明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

最近の仕事のこと

2007-01-29 16:34:27 | 仕事
一時はどうなることかと案じたが、なんとか生活できている。
週に3日程度しか働いていないが、もう2月・3月の収入は確保。
(こういう仕事は2ヶ月遅れでの入金がほとんどのため)
これ以上、貯金を崩すことはなさそうだ。

3月末にはこの家を出て、4月中は挙式まで実家にお世話になることになっているので、4月もセーフ。
5月からは彼と生活費を折半できるので、今よりずっと暮らしは楽になる。
それくらい払える分の定期的な仕事はとれたので、5月からもOK!!

よかった!

生き延びた!

あとは、いかに単発の仕事をとって、飲み代を稼ぐか、というくらいが課題なだけで……。

私の年収は、この10年ほとんど変わらなかったのだけど、去年から初めて3分の2くらいになった。
今年はもっと減るかもしれない。

でも、それと引き換えに、「穏やかなストレスゼロの生活」を手に入れた。
毎晩、寝るとき思うのは、「あー、今日も楽しかったなー♪」なのが不思議。
家に引きこもってるだけで、特に何があったというわけでもないのに。

つくづく自分は「1人遊び」と「家」が好きなんだな、と思う。
1人で家にいるのはちっとも飽きないし、やることもいっぱいあって、楽しい。
まあ、それも週に1回は友達と飲みに行ったりする機会があるからなんだろうけど。

仕事に関して言うと、昨年からずっとメールでやりとりをしていたところと、やっと契約を結べた。
サイトライティングやメルマガ作成の仕事だ。
まだ実際の仕事自体はもらえていなくて、1コーナー1000円で(もらうんだけど)実践トレーニングみたいなことをやっている。

それをやりながら、自分が今までいかに奢った人間であったか、ということを改めて確認している。
駆け出しのライターじゃあるまいし……!という気持ちが心のどこかにあって、細かいことをあれこれ注意されると、自尊心のようなものが傷ついていくのが自分でわかるのだ。
時々、メールを見て、カーッとなる。

でも、自分では気付かなかった、自分の文章の欠点やクセを指摘され、修正されていくと、はっとする。
確かに指示通りに直すと、より良いものが出来上がったりする。
自分の知らなかった力が引き出される感じだ。

そういえば、この10年、誰にも文章を教わらなかったな、と思う。
もちろん、今まで経験したことのない媒体(例えば、雑誌から新聞に移ったときなど)では、新しい「書き方」を教わったりもしたが、「文章」という意味では人に教えるばかりで、自分は誰にも教わらなかった。

でも、最近こういうサイト関係の仕事が増え、「文章」というより「コピー」を書くことが中心になってくると、自分の力のなさを実感したりする。
ボキャブラリーの少なさ、センスのなさ、ワンパターンの流し方など。

1つの商品を捉えて、それにじっくり向き合い、それについて短い文章で表現をする、というようなことが今までにはほとんどなかったからだ。
それも、クライアントのテイストを崩さないように。
難しいけれど、同じライター仕事でも全く新しいことを始めたようで、日々学ぶことがあり、楽しい。

また、このトレーニングをしてくれているYさんが、とてもいい人で。
1つ1つに丁寧にコメントをくれ、あやふやにすることなく、厳しく指導してくれる。私の誤りもきちんとその場で訂正してくれる。
とても誠実で信頼できる人だ。

実際、あまり仕事にはならないのだけど、無料で講習を受けているようなものなので、非常にありがたい。
もっともっと、文章を……、コピーを、上手に書けるようになりたいと思う。

また、もう1つはずっと仕事をもらっている、同じくサイト関連の会社なのだけど、ここでも今月からメルマガライタートレーニングが始まった。
(これもお金を出すのではなく、実践的なので逆にお金をもらいながらやる)
この会社のクライアントはECサイトとかではなく、大手企業ばかりなので、単価が非常に高い。
これをうまくやりきれば、今後優先的に仕事をもらえるようになるので、かなり気合が入る。

私が前と確実に変わったのは、以前は道で配っていても絶対にもらわなかったパンフレットやチラシなどを必ずもらって見るようになったことだ。
どんなコピーが使われているのか、気になって仕方がない。
CMを見ていても、「あー、このコピーうまいなぁ」とか、「くだらんコピーやな」とか、そんなことばかり気にしてしまう。

結局のところ、私は「言葉」と「モノ創り」が好きなのだと思う。
今年は仕事の上でも、もう一歩、前に進める年にしたい。

もっと日本酒を……!

