明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

明け方の光の中で

2007-02-28 05:45:55 | 生活
ふと目覚めると、明け方4時で、
つけっぱなしのテレビが通販のサウナスーツを宣伝していて、
私の横にはワイルド・ターキーとリンクウッドの瓶が転がってる。

床に散らばっているのは、自分が10年前に書いた小説の原稿。
ターンテーブルには、尾崎豊のデビューアルバム。

眠ってしまう前までは降っていた雨も、止んでいるらしい。

そんなたいしたことでもないのに目くじらを立て、
心を消耗していく私は、一体何を求めてるのか。

正しさよりも穏やかに生きることを選択したいと思っていたはずなのに、
否定された自分を徹底的に払拭しようとし、
相手が頭を下げるまで、攻撃をやめない。

メールを読み返してみると、狂っているんじゃないかと思う。
ぞっとするほどだ。

それほどまで、自分の正しさを貫きたいのか。

正しく生きないと、不安なのか。

否定されることが、そんなに怖いのか。

彼がきっと私に投げかけたい疑問を、自分で自分に投げかける。
あなたはなぜ、そんなに正しさにこだわるのか。
ほんのちょっとの言葉のすれ違いも許さず、徹底的に責める。
自分が正しいと相手に認めさせるまで、狂ったように言葉を連ね、ぶつけてくる。
それは一体なぜなのか。

自分でもよくわからない。

酒を浴びるように飲んで、眠ってしまった後、
起きてみれば、一体どうしてあんなに目くじらを立てたのかと不思議に思う。
それまで怒っていた自分が、自分でないような。

私は何に怯えているんだろう。
自分で自分を否定することをやめたつもりなのに、
愛する人に自分を否定されたと感じると、それがもうたまらなく嫌で。
結局それは、まだ自分で自分を許し、愛せていない気持ちの証明なのだろう。

何がそんなに不安なのか。
もう2ヶ月で結婚だ。

忘れちゃいけない

2007-02-27 21:13:39 | 想い
昨日、とても嬉しいメールをもらった。
見知らぬ人から。

たまに同じような内容のメールをいただくことがあるが、
私のHPにたまたま辿り着いて、
でも、どんどん読んでしまって、
普段あまりコメントなんかしないんだけど、
言わずにはおれなかった。
ありがとう……

そういう内容のメール。

本当に、たまにだけど、同じようなメールをいただくことがある。
それは、本当に嬉しいことで。

1円にもならない文章を書いてきた意味があったと、そう思える。

たった1文であったとしても、見知らぬ私に「ありがとう」と言いたいものがあったんだと思うと、鳥肌が立つほど嬉しい。
感謝の気持ちが溢れてくる。

昨日、そのメールを読んだ後、昔の日記を読んだ。
記憶が薄れているので、すごく第三者的に読めて、それがとても面白かった。

智志くんに会うまでの私は、とても孤独だったんだなと改めて思う。
とても孤独で、孤独に慣れることのできない女だった。

今では考えられないようなハードな生活。
1日の労働時間は、基本16時間。
毎日書いてるのは、眠い、眠い。
仕事して、酒を浴びるように飲んで。

でも、なんか一生懸命生きてる。
ちっともうまくなんか生きられないけど、でも一生懸命生きてるから、だから、読んでくれた人が応援してくれていたんだな、と思う。

生きていると、いろんなことがある。
幸せなことも、不幸なことも、波が寄せるように行ったり来たり。
だけど、それを幸せと感じるか、不幸と嘆くかは自分次第。

彼に出会った頃は、感謝の気持ちでいっぱいだったのに、
いつしかそれを忘れていたんじゃないだろうか。
結婚が決まって、甘えた自分になっていたんじゃないだろうか。

一緒に歩いていこうと、彼が言ってくれたあの日を忘れちゃいないか?

太陽が照りつける、青い空の下、琥珀色のグラスを手にしながら、
彼は確かに言ってくれた。
「一緒に歩いてみようか」と。
私はそれを信じて、3年間ずっと好きだった人ではなく、数回会っただけの彼と人生を共に歩く決心をした。

あの頃の気持ちを忘れてないか?

