明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

第一歩を踏み出そう

2007-04-28 20:12:18 | 想い
おじいちゃんが来た。

母が、昨日の晩、高松まで行って、今日連れて来てくれた。

おばあちゃんが施設に入ってから、めっきり弱ってしまったおじいちゃん。
今年90歳。
周りのお友達もみんな亡くなって、淋しい毎日を送っている。
大阪に来ることを何度もすすめたが、住み慣れた土地を離れるのは嫌なようで、弟夫婦の隣に一人で住んでいる。
母が1ヶ月に1回は行って、様子を見たりお世話をしたりしている。

私の結婚式も何度も誘っても、体がしんどいからもう行きたくないと言っていたのだが、急遽、「やっぱり最後かもしれないから、行く」と言い出した。
式場の人には迷惑をかけてしまったけれど、なんとか席を確保。
気が変わらないように、手紙も出して、絶対来てねとお願いした。

そして、今日、母が連れて来てくれた。
一緒に実家でご飯を食べた。
とても嬉しそうに笑っているおじいちゃんの顔を見て、ああ、来てくれてよかったと、しみじみ思った。

ここにおばあちゃんがいれば・・・と思わずにはいられない。
だけど、また彼と2人で会いに行くつもりだ。
もう、私の事もわからないかもしれないけど。

おじいちゃんだけでも来てくれてよかった。
6人も孫がいて、孫の結婚式に出るのは最初で最後。
来てくれることになって、本当によかった。
私の幸せな姿を、おばあちゃんにも話してくれたらいいな。

・・・・・・・・・・・・・・・

いよいよ明日。
本当に明日だ。

昨日は、のぶえちゃんが企画してくれて、中野ともんちゃんと4人でお祝い会をしてくれた。
明日来てくれるだけで、もう十分なのに。

自分がもてなしたり、企画したり、盛り上げたりは大好きだから、いつもそうやってきたけれど、人にこういうことをしてもらうことが初めてで、なんだかどうしていいのかわからない。

申し訳ない、と言うと、中野が「一生に一度のことやん!」と言った。
そうか。
結婚っていうのは、とっても大切なイベントで、周りの人をとっても幸せにするんだなぁ。
みんなニコニコしてる。

毎日、いろんな人の想いにじんわりしている。
とても嬉しくて、ありがたくて。
感謝の気持ちが勝手にどんどんあふれてくる。

もう迷いや不安はない。
ただ幸せをかみしめて、一歩を踏み出そう。

これが本当の第一歩。
明日、踏み出す。



感謝ばかりしている彼

2007-04-26 21:51:26 | 
長い長い独身生活にも、あと2日で幕を下ろす。

25でフリーライターになってから、ずっと一人で仕事して、
26で家を出てから9年、一人暮らし。
思えば、何かと一人で頑張り続けた10年だった。

でも、私は人に恵まれているから、いつもいろんな人に助けられてきた。
誰も私を幸せにはしてくれなかったけれど、
自分で幸せになる「力」を与えてくれた。

彼が、私を「幸せにする」なんて言うと、私は「そんな言葉いらない」という。
「幸せっていうのは、自分の心の中にあるものだから。外からやってくるものではないから。だから、私のことを幸せにするなんて言わないで。一緒に幸せになろうよ」
私がそう言うと、素直な彼は目を細めて「かおり、すごいな」なんて言う。

「これから、未来は楽しいことばっかりあると思うで!」
出会った最初の頃、彼はよく私にそう言った。「楽しみやな」と。

「未来を楽しみにする」とか「幸せになる」とか、そういう当たり前のことが、あの頃の私にはどうしてもできなかった。
だけど、彼が「楽しみやな」と言うと、なんだか本当に楽しみになったし、
一緒にいる時間や空間が、いつもやわらかくてあたたかいから、
いつしか心がふわふわしている状態が、当たり前になってきて。

数ヶ月経って、ふと気付く。

ああ、これが「幸せ」っていうやつか、と。

未来が楽しみで、心がふわふわ。
優しくて、あったかい。
これが、みんなのいう「幸せ」ってやつなんだ。
確かにコイツは、一度味わったら失いたくないな。

毎日、「幸せやな」を繰り返す彼。
友達や親戚や上司、たくさんの人が忙しい時間を割いて、自分のために結婚式に来て、祝ってくれる。
そのことを実感するたびに、「幸せやな」と笑う。

でも、この1年、彼はほとんど終電以外の電車で帰ってきたことがない。
早くて、帰宅11時。
土日もよく出社して、家に持ち帰って仕事して。

さらに、挙式前のこの2ヶ月ほどは、本当に仕事のピークで、会社を出るのが真夜中の1時とか2時とか、という時もある。
嫌がらせのように、挙式に合わせて仕事もピークを迎え、この1週間はタクシー帰りや始発帰りも多かった。