2007-01-28 15:27:57 | 
今更改まって書くのもなんだが、私は日本酒が好きだ。
一体いつから飲み始めたんだろうかと振り返ってみる。

昔から「美味しいもの」が好きで、ひたすら美味しいものを求めて生きてきたが、「酒」にも「美味しいもの」があると知ったのは、大学生くらいだった。
それまでは、「酒」は単に酔っ払いたいからか、ちょっとイキがってるからか、どちらかの理由でしか飲まなかったのだ。

もう過去の話だから書くが、私が高校の頃は「純25度」とか「純35度」とかいう安い焼酎があって、これを買ってきては、オレンジジュースとかコーラで割って飲んでいた。(同年代の人、知ってる?)
もしくは、缶チューハイ。
今思えば、恐ろしくマズイ酒だった。(その頃の缶チューハイは今みたいに美味しくなっていない)
いつもベロベロになるまで飲んで、吐きまくっていた。
大学生の姉の洋服を借りて大人っぽく化粧して、居酒屋に飲みに行ったりもしていた。
……若いなぁ

大学生になって、洋酒に手を出すようになった。
女の子が好む甘いカクテルはどうしても好きになれなかった。
ある時、ライブハウスで飲んだラムのロックがうまくて、ラムにはまった。
お金がないので「マイヤーズ」という安いラムの瓶(コンビニで700円くらい)を買ってきて部屋に隠し持っていた。
おかんに見つかるとうるさいので、昼間こっそり、チビチビやっていた。
次に、スコッチと出会った。
「マッカラン」だ。
3000円~4000円くらいで10年ものが買えた。
今度はこれをチビチビやるようになった。
それが24歳くらいだろうか。

そうだ、この頃から日本酒を飲み始めた。
たぶん、「地酒」というものが居酒屋でも飲めるようになってきた頃だと思う。
凝り性の私は、「日本人なのだから、日本酒をもっと極めたい」と思うようになり、いろいろ調べるようになった。
「日本酒ガイド」も購入。

そして、日本酒の悲惨な現状を知った。
世の中に出回っている大手企業の日本酒は、ほとんどが「醸造アルコール」入りであること。
昔ながらのやり方で造っている酒蔵が姿を消していること。
そんな混じり物の入った酒を「日本酒」だと信じて飲み、悪酔いし、日本人でありながら「日本酒だけは飲めない」という人が増え、「日本酒離れ」が進んでいることなど。

ちょうど、時期もよかった。
少しずつ、日本酒の見直しが進められ、本当に美味しい日本酒が飲める店も増えてきているところだった。
美味しい日本酒が飲めそうな店には積極的に行くようにして、味をみた。
メニューに「純米」と記されていない場合は、瓶を見せてもらうようにして、徹底して醸造アルコールを避けた。
少しずつ、「本当に美味しい日本酒」の知識を増やしていった。

よく訊かれるのが、「吟醸とか大吟醸って美味しいんでしょ?」という質問だ。
これはこの情報だけだと、答えるのが非常に難しい。
吟醸とか大吟醸とかっていうのは、簡単に言えば、米の精米歩合の違いだ。
50%以下なら大吟醸、60%以下なら吟醸と区分される。
わかりやすく言うと、お酒を造るのに不要な米の部分をどれだけ削ってるか、ということになる。
そりゃ、手間かけていらない部分を削って、米のいいところだけで造った酒のほうがうまいと考えるのは当然だろう。

ただ、ここでも問題になるのが「醸造アルコール」だ。
せっかくこうやって手間をかけていい酒を造っても、最後に醸造アルコールを混ぜてしまう場合がある。
そのほうがスッキリするとか、少し香りが出るとか、いろいろ意見はあるようなのだが、醸造アルコールを混ぜないと美味しくない酒なんて、やっぱりおかしい。

では、表示だけで美味しい酒を見分けるのはどうしたらいいのか?
一番簡単なのは、「純米」かどうかを見ることだ。
醸造アルコールを使用せず、米と米麹だけで造っている酒は必ず「純米」と表示されている。
(それでも不安なら、裏の原材料を読んで確かめてみるとよい)
最近は、地酒を置く店では、メニューにちゃんと銘柄の後に「純米」だとか「吟醸」だとか、書かれているものが多いので、目安にしてほしい。

