明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

自分を不幸にする習慣からの脱出

2009-08-31 14:00:41 | 想い
最近、精神的にちょっとヤバイなーということがあって。
そういうときって、自分で気持ちを切り替えようとか忘れようとか、
いくらやってもダメ。
むしろ、悪化の一途を辿る。

きっかけはたいしたことではなかったのだが、
地雷を踏んだことで、いろんなものが芋づる式に出てきて、
今では全く関係のないことにまで憂鬱な気持ちが膨らんでいた。

せっかくいい仕事の話がきたのに、嫌な夢とか見るし……。

で、

私はこういうときは、いろいろと精神面を改善する本を読んだりするわけだ。

最近読んでいたのは、「自分を不幸にしない13の習慣」という本。
まさに……!ってタイトル(笑)
ちょっと電車の中で読んでいたら、恥ずかしい。

でも、世の中にはこういう本に頼らずに、
自分を不幸にしないで生きていける人もたくさんいるのだから、
それが不思議。

そういう人を見ていると、別に、お金持ちだとか美人だとか、
いい暮らしをしているとか、何かに恵まれているとか、
そういうこととは関係なく、共通点がある。

それは、「他人と自分を比較しない」ということ。

だから、自己否定や自己嫌悪もあまりないし、
人のことを素直に認める力があって、
嫉妬ややっかみの気持ちなんて無縁。

私はそういう人を見ると、
すぐに「わー、いいなぁ。素敵だなぁ。それに比べて私は……」
と自分の悪いところを取り出して吟味して自己嫌悪に陥ってしまう。
誰も何も言っていないのに

まさに、自分で自分を不幸にするという「習慣」が根付いているのだ。

どうすればいいのか?
この本を読んでいたら、書いてあった。

「自分を許すこと」
「忘れること」
「他人と自分を比べないこと」

やっぱり!って感じだ。
答えは、自分でもわかっているようなことばかり。
結局、こういうことを実行できるかどうかにかかっているのだと思う。
何冊本を読んだって同じことだ。

そう思って何か悶々とした気持ちでいた。

そうしたら、この間、もんちゃんとスカイプチャットしていたときに、
とてもいい言葉をもらった。

不思議なもので、著名な人が書いた本よりも、
親友の言葉のほうが、自分の中に「落ちる」。

ストンと、落ちた。

ドラマーのもんちゃんだからこそ言える言葉で、

自分の中にある透明なもの……ビートやタイム感、
それをしっかりもっていないと、他の人の音に惑わされる……

そんな話。

自分の中にしっかりしたビートをもっていれば、
他人が中にもっているものも感じやすくなるし、
他人の音に惑わされない……

そんな話。

頭でわかっていたことが、こういう言葉によって、
「あー、そういうことね」と実感を伴って理解できることがある。
自分の中に落ちる。

人と比べるより、まずは自分の中のビートをしっかりもつこと。

そんなことを考えている、今日この頃。

ショックな出来事

2009-08-31 12:21:27 | 生活
家のことを一旦忘れようと思っているのに、
土日になると、ついつい物件を見に行ってしまう……。

昨日見た物件も悪くなかったんだけど、
JRのそばというのが難点。電車の音がうるさい。
「すぐ慣れますよ~」と営業さんは言うけれど、
とても慣れそうにない

安ければ、何かしら難あり。
気に入れば、高くて買えず……。

夫と二人、「所詮、うちらに買える家って、あの程度やねんな」とがっくり。
そろそろそのことを受け止めて、妥協しないといけないのかもしれない。

それでも、例えば今の賃貸みたいに、
古いとか、ドアが変とか、ベランダが狭いとか、
電源が少ないとか、電話線が変なところにあるとか、
いろんなマイナス点を差し引いても、大好きになれる家というのが
きっとどこかにあるんじゃないかと、彷徨ってしまうわけで……。

でも、闇雲に探していても無理なのかもしれないな。
少し心を落ち着けて、自然の流れに任せようか。
いい出会いを待って。

昨日はショックなこともあった。

私は、ぐい呑みを30個くらいもっているのだけど、
その専用棚に洗ったものを戻そうとしたとき、

ガッシャーン!!

