ふと目覚めると、明け方4時で、
つけっぱなしのテレビが通販のサウナスーツを宣伝していて、
私の横にはワイルド・ターキーとリンクウッドの瓶が転がってる。
床に散らばっているのは、自分が10年前に書いた小説の原稿。
ターンテーブルには、尾崎豊のデビューアルバム。
眠ってしまう前までは降っていた雨も、止んでいるらしい。
そんなたいしたことでもないのに目くじらを立て、
心を消耗していく私は、一体何を求めてるのか。
正しさよりも穏やかに生きることを選択したいと思っていたはずなのに、
否定された自分を徹底的に払拭しようとし、
相手が頭を下げるまで、攻撃をやめない。
メールを読み返してみると、狂っているんじゃないかと思う。
ぞっとするほどだ。
それほどまで、自分の正しさを貫きたいのか。
正しく生きないと、不安なのか。
否定されることが、そんなに怖いのか。
彼がきっと私に投げかけたい疑問を、自分で自分に投げかける。
あなたはなぜ、そんなに正しさにこだわるのか。
ほんのちょっとの言葉のすれ違いも許さず、徹底的に責める。
自分が正しいと相手に認めさせるまで、狂ったように言葉を連ね、ぶつけてくる。
それは一体なぜなのか。
自分でもよくわからない。
酒を浴びるように飲んで、眠ってしまった後、
起きてみれば、一体どうしてあんなに目くじらを立てたのかと不思議に思う。
それまで怒っていた自分が、自分でないような。
私は何に怯えているんだろう。
自分で自分を否定することをやめたつもりなのに、
愛する人に自分を否定されたと感じると、それがもうたまらなく嫌で。
結局それは、まだ自分で自分を許し、愛せていない気持ちの証明なのだろう。
何がそんなに不安なのか。
もう2ヶ月で結婚だ。
つけっぱなしのテレビが通販のサウナスーツを宣伝していて、
私の横にはワイルド・ターキーとリンクウッドの瓶が転がってる。
床に散らばっているのは、自分が10年前に書いた小説の原稿。
ターンテーブルには、尾崎豊のデビューアルバム。
眠ってしまう前までは降っていた雨も、止んでいるらしい。
そんなたいしたことでもないのに目くじらを立て、
心を消耗していく私は、一体何を求めてるのか。
正しさよりも穏やかに生きることを選択したいと思っていたはずなのに、
否定された自分を徹底的に払拭しようとし、
相手が頭を下げるまで、攻撃をやめない。
メールを読み返してみると、狂っているんじゃないかと思う。
ぞっとするほどだ。
それほどまで、自分の正しさを貫きたいのか。
正しく生きないと、不安なのか。
否定されることが、そんなに怖いのか。
彼がきっと私に投げかけたい疑問を、自分で自分に投げかける。
あなたはなぜ、そんなに正しさにこだわるのか。
ほんのちょっとの言葉のすれ違いも許さず、徹底的に責める。
自分が正しいと相手に認めさせるまで、狂ったように言葉を連ね、ぶつけてくる。
それは一体なぜなのか。
自分でもよくわからない。
酒を浴びるように飲んで、眠ってしまった後、
起きてみれば、一体どうしてあんなに目くじらを立てたのかと不思議に思う。
それまで怒っていた自分が、自分でないような。
私は何に怯えているんだろう。
自分で自分を否定することをやめたつもりなのに、
愛する人に自分を否定されたと感じると、それがもうたまらなく嫌で。
結局それは、まだ自分で自分を許し、愛せていない気持ちの証明なのだろう。
何がそんなに不安なのか。
もう2ヶ月で結婚だ。