もう牛馬のように働いて、酒を浴びるように飲んで、床に転がって寝るような、あんな日々は遠い過去。
そんなことしなくても、私はちゃんと生きていける。

生きていると、いろんなことがある。
だけど、今までちゃんと乗り越えてきた。
今度もちゃんと乗り越えられるはず。

いつの間にか失っていた思いやりの心をもって、彼がいてくれることに、それだけに感謝して、明日を迎えよう。

大丈夫。
きっといろんなことがうまくいく。
私の心がそれを決める。

はりきるオカン!

2007-02-26 23:17:37 | 生活
オカンがはりきりだした。

実家に呼ばれて行ったら、ワンちゃんが大量生産されていた。
これは、うちのオカンのお得意の作品なんだけど、普通は古布を使って作る。
オカンの代表作の1つで、敷物やタペストリー以外ではよく売れた。

「ここは、犬好きの家か!!」

とツッコミを入れてしまうほど、犬、犬、犬……。
10匹はいた。

それも、今回は古布じゃなく、どう見てもウール。
少し色が入ってるのだが、それが意外にカワイイ。

「新居に飾って~♪カワイイでしょ♪男の子と女の子のペアであげるわ♪」
と、カップル犬をくれた。
オカンいわく、「このコ達が一番可愛くできた」らしい。

とりあえず、今の家に飾ってみた。
ウン、可愛い♪
※ちなみに、台に敷いてあるのもオカン作の敷物。

さらに、今日はプレゼントと言って、「サラペ」をくれた。

サラペというのは、メキシコの織物。
羊の毛を使い、手仕事で染められ、織り上げられている。
伝統工芸みたいなもんだな。

これが、たいして期待していなかったのだけど、素敵なんだ。
色といい、風合いといい……。
リビングに敷くのにちょうどいい大きさだけど、彼が嫌がったら自分の部屋に敷こうと思う。
すっごい素敵!!
気に入った~♪
やっぱり手仕事はすごい。
そういうじわじわくる美しさがある織物だった。
※また新居で敷いてから紹介します。

そして、さらに、京都・嵐山の座布団専門店で、二人用とお客様用の座布団を作ってくれるというのだ。
またこの店がいいのだ。
「和」すぎず、「洋」でもない。
本物だけど、ややモダン。
形も布もかなり種類があって、オーダーできる。
ちょうど和風だけどオシャレな座布団かクッションを探していたので、これもうれしい。

オカン、はりきってんなぁ。
晩ご飯の後、めっちゃ大きいティラミス(2人分)食べてたけど……
パワフル!!

もう疲れた……

2007-02-26 20:58:31 | 生活
イライラしたり、泣いたり、怒ったり、言い争ったり。
最近は、そんなことの連続。

昨日もかなり怒って声を荒げて、その後泣いて。
酒をガブガブ飲んで。

朝起きたら、顔が腫れていた。
そして、一日中、二日酔い。

今日もまた、実家で怒って声を荒げて、もう疲れた。
ほんまに疲れた。

怒ったり泣いたりって、すごく消耗する。
体力もそうだけど、心が磨り減る感じ。

私は何をこんなにイライラ、カリカリしてるんだろう。
この間まであんなに心穏やかに過ごしていたのにな。

ちょっと深呼吸。

「淋しい」という感情の記憶

2007-02-24 03:11:53 | 想い
もうすぐ私は、この家を去る。

ちょうど丸5年、この北向きの家で暮らした。
ベランダに出ると、田んぼと山。
遠くにサントリー山崎のウイスキー工場が見える。
この景色が好きでたまらなくて、冬の寒さにも耐えた。

この5年……。
つまり、この家で暮らした時間を一言で表すなら、
「悟り」
の時間であったと思う。

それまでの30年間に理解できなかったことを、この5年で随分理解した。

人を愛すること。
人を信じること。
幸せと不幸の根源。
生きる意味。
人との繋がりの強さと脆さ。
両親の愛情。

いろんなことがわかった5年間だった。

いつまで経っても、何者にもなりきれない自分を抱えたままで、
それでも、いろんなことを悟った分だけ、少し生きるのが楽になった。

基盤さえしっかりすれば、これから積み上げていくものが少々脆くても、
最後の最後までは崩れないような気がする。

精神的にも物質的にも、人に求めてもらえないと、不安に駆られていた私。
だけど、最近はやっと「人に求められない自分」を受け入れられるようになった。

いろんなことがこれから始まる。

ふと、この5年で一番大きく変わったことはなんだろうかと考えたとき、あることに思い当たった。
それは、「淋しくなくなった」ということ。

ずっと自分の基本感情は「淋しい」であって、その淋しさを埋めたり、折り合いをつけたりするために、行動があった。
淋しいから人に会い、淋しいから人を好きになり、淋しいから仕事をし、淋しいからお酒を飲み、淋しいから無茶苦茶になろうとし、淋しいから書き続けた。