もちろん「純米吟醸」や「純米大吟醸」も飲んでOK。
だけど、「じゃあ、一番美味しいのは純米大吟醸だね!」というのは、頷けない。
あとは、個人の好みになる。
私はあまり大吟醸は好まない。
ものにもよるが、すっきりしすぎていて物足りないのと、値段が高いのが理由だ。
純米酒の中には安くて美味しいものが結構ある。
米の旨みが残ってるくらいのほうが、私は好きだ。

私はもっともっと、みんなが日本酒を飲むようになって、美味しい日本酒が安くどこでも飲める日本になってほしいなぁと思う。
日本酒は、自分の国の文化であり、人類の宝だ。
和食に一番合うのは日本酒だし、本当に美味しい日本酒があると、和食は一層美味しくなる。
あの至極の幸せを皆に味わってほしい。

「お酒は飲めるけど、日本酒だけは翌日残る」という言葉を、今までに何人もから聞いた。
もちろん、体質的なものはあるかもしれないが、もし「醸造アルコール」という混じり物のない美味しい日本酒を見つけたら、再チャレンジしてほしいと思う。
自分の好みの酒が見つかるまで、いろいろ試してみるのもいいかもしれない。
本当に奥が深いから。

あと、日本酒を飲みながら、同じ分量だけ水を飲んでいくと、酔いにくいので、これも実践してみてほしい。
(ちなみに、酒に弱かったいわさきっちも、これで日本酒を1合は飲めるようになった。和食が美味しいと喜んでいる)

昨日、私は日本酒を5種類飲んだ。
どれも旨かった。
美味しい日本酒に出会うと、幸せになる


想像の中の伊勢エビと牡蠣

2007-01-26 01:59:48 | 生活
くだらん話ばかり書き綴っているが、こういうどうでもいい話をずっと書きたかったような気がする(笑)

この間、あやに話したら「ちょっと怖い……」と引かれたのだけど、最近、「伊勢エビ」と「牡蠣」のことばかり考えて暮らしている。

ダイエットをしているので、今までのように思う存分好きなものを食べて贅沢三昧に暮らしているわけではないので、非常にストレスがあるらしい。
「うまい伊勢エビと牡蠣が食いたいなぁ」と思った時からもうずっと、ひたすらネットで検索しまくり。

宿や料理屋のメニューや写真を見て楽しんでいる。
飽きない。
それどころか、ますます伊勢エビと牡蠣への情熱が高まってくる。

そういえば昔、まだ新聞記事の取材をしていた頃、日生の牡蠣の取材に行ったっけなぁ。
あれはよかった。
牡蠣と言えば、広島や三重や宮城が有名だけど、あれは全部2、3年もので、岡山の牡蠣だけは当年もの。
だから、もう少し若くてみずみずしいのだ。

帰りにたっぷりお土産に牡蠣をもらって、あまりの多さに食べ切れなくて、堀先生とさみーを家に呼んで、牡蠣フライ、牡蠣のチリソース、牡蠣のバター焼きを作って牡蠣尽くしをしたっけなぁ……

そういう牡蠣の思い出がはっきりと蘇ってきた。

でも、伊勢エビも食べたいから、やっぱり三重か!
三重はいいなぁ。美味しいものがいっぱいある。伊勢うどんも大好き。

行く予定もないのに、そんなことばっかり考えている毎日。
大丈夫か、私?!
ちょっとヤバイかなぁ

魔の居眠りゾーン

2007-01-26 01:45:55 | 
「魔の府境超え」と呼んでいるゾーンがある。

阪急高槻市~桂駅間だ。
ちょうど、この間に、大阪府と京都府との境がある。
私の家もちょうどこの間にある。

20分ほどの時間なのだが、これが恐ろしい!
「もう高槻だから起きとかな……。寝たらあかんで」と自分に言い聞かせるのに、気付くと「桂駅」なのである。
そのうえ、そういう時は100%終電

ごくたまに「大山崎駅」ではっと目が覚め、電車を飛び降りるときがある。
これはまだ歩ける距離なのでセーフ。

でも、桂まで行くともうおしまい。
タクシーで3600円。
こんなだったらもう1軒飲みに行けるっちゅうねん!!

