明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

いわくつき!?

2011-11-24 21:22:46 | Weblog
決して霊感が強い人間ではなく、幽霊さんにも出会ったことはないのだが、この八王子のホテルはなぜか嫌な感じがして。
いや、もう何度も泊まっていて、とても居心地はいい、好きなホテルなのだが、なぜか前回うなされた。
日記にも書いたので覚えてる方もいるかもしれないが、私が家でよくやるようにうなされて絶叫したホテルだ。

あの記憶のせいなんだろうか。
今回は最初からなんか嫌な感じで。

で、昨夜、見事にうなされた…
絶叫はしなかったが、二回もうなされて、小さく叫んで目が覚めた。
夢の中でもこのホテルで寝てるのだ。
そして何かに襲われる。
それを振り払おうとして叫ぶ。
目が覚める。
なんでやろ…
もしかして、いわくつき!?

いや、冗談じゃなく、今日も泊まるのでちょっと怖い…
今日はうなされないことを祈る。
もし、今日もうなされたら、次からホテルを変えよう。

ウイスキー風味の飲み物

2011-11-23 21:48:12 | Weblog
最近、「ノンアルコール」の文字がやたら見られる。
「キリンフリー」が成功したからか!?

確かに、ノンアルコールビールの重要はあると思う。
妊娠や授乳中、運転する人など、みんなと乾杯するとか、どうしても飲んでる気分になりたいとか。
ビールは日常的に飲んでる人も多いし、乾杯も圧倒的に選ばれるので、世の中にノンアルコールビールが存在することは否定しない。
(私も夏場、禁酒できない日にこれで自分をごまかしたことがある。笑)

しかし、TVCMも電車の中吊り広告も、やたらノンアルコールばかりなのはどうやねん、と。
ノンアルコールカクテルって…
ただのジュースやん!!
ノンアルコールとかカクテルとか、付ける必要あるか!?
酔わない梅酒って…
梅味のジュースやろ!?

さらには、ノンアルコールハイボールまで出た。
もうここまでくると、流行をたくさん取り入れたもん勝ち!?
言わば、ウイスキー風味の炭酸水やろ?
そんなんおいしいか~

そして、究極のノンアルコールがこの間、アメリカで発売された。
なんと、ノンアルコールウイスキー!!

夫がこの情報を持って帰ってきたのだが、二人で「なんやそれ~」と唖然。
なるわな(笑)

ウイスキーの風味をつけた水である。
もちろん蒸留もしていない。
一体どんな飲み物なんやろ…
ウイスキーを飲んだときの、あの喉にカ~っとくる感じはどうなってるんやろ?
カクテルならまだしも、アルコール度数40度以上のものをノンアルコールにするのは、さすがに無理がないか?

これもブームみたいなもんで、数年後には全部なくなってるのかもしれないが、なんとなく、このノンアルコールブームには嫌気がさしてしまう。

願わくは、ウイスキー風味の水が日本に上陸しないことを。

※電車の中で暇やから書いてます。

12月は忘年会に徹する。

2011-11-23 20:24:24 | Weblog
東京出張。
今は新幹線の中。
今日は前泊で明日の朝から取材が始まる。
帰りは金曜日の夜。

夕方から東京やと思うと、今日は一日中落ち着いて何かをする気持ちにはならなかった。
なんだか無駄に一日を過ごした感じ。

仕事もなんやかんやと入っていて、もうしばらく忙しい日が続きそうだ。
でも、12月5日には今抱えてる仕事は全部終わらせて、そのあと12月はあまり仕事せずにゆっくり暮らしたいと思っている。
忘年会も忙しいしね(笑)
すでに忘年会や飲み会やら、人とご飯食べる約束が6件。
日程は決まってないが、話がでてるのが3件。
まだ入るやろな…

今のうちに体調を整えておかないと、これらをこなしていけないし、とりあえず仕事をしている場合ではないのである。
早めにケリつけて、12月は休むで~!