でも、今は「淋しい」という感情を思い出すことが難しい。
もちろん、人が言うような刹那的な寂しさは覚えることはある。
だけど、ずっと私を支配していた「淋しさ」は永久に消えたかのように、もう存在しないし、思い出すことすらできない。

淋しくないということは、こんなにも生きやすいことだったんだと知る。
孤独からも、呪縛からも、両親との葛藤からも、いろんなことから解き放たれて、ようやく今、自由だ。
これから結婚して、二人で生きていくというのに、自由だ。
一人で生きるより、もっと自由だ。

タイムマシンがあったら、数年前の私に会いに行きたい。
酒を飲んで床に転がってる私に言ってやりたい。

あなたはいっぱい間違いを犯してるかもしれない。
だけど、とにかく「今」をひたむきに生きることだ。
そうしていれば、必ずその魂が孤独から解放される時が来るから。

あの頃の私は、自分が淋しさを感じなくなるなんて、思ってもみなかったけど。

最近の小話いろいろ

2007-02-21 00:30:07 | 生活
【紅トロサーモン】

この間、彼と石焼の焼き鳥屋へ行った。
石の上で鶏を焼くので、とても美味しい。

私たちはテーブル席だったのだけど、自分で焼くのではなく、ちゃんとスタッフが来ていちいち焼いてくれた。

「今日のおすすめ」というメニューがボードに書いてあったので、「紅トロサーモン」を注文した。
下には「牛すじ煮込み」なども並んでいたので、石焼じゃないメニューもあるんだな、と思った。

テーブルに出されたのは、すごく分厚くて美味しそうなサーモン!!
醤油を出してくれなかったが、鶏用の醤油やポン酢などはあったので、これに付けて食べるんだろうと思い、普通に食べた。

……
思ったより、甘みが少ないな、というのが感想。
やっぱり焼き鳥屋でサーモンはダメか……と思っていると、スタッフの人が来て言った。

「あっ! サーモンも焼くんですよ!!」

彼と二人、顔を見合わせ、なんだか妙に恥ずかしかった。
そうだよね……


【結婚指輪】

結婚指輪を彼と一緒に買いに行った。
3つくらい見て、5分で決めた。

いろんな店を見て、あれこれ悩む女性もいるんだろうな……
みんな、どんなもんなんだろう?

私は本当に貴金属には興味がなくて。
値段とインスピレーションで即買い。

指輪のサイズはずっと7号だと思っていたのだけど、6号だった。
指みたいに体も細けりゃ、苦労しないんだがな……


【図書館無理】

今日も図書館へ行ったが、頻繁に通うのは無理だと判明。
私は別に花粉症でもアレルギーもちでもないのだけど、「繊維」が苦手で。
紙や生地がたくさんあると、くしゃみが止まらなくなるし、喉の奥が痒くなる。

この間はすぐに座ったからまだマシだったが、今日はすごく混んでいたので、ずっと書棚の間をうろうろしていたら、

ハックショーン!!

それも連続。
止まらない。

その後はもう本を読むどころじゃなかった。
繊維アレルギーなのかなぁ?
オカンが手芸している生地の間に埋もれていても、くしゃみが出る。

ちょっとだけ花粉症の人の苦しみがわかったような……
こんな感じの毎日なのね……


【花キューピット】

夕方、ドアのチャイムが鳴った。
誰だろうと思って出てみると、オカンだった。

何かと思ったら、花束を差し出して、

「花キューピット」

と言う。
「きれいだったから、持ってきたの」と、スイートピーとバラをくれた。
それだけで帰っていった。

私はオカンのこういうところが好きなんだ。
この家に引っ越した時も、荷物に埋もれているというのに、まずキッチンに花を生けた。



風流を想う日

2007-02-19 16:57:06 | 想い
「おはぎ」をなぜ「ぼたもち」ともいうんだろうって、ずっと不思議だった。
地方によって違うのかと思っていた。

そうしたら、季節の花になぞらえて、「春のお彼岸」にお供えするものは、
「牡丹餅(ぼたもち)」
「秋のお彼岸」にお供えする場合は、
「お萩(おはぎ)」
と呼んでいたことから、2つの名ができたらしいと知った。
今ではごっちゃになって、特にいつの季節だからこれ、ということはないらしいのだけど。