先日、またようこちゃんと焼鳥を食べにいこうということになって、江坂で美味しい焼鳥を食べ、茨木で降りてようこちゃんの行きつけの焼酎立ち飲みバーへ。

この日はそんなに飲んでなくて、
ビール・焼酎・焼酎。
焼酎・日本酒。
だから、酔っ払ってはいなかったのだけど、眠くて眠くて。

駅員さんに「お客さん」と呼ばれて気付いたら……また桂!!
ホームで「なんで?なんで桂?」と叫んでいたら、見知らぬ若いにいちゃんが笑って近づいてきて「寝過ごしたんでしょ? 相乗りして帰りましょう」と誘ってくれたので、タクシー代が1600円になった。
助かった。

それにしても、なんであの短い時間に熟睡するかな……
首から札でもかけとかなあかんなぁ。

『起こしてください!○○駅で降ります!』

ありやまな夜

2007-01-26 01:27:39 | ライブ
この間、ようこちゃんに誘われて、有山じゅんじのライブに行った。
ようこちゃんの家の近所にある、行きつけのバーで、そんなに広くないのだけど、30人弱くらいがギッシリ。

すごく良かった。
有山の真髄という感じのするライブだった。
やっぱり1人でやってるときのほうがいいなぁ。

今年に入って、既に2回目で、1回目は彼と彼の友達・ほんちゃんと3人で京都の磔磔に行ったのだけど、この日は数人でセッションという感じで、それはそれでいいのだけど、やっぱり「有山じゅんじらしさ」を味わうことはできず、ちょっぴり不完全燃焼だったのだ。

でも、先週のこのライブで完全燃焼!

有山節炸裂で、「あー、ぼちぼちやろう」という気持ちになった。
ビール飲んで、バーボンをロックで3杯飲んで、ふわふわ。

余談だが、最近、アルコール度数40度が水のように感じる。
63度くらいのをストレートで飲むと、さすがに喉の奥に刺激があるのだけど。

ライブが終わって、バスの時間を見ようと外に出たら、有山さんがいて、マスターが私を
「ブルース好きで、ブルース好きの男と結婚しはるねん」
と紹介してくれた。
「そりゃ、あかんなー(笑)」とダメ出しされた。

「私、自分のブログのタイトルを有山さんの曲のタイトルからとって、『明日天気になれ』にしてるんですけど……」
と、ずっと気になっていたことを尋ねたら、
「あー、ええよ、ええよ。どんどん使って」
と言った。

気さくやなー。
いいなー。
この人はずっとこんな感じでぼちぼちやっていきはるんやろな。

そんな気がした有山な夜だった
ライブ後、写真を撮ってもらってカンゲキ!


ブルースの生神様

2007-01-24 22:03:57 | 想い
「ブルースの生神様」と呼ばれた男がいた。

ロバート・ロックウッド、あのロバート・ジョンスンの義理の息子だ。

そのロックウッドが、昨年11月21日に亡くなっていたことを今日知った。
2ヶ月以上もそのことを知らずにいたことが悔やまれる。
知ったからといって、どうなるものでもないのだけれど。

歳を聞いて驚いた。
享年91歳。
寿命が延びた昨今でも、大往生といってもいいだろう。

だけど、もう決してロックウッドのプレイを生で観たり聴いたりすることはできないのだと思うと、なんとも悲しい。

こうやって年々、偉大なるブルースマンが亡くなっていくのだ。

ブルースの生神様は、本当に神様になった。

さようなら、ロックウッド。
素晴らしいギタープレイをありがとう。

回転寿司デビュー!

2007-01-24 13:24:39 | 美味しいもの
今年の初めに金沢へ行き、そこで生まれて初めて「回転寿司」に行った。

回転寿司デビューだ。

誤解しないでほしいのは、私がとってもグルメな人間で、「寿司はカウンターで握ってもらう上等の寿司しか食えねぇ」と思っていたからこんなにデビューが遅れたのではない。

実は、2、3年前まで私は寿司が食べられなかったのだ。
今もそうだけど、「お酢」が苦手で、酢飯(シャリ)と寿司屋の匂いがもうまったくダメで、「寿司」自体を敬遠していた。