そんな中、お父さんの病気・手術もあったり、わがままな私の言うことをきいたり、週末はバンドの練習だ、式の打ち合わせだと、休む間もなく。

自分の夫になる人のことを、こんなところで褒めたって仕方ないけど、
この人の本当に偉いところは、ハードな仕事をこなすことでも、人に気を遣うところでもなくて、絶対に「愚痴を言わない」ところだ。

私がいくら「その会社、おかしいんちゃうん?どうにかならないの?!」と怒っても、彼は決して愚痴を言わない。

今日、こんなことを書いているのはなぜかと言うと、昨日、本当に彼に感謝したからだ。

昨日、もんちゃんが私の結婚式のために、栃木から帰ってきた。
8時半頃、新居に遊びに来た。
当然、彼は真夜中帰宅だと思っていたら、1つの仕事の山が終わったらしく、一度体を休めようと、珍しく10時にもならないうちに帰ってきた。

私の作ったオムライスを食べて、もんちゃんと3人で飲んでしゃべる。
※もんちゃんは飲めないので、水を飲んでいた。
それが、楽しくて楽しくて、あっと言う間に夜中の1時になってしまった。

もんちゃんを見送った後、私はちょっと悪いことしたな、と思っていた。
「今日は疲れてる」とメールしてきたくらい疲れていたようだったし、数ヶ月ぶりにこんなに早く(といっても10時)に帰って来られて、たまっている挙式の準備をしたりとか、いろいろやりたいことがあるのもわかっていたのだ。
なのに、自分がもんちゃんと話したいものだから、構わず話し続けていた。

もんちゃんの姿が見えなくなった後、どんな顔をしているのかと、おそるおそる覗き込んだら、真っ暗な道の真ん中で、なんと彼は笑っていた。
「あ~、楽しかった~!かおりー、すっごい楽しい~!もんちゃん、大好きやー」
そう言って、ニコニコ笑ってるのだ。

・・・この人って。

2人でじゃれあいながら、新居まで走って帰り、灯りの中に飛び込んだ。

この人って、本当に「いい人」だ。
欠点もあるし、悪いこともたまにするけど、それでもやっぱり「いい人」だ。
私みたいに愚痴を言わない。
いつも感謝ばっかりしている。

どんなに仕事が大変でも、「仕事があることに感謝」。
お父さんが病気になっても、「生きてくれていることに感謝」。
疲れた体をひきずって帰ってきても、「ビール1杯に感謝」。
短い睡眠時間でも、「何のためらいもなく眠れることに感謝」。
わがまま言って暴れている私をたしなめた後も、「かおりがいてくれることに感謝」。
友達に感謝、音楽に感謝、美味しいものに感謝、健康に感謝。
とにかくいつも感謝ばかりで、絶対に愚痴を言わない。

もし、彼に欠点があったとしても、やっぱり彼は偉い人だ。
私はこういう人を人生の伴侶にできることが、何より嬉しい。

彼に、出会えたことに感謝





うちの両親って・・・

2007-04-25 12:51:08 | 生活
土曜の夜、彼とうちの実家へ行って鯛めしを食べたとき、
彼が手土産にと、和菓子の詰め合わせ(15個くらい)を持って行ってくれた。

昨日、私が一人で実家に行った時、甘いものが食べたくなって、
「あれは?土曜に持ってきた和菓子」
と聞いたら、母が「えっ?」と一瞬何のことかわからないような顔をした。
それから思い出したように、「ああ、もうないわよ」と言った。

え?
もうないの?

「すぐ食べちゃった」
と悪びれない母。
15個も2人で1日余りで食べるか、フツー・・・

唖然としていると、「仕事場に持っていって・・・」と話しだしたので、なんだ、人に分けたのか、とホッとして聞いていると、
「それがね、ちょうど人がお休みで誰もいなくて、ポケットに入れたまま帰ってきたのよ。こんな小さいやつ、3つ」
と言う。
・・・嫌な予感

「帰りに自転車乗りながら、お腹すいたなーと思って、3つとも食べちゃった」

「自転車乗りながら?!」

「うん。小さいから、むいてすぐ食べられるし・・・」

「いや、そういうことじゃなくて、なんで家までガマンできないの?」

「だって、すごくお腹すいてたのよ」

いやいや・・・自転車でたった5分なんですけど。
その5分の道のりで、ポケットに入れてあった和菓子を3つも自転車をこぎながら食べてしまったという母。

なんだ、この人?