それだけ。

別にオチも何もない、それだけの話なんだけど、お供えの和菓子に季節の花の名前を付けるなんて、古人の風流な心を想い、なんだかじんわりした。
自分の感性が震えるのがわかる。
好きなんだ、こういうの。

最近、どうも調子が悪いんだけど、
華やかな薄紅の牡丹の花や、満月の下で揺れる萩の枝が思い浮かんで、
その瞬間は、幸せな気持ちになった。

狂った羅針盤

2007-02-17 15:00:39 | 仕事
昨日の夜は、ライター友達と会った。
京都で美味しいお料理とお酒に舌鼓。
おしゃべりも盛り上がり、とても楽しく充実した夜だった。

彼女はとても優しく、仕事に対していつも一生懸命で、上を向いている人。
話をしていると、自分の心にいろんな言葉が響いて、昨日はいろんなパワーのエッセンスを振りかけられたように思う。

ただ、彼女と別れて帰りついた真夜中の部屋で、悶々と自分自身に問いかけてしまった。

「私は一体どこに向かっているのか?」

彼女が一流のライターだとしたら、私なんて二流どころか三流で。
やりがいのある、高いクオリティを求められる仕事を、それなりに高い報酬をもらって、時間をかけてしっかりとこなしている彼女。

一方、私はと言えば、それほど要求もない、駆け出しのライターでも書けるような仕事ばかり。報酬も安いから、とにかくパッパと数をこなすことで折り合いをつけている。
時給換算にした時、割が悪くないように。
そして、普通のOLさんくらいは稼いで生活費に当てられるように。

彼女はなぜか私のことをすごく買ってくれていて、
「前にあなたの新聞記事を読んだ時、それが完璧だった。それから、日記を読ませてもらっていて、それもすごく面白かった」
と言ってくれる。
「だから、こう言っては失礼だけど、今やっているような仕事をするのはもったいないと思う」と。

そう言ってもらえることは、本当に涙が出るほど嬉しいこと。
そのうえ、今度のプレゼンで大きな仕事がとれたら、チームに加わって手伝ってほしい、とまで言ってくれる。

私はいつも人に恵まれているから、こうやって声をかけてくれる人がいる。
ありがたかった。

私もライターとしてやりがいのある仕事をしたいし、もっと大きな仕事をじっくり腰を据えて時間もかけてやりたいと思う。
社内報での10年間、あの仕事は大好きだったし、たくさんの出会いがあって得たものは大きいけれど、「フリーライター」としての私は随分遅れをとった。
社内報で精一杯で、フリーライターとしての活動は限られていたし、成長もずっと止まったままだった。
その間に、他のライター仲間はどんどん成長していっていたというのに。

だけど、こうしてポンと放り出されて、まず考えたのは、とりあえず「食べていくこと」で。
書くことでお金がもらえるならと、安い仕事をどんどん引き受けて、パッパと数だけこなし、家賃が払えることにホッとしている。

こうやって、また私は、同じことを繰り返すのかな。
私は「仕事」というものが基本的に好きなので、何でも面白く感じてしまう傾向がある。
安いサイトやメルマガ、店舗取材の仕事であっても、決して強がってるわけじゃなく、本当に楽しいのだ。
何でも楽しめるのはいいことだとは思うけれど、こういう仕事ばかりをこなして「ああ、なんとか暮らしていける」と安心しているうちに、また私は成長を止めてしまうのではないのかな。

数年後、そういう自分に気付いてしまうような気がして。

でも、私の本当の悩みはここからで、じゃあ、もっとクオリティの高さを求められるような、もっと「自分らしさ」を発揮できる、やりがいのある仕事をしていこう!と考えた時に、あの疑問がわいてきたのだ。

「私は一体どこに向かってるんだ?」

一流のライターになることが、私の夢だったのか?
例えば、声をかけてもらった仕事を頑張ってやったり、営業かけて仕事の質を変えていったとして……、果たしてそれが私の向かうべきところなのか?