ところが、ある時、びりけんで寿司を握ってもらい、目覚めた。
あまりの旨さに涙が出そうだった。
「あー、みんなが寿司、寿司と、寿司に夢中になるのはこれか」と思った。
聞けば、やはり使っている「酢」が全然違う。
まろやかで少し甘みがあり、私が最も憎んできたあの「すっぱい酢」とは全く違うものだったのだ。

それを機に、びりけん以外でも少しずつ寿司を食べるようになり、今ではすっかり「寿司嫌い」を克服。
むしろ大好きになって、東京まで江戸前寿司を食べに行ったくらいだ。

でも、口にするのはいつも「上等」な寿司ばかり。
回転寿司はぐるぐる回ってると思うと、なんだかまずそうで、食べる気になれなかった。

でも、金沢の回転寿司はどこでも旨いと聞いていたので、これなら……と思い、
ついに「回転寿司デビュー」を果たしたわけだ。

びくびくしながら椅子に座ると、彼が湯飲みに何か緑の粉を入れている。
何?!と思ったら、私の湯飲みにも入れた。
そして、驚くことに、カウンターに備え付けてある蛇口のようなところのボタンを押すと、お湯がっ!!
お、お茶になった~!!

「よくわかったね~」と私が感心して言うと、彼は「よくあるねん」と答えた。
そうか、イマドキの回転寿司はこんなハイテクなんだなぁ。
(イマドキって……昔も知らないけど)

そして、彼が「回ってるのは美味しくないから、好きなの言ったらいいで。握ってくれるから」と教えてくれた。
え~?!
じゃあ、わざわざこれ回す必要ないよね……と私は思うんだが、どうなんだろう?
やっぱり対面式で一貫ずつ握ってもらったほうが、みんな美味しく食べられるのでは?

2皿くらいは廻っているのを取って、あとは全部握ってもらった。
ぶりトロと白海老とアジと鰯がめっちゃうまかった。
(私は高い皿しか食べません)

でも、回転寿司って落ち着かない。
目の前をグルグル皿がまわってるし、「あー、あの皿ずっと前からあるなぁ」とか気になって仕方がないし、握ってもらうのを頼む時も緊張するし、決して楽しい場所ではなかった。
自意識過剰の私には向かない場所だ。
「あの人、またあれ頼んでる」とか思われてるんじゃないかとか、不用意に廻ってる皿を取ったら、「あー、あれ古いやつやのに」と思われてないかとか、もう気になって気になって……

とは言え、無事にデビューを果たせてよかった。

……と、この話をあやとふみこにしたとき、2人ともが誰かと行ったら、
「1皿には2貫乗ってるから、1貫ずつ分ける」
と言い出したので、びっくりした。

私は回転寿司デビューを果たしただけなので、回転寿司事情はよく知らない。
「そういうものなの?」と聞くと、「人による」と言うが、こういった人も珍しくはないようなのだ。

なぜ分けるのか理由を尋ねると、「そのほうがたくさん種類が食べられるから」と言う。
同じ10貫を食べるのなら、10種類のほうがいいらしい。
私は自分の好きな5種類を2貫ずつ食べられるほうが嬉しいのだけど……
というか、この日も気に入ったものは2皿食べたから、同じ種類を4貫も食べている……。
私は自分が本当に好きなものをいっぱい食べたいタイプだ。

しかし、それ以前に、10貫しか食べないのか?!
女性の平均枚数って、どれくらいなのかなぁ。
私はこの間、普通に9皿(18貫)ペロッと食べたけど……。
(高い皿ばかりで値段が怖かったので、そこでストップしたけど、まだ食べたかった)

☆人とわけわけして食べるか
☆女性は何皿食べるか

これから周りの人々にリサーチしていかなくては!
まだまだ奥が深い回転寿司……

ウエディングドレス試着(落選)

2007-01-22 19:20:28 | 生活
ドレスの試着をした。

痩せてよかった! フツーに着れている。

でも、あと2~4キロ痩せたい。

これは、候補にあがっていたけど、落選したドレス。

自分の姿を見て、「花嫁さんみたい!」と叫んでしまった。

ドレスショップの人が「花嫁さんですよ」と言って、周りの人が笑った。

……ほのぼの

私たちを待ってくれていた「家」

2007-01-21 23:22:07 | 
「家には魂が宿る」

これは、私がずっと信じていること。

家には魂が宿る。
だから、家も人と同じように、愛せるものでなければならない。
気が合うヤツでなければならない。

新しくて立派でも、どんなに大きくても、好きになれない家もあるし、
ちょっと古くて小さくても、入った瞬間に「いらっしゃい」「おかえり」と言ってくれる素敵な家もある。