仕事が忙しいときに飲みに行くと、確かにその時はリフレッシュするんだが、後で二倍のストレスが返ってくる。
生活のリズムが崩れたり、仕事が予定通りに進まなかったりで、かなりイライラしてしまうのだ。
昔はそれをすぐに戻す体力や気力があったのだけど。
今はもう無理。
「なし崩し」って感じになる。
だからって忘年会のために仕事しないというのも自由すぎるやろ…とは思うのだが。

もう1つ理由があって、今年やるはずやったのにできなかったことを、最後の一ヶ月で頑張って、ちょっとでも帳尻合わせよう…みたいな気持ちもある。
ほんま、この1年は何も進められなかったし。
最後に少しでも取りかかることで、来年に繋ぎたい。

とりあえず、あと2週間!
集中して頑張るのだ。

新潟の酒はうまい

2011-10-23 23:03:28 | Weblog
全く意識になかったんだけど、私がお土産屋で青木酒造のお酒が売ってるのに反応してたら、もんちゃんが
「え、それたぶん今から行くとこにある蔵やで」
と言った。

え~

私は今回、もんちゃんがアルコール分解ができない体質なんで、お酒のことは全く考えていなかったのだ。

青木酒造の鶴齢は今私が一番好きな酒蔵で。
もちろん新潟とはわかっていたけど、今から向かうところにあるとは思ってなかったのでびっくりした。

でもめっちゃ嬉しい~!

新潟はやっぱり酒処やね。
どこに行っても地酒を楽しめる。

いいなぁ、新潟!!

写真は鶴齢の蔵前で。

新潟へ出発

2011-10-23 08:08:05 | Weblog
昨夜、新潟へと出発した。
夫が京都駅まで送ってくれた。
時間までおでん屋に入ってビール飲んだ。

淋しいのか元気のない夫…
私が4日もいないのは初めてなんで不安なのかなと思った。

でもポツリと言った。

「いいなぁ…」

えっ

もしかして淋しいんじゃなく、羨ましいだけ!?

どうやら羨ましくてたまらなかったみたいだ。

バスに乗るとき、何かくれた。
見ると銀行の封筒…
中にはお金が入っていた。
「何かおいしいものでも食べて」と。

ありがたい…

バスに乗ったら意外に快適シートで、足も伸ばせるし、リクライニングも背もたれと足元があった。
さらには顔を隠すカバーまでついている!!

これはいいなぁと思っていたら、バスが動くとものすごい揺れ…。
私は一番後ろでちょうど車輪の上辺りみたい。
結局、全然眠れないまま、休憩所まできた。

私はどこでも寝られるタイプだけど、この振動は絶対無理!
これで寝られるってどんな神経やねん!

そう思っていたら、着いていた(笑)
この後、熟睡!?

今は電車で移動中。
越後湯沢へ。

天気は悪いが、久しぶりの旅に心踊る。

ツケ

2011-09-26 17:12:06 | Weblog
シンガポール旅行記を書きたいのだけど、仕事に追われて余裕なし。
1週間休んだツケはしっかりまわってきた。

今日も3件取材。
今は終えて帰る電車の中。
帰ってからも気の遠くなるような作業が待っているわけで…

しかし、今日の取材は楽しかった!
新入社員の取材。
みんな爽やかで感じいい男の子ばかりで、
知らず知らずテンションが上がる(笑)

今の若者は…なんて、言うこともあるけど、
いつの世代もいい人はいるし、あかんやつもいる。
それだけのことやな~と、素敵な若者に久しぶりに出会って思った。
礼儀とか、感謝の気持ちとか、自分と同じ感覚を持っていたので安心した。

それから今日は別の仕事のことで、1つ吹っ切れることもあった。
一瞬キレそうになったが、いやいや、これでよかったんやと思い直した。

毎日をどう生きるか?どうやって稼ぐか?
そればかり考えてもがいてたけど、目の前のことよりもっと先を見て行動しようと思った。
目が覚めた。

仕事のことだけじゃない。
何か書きたいなぁと最近は思うことが増えた。
10年かかってもいいから、何か書いてみようか。
じっくりと腰を据えて。

近代文学再読フェアが続いていて、今は三島由紀夫の「金閣寺」を20年ぶりに読んでいる。
こんなきれいな文章を書く人だったかなぁ…

きれいな文章を読まないと、きれいな文章は書けない。
久しぶりに文庫にラインを引きたいような気持ちで、読んでいる。
それだけで、何か自分の大切なものが取り戻せそうになるから不思議。

