めているのだ。
ほんまに、これは椀物に入れても、生で食べても、ポテトサラダに入れても、素晴らしい能力を発揮する。万能。

思わず、「おかわり!」と言ったら、かどやに止められた

あと、いつも言うことだけど、椀物は本当に重要。


びりけんの椀物は、優しい、やさしい、本当にやさしい味わい。
野菜って、きのこって、こんな味だったんだと、気づかされるような、そんな椀。

セコガニもうまかったなー。
今年もカニ解禁か。


イワシが黄金色に光っているのにも驚いた。

びりけんの料理は、いつだって、きれい。美しい。食べるのがもったいないほど。
食材が生きてる。


かつおのお造りはもう・・・何これ?!っていうくらい、
旨味があって、柔らかくて、脂がのってて・・・たまりません。


びりけんのピザも大好き!
チーズだけのシンプルさがいい。


これはもう外せない。
ローストビーフと生ベーコン。


滅多にシメを食べない私が、久しぶりに食べた。
しらす丼~
ごま油がきいてて、おいしい!

この日、珍しく、私はお酒を小さめのぐいのみで、4杯しか飲まなかった。
2合くらいかな?
かどやは日本酒だけで私の倍くらい飲んで、さらにワインもなみなみとグラスに注いだのを3杯くらい飲んでいた
あまりにペースが速かったので、心配になったほどだ。

今回、びりけんに行ってよかったのは、おいしかったのはもちろんだけど、すごく素敵なものを手に入れられたこと。

トイレに、山田喜代春さんという方の版画がいっぱい飾ってあって、
私はそれを見るのがいつも楽しみなのだけど、今回の新しい版画は「吾亦紅」のことを描いたものだった。

私は吾亦紅がとても好きで・・・
お花は基本的に何でも好きなんだけど、どちらかと言えば洋花より野に咲くような和花に惹かれるのだ。

都忘れ、桔梗、吾亦紅・・・
自分の好きな花ベスト3を挙げろと言われたら、こんな地味な花を挙げてしまう。
だからこそ、版画になるほどスポットライトを浴びていることがとても嬉しくて。

マスターに「あれ、よかった」と言ったら、なんと、「売ってあげようか?」と言う。
なんでも、年会費を払うと毎月いろんな版画が送られてくるそうで、だいたい1回2千円くらいなのだそう。
だから、おおよその定価で2千円でいいよ、と言ってくれたのだ。

「え!いいの?!」とめちゃくちゃ嬉しかった
ただ、来月の作品が届いて外してから・・・ということで、この日はもらえなかった。

でも、代わりに、別の版画をもう1つ譲っていただいた。
これだ。



これまでに送られてきた版画のファイルを見せてもらっていて、本当は雪の版画が一番気に入ったのだけど、それはマスターもお気に入りだから譲れないという。
次に気に入ったのが、これだった。
ピンときた。
何度か読んでいると、深い、と思った。
忘れられなくなった。

「これほしい」というと、「いいで」とあっさり。

うわー、うれしい

マスターもじっとこの版画を見て、
「いいなぁ、これ。深いなぁ。かおりちゃんはやっぱりいい感性もってるわ」と言ってくれた。
なんだかそれは、最高の褒め言葉のように聞こえた。

こういうものって、誰の心にも響くわけじゃない。
相性だと思う。
その、相性がいいものに巡り会えた。そのことに感謝。

この版画を見ていたら、種田山頭火のことをなぜか思い出した。

孤独に歩く山頭火のイメージ。

「自由とは厳しいものだ」

そう言いながら、酒を飲みつつ、俳句を詠みつつ、一人で歩いた山頭火。

山頭火にも、猫が一匹いれば、よかったなぁ・・・なんて、
ほろ酔い気分で、版画を眺めながら、そんなことを考える。

あっという間にまた夜は更けた。

帰りの電車で、ちょっと呂律の回らなくなった口で、
かどやが私に言った。
「さんちゃんが、直木賞か芥川賞をとったら、私は本屋で全部買い占める」

「ありがとうな・・・」
って言いながら、まだ私の可能性を信じてくれている人がいることに恐縮した。
嬉しいのは当たり前で、もうそれを越えて恐縮してしまう。
こんな、ただのしがない酔っ払いライターに、そんなことを言ってくれるなんて・・・

でも、とにかく書き続けたいなと思った。
私は、私の文章を、書き続ける。
今はそれが一番大事なこと。
何も生み出せなくなった、空っぽの私が唯一できること。

自分より弱いものを抱きしめる優しい手と、
人から受ける、あたたかい施し。
人は皆、その両方を持っているのかもしれないなと、そんなことを想った日。


3日間煮込んだ鯖煮とカマンベールチーズのやわらか煮

2010-11-17 16:16:26 | 美味しいもの
先週の話。
(更新する時間がなくて、1週遅れ)

11月後半は忙しくなるので、前半に固めて友達と会っている。
先週の水曜日は、ライターのあんこちゃんと京都へ飲みに行った。

あんこちゃんも京都の人間なので、どうしても京都で会うことが多くなる。
今回も、私がずっと前から行きたかった「両川(ryosen)」というお店へ行った。
http://ryosen.jp/

烏丸御池から徒歩3分。
居酒屋でも割烹でもなく、カウンターメインのバーに近い雰囲気。
入った時は私たちだけだったのに、30分もしたらすぐに満員になった。

日本酒が15種類くらいあって、私もあんこちゃんもテンション上がる
料理もおいしそう・・・!
かなり「酒のアテ系」で、私の好みにぴったりだ。

とりあえず、ここの名物は食べておこうということで、
「開店以来の注ぎ足しの出汁で作った煮込み」
「ランチの名物、3日間煮込んだ鯖煮」
を注文した。
メニュー名だけで、やられるね!