もちろん、それはすごく楽しいと思う。
そういう仕事に関われるチャンスがあるなら、今まで以上に全力を尽くして、何がなんでも認められるような仕事をしたいと思う。
きっとそれは充実した日々になるだろう。

だけど、自分の中のボロボロになった野心をまだ抱えている幼い「私」が、いつも私のことを見ているのだ。

私が自分の本を書きたがっていることを知っているライター仲間の彼女は、
「本は書いているの?」と聞いてきた。
もう何パターンも書いたけれど、いくら書いても何か違って、書いたらまずいこともあって、途中でやめてしまうんだ、と私が話すと、
「とりあえず、自分が書きたいように書いてみたほうがいいよ。書きあげてから、発表できないことは消していけばいいから」
とアドバイスをくれた。

本を書くにしろ、ライター仕事をするにしろ、どちらにしろ、あなたはもっとちゃんとしたものを書いていくべきだと、随分私の能力を評価してくれている彼女。
その期待を超える仕事ができるのか、私にはわからない。
だけど、チャンスがあるのなら、「期待通り」ではなく「期待を超えたい」と思う。
もし、期待通りにも満たなければ、三流ライターとして細々と明日のパンの心配をしながら生きていくしかない。
そうなれば、あきらめもつくのかな。

私は一体どこに向かっているんだろう。
どこに辿り着くのかはわからないのだけど、ただ、今は、ある仕事をこなしながら、自分の本を書き上げていくことしかできない。

昨日、彼女にはとてもたくさんの嬉しい言葉をもらったのだけど、中でも私が一番嬉しかったのは、
「仕事を始める前に、あなたの日記を読むの。パワーが出てくるから」
という言葉。
そんな人が世の中に一人でもいるんだったら、書き続けた意味はあったのかもしれないと思えた。

エコクラフトに挑戦!

2007-02-16 00:32:12 | 生活
今度はカゴを編んでみた。
「紙バンド」という梱包用の紙ひもで作る「エコクラフト」だ。

ちょっと前にふみこの家に遊びに行った時、ふみこが「作ってん」とこのエコクラフトの手提げカゴを見せてくれたことがあった。
すごくかわいくて、自分で作ったとは思えず、私もやりたいなーと思っていた。

そうしたら……
おおー!!
たまたま前に仕事の資料で使った「サンキュ」という節約雑誌に作り方が載っていたのだ。
以前見たときは節約記事しか読んでいなかったので気付かなかったのだが。

ちょうど、これから引越しで、収納カゴがほしいと思っていたところ……
これはちょうどいい!
早速、材料を買って、作ってみたというわけだ。

しかし……

まあまあ上手にできたけど、手芸や料理のようにはいかんな……というのが、正直な感想。
「編む」と言っても、手芸というより「工作」に近くて。
私は切ったり貼ったり……といった工作や日曜大工のようなことはどうも苦手で

なんかちょっと指先も痛くなったし、ハサミで手も切ったし(それもなぜか手のひら)、いつものように途中でへこたれそうだった
毛糸で編む編み物だったら、どんな難解な編み目記号でも読み取って模様編みはできるのに、これは何度カラーの写真入り図解を見ても、「取っ手」の付け方はわからなかった……

でも、できてみるとなかなか嬉しい(取っ手なしだけど)。
買ったカゴみたいー!!
やったーって感じだ。

それに、どんなに向いてないと思っても、へこたれるわけにはいかない理由があるのだ。

この材料の紙バンドをネットで注文したのだが(送料入れて3000円くらい)、届いてみてびっくり
なんと、大きさが自転車のタイヤくらい

どうすんねんな……

仕方ないので、せっせと収納カゴを作っていくことにした。
作りたい人、うちに来たら材料あげます……
ふみこーへるぷー

久しぶりの図書館通い

2007-02-15 16:06:05 | 仕事
久しぶりに町立図書館へ行った。
(町立ってのがローカルでいいね)

運動を兼ねて、これから平日は急ぎの仕事がなければ、朝1番に行って1時間ほど読書をすることにしたのだ。
てくてく歩いて15分。往復30分のウォーキングになる。
これで「1日100万歩」……じゃなく、「1日100歩」生活から脱出だ。