私は言葉が好きなんやな。

気分

2011-08-29 18:57:44 | Weblog
今日からまた東京。
明日の晩には帰るけど。

帰ったら入れ違いで夫がしばらく東京へ。
集中して原稿が書けるので、タイミングとしてはバッチリ。
金曜までに全部仕上げて、土日は自分のことをゆっくりやりたい。

昨日は夫がバーベキューに行こうと言うので、水無瀬川上流に行ってきた。
家から徒歩1時間で完全に山の中に入る。
人もほとんどいないので、景色は全部独り占め!!
水は透明で飲めそうなくらいきれいなので、
夫は一糸纏わぬ姿になって泳ぎまくっていた
私も水着を着てきたら良かったなぁと後悔。
足だけバシャバシャやった。

バーベキューは楽しかった。
網を忘れるというハプニングがあったが、
燻製を作るための小さな網も持ってきていたので、それでなんとか代用した。

ビールが進み、あっという間に6缶あき、アジやハタハタを焼いて日本酒を飲み、燻製チーズを作ってバーボンを飲んだ。
自然の中で飲む酒は格別に美味しい。

燻製は段ボールの燻製器で作っていたのだが、
夫が焼けた炭を放り込み、一瞬で火が付き、燻製器は燃え上がり灰になった…
紙ってほんまに燃えるのは一瞬…。消す間もなく燃え尽きた。
怖かった…

そんなハプニングを除けば楽しいバーベキューだった。
すぐそばにこういう場所があって良かったな。

バーベキューしながら夫と話すことと言えば、北の国からのことばかり。
1ヶ月かかって、ついにシリーズ最終の2002年遺言編まで見終わったのだ。
見て良かった…ありがとうと夫はしみじみ言った。
こちらにしたら見てくれてありがとうという感じだ。
自分が感動したものを共有できるって幸せだから。

しかし、これで週末の楽しみはなくなったなぁ…

次は、私は久しぶりにチャップリンの映画を見直したいと思っている。
まずは、「街の灯」。

私は、仕事柄もあるし、言葉が好きだから、広告コピーや印象的な言葉に心を奪われることが多い。
でも、これまでに出会った中で、最高だと思っているコピーは、プロの書いたものじゃない。
二十歳くらいのときに、レンタルビデオショップで見た、店員さんの書いたPOPだ。

チャップリンの街の灯の横にそれはあった。

「まだこの映画を見ていない人が羨ましい!これからあの感動を味わえるなんて!」

完全にやられた。

迷わず借りた。
そして、この世で一番好きな映画になった。

人を動かす言葉って、すごいよな…
言葉を扱うプロになった今、たまにあのPOPを思い出す。
私がコピーに悩んでいると、夫が言う。
「かおり、気分を作れ。コピーは気分や。」

私のコピーには気分が欠けているらしい。
非常によくできた解説文らしい。

自分がまず感動すること。
すなわち、気分だ。
頭で書いてたら、いいコピーはできひんな…
ふとあのPOPを思い出したら、なんとなく、気分、の意味が実感できた。

あ~今日の日記は支離滅裂…
外からスマホで書いているのでご容赦を。

若者よ、がんばれ!!

2011-08-22 20:37:12 | Weblog
今日から東京に来ている。
3日間、取材。

スマホからでは写真のアップが面倒なんで、旅行の日記はちょっとお休み。
続きを楽しみにしてくれていた方、少々お待ちを~

体重の話。

旅行で開放的になり、旅館では朝食からご飯を3杯食べていたら、
あっという間に3キロ増…
でも急に太った分はすぐ落ちるので、帰って3日の節制でまた3キロ痩せた。

とりあえずよし!と思ったが、この東京がヤバイ。
外食ばかりだし、カロリーコントロールも難しいから太りそう…

夜はホテルでひたすらストレッチやら何かすることにしよう。
なんとか維持しないとね!