写真が・・・
今、ついにデジカメが壊れていて、ケータイで撮ってるからかなり微妙やけど・・・


↑煮込み


↑鯖煮

煮込みはおでんみたいで、なんか思っていたのとは違ったけど、
この鯖煮がめちゃくちゃ旨い!!
味噌煮じゃなくて、生姜で煮てるのでもなくて、例えるなら鰊蕎麦の鰊みたい。
また、酒に合うんだ、これが!

その他も、
鶏のたたきとか、三枚豚の炙り醤油焼きとか、ねぎねぎサラダとか・・・
全部おいしくいただいた。

最初にビールを飲んだ後、日本酒魂に火がついて、
「和田来 純米吟醸」
「大倉 特別純米」
「鳳凰美田 特別純米」
「蒼空 おりがらみ純米」
「三重錦 純米」
と5杯飲んでしまった。
この店の日本酒は、旨口芳醇な濃い目のお酒が多い。

全部おいしかったのだけど、これがインパクト大!



↑カマンベールチーズのやわらか煮!!

メニュー名を見て、どんなものが来るのかと思ってワクワクしていたのだけど、
食べてみると思っていた以上においしい。

優しい薄味のかつお出汁で、焼き豆腐、玉ねぎと一緒にカマンベールチーズを煮込んでいる。
たぶん味付けはほとんどしていないんじゃないかな。
カマンベールの塩分が滲み出て、ちょうどよい塩加減。
チーズ好きの私にはたまらない1品だった。

鯖煮とこのカマンベールの煮込みはもう一度食べたい。
このインパクトがリピートさせるんだなぁ。
過ごしやすい感じのよいお店だったし、たぶんまた行く

ただ、会計を終えて「高っ!」と思った。
若干、コスパが悪いな・・・

たぶん、料理じゃなくて日本酒が高いのだ。
120mlくらいで800円~1000円くらいとってるはず。
どの程度の値段で買える酒か知っているだけに、これはやや取り過ぎかなと思った。
やっぱり酒飲みとしては、安心していっぱい飲める価格が嬉しいよね・・・

あと、残念ながらワイングラスでの提供・・・
こういう店はわりと多いのだけど、私は「あー、ワイングラスか~」と、ちょっとガッカリする。
香りや味わいを感じやすいようにとの配慮だろうけど、
私はあまりワイングラスで日本酒を飲むのが好きじゃないのだ。
福島のカモシヤ・クスモトさんレベルのグラスで提供してくれるなら、大歓迎だけど。

たぶん、首を傾けて上を向いて飲まないといけないのがイヤなんだと思う。
なんかそれって、日本酒の飲み方じゃない。
日本酒は、こう・・・ちびちびと、口から持って行って、舐めるように、じわじわと飲みたいのだ。
(あかん!もう完全にオッサンの飲み方や!!)

・日本酒が高い
・ワイングラス

この2点だけが残念だったけど、あとはとてもいい店だった。
いろいろ書いたけど、また行くと思う

それに、とにかくあんこちゃんとの時間が楽しかった!!

最初は仕事の話や、日本酒の会の話やら、していたのだけど、
最後のほうはあっと言う間に時間が経って、もう何を話していたんだか

私は1週間くらいずっとハードに飲み続けていたので、ちょっと酔いがまわってしまったな。

そして、例にもれず!!
帰りの電車を寝過ごし、気づけば茨木市・・・
(期待を裏切りません!)
また高槻からタクシーで帰り、着くなり布団に飛び込んだのであった・・・

楽しい時間はすぐ過ぎる。

優しい夫よ、こんな不良妻で、またまたすみません


露天風呂とお経ブルース

2010-11-15 17:31:26 | 
ちょっと前の話になるが、10月最終の日曜日に、夫の祖父(母方)の法事があった。
絶対に行かなければならないわけではなかったが、
結婚してから初めての法事だったし、こんな機会でもないとなかなか親戚の人にも会えないので、行くことにした。

前は2ヶ月に1回くらい旅行をしていたのに、
家のローンを抱えて贅沢できなくなってしまった私たち・・・
この機会に、久しぶりに温泉にでも入ろうと、土曜日から出発!

梅田からバスで3時間半くらいで、徳島の阿波池田に着く。
二人とも寝不足でバスの中で熟睡していたので、あっと言う間だった。

阿波池田の駅前でレンタカーを借り、奥祖谷へ。
ここには、男橋と女橋、二つのかずら橋がある。

懐かしいなぁ・・・
以前、某スポーツ新聞の観光欄を担当していたとき、プレスツアーで徳島にも来たことがある。
かずら橋、大歩危、小歩危、剣山、祖谷温泉・・・

祖谷のホテルの記事を書いた時、普通の記事じゃ面白くないからと
少しホテルの従業員の方の人柄がわかるようなエピソードを盛り込んだ。
それがとても気に入っていただけたようで、新聞社にお礼のハガキが届いた。
そのことを、私に新聞記事のイロハから教えてくれたOさんが教えてくれて、とても褒められた思い出がある。
剣山に登ったときも、ぴったり案内人の後ろについて取材しながら登ったので、
「あんたの根性はすごい!」とOさんが褒めてくれたっけ・・・。
そんなふうに、徳島のこの辺りというのは、私にとって良い思い出がいろいろある場所・・・。
新聞記事のノウハウがゼロで、怒られてばかりだったのに、ここで挽回できたのだった。