父は、父で、私が来ると、「かおり!かおり!」と呼ぶ。
何かと思えば、私の好きなアジの南蛮漬けを見せて、「1つ食べてみて」という。

退職してから料理ばっかりしている父。
私がアジの南蛮漬けが好きなのを知って、嬉しそうに出してくる。
でも、本当に父の作るのはうまい。
私が「美味しい!」というのを聞いて、満足そうな父。

うちは、いつもこんなふうに、「食」中心にまわっている。
そして、2人とも異常に元気だ。

結婚式用に、彼と2人で初めて冊子を創った。
同じテーマで書き散らしたエッセイ集。
引き出物と一緒に持って帰ってもらうつもり。

昨日、その編集作業をしていたのだが、「両親」について書いたのを読み比べて、そのあまりの対照的な姿に「これはどうなんだろう・・・」と思った。
誠実に、堅実に、決して派手ではないけど、まっすぐに小さな体で生きている彼のご両親。
なんとも感動的な仕上がりの作品になっていた。

それに比べて、私の書いたものは、なんともお粗末
「モデル(両親)が悪い!」と思ってみたり・・・。

いやいや、それもあるけど、今回この冊子を創って、改めて思ったのは、
「やっぱり彼のほうが文章は上手だな」
ということ。
そして、「ちょっとかおりっぽく書いたとこもある」と言っていたから、私の影響も受けたのか、比較的わかりやすい言葉で書いているから、とてもクオリティの高い文章になっていた。
言葉や比喩をこねくりまわして、ねちこく書くときの文章は、正直に言えば、読んでいても意味がわからないことが多いのだが、こうやってシンプルな表現をしたら、なんて素敵な文章になるんだろう!と改めて思った。

シンプルだけど、リズムがあるから、物足りなさがない。
洗練された感じがする。
そして、私よりもずっと「言葉」を知っている。
だから、わかりやすくて心地良い。

この作品集は、今回の結婚式で一番「自己満足」の強いものだと思うけれど、
創ってよかったと本気で思う。
久しぶりに、「書く」という面白さを味わったし、刺激になった。
また、書きたくなってきた。

きっと、彼もそうだと思う。
付き合い初めの頃がそうだったが、お互いがお互いの文章を読むと、どうも刺激されて、創作意欲が湧くようだ。
こんな人、初めてだ。

母に、この冊子の話をした。
彼のほうが上手だという話も。
すると、母はこう言った。
「かおりちゃんの文章は、わざとさらっと書くのよね。わかりやすくて、誰でも書けそうな感じがするけど、実際には書けないっていう、そういう書き方よねー」

「そうやねん!ようわかってるやん。そこがまあ、プロの技っていいますか」

「でしょ?お母さん、よくわかってるでしょ!」

「いやぁ、さすがやわ」

・・・とお互いを褒めあい、満足しきったバカ親子。
ま、いいか

ピンクのたんぽぽがあるなんて!

2007-04-24 00:53:15 | 美味しいもの
いろんな人からお祝いをいただく。

先日は、母の手芸教室に来ているNさんからは、お頭付の鯛をいただいた。
早速、土鍋で「鯛めし」を作った。
炊き上がりは、彼と2人で実家へ持って行き、両親と4人で食べた。
天ぷらや筍の炊いたん(父が作った!)も出してもらい、なかなか美味しい夕食だった。



母が興奮して、1輪の花をくれた。
「見て!かおりちゃん!ピンクのたんぽぽ!」



本当にそれは、ピンクのたんぽぽだった。
勤めている園芸店で、2鉢だけ入ってきたのをもらってきたという。
すごく不思議。
でも、かわいいな。

今朝は食べるものがなかったので、昨晩のうちからパンを焼いておいた。
「ホットケーキミックスで作るパン」
という本を買ったので、それを見てソーセージパンを作ってみた。



食べてみると・・・
やっぱり「パン」っていうよりは「ホットケーキ」だった

彼は微妙な顔をしていたが、私は食べているうちに意外に美味しくなってきた。
またいろいろ作ろうっと。




挙式1週間前。どうしていいのかわからない。

2007-04-23 14:01:04 | 想い
週末、ゆうちゃんに会って、結婚式で使う「ウェルカムボード」を引き渡してもらった。

テキスタイル・デザイナーのゆうちゃんが作ってくれたウェルカムボード。
2月から3ヶ月間、構想と制作に時間をかけてくれた。

ゆうちゃんに頼んでおけば間違いはないと思っていたけれど、
そのあまりの出来の素晴らしさに、胸が詰まるほど感動した。
想像をはるかに超えた仕上がりだった。

技術的な素晴らしさはもちろんだが、プラス、私のことをよく「わかってくれている」ということを感じた。
私がどんなものを好み、どんなものに感動するのか。
親友というのは、本当にありがたい。

持って帰って、彼に見せると、彼も驚嘆の声を上げた。
挙式が終わっても、ずっと家に飾ろうと話した。

プロの仕事っていうのは、こういうことをいうんだなぁ・・・
私はプロのもの書きとして、これほどのレベルのものができるだろうか。
そんなふうに、自分自身を振り返る。
もっともっとスキルを磨かなくてはと、いい刺激にもなった。