昨日は、また昔の生徒と飲んだ。
岡山の大学に行っているあだっちゃんが帰ってきたら行われる飲み会。
昨日は新たなメンバーも加わり生徒4人。
変わらない面もあり、大人になったと感じる面もあり、
どちらの顔を見ても、ただただ嬉しく幸せに思う。

私はいい先生ではなかった。
謙遜ではなく。
たぶん、あのこたちに聞いてもそう言うだろう。
いい先生なんてなりたくもなかったし、なれもしなかったし。
ただ、同じ教室にいる仲間として、なんか面白いやつやなと思ってくれたらいいなと思っていた。

友達と同じ。
気のあう人だけでいい。
私をわかってくれる人だけでいい。
決してみんなに好かれる人間ではないし。

だから、そう思っていたから、大人になって今一緒に飲めるのが幸せで仕方ない。
わかってくれたやつがいたんだと。

「変わらんなぁ」と昔の彼氏みたいな口調で言われて、
なんや、変に嬉しかった。
変わらんよ!!笑

一人、なんか悩んでるような気がした生徒がいたので、今日メールした。
たった半年しか教えなかった生徒やけど、
あなたは自分をしっかり持っていて、印象深い生徒でした、と。
だから自分らしさを大切にして、自信持っていろんなことにチャレンジしてほしいと。

そうしたら、
最近自分のことで悩んでたから、その言葉嬉しい、がんばる
って返信。

卒業して何年も経って、
やっと先生らしいことしてあげられた気分…(笑)
若者よ、がんばれ

相変わらずなダメ先生は、楽しくて飲みすぎて、
懲りずにまた電車を寝過ごし(また)、
気づくと桂駅で、終電もなく、タクシーで帰ってきたがね…
成長ないのは私だけか!?

でもほんま幸せやった。
子供がいないから、よけいにそう思うのかな…
可愛くて仕方ない。
いつもは二人だからご馳走するが、さすがに四人分は支払えず、少しずつ徴収したことを後悔…
今お金ないからなぁ…私。
7月は半月も働いてないから、今月は家計や保険でギリギリ…

でもこんな後悔するなら、どんなに厳しいときでも、もう二度と払わせないと誓った。
それくらいなんでもない顔で払えるくらい稼げる自分でいたい。

パワー充電。
私もがんばる

貴船にて涼を感じる

2011-07-31 16:23:17 | Weblog
今日は京都の貴船に来ている。
今、流しそうめんを川床で食べるために並んでいる。
並ぶと言っても川床で缶ビール飲みながらだけど…

涼を感じに貴船に来たわけだが、とにかく涼しい!!
猛暑って何?節電って何?という感じ。
少し肌寒い。エアコン効きすぎの部屋みたい。

緑も春の新緑みたいにやわらかくて、気持ちまで優しくなる。

さっき、貴船神社で水占をやった。
結果は中吉。
風情があって楽しい

シーズンだけあって車や人の多さにはうんざりするが、風と涼の分だけ街中よりマシか。
とりあえず今いる川の上の待合室は寒い…
もう一時間も待っている。

後で流しそうめんをアップしよう。

銀の匙

2011-03-03 01:27:28 | Weblog
テレビを見ていたら、進学校で有名な灘高の伝説みたいになっている国語の教師(98歳)のことが出てきた。
その先生は、国語の授業に普通の教科書は使わず、中勘助の『銀の匙』のみを使っていたという。

その選択がすごいなぁと思った。

私の部屋の書棚の一番手前、目立つところに置いてある、自分の『銀の匙』を久しぶりに手に取ってみる。
1935年初版だというこの作品。
パラパラとめくる。
一番後ろのページに「150」と鉛筆で記されていた。
なんだか愛しい気持ちになる。