そんなことを思い出して、夫に話しながら、ドライブを続ける。

途中で、店に立ち寄って、祖谷そばを食べた。


祖谷そばは、普通のそばと違ってつなぎが弱いので、ぷつんぷつんと切れる感じ。
コシとは縁遠い。
でも、それが素朴でいいし、私は結構好きだ。

お腹も満たされ、2時間ほど走ってようやく奥祖谷へ到着!
よくみんなが行く「かずら橋」の周りは観光地化されているけれど、奥はほとんど人もいないので穴場。
静かで、空気も澄んでいる。
この辺りでは一番早く紅葉するところらしく、もう色付き始めていた。





↑かずら橋。渡るの怖いの・・・



↑夫が渡っています。
「ワイヤーが入ってるやん」と夫はちょっと不服そう・・・



野猿もあったので、二人で乗った。
これも結構怖い・・・
高所恐怖症の人は絶対無理だなぁ・・・

きれいな空気をいっぱい吸って、リフレッシュした後は、宿へ。
泊まったのは、「かずらや」という小さな旅館。
古いけれど清潔だし、ひなびた感じがまたよかった。

さっそく温泉へ・・・!

内風呂と露天風呂があり、お客さんも数人だったので、ゆっくり入れた

「気持ちよかったねー!」と二人で喜んでいたのだが、驚愕の事実が・・・!
お湯が「温泉」じゃなかったのだ!!

夫に知らせると、「え・・・」と青ざめていたので、
「じゃあ、気持ちの悪い温泉と、気持ちのいいお風呂とどっちがいい?」と聞くと、
「そりゃ、気持ちのいいお風呂」と夫。
「じゃあ、よかったね。気持ちよかったやろ?」
「う、うん・・・

宿を予約したのは私だったので、こうして無理やり納得させた。

でも、本当にお風呂は気持ちよかったし、料理もとてもおいしかった。



変に凝った料理ではなく、地の食材を使った田舎料理。
こんにゃくのお刺身や、阿波地鶏のたたき、野菜の煮炊き物など・・・



それから、アメゴの塩焼き!!
川魚が大好きなので、これがめっちゃ旨かった。

派手さはないが、全部丁寧に作られていて、
天ぷらなどは揚げたてを持ってきてくれたし、最後はまた祖谷そばも出た。
ちょうどいいボリューム。

日本酒も、地酒「芳水」を出してくれたし、満足
300mlの瓶だったので、少し残ったのは部屋に持って帰った。

夫はハードな仕事が続いていてかなりお疲れ気味だったので、早々と就寝。
退屈だったので、私は一人、「嵐にしやがれ!」を見ていた。
そうして、夜が更けた・・・

翌朝。

朝ごはんもとてもおいしく、ご飯を取り合って食べた。
私は普段、食欲を規制しているのだが、旅先では解放していいことにしているので、
本来の大食漢な私が目覚める。
旅先での朝ごはんは、だいたいお茶碗3、4杯。
この日も夫と3杯ずつ食べた
朝ごはんが旨いってのは、ほんとにいいね!

そして、スーツに着替えて法事へ。

結婚した後に一度、挨拶まわりで来たことがあるのだが、夫の両親の実家はものすごいところにある。
平家の落ち武者だったのだろうな・・・
こんな山奥に誰が好んで住むんだ?というような、山の上。
隠れて暮らしていたとしか思えない。

親戚のおっちゃんに迎えに来てもらい、獣道のような道を車で登っていくのだ。
リアルな絶叫マシーンのようなもので、生きた心地がしなかった。
鹿や猪、サルも出るらしい

着いた!



↑家からの景色。

昔はまだ何軒かあって、ひとつの集落を作っていたのだけど、
近年はもうみんな町に下りてしまって、今残っているのは、夫の母方の実家だけ。
仕方ないけれど、そういうのを聞くと、少し淋しい気もした。

家の中に入ると、夫の両親と兄夫婦が車で到着したところだった。
この4人は、朝3時半起きで車を飛ばしてやってきているのだ。
すごい・・・
私は絶対イヤだったので、前泊したのだが。

親戚は、40人くらいは来ていただろうか。
お坊さんの読経が始まるので、みんな座布団に座ったが、なぜか譲り合って前に行こうとしない。
こういうところに夫の一族の性格が出ているなぁと、興味深く見る。

お義姉さんがいたので挨拶をしたら、死にそうな顔をして「緊張する」と言う。
「え?なんでですか?」と聞いたら、
「こんな親戚の人に会うと思うだけで緊張する・・・」と泣きそうになっていた。

そういう人もいるんだなぁと、不思議な気持ちになる。
私なんて、ワクワクしているというのに

そのうち読経が始まり、目を閉じて聞いていた。

ちょっと前に、うちの祖母の法事もあって、その時にも思ったのだけど、お経って気持ちいい
お坊さんはだいたい声がいいし、独特のリズムがあって、まるで音楽みたい。
そして、最後のほうになると、誰も「せーの!」とか合図を出していないのに、お経の大合唱が始まる。
前におかんに聞いたら、みんな子供の頃から覚えさせられているのだそう。
今の都会に住んでいる人たちとは全く違う文化。
大合唱に参加できないのは、私たちの世代の人間だけだった。
年よりはみんな大合唱していた。