なんと、上の段に乗っていたぐい呑みを落としてしまったのだ。
落としたぐい呑みも気に入っていたけど、
ショックだったのは、その下敷きとなってしまったぐい呑み。

よ……よりによって……、私がいちばん気に入っていた骨董が割れたのだ

あーあーあーあー

割れたぐい呑みの前で倒れ、放心状態になっていると、
夫が「待ってて!」と走って出て行き、瞬間接着剤を買ってきてくれた

一生懸命破片をつなぎ合わせてくれ、どうにか形にはなったのだが、
このぐい呑みでは、一生酒は飲めないわけだ。
(接着剤の匂いがすごい)

もう1つは高台の形で、下の脚が真っ二つに割れた。
これは、外側なのでなんとか酒を入れても大丈夫。
それに、これも作家モノではあるけれど、そんなに高いものでもなく、
また、若い作家さんのものなので、これから同じようなものは手に入る。

でも、骨董品はあかんやろ……
なんでよりによって……
どんなにお金を積んだって、同じモノはもう二度と手に入らないのに……

しばらく放心状態で何もする気が起きなかったが、
ゴーヤーチャンプルーと冷しゃぶサラダを作っている最中だったので、
仕方なく最後まで作って食べた。
ほぼヤケ食い……

今年に入ってから、私はもう既に3つも器を割っていたのだ。
これまでそんなに割ることなどなかったのに、なぜだろう。
きっと手が優しくないんだな、と思う。
いい器を使っていると、自然と手が優しくなる。
でも、それに慣れてしまっていると、こういうことが起こるのだ。

反省……

そのこともあってか、どうも精神的に調子が悪い。
昨日は珍しく夜11時くらいにぐったりして眠ってしまった。
8時間も寝た……

起きてからも気持ちは何となく暗い。
切り替えないとな……

深酒禁止令

2009-08-27 14:44:06 | 
このところ、朝目覚めると思う。

「当分、深酒はやめとこう……

「酒」ではない。
「深酒」だ。

この10日間くらい毎日酒びたりで、さらに「深酒」も多かった。
連続で飲んで深酒すると、翌日の午前中は使いものにならない自分がいる。
そのことに落ち込んでしまい、肉体的より精神的に悪影響。

例えば、ビール1杯
これ、OK。
日本酒1合とかね

また、10時くらいまでに飲み終わればOK。
でも、夜中2時頃、寝る寸前までウイスキーとか飲んでいるとダメ。
5時間では分解しきれず、朝起きたとき、体がだるいのだ。

先週の金曜日が一番まずかった。
相場さんと和田さんと堀先生と4人で飲みに行って、
ビールのあと、日本酒をガンガン飲んだ。

でも、これで帰ればいいんだ。別に。酔ってるわけでもないし。

終電まで時間があると、ついついバーへと足が向かう。
基本的に、私は一人でバーで飲むのが好きなのだ。
誰にも気を遣わずに済むし、マスターに「気を遣ってもらえる」し。
お金を払っているので、「気を遣ってもらうこと」に、気を遣うこともないし。
すごく楽な空間だ。
リッチな気分にもなれるしね

久しぶりに「7seven」へ。
店の雰囲気も大好きだけど、ここのマスターの声がまた良くて……。
「かおりさん」と呼ばれると、声フェチの私としては、それが心地良い

美味しく、珍しいスコッチを2杯ストレートでいただいて、
その豊かな香りに恍惚となる……。

やっぱりたまには美味しいウイスキー飲まないとあかんなぁ。
最近、節約しようと、ジャック・ダニエルとか角ハイボールとかばっかりだから……。

さて。

1時間くらいで店を出て、それで帰ればいいのに、
調子に乗って、ふらっと目に付いた立ち飲みバーのドアを開けてしまう私
そこで、宮城峡12年をストレートで1杯。
ビールを1杯ひっかけるような感覚で、決して安物ではないウイスキーを飲んでしまう。

さすがに翌朝きつかった

でも、この日はバーベキュー。
電車の中で吐きそうになって、ずっと目を閉じていたくらいだった。
なのに、昼頃着いて、バーベキューが始まったら、ビール~

あれ?
あれあれ?

なんか、治った!!

というわけで、またビールにワイン。
迎え酒、バンザイ!