・・・・・結婚式まであと1週間を切った。

今朝も、メソメソしている
仕事をしている間はいいのだが、ちょっと休憩したりぼんやりしたりしていると、なんだかとてもしんどい。

どうしていいのかわからなくて。

彼にも昨晩話していたのだが、「一生の思い出になるようにやりたいことやりたい」とか、「一生に一度の記念に残るように楽しもう」なんて思えるような余裕ゼロ。
自分自身が楽しむなんて、考えることもできない。

来てくれる人がみんな楽しんでくれるだろうか、いやな思いをしないだろうか、お金遣わせて申し訳ない・・・考えるのはそんなことばかり。
当日、もしちょっとでも自分が粗相をしたら、せっかくの結婚式なのに、終わった後、また勝手にへこんでしんどくなるんだろうなぁと、そんなことを考えて、先にしんどくなっているという有様。
究極のネガティブ精神、全開!

人の世話をしたり、人に何かしてあげるのは大好きだけど、人に何かをしてもらうのは、本当に心苦しい。
友達が本当に心から楽しみにしてくれていて、「おめでとう」と言ってくれて、それが嬉しくて嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいで、ああ、もうお腹いっぱいという感じ。
もうこれ以上、みんなが私のために嬉しい顔見せてくれたら、ありがたくて、もったいなくて胸が潰れそうだ。
どうやって、感謝の気持ちを伝えたらいいんだろう。
どうしたら、そのありがたい気持ちに応えることができるんだろう。

結婚式で使う音楽を聴いて、気持ちをならしておこうと思うのだが、既に泣けてくる。ヤバイ、ヤバイ、もう本当にダメだ。
泣き崩れて、バージンロードを歩けなくなるんじゃないかと不安になる。
友達と目が合ったりしたら、絶対ダメだ。

いろんなことを考えて、一人で家にいると、息苦しい。
ふみこに「なんか申し訳なくて・・・」とメールしたら、「何言ってんの~幸せのおすそわけするくらいのつもりで余裕もって」と返事が来た。
ありがたい・・・

本当にどうにかならないんだろうか、私のこの性格
しんどいよ・・・


朝ごはんのためにチーズコーンマフィンを焼く

2007-04-19 21:35:38 | 美味しいもの
彼に「首を圧迫しないように枕をやめてみたら?」と言われ、昨晩は枕なしで眠ってみた。
すると・・・効果アリ!!
久しぶりに目覚ましが鳴るまで起きなかった。
腕が痺れてない!!
ああー、久しぶりに5時間半睡眠とれたよ・・・

今日はポカポカいい天気。
こんな日はどこまでも歩きたくなる。

しかし、行き先は病院

お洒落していく場所もないので、青いチェックのワンピースを着て行ったら、
看護師さん(女性)に「可愛い~」と言われて上機嫌

病院まで20分歩いて、その後、役場へ行って、買い物行って・・・としていたら、結構な距離を歩けた。2時間くらい。
エネルギー消費した!ということで、昼間っから1本だけビール
なんか贅沢してるなぁ。
自然と、うひゃひゃひゃ・・・みたいな笑い声が出る。
社長みたいや~(←なんて安い社長!)

夜はお菓子を焼く。
今日は、彼が明日朝食にできるようにと、「チーズコーンマフィン」。

焼き立てを1つ食べてみると・・・

うっま~い!!

なんじゃ、これ!!

焼き立てだから、チーズがとろとろ・・・
甘みと酸味とが絶妙にマッチして、たまりません!

普通のマフィンよりちょっと卵を多めにして、マヨネーズを少し混ぜた。
あとは、チーズとコーンを混ぜて、上にもチーズを乗せて焼くだけ。
砂糖も、グラニュー糖を使うこともあったけど、やっぱり自分の好きな甘みというのは、さとうきびをそのまま・・・みたいな素朴な砂糖なんだよなぁ。
今回は、いつも料理で使っている砂糖でやってみた。それもよかったのかも。色は若干、茶色くなっちゃうけど。

あー、もうこれは、「かおりレシピ」に追加決定だなぁ
土日のブランチにもいいかもしれない。

今まで晩ご飯のことはしっかりやってきたけど、朝食に無頓着だったな、と思う。
パン焼いて終わり、みたいな。
でも、どうせ彼は夜遅くて、一緒に晩ご飯など食べられないのだから、結婚したら朝食を豊かにしたい、というのが私の希望。
サンドイッチの本も買ってきて、現在、研究中。