ブルースやなぁ・・・

後で夫と話したら、夫も同じように「お経気持ちいい」と言っていた。
こういう感性も私たちは合うのだ。

お焼香がまわってきたとき、私が前の人がやるのを食い入るように見ていたのが面白かったと、夫が言った。
だって、間違えたらイヤだもん・・・

その後、お墓参りをして、それから集会所のようなところへ移動し、お昼ご飯を食べた。
法事のご飯って、みんなほとんど食べずに包んで持って帰る。
それがマナーなのかもしれないけど、私たちは家も遠く、持って帰るのも大変なので、
とりあえず食べられるだけ食べた。
お酒も飲み放題だし、ご飯も思っていたよりおいしかったので、満足

それに、親戚の人を観察するのが面白かった。
夫の両親は、同じ集落の人間なので、かなり血が近い。
(父も母も同じ姓)
だからだろうか、見ていると、夫にそっくりなおっちゃんがいる!
夫の実の父親よりも、夫に似ているのだ。
かと思えば、お兄さんにそっくりな人がいたり、お母さんと似ている人がいたり、
血が複雑に交じり合っているのを感じた。

親戚の人ともお話できて、楽しかった。
夫の一族はみんないい人ばっかりなのだ。
(ちなみに、うちの一族はクセ者が多い・・・)

その後、おばあちゃんたちが入院している病院を2件まわってお見舞いをした。
二人ともほぼ寝たきりになっている・・・

「わかる?わかる?」と話しかけているお母さんの姿が辛かった。
医学の発達は、いいことばかりじゃない。
少しでも長く生きてほしいと願う周りの人と、
もう自分の意志で動くことのできない本人と・・・

医学の発達により、伸びていく寿命。
助かる命。
だけど、人間が本来もっている肉体は、もっと早く滅びるものなんじゃないのか?
そんなことを考える。

誰もが、周囲に迷惑をかける前に死にたいと望んでいるのに、
それができない。
じゃあ、生かしたいと思う周囲の気持ちは、エゴなのか?
でも、愛する人に生きていてほしいと思うのは、当然のこと。

必死におばあちゃんに話しかけるお母さんの姿は、悲しいけれど、ひたむきだった。
祈りの姿だった。

どうしても、私のおばあちゃんのことを思い出し、涙が出そうになる。
それをこらえるのに苦労した。

「おばあちゃん」
つぶやくだけで、いつも涙が出る。

年をとると、いろいろ悲しいこともある。

そんな複雑な想いを胸に、また夫と二人、バスで大阪まで帰った。
梅田で1杯だけビールをひっかけて。

法事を利用した1日だけのリフレッシュ旅行だったけど、楽しかったなぁ。
お見舞いもできたし、よかった。
結婚して、こういう親戚付き合いができたことが、また嬉しい。

次は本当の旅行に行きたいなー

郵便受けに届いた一通の手紙

2010-11-09 16:30:57 | 友達
世の流れもあるけれど、文章を書くということを生業にしているためか、
いつからかパソコンでないと長文が書けなくなってしまった。
メールではなく郵送する手紙の時も、ほぼ100%手書きは無理で・・・

最近は私だけでなく、友達から手紙が来るなんてこともなくなり、特にその必要性も感じていなかった。
メールですぐにやりとりできるし・・・

でも、思い返してみれば、小・中・高とは学校で会う友達と毎日手紙のやりとりをしていたし、
学校を卒業してからも、自宅にはよく手紙が届いた。
私の友達は、あまり筆不精という人は居らず、皆手紙を書くことが苦にならないようだった。

さすがに学校時代の手紙は捨ててしまったけれど(それでも結婚するまで持っていた)
大人になってからの手紙はいくつかまだ大切にしまってある。
小さめのダンボールに1杯程度。

*    *    *    *

今日、郵便受けを覗いたら、私宛の手紙が一通届いていた。
高校時代に一緒に男バレのマネージャーをやっていた、みいこから。

みいことは今年の夏、10年ぶりに再会を果たし、
その盛り上がりついでに、男バレ部員とも2度集まって、ミニ同窓会をした。

彼らはまだバレーを続けていて、その大会が先月末にあった。
私は法事でいけなかったのだが、みいこは応援しに行って来て、
手紙にはその詳細が綴られてあった。もちろん、手書きだ。

小さな紙だが6枚にも渡る長編で、私はなんだかそのことにまず感激してしまった。
子供を3人も抱えて、仕事もバリバリ主任でやって、議員の夫を支えて、
毎日の生活だけで大変だろうに、手紙を書くという労力に恐れ入った。

まず、そのことに感激して、次に「手紙を読む」という行為そのものに、なんだか不思議な感動を得た。

1枚ずつ手紙を読み進める。
懐かしい字。
推敲なんてしないから、感情のまま。話も前後する。
でも、想いがダイレクトに伝わってくる。

読みながら、あと残り何枚かが気になって、
いつまでも終わってほしくないと思っている自分に気付いた。
まるで、面白い小説を読んでいる時みたいに。

そういえば、昔はいつも言っていたっけ。
「私は、もらうのは長い手紙が好き」だと。
だからいつも分厚い封筒が届くと嬉しくて仕方がなかった。
そんなことも思い出した。

そして、読み終えてたたんだとき、
量的には2、3分で終わるようなものなのに、
本を1冊読んだ後と同じような読後感をもっていることにも気がついた。

手紙って・・・

すごい!!