そして、翌朝、また目覚めが最悪。
なのに、その夜もまた夫と居酒屋へ出かけて……。

えーっと。
その翌日はしゃぶしゃぶで接待を受けて、勧められるままに日本酒を飲み、
翌日はまたビールを飲み、
そして、昨日はまた塾の帰りにビールと焼酎を飲み……

さらに、昨日も帰ってから、
「レッドシアター録画してた~」と思って、
それを見ながら3時まで、寝る直前までウイスキー……。
(関係ないですが、私はロッチのコカドケンタロウが好きなんです。
チュートリアルの福ちゃんとか、オードリーの若林君とか、
だいたい地味な感じの芸人に心ひかれてしまいます)

そんなこんなで、今朝またこれ⇒
ほんまにアホなんかと思ってしまう。

「お弁当ないの~!」と夫に嘆かれ、
午前中をのろのろと動いて掃除・洗濯だけに使ってしまい、
「ちゃんとせな……」と落ち込んで自己啓発本を読んでいる始末。←あほ

今日は絶対に休肝日!!
来週からは、週に2日は休肝日を作ろう。
深酒をやめよう。

ちなみに、「節約はどうなったんだ?」という声が聞こえてきそうだが、
こんなに飲み倒しているけど、ほぼ人にご馳走になっているので、
自分ではあまり払っていない。(素敵!


なぜ…

2009-08-27 00:29:53 | Weblog
今はなぜか梅田にいる…
淡路の串カツ屋で塾のみんなと飲んでいて、「終電やから帰ります」と飛び乗ったら、なぜだかわからないけど違うホームの梅田行きやった…。

なぜっ?

夫にメールしたら、同じく「なぜっ?」と返事があった。
私が聞きたい。なぜ…?

ほんまに別に酔っ払ってない。
それはほんま。
酔っ払ってたらこんな日記書けないし…。だから尚更なぜが深まる。

疲れてたのかな。
今日は夏休み最終日で例年のごとく生徒の宿題点検日だった。
今年は久しぶりに大変やった。
「まだ宿題に触ってない」という生徒もいて。
9時から19時までずっと生徒の宿題を代わりにやっていた。
中には宿題自体をなくしたという子もいて(なんでなくすねん?)、まず、そのプリント作りから始めたり…
ほんまに今年は手がかかった。何人分もの宿題を片付けた。
手が腱鞘炎になるくらい、ずっと書き続けた。
でも、私はこの宿題の日がとても好きで。
同じ目的に向かってるからか、残ってる子がみんな仲良しになって、残されて大変なはずなのになぜか楽しそうで…。

生徒のそういう顔を見るのはなんか幸せな気持ちになるんだ。

とりあえず、今年の夏も無事に終わった。

講師のみんなに感謝。
私が言うのも変やけど、ありがとう。

とりあえず、今は家が遠い…
なんで梅田行きに乗ったんやろ?

本当にいい出逢い

2009-08-24 23:05:04 | 仕事
今、本当に幸せな気持ちでいる。

今日は早速、先日ここにも書いた新しい仕事先の方との顔合わせ(飲み会)で。
編集のHさん、社長さんと3人で、しゃぶしゃぶのお店へ。
私ごときに、素敵なお店を用意してくださって、本当に美味しく楽しい時間を過ごすことができた。

社長さんはとても気さくで、おしゃべり好きな方。
またそのお話が楽しくて、ずっと笑いが絶えなかった。
Hさんはお会いするのが二度目ということもあって、さらに親しくお話してくださって、
しみじみ、いい出会いってあるんだなぁと感じられた。

性質が、とても私と似ている気がする。
裏表がない。
それが、会った瞬間からわかる。
私も、ホンネとタテマエを使い分けられない人間なので、安心する。
やっぱりそういう人が付き合いやすい。

私は基本的に同い年か年下の人と関わることが多い。
なので、自分より少し年上のお姉さんみたいな人と仲良くなれたことが嬉しい。
本来の私は甘えたで、ぼんやりしているところもあるので、
そういうのを許してもらえるような、年上の人との関係はありがたい。
サービス精神旺盛なので、どうしても年下だと「頑張らないと!」と思ってしまうので。

友達でも、私のことを「あかんなぁ」と言ってくれる人が楽だ。
あかん自分でいいんだと思えるから。
でも、ちゃんといいところをわかってくれているのも伝わるし……。

Hさんとは、また近いうちに「打ち合わせ」と称して、
高槻の私の行きつけのウイスキーが美味しいお店へ行く約束をした。
すごくパワフルで、私の知らない世界を知っていそうな方なので、
もっともっといろんな話をしたいと思った。
バーへ行くのが楽しみだ。

でも、こうやっていい人とめぐり合えたのだから、
ますますいい仕事をしなければならない。
期待に応えるのではなく、期待を超えられるように。

「あなたに頼んでよかった」と、そう言ってもらえるような仕事をしたい。
というか、絶対する!!