私の近代文学の本はほとんどこういう数が書かれてある。
古本屋で買ったからだ。

お金のない学生時代、とにかく本が読みたくて、古本屋に通っては買いあさった。
この頃に、文学史に載っているくらいの日本の近代文学はほとんど読み尽くした。

『銀の匙』は正直に言って、その頃全く興味はなかったのだが、
文学マニアみたいな人ばかり集まった変な大学だったものだから、
その中の一人が話の中で「最近、中勘助を読んでる」なんて言うと、気になって仕方が無くなり、速攻で買いに行ったという思い出がある。

文学を語れないなんて、恥みたいなところがあった。
(本当に明治時代のままみたいな大学だった)
清少納言が歌で上手い返しをしたのを自慢げに書いてるみたいに、普段の会話で昔の文学を引用したりも日常茶飯事だった。

1泊研修でも、夜通し酒を酌み交わしながら話す男の話は、太宰や芥川(苦笑)

キライじゃないけど、健全な大学生としてこんな状況にどこか違和感を感じていた私は
、ま~、当然のごとく孤立していった。

休講になると、友達とつるむわけでもなく、一人、奈良町へでかけ、猿沢の池で亀と五重塔を見ながら本を読んで過ごした。

おかしな大学時代だった。
文学部にも関わらず4回生は理系のごとく、地獄の研究室だったし。

全授業に出席しても出席はとってくれない。
テストで落とす。
決して過去と同じ問題はない。
だから、私立大学の友達が過去問を先輩からコピーさせてもらったというのを聞いて衝撃を受けた。
そんなことがあるのかと。

図書館と研究室の往復の日々。
たった8単位の卒論のために1年間かけた。
法華経と古文書と向き合う毎日。
(鎌倉時代の仏教説話を研究していたので)

1学年26人しかいなかった国文学科では、この8単位を落として卒業できなかった人もいた。
(26人は私の大学ではかなり多いほう。哲学科は2人だった)

今思っても、おかしな大学だったなと思う。
一応、高校受験も大学受験もクリアしてきた私なのに、大学生になってから、母がこう言った。
「かおりちゃんは、今が一番勉強してるわね」

それくらい卒業するのが大変だった。
(まあ私がたまたま身の丈に合わないような大学に受かってしまったからだけど)

卒業以来、周りで誰も『銀の匙』の話をしたことがない。
テレビでも聞いたこともない。

だから、久しぶりにそのタイトルを聞いて、一瞬で猿沢の池の亀のところまで気持ちが戻った。

ふと、お世話になったゼミの先生の言葉を思い出した。

国文学なんて、社会に何の役に立つのかって思いますよね。
でも、こうして資料を紐解いていくこの作業は、必ず社会でいろんな仕事をした時に役立ちますから。

うん、たしかに。
役立ってるなぁ……

とりあえず、『銀の匙』を久しぶりに読み返してみようか。

信念のかけら

2010-11-25 00:09:31 | Weblog
16日は、ゆうちゃんの新居にいわさきっちと二人で遊びに行った。
2月に引っ越していたはずなのに、この日が初めてのおよばれ・・・
というのは、このおうちは、ベランダや物置や・・・いろんなものを手作りしているからだ。
ダンナさんがアーティストなので、そういうのは大得意
本当に、テーブルでも小屋でも棚でも、何でも作ってしまうのだ。
それで、人を呼べるまでに随分時間がかかったというわけだ。

私と同じ時期に家を建てたので、ゆうちゃんとはいろいろ相談できてよかった。
まあ、私の家より格段広いが・・・
敷地が私の家の2倍近くあるので、ゆったりと造られ、お庭もとても広かった。
いいなぁ・・・
私の家もあれくらいの庭があれば、畑を作るのだけど。
まあ、上を見ればキリがないので、贅沢言っちゃダメだね

家の中もとても素敵だった。
芸術家らしい、センスのよいお家。
テーブルと、大きなソファと、こたつとを置ける、広いリビング・・・
そして、随所に二人のこだわりが見え、居心地のよい空間ができあがっていた。

しかしながら、夏に私の家に連れて来てくれた子犬のくぅちゃんが大きくなり、
すっかりわたしのことなんか忘れて、
死ぬほど私を怖がって、ぶるぶる震えて吠えまくっていたのは、ショックだった・・・
なんか私にとり憑いてるのが見えてるんじゃないかと思うほどだった