自分が手紙を書くこともなく、もらうこともなかった昨今、
久しぶりに手紙の感動を味わった。

この感動は、内容の濃さ、重さとは関係ないのだ。
だって、これがメールだったら、全然違う。こんな感動はないと思う。

一人ひとりがもつ、個性的な字。
1枚ずつめくっていく感覚。
それから、こうして労力を費やして書いてくれたんだ、という想いもあって、
たった1通の手紙がものすごくドラマチックなほどに感動を与えてくれた。

アナログの良さって、やっぱりあるなぁ・・・

これからは私もたまには手書きで手紙を書いてみようと思った。
最近、おじいちゃんに送るときも、パソコンで打ってたけど、頑張って手書きにしてみよう。

友達にも、久しぶりに手紙を書きたいな・・・

手始めに、みいこへの返事はメールじゃなく、パソコンで書くのでもなく、
手書きにして郵送してみようと、そう思った。

お酒の神様は、私の両隣に微笑んだ・・・

2010-11-08 15:49:16 | 
昨日は、奈良にある酒蔵「梅乃宿」の蔵開き~

毎年行っていて、もう5年目になるのかな。
今年もあやととしくんと一緒に参加した。(二人は3回目)

いつもアルコール度数の違いをきき分けるクイズがあるので、今年もチャレンジ!
昨年は見事に当てたし、それも「なんとなく」ではなく、完璧に「分かった」ので、自信満々だった。

しかし・・・外れた!

チャンピオンベルトを剥奪されたボクサーのような気分になったと嘆いていたら、
「そんなまた大げさな・・・」と夫。
「防衛も簡単じゃないね」と、あや。(優しい)

最近ちょっと酒に対して不誠実だったかもしれない。
単に旨い、旨いと、それだけで飲んでいた節があった。
反省・・・(←真面目やな)
これからまた1年、気持ちを入れ替え、真面目にお酒をきいていこう。

まあ、アルコール度数なんて別にわからなくてもいいのだけど、当たると嬉しいのだ。
そう、遊びだからね、単純に、当たると嬉しい(景品のお酒も貰えるし)

きき酒クイズに外れたのは残念だったけど、単なる抽選会で、あやが銅賞の純米大吟醸を当てた!
このグループから当たったのは初めてだったので、盛り上がった

この抽選会、なんと最後に一斗樽が当たる。
あれが当たったら、友達をみんな呼んで飲み放題にしたら楽しいなぁと思い、いつも祈っているのだが、
そう簡単に当たるもんじゃない。

発表のとき、私が「当たれ当たれ」と祈っていたら、
隣にいた見知らぬおっちゃんが、「あんた、あれほしいんか?」と聞く。
(※この会場にいる人はほとんど軽く酔っ払っている)

「そりゃ、ほしいです~」と私。

では、発表です。と、司会者。ドキドキ・・・

「そうか。でも、そんな簡単には当たらんわな・・・」とおっちゃん。

「ん?! おおー!!当たった!当たった!」

ええ~?!

ほんまに?!

仲間にやいやい言われながら、ステージに上がるおっちゃん・・・
ああ、私の両隣にお酒の神様は微笑んだのだ・・・

ステージから降りてきたおっちゃんに、うらめしそうに「いいなー」と言ったら、
「さっき、発表の直前に、『もし当たったら、あんたにあげるワ』って言おうとしたんやで」
とおっちゃんが言う。
「惜しかったな」とニヤリ。

もっと早く言ってよ!!

無欲の勝利ってやつかなぁ・・・。

その後、パターゴルフでゆず酒を当て、有料試飲のところでBY12や杜氏の隠し酒を飲み、
お土産に梅ワインをもらって会場を後にした。

その後は、日本橋の「きき酒家」へ。
日本酒もいろいろあるけれど、とにかくワインの種類が多いお店で、
ワイン好きのとしくんとあやをいつか連れて来たいと思っていたのだ。
2人だと開けにくい5000円以上のボトルも、4人いれば開けやすいし。

やはり二人ともメニューを見て喜んでくれて、お店の人の意見もききながら、赤を2本開けた。
両方おいしいワインで、私も気に入った。
日本酒も頼み、料理に合わせて日本酒を飲んだり、ワインを飲んだり・・・
なんとも贅沢な時間を過ごした。

としくんも「ここはいいですな~」と気に入ってくれ、
料理もみんなまずまず満足してくれ、どんどん酒と食事が進んだ。

その後、扇町に連れて行きたい店があると夫が言うので、そこへ移動することに。
ただ、着いてみると、休み!!
夫はいつもツメが甘い・・・

仕方なく、その近くにあったお店へ入り、浜焼きセットなどを食べながらビールで乾杯。
ただ、私はその頃、眠気がピークになり、お店でうとうと・・・
それで、まだ10時にもなっていなかったけど、帰ることになった。(申し訳ない)

しかし、本当によく飲んで、いろんな人といっぱい遊んで、楽しい週末だったなぁ
こういう友達、人との繋がり、コミュニティを、大切にしたい。

人と「浅く広く」付き合うのが苦手で、普通の若者のように「遊ぶ」ことが苦手で、
20代前半くらいまでは一般人に混じれず、孤独を感じることも多かったけれど、
今になってみれば、少人数でも人と深く付き合ってきて正解だったと思う。
がっちりとした繋がりが、年を重ねていっても、緩まない。
それどころか、ますます固くなっていくような気がする。
しんどいときも、周りの人達の存在が、パワーをくれる。

さて。
週末で得たパワーでもって、また今週も仕事をがんばろう!

思いがけないカクテル試飲会

2010-11-08 14:27:01 | 
週末はよく遊んだ!