私がいつも思うことがあるのだけど、
人が持っている能力なんて、そんなに大きなものじゃない。
ましてや、私なんて本当にちっぽけな能力しかない。
だけど、私は「人の想い」で動く。
自分の力が2か3であっても、その人の気持ちに応えたいから、7も8も力を出す。
仕事というのは、そうでなければならないと思っている。

だから、出会いが大切なんだ。

私は本当に人に恵まれている。
運がいい

塾で教えるのも好きだ。
とにかく生徒がかわいい。
アホな子ほど、かわいい。
「アホか!」って言いながら、いつも幸せな気分になる。

だけど、自分を救ってくれるのは、やっぱり「書くこと」だけだと思う。
恋人より親友より家族より、一番近い。
子どもの頃から。

そういうものがあってよかった。

自分のために書いて、自分を癒す。恢復する。
そして、人のために書いて少しだけ役に立つ。仕事になる。
人間だけが神様から与えられた「言葉」。
それを使う仕事に就いてよかった。
命を賭けられるほど、大好きなもの。

そういうものがあって、よかった。幸せだ。

奥田英朗の『空中ブランコ』の中にこんな文があったっけ。

  人間の宝物は言葉だ。
  一瞬にして人を立ち直らせてくれるのが、言葉だ。
  その言葉を扱う仕事に就いたことを、
  自分は誇りに思おう。
  神様に感謝しよう。

いつもこんな気持ちでいる。

特に今日はHappy……


自己否定との闘い~第2章の幕開け

2009-08-21 10:53:22 | 想い
昨日や今日みたいに風のある日は、昼間家にいても涼しくていい。

いろいろと、しみじみする。

水曜日の夕方、整体院の先生のところへチラシの相談を受けに行ってきた。
新しくチラシを作りたいということで話を聞き、その他、仕事の打合せをした。

この先生は、ご自分のことを「療術家」という言い方をする。
確かにそれがぴったりだと思う。
身体的にはもちろんのこと、精神(心)との両面からアプローチして人を治す。

昨年夏、日常生活も困難になるほどの腰痛も、3回治療を受けただけで完治した。
それ以来、ますます信頼が高まっているのだが、
仕事の打ち合わせから脱線すると、決まって私のカウンセリングのようなものが始まる。

いつも言われるのが、「頭使いすぎ」。

書く仕事だから仕方がないかもしれないけれど、頭を使いすぎている、と言われる。
一般人でもずっと脳は動き続けているのに、あなたは頭の回転が速いうえに、ずっといろんなことを考え続けているから、脳のエネルギー消費が激しいんだと言われる。

異常に糖分を欲しがるのも、それが理由かもしれない……など。
チョコレートがないと、長時間集中力もたないもんな、私。

「ものすごく人に気を遣うでしょ。でも、それを人に気づかれないタイプでしょ」
とも言われた。
それは感じる。
たぶん、空回りしているか、気づかれないようにしているか、どっちかだ。

中学3年のとき、英語の時間がとても嫌だった。
一人ひとりに名指しで当てればいいのに、その女の先生は手を挙げさせる。
誰も挙げないから授業が進まない。
困るといつもチラッと私を見る。
仕方なく手を挙げて答える。

そういうのが続くと、周りもだんだんコイツに任せとけばいい、というムードになってくる。
小学校低学年の頃、問題がわかっていても、手を挙げるのが恥ずかしくて、一度も発言できなかったような私。
ガキ大将の男の子が怖くて、毎日1回は学校で泣いていた。
たぶん、本来の自分って、そういう引っ込み思案なところがあるのだ。

でも、周りの期待に応えなければと思い、無理をする。
無理をしていると、だんだん「そういう性格なんだ」と周りは決めつけはじめ、
それを感じるとまた「そういう性格」にならなければと頑張る。
頑張らなければ、自分の存在が消えてしまう。

だから、本来の自分以上のことを、どれだけ気力を振り絞ってやっているか、
ということは、誰も気づかない。
「そういう人なんだ」と思われているだけ。

でも、一時期、苦しかった時期もあったけれど、
歳をとってからは少しずつ「そういう性格」が板についてきた、というか、
自分でも時々、「もともとこういう性格だったかな」と思うこともある。
もう、本来の自分なんてわからなくなっている。

自然に、習慣的に、行動や発言が出る。

だけど、自分の一つ一つの行動や発言を、いつまでも振り返る。
ちゃんとできていただろうか……
誰も傷つけていないだろうか……
私は人として間違っていないだろうか……