朝、ギリギリまで寝ていて、「朝ご飯いいわ」と言って走って出て行く彼。
だけど、「朝食が楽しみで早起きしてしまった」と言わせたい。
この間、初めて、起きてすぐに「お腹すいた」と言うのを聞いて、「おっ!」と思った。自分でもびっくりしていた。
私が作った、炊き込みご飯を冷凍しておいたのをごま油で炒めて、塩と醤油で味を濃くした「特製・炊き込みチャーハン」をガツガツ食べている。

・・・しめしめ

朝ごはんを食べないなんて、二日酔いの日以外、人生で全くない私。
考えられない! 耐えられない!!
朝ごはんをきちんと食べるからこそ、その日1日元気に仕事ができるのだ。頭も動く。
だから、彼にもちゃんと朝ごはんを食べてもらいたい。

この間、鋼鉄の女・我がおかんとそんな話をしていたら、
「小学校の時、風邪をひいて、1日だけ朝ごはんを食べられなかったことがある」
と言い出した。

「人生で、それだけ?!」

「うん。それだけ」

「人生で1日だけ?!」

「うん。1日だけ。あとは60年間、毎日朝ごはんが美味しい」

・・・何者?!
これか!鋼鉄の女になる秘訣は・・・!!

甘いものが食べたい!今日は黒ゴマのケーキ

2007-04-18 18:28:28 | 美味しいもの
最近の私は異常に甘いものを食べたくなる。
まるで高校生の頃みたいだ。

あの頃は、もうなんというか・・・世の中の甘いものを全部食い尽くしたいくらいの勢いで生きていた。

ケーキバイキングで16個。
おはぎを11個。

この記録はいまだに自分で塗り替えることはできていない。

こんな暮らしが長くは続くわけがなく、膵臓を壊して食事制限。
それからというもの、甘いものは大好きだけど、「たくさん」食べたくなくなったし、それほど「情熱」がなくなった。

疲れた時に外国製の喉が焼けるような甘いチョコを少しとか、
出されたら食べる、という程度。

それが、最近はまた甘いものへの情熱が復活か!と怖くなるほど、甘いものが食べたくて仕方がない。
特に、和菓子。
あんこ。
美味しいおはぎとか、桜餅とか、食べたい。
ぜんざいもいいなぁ。

もちろん、洋菓子もOKで、とにかく1日のうち1回は「甘いもの!!」と欲してしまう。

今日は雨も降ってるし、病院もあまり行きたい気分でもなかったので、家にある材料だけで何かケーキを焼こうと、「黒ゴマのケーキ」を焼くことにした。

すった黒ゴマを結構たくさん入れて。
油分はバターのかわりに、ごま油を入れる。
だから、ちょっと和風というか、中華風?!

新しいオーブンを買ったので、近頃は昔のようによくお菓子やパンを焼く。
すごく楽しい。
やっぱり好きなんだよなぁ・・・こういうことが。

オーブンの中で膨らんで、いい色に焼けてくるケーキ。
部屋中に充満する甘い香り。
もうたまらない。

いろいろできるハンドミキサーも買ったので、卵の共立てに使ってみたが、どうもイマイチ・・・。
前から持ってる泡立て用のハンドミキサーを使えばよかったと後悔した。

それでも、なかなか美味しそうに焼けたので、早速食べてみた。
んー・・・予想通り、中華風?!

思いついて、冷蔵庫に残っていた生クリームを泡立ててかけてみた。

・・・ほら、思った通り!
生クリームのまろやかさとマッチして、いい感じになった。

もし、食べていいのなら、ケーキ1台食べられる。(←大食い自慢?)
だけど、今はダイエット中・・・
1切れでガマンした。
明日、実家にでも持っていこう。

今日も甘いものを食べられて、ちょっとだけ情緒が安定した。
疲れた気持ちには、甘いケーキが特効薬。

いろんなことが難しい

2007-04-18 02:23:29 | 想い
母がいつも言っていたことを思い出す。

自分が調子のいい時、幸せな時、楽しい時、そんな時に人に優しくしても、それは当たり前のこと。誰でもできる。(むしろ、できない人はヤバイ)

そうじゃなくて、自分が本当に辛いとき、しんどい時、悲しい時、そんな時にどれだけ人に優しくできるか、それがその人の価値なのだ、と。

本当にそうだなぁと思う。

なかなか難しい。

結婚まであと2週間を切った。
自分が本当に人と一緒に暮らしていけるのか、不安になってきた。
他人が一緒に暮らすのだから、できるだけのことをしてあげたいと思う。
だけど、それがよけいなことだと思われたときに、「ああ、そうか」と流すことがどうしてもできない。

できるだけのことをしてあげたいという気持ちに対して、
できるだけ返してあげたいという気持ちをもつのはそんなに難しいのだろうか。
私には、いろんなことが、よくわからない。