金曜の夜はめっちゃ久しぶりにこうちゃんと会った。
春以来だし、二人で会うのは今年初めて。
話が半年分たまっていたので、いくらでもしゃべれた。

こうちゃんは介護施設で働いている。
たまたま、私も介護施設のパンフレットの仕事が舞い込んできたところだったので、
聞きたかったことをいろいろ聞けたのもよかった。助かった。
やはり現場の人の声ってのは、違うなぁ。。。

高槻でご飯食べながら飲んで、その後はいつものように「7(Seven)」へ。
「7」は私とこうちゃんがもう6、7年は通っているバーで、二人で会うと必ず最後はここへ来る。
大人しか来ない落ち着いた雰囲気と、珍しいモルトがあるので気に入っている。
居心地がいいし、マスターとの距離感もちょうどいい。
一人でも行けるバーの1つだ。

機嫌よく飲んでいたら、マスターが、「そうだ、明日お時間ありませんか?」と私たちに言う。
京都三条にあるお店(マスターはこの7と、茨木のお店と、三条のお店の3店を経営)で
新しいカクテルの試飲会があるので来てくれませんか?とのこと。
「試飲会」といいながら、参加者がまだ1人しか見つかっていないのだとか・・・

土曜日は特に予定もなく、久しぶりに家でゆっくりして夫と夜は鍋でもつつこうかと思っていたので、
二つ返事で引き受けた。
「ふみこも誘おう」ということになり、メールしたら、それもOK。
「2日連続で会うなんて久しぶりやなぁ」なんて言いながら、
二人ともどんどんお酒が進み、結局、タクシーで帰った。

・・・翌日。

4時過ぎに駅で待ち合わせ。
こうちゃん、明らかに二日酔い・・・

確かにちょっと飲み過ぎた。
こうちゃん、ビール8杯とカクテル2杯。
私もビール1杯、日本酒3杯、ウイスキー5杯。

まあ、私はこれくらいでは大丈夫

こんな二日酔いで試飲会なんて大丈夫だろうか・・・と不安ではあったが、
ふみこも来て、久しぶりにこの3人で会えたのも嬉しかった。

三条のお店は「BAR STAGE.」という。
四条大橋を渡って、縄手通を上がって古門前通を東へ。
地下にあり、思っていたより広かった。4、50人も入れるという。

私たち以外にも数人集まり、カクテル試飲会のはじまりはじまり・・・
いただいたのは、
・紫ずきん(枝豆)と葛湯のホットカクテル
・丹波黒豆ときな粉のカクテル
・丹波栗と生姜のカクテル
そして、まだ開発途中という某京野菜のカクテル。(一応伏せておきます)

京都らしい食材を使ったカクテル、というのがコンセプト。
最初にいただいた枝豆のホットカクテルは、なんとお椀で登場!
なかなかのインパクトだ。
飲むというより、食べるカクテル。
味もおいしいし、冬にはいいかもしれない。あったまる~。
なんか、2、3日経ってから思い出したときに、「また味わってみたいな」と思い出すような、
そんなカクテルだった。

黒豆きな粉は、普通においしい。
「若い女性が好きそうやなぁ・・・」と私。
常におっさん目線なので、完全に自分はそのカテゴリーから外れている
「アルコールはあんまり・・・」という若い女の子を連れて来て飲ませてあげたいなと思ったが、
そんなことを言う女子と飲んでも楽しくないな、と思いなおした
このカクテルは本当においしかったし、「黒豆きな粉」という食材もそそられる人が多そう。
普通にヒットするんじゃないのかなぁ。

最後の丹波栗のカクテルは、一番期待していたのだけど、ちょっと期待はずれだったかな。
栗の食感が悪いし、「生姜」をうたっている割に、生姜が弱い。
ふみこは生姜があんまり好きじゃないというから気にならないみたいだったけど、
私のような生姜好きとしては、あえて「生姜」と書くからには生姜を楽しみたいもの・・・

最後の開発途中のカクテルは、決しておいしくないわけじゃないけど、
果たしてわざわざ注文する人がいるだろうかと疑問がわいた。

そんな偉そうな感想も、お店の人に聞かれるままに言い、
無料で4杯も楽しませていただいた。
さらに、帰り際には「貴重なご意見のお礼に」とスパークリングワインまでいただいた

なんか、こちらのほうが恐縮してしまう・・・

でも、役に立てれたのなら私も嬉しいし、珍しい物を食させてもらってよかった。
バーの場所もわかったので、これから京都で食事した後は使わせてもらおうと思う。

さて。

ちょっとおなかすいたな~ということで、先斗町で適当な店に入った。
軽くつまんでビールでも・・・程度だったので、目についたイタリアンのお店へ。

テーブル席に座ってビールを注文すると、店員さんがビールを運んできてこう言う。

「あちらのお客様からです」

ええっ?!
そんなドラマの中の台詞みたいなの、ほんまにあるの?!

見ると、入口で出逢ったおっちゃん。
店には少し不似合いな、スーツ姿で普通のサラリーマンの雰囲気。
年は、私たちの親世代くらいか。

「ありがとうございます~!」とお礼を言って、
「ほんま、今日はついてるなぁ」とみんなホクホク
4杯のカクテルに、スパークリングワイン1本、そして生ビール。
これだけいただいているのだから。

しばらくして、お客さんが増えてきたので、私たちはカウンターに移動させられた。
おっちゃんの隣になったので少し話していると、意外な事実が!

歌手の矢井田瞳さんのお父さんだという!