久しぶりの図書館。
結構人がいる。
だいたいおっちゃん(退職後ののんびりライフ中)か、子連れのお母さんだ。

今日はとりあえず、どんな本があるのかぐるりと見てまわり、それから料理の本を3冊読破。
美味しそうなメニューをメモしてきた。

明日から「川端康成全集」を1巻から読んでいこうと思う。
私は川端が好きで好きで、学生時代に文庫になっているものはほぼ読んだけれど、全集だと文庫化されていないものもあるし、楽しみだ。
久しぶりに正統派日本文学に触れてみるのもいいかもしれない。

今日は外の風が冷たくて、少し寒かったけれど、朝の風を体に受けながら町を歩くのは気分が良かった。
空もきれいだし。
いろんな不安を忘れる。

自分は本当に文章を書いて生きていけるのかな。
そんな不安。
取材をして、長めの文章を書く仕事を久しくしていない。
コピーばかり。
そして、私はコピーの才能はないと、なんとなくわかってきた。
もう少し、「私」が表れる文章を書きたい。

そうは言っても、言葉に向き合える仕事があるだけでも、感謝しないといけないんだとも思う。

言葉に向き合うのは、すごく楽しい。
ライターという職業を選んでよかったと、心からそう思う。
今週も、割のいいサイトライティングの仕事が1本入った。

全く音沙汰のなくなった取引先もあり、私の書いたものが何かまずかったのかなぁと不安。
単に外注の仕事がないだけなのかもしれないが、事実を知るすべもなく、悶々とする日もある。

だけど、今ある仕事を全力でやっていくしか、それしかない。

仕事ではなく無償だけれど、知り合いからちょっとした企画書を文章化することを頼まれた。
政治やボランティアに興味のある人で、何かそういったイベントをするために、市や企業にスポンサーになってもらうよう営業するらしい。
その企画書。

社内報の取材でたった1度会っただけの男の子なんだけど、意気投合して、たまにメールをしていた。
もう彼は会社も辞めてしまったし、私も社内報とは無関係だから、全く新たな繋がりで仲良くしている。
今日は彼もスカイプを導入しているということで、スカイプ会議。

社会を動かしたいという熱い想いが伝わってきて、私でできるかはわからないけれど、何か協力してみようと思った。
私の書いた文章が、市や企業を動かして、たくさん寄付金が集まればいいな。
そして、彼や彼のチームの人たちの想いが、誰かの心を動かせばいいな。
そうやって、「想い」や「やさしさ」をリレーしていく文章を書くのが、私は一番嬉しいんだ。
1円にもならない文章だけど、もし人の気持ちを動かしたなら、それはすごく尊いものになるから。

最近の私の悩み・・・

2007-02-13 21:14:04 | 想い
最近、「悩み」という悩みはなかったのだけど、もうこの数日間、考えると辛くなる悩みができた。

それは……

徳井クン(チュートリアル)がR-1ぐらんぷり決勝進出!

前評判や予想順位を見ると、どうもかなり有力な優勝候補らしい。

確かに私はチュートリアルが好きだし、徳井クンももちろん大好きだ。
笑いのツボにぐいぐい来る感じだ。
だから、ファンとして優勝してくれたら嬉しいな、というのもある。

だけど、もしそうなったら、福ちゃんは?!

最近、露出が多くなって、よくテレビでも見かけるのだけど(もう毎日チェックが大変!)、必ずと言っていいほど徳井クンと比べられて、「足引っ張ってる」というようなことを言われている。
それを見るたびに、身を切られる思いだ。

これでR-1まで制してしまったら、初のM-1、R-1覇者ということで、大きく取り上げられることは間違いなく、ピンの仕事もぐーんと増え(今でも多いのに)、さらに福ちゃんとの差を見せつけていき、ついには……!!