最近、なんかもう・・・ろくに寝ていないせいか、すぐにカリカリしてしまう。
右腕の痺れ&痛みは、結局、首のヘルニアで。
この1週間ほとんど3時間以上連続で眠れたことがない。
慣れてきたけれど。

自分が信じていたものが、パリンと壊れて、
また、落ちていきそうだ。
とても暴力的な気分になる。

2週間後に挙式を控えた花嫁が言うことじゃないな。

だけど、自分自身に不安を覚える。
あんた、大丈夫かと。
誰かと生きていく選択を、私のような人間がしてもいいのだろうか。

なんだかよくわからない。
わからないから、もう何もしないでおこう。
毎日の自分の業務だけをしっかり果たしていけば、それでいいのかもしれない。
これをしてあげたい、あれをしてあげたいと思うから、ダメなんだ。

どこまでが優しさで、どこまでが依存なのか、自分でもわからない。

生きていくのは、やっぱり難しいな・・・
うまくできるようになったと思っても、すぐにダメになる。
結局、最後には矛先は自分へと向かう。
やっぱり何にも成長してない。

春の朝、植物のパワーをもらう

2007-04-17 22:48:31 | 生活
「ちょっとでいいから一人暮らしをしたい」と彼が言うので、新居を追われ、実家へと・・・

朝は新居に来て仕事をし、夜は実家に帰るという生活が挙式まで続く。
「それじゃ、洗濯も掃除もやりや!それが一人暮らしや!」
と、啖呵を切ってみたものの、彼は仕事のピークで毎日終電(早くて)。
そんな人に洗濯や掃除をさせられるわけもなく・・・
結局は何でもしてあげている。

久しぶりの実家でのお泊りは、どうも落ち着かないが、おかんが布団を敷いてくれたりするので、ちょっとお姫様気分(←安い姫だなー)

今朝起きて、新居へ出勤。
何気なく、ドアを開けて、外へ出た瞬間、自分の中の何かが呼び覚まされるような気分を味わった。
すごい空気!
木や花や草のパワーが、もう目に見えるくらいの勢いで私を包み込んできて、しばらく歩けなかった。

春の朝、この家から外へ出るのは、10年ぶりだということに気付く。
25歳の春以来、この辺りの「春の朝」を知らなかったのだ。
・・・こんなだったっけ?

私の住む町は、山に囲まれていて、緑や花が多いけれど、この町の中で私の実家の周りというのは、一番緑があふれている。
この町で一番最初に建てられた団地だから、今の時代では絶対ありえないスペースのとり方。
1階は全部庭があって、団地をぐるりと芝生が囲み、そこには花や木が植えられ・・・。
山も近いから、植物のパワーが充満していて、懐かしい匂いがした。

眩しいほどの緑と花の咲き乱れる中を歩いて、新居へ帰る。
同じ町に住んでいても、こんなに違うのか、と思った。
春の朝の植物のパワーっていうのは、一体何なんだろう?
また、雨上がりの朝だから、よけいに美しい。
思い切り空気を吸い込み、体の中の悪いものをみんな浄化した。

パワーをいっぱい充電。
なんとなく、母がいつも元気なわけがわかった気がした。
庭に出て、園芸店で、家の周りで、日々、草木や花と触れ合っている母。
そりゃ、パワーを分けてもらえるよなぁと思った。

新居まで15分ほど。
朝のいい散歩だ。
まぁ、2週間くらいなら、こんな暮らしも悪くはないかな

アンティークな猫足カップで、ほっこりスープ

2007-04-13 22:17:40 | 美味しいもの
可愛いなぁ、この器。

この間、名古屋から来た仕事で知り合った友達が「結婚のお祝いに」とくれた。
骨董が好きらしく、これもちょっと年代ものっぽい。

直径5センチ、高さ7センチ程度の、小さなカップだ。
濃い目の珈琲などをちょこっと飲むのがいいんだろうが、
残念ながら私は珈琲を飲めない。

でも、使いたいので、前菜のスープなどにいいなと、貰った瞬間から考えてワクワクしていた。

さっき、かぼちゃのスープを作った。
かぼちゃと玉ねぎをバターで炒めて、水とスープの素で煮込んで、滑らかにつぶして、牛乳と生クリームを加え、塩コショウで味付け。

新居に引っ越して、ハンドミキサーを買った。
それも使いたかったので、ちょうどよかった。
泡立て、撹拌、つぶす、混ぜるなど、何でもできるミキサー。
かぼちゃをつぶすのも簡単だった。

このカップに注いでみたら・・・
思った通り!!
色合いといい、バッチリだ。

ちょっとアンティークなデザインもいいけど、何より気に入ってるのはこの「猫足」。
可愛い♪

今日も彼はたぶん終電だろう。
もう10時を過ぎた。
外は雨。
一人、この猫足カップで、かぼちゃのスープを少し飲む。

ああ・・・ほっこり



チュートリアル 福ちゃんを熱く語る

2007-04-13 14:41:02 | 生活
昨日は夜中に「有言実行決死隊」という番組にチュートリアルが出ていたので、見ていた。

この番組はその名の通り、「有言実行」するという内容で、
福ちゃんは「飲んだほうが面白い」という有言を実行するために、
番組中にずっと別室でビールの大瓶を空けていた。