「ほんまもんですか?!」と失礼な質問もしたが、スーツには「矢井田」のネームが・・・
そして、お店の常連らしく、おっちゃんが頼むとヤイコのCDをかけてくれていたし、まさしく本物だった。

最後にガーリックトーストもご馳走になり、結局、ビール2杯とグラスワインを飲んで店を出た。
「なんか今日は面白い日やな~」
「いろんなものもらったな~」
「ネタ満載やな~」
と盛り上がって帰った。

帰宅すると、夫が疲れて寝ていた
「今日さ~、こんなことあってさ~」といろいろ話したが、ぐったりしていた・・・
そういえば、木・金と夫は東京出張で、お疲れモード。

す、すまん!
毎晩飲み歩く不良妻で・・・

ご応募お待ちしてま~す!

2010-11-05 12:45:49 | 仕事
昨日、塾にアルバイト求人の営業さんが来た。
関係ないけど、好きなタイプの人で、若干、テンション上がってる自分に気付いた(笑)

それはおいといて・・・

私と長谷川さんが気持ちよく塾を引退するためには、なんとしても新しい人を採らないといけない。
ものすごく気合が入っている。

そこで、昨日はアルバイト募集の動画を撮影した。
今はこんなのがあるんやね・・・

昔は紙媒体のアルバイト情報誌しかなかった。それも、お金を出して買うやつ。
次に、無料の情報誌がでた。
これでも当時は画期的に感じていた。

そして、今はケータイでアルバイトを探す時代・・・
メールでやりとりしたり。

でも、やりとりが簡単になったからか、現代の若者の傾向なのか、
応募しておきながら面接に来ないという人がすごく多い。
それも何の連絡もなしに
8人来るはずが2人・・・なんてこともざらにある。

この間、友達にその話をしていたら、その友達の働いていたところでもそうだったという。
正直、約束を守らないで平気という、その感覚がよくわからない。
どうせ関わらない人だから?
どうせそのことで責められないから?

結局、モラルというのは、良心と美意識の問題なんだといつも思う。
そしてそれは、幼い頃から周りが自然と作ってあげる環境と習慣でしか身に付けられない、感覚的なもののように思う。
頭で理解させることじゃなく。
とすれば、本人の問題ではなく、周りの大人の問題か・・・

それはおいといて・・・

昨日は塾にラストまでいたメンバーで、15秒の動画撮影をした。
営業さんのアドバイスを受け、みんなで質問形式の脚本(?)を作成。

全:こんにちは~
ま:ひのき学習塾です
ま:子供は好きですか?
ち:好きです!
ま:教えることは好きですか?
ち:大好きです!
ま:そんなあなたには
ち:ひのき学習塾がぴったりです!
ま:ご応募
全:お待ちしてま~す

こんなの恥ずかしいし、イヤイヤだけど、みんな頑張ってくれた。
NGも1回だけで、OKが出た。

さて、いい人くるかな?

来年は、中心になっているベテランの人が結構やめてしまうし、頭数としても本当に人が足りない。
なんとか今のうちに育てて、気持ちよく引退しなければ・・・

ひのきに引き戻されて、3年。
この3年は、中3担当2トップのおかげで、本当に助かったし、楽しかった。
私自身、とても感謝しているのだ。

どちらにしろ引退はするんだけど、人員不足のままだと気持ちが悪いし、
次の人材を作っていくことが、ここでの最後の仕事と思っている。

動画も撮ったし、あとは祈るだけ
いい人来てね、お願い。

リピートする店、しない店

2010-11-04 16:48:43 | 美味しいもの
今年の夏は猛暑でグッタリしていたし、初秋は仕事に終われるしで、なかなか友達と会えなかった。
(酒のイベントか、我が家でのおもてなしか、どちらか)

なので、10月後半からは、友達とランチや飲みや・・・で順番に会っている。
28日は、あやとふみこと3人で久しぶりにランチ
福島にあるフレンチの店「ブザンソン」に行った。
デザート付きで1600円。
ボリュームもあり、雰囲気も大人カジュアルな感じでよかった。
(夜はもう少し、しっとりすると思う)
特に不満はないのだが、料理にもう少しインパクトが欲しかったなぁと思う。
コスパ的には満足。

1日は、中野と京都の割烹「御幸町つばき」へ。
http://www.kyoto-tsubaki.jp/index.html

いや~、この店、久々のヒット

コース料理もあるのだが、アラカルトでもいけるとのことなので、今回はアラカルトにした。
基本が酒飲みなので、お酒を飲みながらいろいろつまむのが好きなのだ。

秋刀魚のお造り
イベリコ豚の九条ねぎポン酢
自家製 蛸のさつま揚げ
海老と蟹のクリームコロッケ
キンメと長芋の炊いたん
など・・・
(デジカメが壊れていて、写真なし!携帯で撮るの恥ずかしいし・・・)

中野はシメに「海老天煮麺」を食べ、
(これ何だろうと思ったら、字の通り、海老天の入った温かい素麺だった)
途中で、酒のアテにと、あんきもやエイヒレの炙りなどもサービスしてくれた。

日本酒もなかなかのラインナップで、メニューに載っていないものもあるとか。
加賀鳶純米吟醸、蒼空純米、それからもう一つ、聞いたことのない銘柄のものを1合ずつ冷やで頼み、
最後に宝剣純米をぬる燗にしてもらった。

生ビールも最初に2人とも飲み、付き出しも、貝を、崩した煮こごりのようなものと一緒にしたやつでおいしかった。

量は少しずつだけど、1品1品が洗練されていて、しっかり調理されている。
どれもおいしく、どこか上品。
なのに、京都の割烹にしては、どれも味付けがやや濃い目と感じた。
たまたま味付けの濃いものばかりを頼んだのかもしれないけれど、しかし、これがまたお酒とよく合う。