あー。
嫌だ。考えたくない。
でも、考えてしまう。

コンビの場合、一人の才能が大きすぎると、ピンで活躍するようになり、ついには相方は行方知れず……というパターンも多々ある。
大昔の漫才ブームのときで言えば、「伸介・竜介」「ツービート」。
最近では、DonDokoDonのぐっさんがいい例で、平畠さんはどこへ行ったのやら……。
あんなふうになったらどうしよう……

せめて、品川庄司の庄司か、雨上がりのホトちゃんくらいの存在は残してほしい。
トミーズ健ちゃんのように、ローカルで地味にパネラーやるのでもいい。

こうなってくるともう徳井クンにだんだん腹が立ってきて
ドラマに出たりするのはいいけど、やっぱり芸はチュートリアルでやってほしい。
勝手な言い分だけど……
きっと才能が有り余ってるんだろうなぁ。

……ということで、こんなことが今一番の悩みという、お気楽な私
毎日、毎晩、心を痛めている。
日曜日のR-1までこんな日が続くんだろうなぁ。
ああ、福ちゃん……

今日から始まるスカイプ生活

2007-02-13 20:41:05 | 生活
自宅が完全に「仕事場」になったので、スカイプを導入しようと前から思っていた。
取引先の人にも「スカイプはご使用ですか?」とよく訊かれるし。

そこで、先週末にやっとスカイプ導入!!

今日初めて、仕事相手とチャットで連絡し合った。
通話はまだなんだけど……。

感想は、……めっちゃ便利!!
なんで今まで導入してなかったんだろうと悔やまれるくらい。

スカイプ同士は通話料金ゼロだし、
チャットはできるし、
数人で会議通話もできるし、
音声もめっちゃいいし、
無料でダウンロードするだけで、初期費用全くかからないし、
すぐに使えて難しい設定も何もないし、

もう最高!!!

買ったのはヘッドフォンセットのみ(2600円)。
またこれ付けて、仕事の打ち合わせしてる姿がカッコイイ~
(と思うのは私だけ?)

できれば自分の友達はみんな導入してほしい。
携帯でメールするより、はるかに便利で楽ちん♪
これからみんなに普及活動をしていかなくては……!!

特に、もんちゃん!
栃木にいても、これだと通話料無料でいつでも話せるし、チャットもすごく楽にできるよ。
(ものすごくピンポイントでセールスしてるなぁ

いやー、しかし、スカイプすごい。
導入してよかった!

ドカンとうまいつまみ居酒屋

2007-02-12 23:43:04 | 美味しいもの
「ドカンと、うまいつまみ居酒屋」という催しをやってみた。

なんということはない。
うちで、彼と2人で。

小林ケンタロウの「ドカンと、うまいつまみ」という本があるのだが、それに乗っている簡単で結構ジャンキーな料理をザーッと作り、二人で酒を飲み明かそうぜ!というハッピーな企画♪

・じゃがたらバター
・牛たま
・牡蠣フライ
・から揚げ
・チーズ包み揚げ
・トマトサラダ
・大根サラダ
・野菜たっぷり肉だんご煮込み・カレー風味(前日の残り)

なんていうものを作ってみた。
彼も一緒にお手伝い。

私が段取りよく、さーっとこれだけのものを1時間以内に作るのを見て、彼はとっても感心してくれた。
「ほんま、手際いいなぁ」と。
まあ、料理の腕はともかく、段取力はあると思うので、たくさんのことを一度にやるときには発揮される。

どれも結構ジャンキーな食べ物なんだけど、簡単で美味しくて、酒のつまみにピッタリで、本当に楽しい時間だった。

ビールのあと、日本酒。
そして、ウイスキー。

2人で飲み食いするのはもったいないような時間だった。
こういうのは、もっと大勢でやると、もっと楽しいかもしれない。
今度は友達も誘ってやろうかー、と話ながら料理をしていた。
(あやととしくん、ふみこ夫妻、どうですか?楽しいよ!)
みんなで簡単な料理をバーっと作って、その後、それを食べながら、ガンガン飲んでしゃべって……
めっちゃ楽しくないか?!

今の家は狭いけど、結婚して引っ越したら、いつもたくさんの人が集まる家にしたいなと思う。
美味しいものが好き
お酒が好き
しゃべるのが好き
人が好き
……そんな人たちが集まって、楽しくて幸せなひとときを過ごせたら、これ以上望むことはない。

何年か前、ホームパーティーした時、楽しかったなぁ。
あんな時間をまたみんなで過ごせたら最高やな。
ある意味、結婚式&披露宴がそういう時間になるといいのだけど……。

あ、料理はワンランクアップに決めた。
(ゆうちゃんの押しが強かった!!来る人はゆうちゃんに感謝!笑)
ここのシェフはフランスにいたとき、オードブルの専門やったらしく、とにかくオードブルが素晴らしい。
これを是非味わってほしい。

来てもらえる皆さん、お楽しみに……♪
またうちでもパーティーしようね

ダイエットメニューでおもてなし♪

2007-02-11 10:22:17 | 友達
10日ぶりにビールを飲んだ。
ウマイ!!