・・・そのうち慣れるか。

ティータイムには、いわさきっちが焼いてきてくれたリンゴのタルトと、
ゆうちゃんが買っておいてくれた木の実のタルトをいただいた。



リンゴのタルトは、紅玉の酸味と中の甘味のバランスがよく、とてもおいしかった。
見た目も美しい



木の実のタルトは、京都のグルニエ・ドールのもの。
ここのケーキは本当においしいのだ。
見た目も「おおー!」という豪華さ。



コーヒーや紅茶をいれてもらって、両方おいしく食べた。

そしてこれは、いわさきっちに、自分のおやつとして注文していたクッキー。
大好きなアマレッティとメープルクッキーだ。



仕事の合間に、ちょっと甘いものが食べたくなる私・・・
2週間くらいは保存がきくので、贅沢にもたくさん自分用に注文してみた。

今、毎日少しずつ食べているが、やっぱり頼んでよかった
めっちゃ幸せになる。

今日もちょっと嫌なことがあって、人と向き合うのに疲れてしまったけれど、
上等のコーヒーを豆から挽いていれて、
クッキーを、2、3個つまんだら、
なんだかいっぺんに疲れやイライラが吹き飛んでしまった。

でも、なんか安心した子供みたいに、
じんわりとして、涙が出た。

甘くて優しい味。
いわさきっちのお菓子は、年々おいしくなるように感じられる。
特にこの1年くらいで、劇的にレベルアップしたと私は思っている。
なぜなのか、わからないけれど・・・

「自分らしいお菓子を作りたい」といわさきっちはいつも言う。
その信念が、今の味を作ったんだなと感じることがある。

比べても意味のないことだけど、
信念のかけらもない自分に、誰よりも臆病な自分に、
本当にやりきれない気持ちになる。

怖がりな犬は、吠える。

自分がすぐに言葉を沢山使って人に攻撃するのは、臆病だからだと知っている。

寡黙に、ただじっと信念を貫ける・・・そんな人間になれたらと思い、また涙が出る。
理想ばっかりでちっとも近づけない。
日常に忙殺され、あがいている間に10年以上の月日が流れてしまった。

自分自身を恢復させる<物語>と言葉は、
私の中にもう存在しないのか?
本当に空っぽなことを確認するのが怖くて、また目をそむける。

今日は仕事で、感情的に言葉を扱ってしまった。
そんなちっぽけなことが尾を引いて、感性が過敏になっているらしい。
こういう日は、お酒も飲めない。
つらつらと言葉を綴っているときだけが、安心できる。

こういうことを書くと、心配してくれる人がいるが、心配は無用。
よくあることだ。
書くのは、儀式みたいなもの。

明日は元気になる。

ヘアスタイルの苦労

2010-11-19 13:17:28 | Weblog
最近、友達に会うと「白髪」の話がよく出る。
白髪が増えただの、白髪染めをしただの…

私は白髪家系なので若いときから白髪はあるほうだったが、最近の増え方は尋常でなく、かき分けたらほとんど白髪の部分もある。
いつも夫に抜いてもらっていたのだが、いよいよそんなまやかしでは対応できなくなり、9月に久しぶりに美容院へ行ったときに初めて白髪染めをしてもらった。
いよいよ来たか、という感じである。
なんというか…、嫌でも年を実感させられた。

でも、やってみたら、白髪の悩みから解放され、気分は晴れ晴れ!
なんや、こんなことなら早く染めとけば良かったよ…

しかし、あれから2ヶ月ちょっと経った。
すると、これまで夫に抜いてもらっていたことが仇となり、短い白髪が出てきてしまった!
ほかにもいっぱい…。
やっぱり2ヶ月に1回は行かないといけないのか…
それも、これからずっと!