二人で14000円いかなかった

この店はたぶんリピートするだろう。

そう思った時に、自分がリピートする店の条件って何だろうかと考えてみた。
「料理がおいしい」というのは当たり前の前提条件なので、それは抜く。
(基本、まずい店には行かない)

1、料理にインパクトがある。
2、おいしい日本酒が数種類ある。
3、店の雰囲気がよい
4、店主、女将さん、スタッフなどの感じがよい
5、値段に関わらず、店を出る時に満足感がある
6、使い勝手がよい。

こんな感じだろうか。

これにプラスして、絶対条件ではないけれど、「器にこだわる」というのがあるとベスト。

まず、料理がおいしいお店というのはいろいろあるのだけど、その日食べた中で1品でもいいから
心から「おいしい~!たまらん!」と思い、しばらく忘れないようなインパクトがないと、
もう1回行こうという気持ちにはならない。

日本酒はたくさんなくてもいいけど、料理に合うものを3、4種類以上揃えていると嬉しい。
また、それが店主のこだわりの酒だともっといい。
(銘柄重視とか、酒屋に言われたものを適当に入れているわけではなくて)

店の雰囲気は、とても大事だと思う。
狭いとか、古いとか、そういうのは全然かまわないのだけど、落ち着く雰囲気。
他のお客さんも大人で、程よいアットホーム感と品のある空間。

そして、どんなにいい店でも、接客が悪いと台無し。
あまりベラベラしゃべりかけられても友達との会話の邪魔になるし、
かといって、あまり愛想がなくても居心地が悪いし、バランスよいのがいい。

そういうお店は、安いとか高いとかじゃなく、お金を払うときに「ありがとうございました」とこちらが思える。
多少高いときでも、「またお金ためて来よう」「今日は贅沢できてよかった」と思える。

でも、1~5までの要素が全部揃っていても、結局、使い勝手がよくないと、行きたくてもなかなか行けない。
家が遠いなどの物理的なこともあるけれど、
誰かと一緒に行くので、相手のことを考えてしまうから。

夫とは基本的に土日しか飲みにいけないから土日祝休みの店は夫とは行けないし、
あまり高い店だと誰でもを誘えるわけじゃない。
飲み物セレクトも難しい。
日本酒を飲まないとその店の真髄は分からないのに、相手が日本酒が飲めないとか、
とてもいい店なのに、ラフすぎて、仕事関係の人は誘いにくいとか、
ゆっくり話したいけど、ちょっとガヤガヤしているとか、
私は基本的に和食が好きだけど、和食はあんまり・・・とか。
自分が気に入っていて何回も行きたいのに、誘える相手がいなくてなかなか足を運べないという場合もある。

今回のお店もリピートはしたいけれど、やはり相手は選ぶだろうな・・・。
でも、ほんと、また行きたいお店!

さて、お店選びの話が長くなってしまったが、とりあえずこの日は中野と楽しい時間を過ごした。
店を出てから近くの町家バーでウイスキーを2杯飲んで帰った。
春以来会っていなかったので、いっぱい話したいことがあった。

二人で「大人は最高やな~」と言い合った。

明日からもまだまだいろんな友達と会う予定が続く。

友達と会っておいしいもの食べながらしゃべってたら、元気いっぱいになるな

ほんま、大人って最高~!

平和な1日が好き

2010-11-04 16:20:20 | 生活
夫の祖父の法事に行ったり、なんやかんやと忙しく、またしばらく更新できなかった。
今日はとりあえず「本日〆切」のものを提出できたので、少し。

昨日も今日も気持ちの良い秋晴れで、そのせいか、とても精神的に調子がいい。
体調もすこぶる良いし、集中力もある。
おかげで昨日はいろんなことが片付き、久しぶりに夜寝るとき「今日はがんばれた!」と納得して眠りにつけた。

昨日は夫を仕事に送り出してから(祝日も仕事!かわいそう!)庭の芝刈り。
アナログな三日月鎌でザクザクと……。
極端に土と草とに近い場所で過ごしたためか、とても清々しい気持ちになった。

そろそろ終えて家に入ろうとしたら、お隣の畑のおじさんが「こんにちは」と声をかけてきた。
「こんにちは~」
「奥さん、冬瓜って食べ方わかる?最近の若い人は食べないかな?」
「わかります。冬瓜大好きです!」
「そう?じゃあ、1個食べてくれる?」

そう言って、おじさんが冬瓜をくれた。
私がすごく喜んでいたからか、「さつまいももあげる」と3個くれた。



嬉しい~
優しいおじさんやった!

さつまいもは掘りたてよりも少し置いたほうがおいしいと言われたので、少し待とう。
冬瓜は、海老と一緒にあんかけにしたいな。

庭仕事が終わってから、中途半端にやりかけていた衣替えをした。
毎年のことだが、本当に大変・・・
洗濯機を何回も回して、干して、たたんで入れ替えて・・・
なんとか終わらせた。(あとはクリーニングに出すだけ!)

それから家中を掃除して、夕食の準備。
夫が餃子を食べたがっていたので、餃子を30個くらい作った。
あとはほうれん草のゴマ和えと、6種類の野菜をふんだんに使ったサラダ。
それと、レタスの卵とじ中華風スープ。

夫が帰ってから、日曜日に見られなかった「龍馬伝」を見て、
後片付けして、ちーちくをつまみに泡盛を少し飲んで、
夫の仕事のプレゼンを聞いて感想を言ってあげて、
夫が疲れているのでリンパマッサージをしてあげて、
そうして眠りについた

こんな何でもない、平和な1日が好き
幸せって、たぶん、こんな何でもないところにある。