なんでこんな旨いもんが世の中にあって、
なんで私はこんな旨いもんをダイエットのために我慢しなくちゃいけないんだろうかと、しみじみ思ってしまった。

でも、ダイエットはまだ続ける。
今、ようやく峠を越した。
2ヶ月半で6キロ減!
あと1キロで元通り。2005年までの私になれる

でも、本当のダイエットはここからで、2005年までの私に戻ったら、今度はさらにマイナス2キロを目指し、20歳の頃の私に戻るのだ!

そんなわけで、ダイエット生活を続けているので、友達をもてなす時も以前とは違って、「ダイエットおもてなしメニュー」♪

今日はゆうちゃんが自転車で走ってきたので、久しぶりにいろいろ料理した。

・豆腐と海藻のノンドレッシングサラダ
・野菜たっぷり肉だんご煮込み・カレー風味
・油揚げのネギ味噌焼き
・ひじきと油揚げの煮物
・ほうれん草のおひたし
・いわしの生姜煮
・鯛の胡麻茶漬け

全部ローカロリー!
これだけ料理しても、使った油は大さじ1だけ。
もちろん、ドレッシングも生姜とネギと醤油とお酢で手作り♪
「おもてなし」は、品数が6品以上ないと嫌なので、せっせと作る。

自分で言うのもなんだが、どれも美味しかったなぁ。
こういう和食が私は一番得意だ。
手間隙はあんまりかけず、素材の旨みを生かしてやるだけ。

普段、小食なゆうちゃんも「食欲そそられるわー」と言って、おかわり、おかわり……。
いっぱい食べてくれて嬉しかった。

特に私のこの冬の新メニューで一番お気に入りの「野菜たっぷり肉だんご煮込み・カレー風味」を気に入って、作り方を聞いてきた。
これ、ホント美味しいんだよな……
またレシピをアップしておかなくては……。

今日は結婚式のウェルカムボードの相談。
デザイナーのゆうちゃんが作ってくれることになっている。
既にいろいろ思案してくれているようで、嬉しい
どんなのが出来上がるのかな?

5時間もうちにいて、いろいろしゃべった。
私の結婚話が主だが、結構、真面目にチュートリアルの話などした。
私の好きな福ちゃんは、なぜ酒癖が悪いのかとか、徳井くんがピンで目立ちすぎていることに関して、彼はどういう気持ちでいるのかとか、まるで知り合いのように親身になって福ちゃんの心理状態と今後を話し合った。

食べ終え、しゃべり終えると、ゆうちゃんはまた颯爽と自転車に乗って帰って行った。
いつ見ても「年齢不詳の美大生」みたいな雰囲気だが(35歳・人妻とは思えん)、私の披露宴にはどんなフォーマルな格好で現れるのか?!
ちょっと楽しみである。

明日元気になれpart2

2007-02-08 01:58:12 | 想い
日記を読みに来て、1日に2つも3つも更新されている日があって、「ええ?」と思う人もいるのではないかと思う。

「今日こんなことがあった」
「今日何をした」
「今日、こんなことを思った」

といった日記ではなく、「part2」はテーマを決めてエッセイ風になんやかんやと考えてることを綴っていけたらいいなと思っているので、興がのってるときはいくつも更新したりする。

さっきのオトンの話も、1ヶ月前の話なのだけど、自分の中で熟成されて書きたいと思えるまでこれだけかかった。
前の日記だったら、その日に書いていたはずで、もっとよけいな思いも書いてしまっていたのではないかと思う。
感情的になって。

私の赤裸々日記が好きだった人には物足りないかもしれないけど、これからもブログはこんな感じでやっていきたいと思っている。

自分としては、その日の感情を垂れ流しにしない生活に慣れてきて、また少しずつ創作意欲も湧いてきたように感じている。
起こった出来事や湧き上がった感情を、そのままぶつけずに、少し置いて、冷静になって、客観的に書き起こすという作業。
それが、やっとできるようになってきた。

感情のはけ口ではなく、「書きたい」と思う意欲によって文章を綴ることができるようになったのはよかったのではないだろうか。

こんなのでもよかったら、また読みに来てください