面倒だが、9月に美容院を変えたのは本当に良かった。
何年も通った美容院だったし、店長さんもいい人だったので、浮気したような罪悪感は拭えなかったが、それでも変えて正確だった!
今回行った美容院は最初にカウンセリングをしっかりしてくれて、私の髪の悩みを聞いてくれた。

もともと私はものすごいストレートなんだけど、年をとったせいかどうしてもクセが出てきた。
髪もとにかく多くて広がる。
あとは、白髪。

悩みを打ち明けると、まずは切り方を変えることを提案してくれた。
これは夫からも言われていたのだが、量を減らすために梳いたり、段をつけたりするから、短い髪が見えてきれいに見えないんじゃないかと。
私も常々そう思っていて、美容院でも先を揃えてほしいと頼んでいたのだが、とにかく量が多いから減らさないとダメやと却下されていた。
それが、今度の美容院は、「梳いたり、段をつけたりしたら余計に伸びたときに膨らんでしまう」と言ってくれ、私が望んでいたように先を揃えて切ってくれた。
そして、半年もほったらかしになっていた髪に高いトリートメント(4200円!)をしてくれ、髪を生き返らせてくれたのだ!

おかげで今は久しぶりにストレートロングになっている。
嬉しい
今度は美容院をサボらず、いつもきれいにしておこうと思う。(美容院大嫌いなんやけど)

しかし、この髪を保つために毎日苦労もしている。
20代前半はずっと腰くらいまであったけど、何もしなくてもツヤツヤだった。
濡れたままで寝たり、適当に乾かしたりしても大丈夫だった。
それが今は、だいたい朝にナチュラルな髪質に戻す石けんシャンプーとコンディショナーを使って洗い、洗い流さないトリートメントを塗り、髪を強く引っ張りながら乾かし、さらに髪をキープするスプレーをし…。
これでようやく完成する。
面倒くさっ!
日常でも横髪を耳にかけないように気をつけているし…
(これも美容院のアドバイス)
顔に髪がかかるとイライラするけど、耐えているのだ。
ほんまはくくりたいくらいやねんけど…。

年を重ねても生活は楽しいし、若くなりたいとは思わないけど、メンテナンスにおいては本当に若い時が楽で良かったなぁと思う。

この間、もんちゃんに会ったときに、昔の写真を見ていたら私が出てきて、「めっちゃ髪の毛長いのにツヤツヤストレートでびっくりした」と言われた。
あの頃みたいに手入れなしではもう無理だけど、なんとか労力を使って少しでも近づきたいと思っている。
年寄りが汚くしてるとみっともないもんなぁ…

まあ、私のことだから、いつまで続くかわからんが
とりあえず、そろそろ美容院行って白髪染めしよ…

新幹線の中は…

2010-08-17 14:17:33 | Weblog
今日から東京出張。今、新横浜に着いたが、新幹線の中が子供だらけでびっくりした。
夏休みだからか…

私の隣も小さな女の子を2人連れたお父さんだったが、幸い大人しくて可愛い子だった。
もちろん子供だから、たまに楽しくなると声が大きくなるが、そのたびにお父さんが「小さな声でね」と優しく注意する。
ちゃんと躾ができてるなぁと思う。
横浜の人みたいで、関東の男の人ってしゃべり方が優しいなぁと思う。
子供にはいい感じがする。

しかし、こんな子供ばかりではなく、後ろの方でずっと叫び続けている子供もいた。
ちょっとならいい。周りだってそれくらい許せる寛容さは持ち合わせている。
ただ、2時間ずっとだ。3分に1回くらいは「きぇ~~!」と絶叫!
それに呼応するかのように、前の方の赤ちゃんは泣き出すし、うるさくてたまらんかった。

いつも思うけど、たぶん子供の声でイライラするのは、その子供に対してではない。
なんでちょっとデッキに出るとか、親がそういう気遣いができないんだろうかと思うのだ。

それでも、いや、お母さん1人でもう一人やんちゃ坊主を抱えててどうしようもないのかも…とか、イライラしないように考えてみたりもした。
しかし、新横浜に着いて後ろの出口へと歩いて行ったら、なんということはない。子供ももう一人いたが、パパママ2人いて、そのファミリーだけ楽しそうだった。
横も前の席もみんなムスッとして座ってるのに。

残念!