最終的に大瓶6本空けて、グダグダ

それで、「飲んだほうが・・・」を検証したが、決して面白くはなかった。
ただの酔っ払いで、セクハラまがいの発言を夏川純にしていた

徳井クンが「これからのコンビのこと、どう考えてるねん?」と聞いたら、酔っ払いながら、「お前はどんどんいけ。俺はツッコミやから・・・」と言っていたが、なんだか最近、チュートリアルが売れてきて、番組観てるとせつなくなる時がある。

MCの福ちゃんのいじり方が、結構、辛らつなときとかあって。
「徳井の足引っ張るな・・・」的な

そりゃ、徳井クンは面白いし、才能あるし、その上、男前やわ。
でも、チュートリアルは、やっぱりくだらないバラエティより、漫才が一番光るんやし、漫才は二人じゃないとできない!
そのツッコミは絶対に福ちゃんじゃないと!!と思うんだよなぁ。

酒癖悪いのでも有名だけど、やっぱり番組であれを披露してしまうのはよくないかもしれないなぁ。
いろんなところで言われてるし・・・。
イメージダウン

・・・なんてことを、番組を観ながらいろいろ考えて分析してしまった。

いつも親心で、福ちゃんを見守っている。
一人で酒ばっかり飲んでないで、もっといろんな人と接しないと、笑いのセンスは磨けへんでー。イヤでもそうするのがプロやでーと、時々説教したいような気持ちにもなる。

それに、歯は治さないほうがよかったなぁ・・・
あの歯並びの悪さが、少年ぽくて可愛かったのに・・・残念!

なんて。

とりあえず、こんなに熱く語れるほど、私は福ちゃんが好きということだ
いつか一緒に飲むことが、今のところの一番の夢だ
(基本的に私は酒飲みが好きらしい)

土鍋で炊き込みご飯♪

2007-04-12 23:36:23 | 美味しいもの
最近、土鍋ご飯に凝っている。

今日は久しぶりに一番大きな土鍋を出してきて、
炊き込みご飯を作ってみた。

3合なんだけど、こうやって炊くとすごい量に感じる。
「おこげ」を作るのはちょっと難しい。
焦げて炭みたいになってしまった・・・

炊き上がったら、すぐに1杯分ずつラップ。
熱がとれたら冷凍しておく。
冷めてからラップせず、熱いうちに蒸気と一緒に閉じ込めてしまうのがコツ。
そうすると、レンジでチンしたときに、ホカホカ柔らかく仕上がる。

ラップの仕方も、円く平たくすること。
こうすると、熱が均一に伝わるから。

ちょうど10杯分できた。

自分一人だと、こういう保存食的なものは作らなかったのだけど、彼がいるといろいろ作ってしまう。
この間も、「餃子が食べたい。冷凍のやつでいいから、かっといて」と言われたので、大量に作って保存しておいた。
だって、市販の冷凍餃子なんてねぇ・・・美味しくないやん。
餃子は手作りが一番!!

買い物に行っても、今までとは違って、彼の好みも考える。
朝ごはんも、ヘタすると食べない人なので、食べてくれそうなものを作る。
ちなみに今朝は、チーズオムレツサンド。

主婦って、ほんまに楽しいなぁ
子供の頃からずっとコレをやりたかったんだ、私は。

今から今週末の休日ブランチメニューを考えて、ワクワクしている。
ワッフルを焼いて、南瓜のスープを作るつもりだ。
これで、彼が毎晩10時までに家に帰ってきてくれたら、言うことないんだけどなぁ。
夜ご飯を一緒に食べるというのは、夢のまた夢・・・

しゃべりっぱなしの休日・・・

2007-04-12 10:42:23 | 友達
次々起こるいろいろな問題。
一難去って、また一難。

早く挙式を終えてしまいたい。
もうこれ以上、何も起こらないうちに・・・

昨日は久しぶりに1日お休みで、朝はふみこの家に遊びに行った。
引っ越して近くなったので、徒歩15分。
11時から14時半までしゃべりまくった。
あー、スッキリ

家に帰ると、水道の人が3人来た。
今日、水道の支払い明細が届いて見たら、たった10日ほどしか暮らしていないのに、水道代が6000円を越えているのだ!!
ありえない