彼と2人で新居探し。
この時期は引越しシーズンで、大げさではなく本当に「瞬く間に」どんどんいい物件は契約が決まっていく。

チラシを見てメールをもらっていた「いいな」と思っていた新築のマンションは、不動産屋を訪れた2時間前、別の人のものになっていた。

がっかりしたが、気をとりなおして、いくつか物件を出してもらい、3軒内覧させてもらうことに。

その中で、間取りを見たときには一番期待していなかった、一番古い家に入った時、一瞬で「ああ、ここだ」とわかった。
ここが、私たちの住む家だと。
とても気の合うヤツだと。

昭和に建った、2階建てのハイツ。
今なら絶対建てないデザインだ。
お世辞にも「オシャレ」とは言えない。

だけど、ドアを開けてもらい、中に入ったら、なんだかずっと自分がここで暮らしていたような錯覚に陥った。
南向きの窓を開けると、視界を遮る高い建物なんかなくて、道の向こうに田んぼが見えた。
そして、西向きのベランダに出ると、そこは、田んぼだった。
一面田んぼ、というわけじゃなくて、まるでこのベランダからの風景のためにあるような小さな田んぼなのだけど、それを見てほっとした。

もう今度暮らす家からは、田んぼなんか見えないと思っていたからだ。
今の私の家は、ベランダから一面の田んぼと山が見える。
この風景が好きで、この風景のために、寒い寒いこの家を選んだようなものだった。

でも、今度は南と西に窓がある。
「夏は暑いですよ」と言われたけれど、北向きの家に暮らしてみればわかる。
どれだけお日様が人の暮らしには大切か。
私はもう太陽のない生活は嫌だった。

3軒まわったけれど、私の心は決まっていた。
ここがよかった。
「相対的」ではなく「絶対的」に物事を決める私は、他の不動産屋をあたってみるつもりは全くなかった。
だけど、彼はどうなんだろう?

普段は慎重派で、何を決めるときでも、「もういいやん」といくら言っても、「一応見るだけ」「念のため見てみよう」と言う彼だから、たとえここを気に入っても、「一応、他もあたってみよう」と言うと思っていた。
もしくは、「ちょっと1日考えよう」とか。

「そんなことしてたら、他の人にとられる!どうすんのよ!」とケンカになるのを覚悟で、彼に尋ねると、驚いたことに彼はこう言った。

「ここがいい。ここに決めよう」

不動産屋を訪れてから、たった2時間で、私たちは契約金を支払っていた。
何の迷いもなかった。

「2人の感性が同じでよかったですね」と不動産屋が言った。
本当にそうだと思った。
あの家に入った瞬間、「ここだ」とわかったのは、私だけじゃなかったんだ。
震えるほど、嬉しかった。

場所は、今の私の家から徒歩10分。
あと2年、この町にまだ住める。
あと2年、寿命が延びたような、そんな気持ち。
この町にいれば、どんなことも頑張れる。
何があっても、私は平気なんだ。

建物は古いけれど、中はリフォームしたばかりで、水周りは誰も使っていないからとてもキレイ。
10畳のリビングは優しい色のフローリングで、それも張り替えたばかりでキレイ。収納もある。
6畳の和室も窓が2つ。畳も新しく、収納もある。
6畳の洋室も窓が2つ。ここにも収納があり、全てが新しい。
キッチンは今と同じくらいのサイズ。料理もはかどりそう。
ベランダは今よりずっと広くて、洗濯物がいっぱい干せる。
玄関も靴箱が置けるし、1メートルくらいだけど、廊下もあるから、入ってすぐに部屋ということはない。
駅から徒歩4分。
すべてが理想的だった。
まるで、私のために用意されて待ってくれていたよう。

リビングに、ローテーブルを置いて、また友達をいっぱい呼んで、パーティーをしよう。
そんな情景が自然に目に浮かんで、顔がほころんでくる。
自分が暮らしているイメージが、とても自然だった。