もう少しで八王子に着く。
気を取り直して取材頑張ってこよう!

取材の後の一杯

2010-06-04 00:29:34 | Weblog
2日から仕事で東京は八王子に来ている。
某スーパーのオープン取材ということで、店長を含め10人ほどのスタッフに順番に話を聞いた。
簡単なコメントをもらうだけなんだけど、たくさんの見知らぬ人と向き合って話をするのは、結構疲れるもので。

それ以外には、頑張っているスタッフをクローズアップしてのインタビュー。
仕事を楽しんで誇りをもって働いている人の話を聞くと、こちらまで元気になる。
人の想いに少し触れ。
人の生き方を少し垣間見て。

そして、夜は美味しいご飯をご馳走になっている。
昨日はこだわりのお酒がいろいろ置いてある居酒屋へ連れて行ってもらった。
メニューにズラリと日本酒の銘柄が並ぶ。
ただ、関西と関東は流通が違うのか、知らない酒のほうが多くてびっくりする。
家だけで年間100種類飲んでいるけど、私もまだまだやなぁ。
日本酒は本当に奥が深い。

このお店はお料理も美味しくて、酒に合うものがいろいろあった。
お造りも7種類くらい盛られてきたし、揚げ出し豆腐のあんかけや、揚げたてのさつまあげが旨かった。

この時、社長に
「この間の記事は僕が書くよりよかった」
と言われてホッとした。
この間の記事というのは、某企業の常務に取材して書いた特許取得の話。
業界に精通していない無知な私には難しい話だった。
その上、残念ながらあまりプラスにならない内容。
でも、基本に沿って書いた。
基本とは、情報を正確に伝えることと、できるだけプラスに書くこと。

私の無知さが逆によかったようで、批判的に書こうにも書けず、結果的には常務に気に入っていただける記事になったようだ。
社長が書いていたら知識があるだけに、もっと違ったものになっていたのだろう。
そんな感じのことを社長が言ってくれて、ホッとした。

今日は今日で、社長と取材先の部長さんと3人で、きき酒師のいる天ぷら屋へ。
前に訪れた時にお酒の話で盛り上がったお店だ。
ちゃんと覚えていてくれて嬉しかった。
さらに、旨い。

日本酒は、白瀑の特別純米と黒龍の純米大吟醸(愛山)。
このお店は、いつもその時々に仕入れたお酒を厳選して三種類程度置いている。
きき酒師がいるだけあって、どれも美味しい。

また、一緒に行った部長さんがすごくいい人で。
細やかな気遣いがとても嬉しかった。
社長もいっぱいビジネスや経済の話ができる相手で楽しそうだった。

あと、今回ずっと一緒に車で取材先を回ってくれている窓口のSさんにも本当によくしてもらっている。
随分長い時間一緒に車に乗っていたので、かなりいろんな話ができ、親しくなれた。
頭のいい、気配りの素晴らしい人だ。
東京の人らしく、シュッとしてるのにお笑い好きで、芸人の話で盛り上がったり。
退屈することなく移動も楽しかった。

しかしながら、ホテルに戻るとぐったり…
一日中車で移動して、一日中見知らぬ人を何人も取材するのだから疲労するのも当然だろう。
それ以外にも、やっぱりまだ体調が本調子じゃないのか、いつもより疲労感がある。
まあ、一晩寝れば復活する程度だけど。

いい仕事をさせてもらっていることに感謝。
いい人に出会えたことに感謝。
明日の午前中もう一件取材したら終了。
頑張るぞ

東京へ

2010-06-01 19:39:26 | Weblog
明日から3日間、東京で取材だ。
昨年から仕事させてもらっているスーパー業界の社内報制作。
オープン記事は4回目なので大丈夫だが、今回は新たに別のコーナーも2つ任せてもらった。
最近どんどん新しい記事を書かせてもらえるので嬉しい。

この感謝の気持ちを表現するにはいい仕事をすることしかないと思う。
だから、しっかり頑張ろう。

いろんな人のいろんな話を聞けるのは、本当に楽しい。
またいい出会いがありますように…

さあ、今から塾だ。