慌てて電話したら、調べに来てくれた。
気のいいおっちゃん3人組。
どうやら、地下のパイプに欠陥があるらしく、近々大工事に・・・

おっちゃんらに「奥さん、奥さん」と呼ばれることに、何か違和感を感じた。
奥さんかぁ・・・
なんか、あんまり嬉しいもんでもないな。

そうこうしているうちに、母から電話があって、母の友達がお祝いを持って来てるというので、実家へ。
母の友人のオバチャンとしゃべりまくる。

夕方からは、かどやと高槻で飲んだ。
またしゃべりまくる。
5時半から11時半まで。
6時間もしゃべって、酒飲んで、なんかもうフラフラ。
朝からしゃべり通しの休日だ。

かどやのお母さんからも、お祝いをいただく。
ウェッジウッドのワイルドストロベリーのお皿とワイングラス。
私がワイルドストロベリーを集めてるって言ったことなかったと思うのだが、偶然それを選んでくれたようだ。
かなり嬉しい。

でも、それ以上にメッセージカードが嬉しかった。
子供の頃から大好きだった、かどやのオバチャン。
優しいメッセージを贈ってくれた。

かどやの話は相変わらず面白くて、今回は勤め先のスナックでおっちゃんに気に入られすぎて、ママさんに妬まれ、店を追い出されたという話だった。
ドラマみたい

いろんな世界を教えてくれる、この友達は、やたらと私の花嫁姿を楽しみにしてくれている。
「絶対、可愛いと思うねん!早く見たい!」と。

ありがたいなぁ・・・

かどやの息子は今春から高校生。
何度か勉強を見ていたのだが、無事に合格した。
彼女もできて、今、春真っ盛りらしい

高校生の息子かぁ・・・
「奥さん」と呼ばれるだけで、「ん?」と反応している私。
随分、出遅れてしまった。

最近、甘いものが食べたくて仕方がないので、
キャラメルプリンパフェを作ってみた。
キャラメルプリン、生クリーム、バナナ、コーンフレーク、チョコシロップ。

舩木倭帆さんの硝子の器に盛り付ける。
宙吹きで、どうしたらこんなに美しい形を生み出せるのだろう。
もうお歳で、だんだん吹けなくなっていくためか、舩木さんの硝子の価値はどんどん上がる一方。
美術館に展示されるほどの硝子。

こういう硝子で甘いものを食べていると、世界一贅沢している気分になる。
100円均一で買ったキャラメルプリンの素で作ったんだけどね



初めての「我が家」

2007-04-09 23:47:39 | 生活
新居を私はとても気に入っている。
リラックスできるし、いるだけで嬉しくなる。
やっぱりここにしてよかった。
相性がいいんだ、きっと。

リビングはこんな感じ。
まぁ、私の家を知っている人にとってはあまり変わり映えしないかも・・・
全部、今までずっと使っていた家具だから。

でも、ここはとても広々としていて、いるだけでウキウキする。
キレイにしておこうという気持ちも働き、毎日ピカピカ

主婦っていいなぁ・・・最高やなぁ
(※主婦じゃないけど・・・)
今は仕事も忙しくなく、1日の労働時間は7、8時間なので、すごく快適!
時間もたっぷりあるので、ストレスがまったくたまらない。

夜は寝るのが2時くらいなので、朝は8時くらいに起きて、彼がいるときは朝食を準備。今朝は、自分で焼いたパンを使ったハムチーズサンド。
彼は「うまい~!店できるで~」と絶賛していた。嬉しい♪

身支度して、掃除、洗濯。
掃除も毎日家具のホコリをとって、掃除機をかけて、さらにフローリングを磨けるし、家にいられるので洗濯機も3回まわせる。
(普通のもの・ドライ白・ドライの色物・マット類・シーツ類などの中から3種ローテーション)
そして、日当たりがいいので、すぐに乾き、昼過ぎには取り込めるのも魅力♪

朝10時から夕方6時までは仕事。
夕方、リハビリ。
晩ごはん準備。
それでも時間があるので、ケーキやパンを焼いて。
テレビ見て、酒飲んで。
それでもまだこうやってブログ書く時間もあって。

なんだか今は本当にずっと夢見ていた理想の生活スタイルを手にしている。
朝起きて、仕事して、帰って寝るだけの生活から脱出した!
洗濯がたまってるとか、床を磨けないとか、ゴミ捨てるの忘れたとか、料理ができずに野菜を腐らせたとか、そういうストレスがまったくない。
前はもう、朝家を出る前に1回しか洗濯機をまわせず、雨が降るともう本当にイライラしていたのだけど

労働基準法、正解!
週休2日、1日8時間労働だと、人間は人間らしく文化的な生活が営めるのだ。
理にかなってるんだなぁと、そんなことを改めて思う。

この家、大好き。
早く誰か遊びに来て~

挙式が終わったら、第2回ホームパーティーだな。
また24時間ぶっ続けで飲もう!
よろしく!!