ここが私と彼のスタート地点。
優しくてあったかい家でよかった。

私にも本当に「我が家」ができたのだ。

生傷の耐えない日々

2007-01-18 00:25:32 | 生活
私はよく「こける」「落ちる」「ぶつかる」。

大人になっても、だいたい膝小僧はすりむけてかさぶたがあるし、
たいたい足や腕に青あざがある。
住み慣れた家でも、ドアに突進するし、いろんなものに躓く。

「まだ小さい頃、お風呂場の浴槽から出ようとして頭から落ちた。あれからバカになった」と父は言う。

「小学生の頃、自転車で顔面をすりむいたでしょ。あれから可愛くなくなったわ」と母は言う。

つい先日も、酔っ払って歩いていたら、気付くとドブの中にいた。
(おかげで、また膝小僧はかさぶたになっている)

今日は、押入れの天袋からものを出そうとして、安定の悪いイスに乗ったら、案の定、グラリと揺れて、「うわーーーー!」という悲鳴と共に、後ろにひっくり返った。

見事に後頭部から落ち、いろんなものが上から落ちてきた。
その瞬間、かけていたメガネが吹っ飛んだ。
本当に漫画みたい。

でも、笑う余裕はまだなし。
しばらく畳の上で呆然。

「メガネ、メガネ」とギャグのように探したが、見つからないので、コンタクトを入れてさらに探したら、隣の部屋まで吹っ飛んでいた。

まだ頭がフラフラする。
お尻も打撲。

生傷が耐えない人生。
なぜ?
これも運動神経が鈍いからか? 

冷蔵庫の中を食い尽くせ!

2007-01-17 00:51:57 | 生活
今、ダイエット&節約を兼ねて、「冷蔵庫の中を空にしよう」運動をしている。

食材を買い足さず、家にあるものを食いつくそうというものだ。

これ、意外に大変
わりとあるのよ、食材って。

宅配の有機野菜もストップさせたし、すぐに尽きるかと思っていたら、
まだまだなくならない。

とりあえず、昨年末にこうちゃんにもらった「米5キロ」が命綱。
あれは本当に助かった!

それから、「ひじき」もたくさんもらったのがまだあるので、100円でおあげさんを買い足せば、ひじきの炊いたやつがまだ2日くらい食べられる。

あとは、干物が3枚と、豚肉が200グラム、チーズ、大根、卵1個、えのき。
これでおしまい。
来週の月曜日くらいまではもつかな。

ほとんどものを食べないので、意外に暮らせる。
体重は4.5キロ減り、ウエストは7センチ減った。
やっと「フツー」の私に戻った……
(家にある洋服が全部着られる!!)

こうやって、「節約&ダイエット」を成功させつつあるが……

先日、「みりん」が切れたので買いに行った。

いつも買うみりんを買った。

1,334円也

だって、このみりんじゃないと嫌なんだもん……

長年の「食道楽」はしみついて離れんなぁ……

「幸せになること」が怖くない!

2007-01-15 23:00:02 | 
いよいよ結婚。
挙式の日時と場所が決まった。
4月29日(日)11時~
場所は、某レストラン。

元リッツカールトンのフレンチ「ラ・ベ」のシェフが料理を作るらしい。
リッツは無理でも、シェフだけはなんとか確保!(笑)

披露宴は、「披露宴」というより、「ライブハウス」みたいになるかも 
来てくれる皆さん、楽しみにしていてね!
美味しいもの食べながら、音楽に酔いしれて楽しんで!

今日は、ちょっとのろけていいですか?

結婚が決まって、彼といろんなことを1つずつ決めていくのだけど、
何を話しても思うのは、いつも「ああ、この人と出会えてよかった」ということ。
なんだか、それを思うだけで、涙が出そうになる。

昨日も、式場の打ち合わせの帰り、焼酎バーで飲みながら、文学の話をしていて、自分の緩んでいた感性が、一気に緊張し始めるのを感じた。
鳥肌が立つくらい。

「生まれて始めて書いた小説は、20歳のとき、『浮世の夢』っていうタイトルだった。内容は稚拙なんだけど、でもあの時は3日間、寝てゴハンを食べる以外はずーっと書き続けてた。書き終えた時、ああ、私は物語を書けるんだって知った。私が小説を書くことにこだわるのは、本を出したいからでも、有名になりたいからでも、お金を稼ぎたいからでもなくて、あの時、初めて小説を書き終えた時の、あの何とも言えない感動を忘れられないからだと思う。生きていて、嬉しいことはいっぱいあった。仕事をやり終えた後もすごく充実する。だけど、それとは全く比較にならない、喜びがあった。あの感覚をもう一度味わいたくて、書き続けたいと思っているのかもしれない」

私がそう言うと、彼は顔を喜びで歪めながら、「わかる。同じ」と言った。
そして、「隣、行こうか?」と訊いた。

「隣」というのは、ウィスキーとバーボンが充実しているバー。
まだ飲むのか?!と思いながら、幸せで気が遠くなりそうだった。

毎日毎日、起きてから寝るまでずっと、勝手に感謝の気持ちが溢れてくる。
ずーっと私はニコニコしている。
引きこもって、家にいるから独り言が多くなるんだけど、「あー、幸せ」「あー、楽しみ」が口癖のようになってる。

ずっと私は「結婚式なんかしたくない」と思ってきたのだけど、今は結婚式が楽しみで仕方がない。

ふと気付くと、自然に「幸せな自分」を思い浮かべてニコニコしている。

この間、彼に「これから未来は楽しいことばっかりだね!」と言ったら、
「変わったなぁ、かおり」と言われた。

「結婚式なんかしたくない」と思っていたのは、みんなに祝福されて笑っている自分を想像できなかったからなんだとわかった。
想像するのは、ずっと怖かった。
まるで「罪」のような気がしていた。

だけど、何かから解き放たれたように、今は自然に幸せな自分の姿を想像できる。
自分の未来には、もう楽しいことしか見えない。
毎日が希望に満ち溢れている。

結婚を機に、親との確執もなくなった。
それについては、まとまった文章を書いたので、またHPに載せようと思う。

木曜日にはドレスを試着に行く。
今月中には彼と住む家も探す。
いろんなことが始まっていく。

そう、これは始まり。
本当に新しい始まりなんだ。

「明日天気になれ。part2」スタートにあたって

2007-01-15 22:20:11 | 想い
皆さん、お久しぶりです!

昨年末、日記を終わらせて、何か別の形でやりますと宣言していましたが、更新が遅くなって申し訳ありません。
次はどんな形でやっていこうかなぁといろいろ考えていてました。

2週間、全く更新していないのに、アクセス数を見ると、減ってはいるものの、やっぱり1日に50人~70人くらいの人は見に来てくれていて、とてもありがたかったです……
早く何か形にしないとなぁって思っていました。

それで、とりあえず、タイトルは「明日元気になれ。part2」
何の芸もないです……(笑)

でも、内容は今までとは全く違うものにしようと思っています。
更新も、今までのように毎日はしませんし、もちろん、振り返ってその日の日記を書くということもしません。

私は6年間、ずっと本気で日記を書いて公開していました。
「今日は何をして、何を考えたか」
たぶん、読んでいる人は、本当に人の日記を覗き見しているような感覚になることもあったのではないかと思います。

これからはもう少し、普通の「ブログ」に近いものになるかと思います。
私の「日記」が好きだったという人には、少し物足りないかもしれません。
でも、もうこの「日記」をはけ口にしなくても、生きていけるようになったので、新しい形で文章を書いていきたいと思っています。

何も書かずにおくということは、元々考えていませんでした。やっぱり、何か作品という形にする前に、「今日」書き残しておきたいことが日々あります。
それは、いろんな「考え」であったり、「読書の感想」であったり、「美味しかったもの」であったり……。
「あっ、これ書いておきたい!」ということがあるので、そういうものを、これからはメモ程度に書いていこうと思っています。

そのため、「本とBLUES」のブログ、「料理」のブログはどちらも閉鎖し、内容はHP内に移して、そこで充実させていこうと思っています。
ブログはこれ1本でいきます。

それから、友達に「私は“生かおり”の人生を見られるからいいけど、読者の人は日記がなくなって淋しいのでは?」と言われたので、もしそういう人がいてくれるならと思い、「最近の私はこんな感じですよー」と、ある程度の報告も兼ねられたらいいかと思っています。

沖縄にいる彼の友達も、この日記を通して彼のことを知ってくれている面もあったようなので、たま~には彼のことにも触れていきます(笑)

これからもどうぞよろしくお願いします。
HPも充実させていきますので、たまには覗いてくださいね!!