そんなことを悶々と常に考えているので、頭も心も動きっぱなしだ。
そりゃ、代謝もよくなる。
エネルギー消費も激しいわな

先生に言われた。
「基本的に自虐的でしょう。全部、自己否定から入るでしょう?」と。

それはもう!その通りというか、なんというか。
この世に生まれてきたこと自体を「本当によかったのか?」と
7歳から自問自答してきたくらいだから、自己否定歴は長い。

先生の理論をまとめた本を去年から作成していたのだけど、
それが、校正の段階で全く進まなくなってしまった。
連絡が途絶えたとき、私がまず思ったのはこうだった。

「私の書いたものを気に入ってないんじゃないだろうか?」

先生はそれをわかって、先にお金を振り込んでくれた。
「自己否定せずに、尋ねたらいいのに。
逆に素晴らしい出来だから、これをどう売ろうかと迷って時間がかかってるんですよ」
と言われた。

あなたはライターとして力をもっているのに、どうして自己否定するの?

そう言われて、いろいろと気づいたことがあった。
それをここにまとめると、あと2時間かかるので書かないけど。

ここまで書いたことも、本当は書いていいのかわからなかったけど。
でも、少し自分の心を整理しておきたかった。忘れないように……。

自分を見つめ直すという作業を、この5年ほどひたすらやっている。
第一段階は自分の中でクリアできていて、少し成長した。
固かった殻は破れたのだ。

だけど、最近、殻はまだあったことに気づいている。
1枚だけではなかったのだ。

先生の話を聞いていたら、久しぶりに自分の中に存在する「殻」というか、
「壁」というか、そういうものを見てしまい、落ち込んでいる。
落ち込んでいる、というか、落ち着かない。
この壁をはっきり意識してしまうと、とてもやっかいなのだ。

次回までの宿題。
自己否定しないための、自分への問いかけ。
私にはまだそれがわからない。

もっと話をしたかったが、次に待っている患者さんがいて、
それを待たせていると思うと、せっかくいい話を聞いていても頭に入らない。
もう「人を待たせている」と思うことに気が入ってしまうのだ。

そんなこんなで、すごく中途半端なドキドキ感を抱えたままで院を出た。
びりけんに寄って、マスターと話をして楽になりたかったけど、節約中でお金がない。

阪急の地下で日本酒をがんがん試飲して、
梅田のビールスタンドでおっちゃんに紛れてビールを立ち飲みして、
阪神の地下で「獺祭(だっさい)」=日本酒を買って帰った。
酒でも飲まないと落ち着かなかったのだ。

帰って、酒を買ってきて飲んでるから、夫が「どうしたの?」と心配してきたけど、「なんでもない」と答える。
いつもそうなんだけど、これだけ書けるのにうまく言葉にならない。
夫は私の心の状態を、このブログで知ることも多い。
1日経って、やっと気持ちが整理できて、吐き出せるようになった。

終わったと思っていた自己否定との闘いは、まだ続いていたようだ。
というか、第2章の幕開けか……

根本的に何かが変わらなければ、私はずっとこのままなんだろう。
ごまかし、ごまかし、幸せな顔して生きていても、
やっぱりその影はどこまでもついてくる。振り払えない。

答えが欲しくてまた考える。
脳は休まる暇がない。

直感を信じる。

2009-08-18 17:09:58 | 仕事
「食材と器で料理は決まる」という私のホームページがある。
これは、もう今から9年くらい前に作ったもので、
一時期はものすごいコンテンツとテキスト量で充実していたのに、
リニューアル途中で放棄してしまったという……、
なんとも今では中途半端に残ってしまっているサイトだ。
(現在、更新なし)

もう閉鎖したほうがいいかなぁなんて思っていたら、
それを見たという方から1通のメールが来た。

なんと、仕事の依頼だ。

大阪で、安く引き受けてくれるライターさんを探していたのかもしれないが、
編集者の方が私のプロフィールを読んで
「これは、数年前の私のことか?!」と
びっくりするほど私に似ているということで、
社長と盛り上がり、メールを送ってくれたという。

すぐに返信し、私の実績等を送ったら、
「こんな立派な実績のある方にうちの仕事なんてしてもらえるか……」
と謙遜されたお返事が。

私が今もライターを続けているのかどうかもよくわからない状態で、
そんなにバリバリ働いているイメージがなかったようだ。

でも、メールをいただいた時から、もうこの仕事は引き受けようと思っていた。
それは、私の昔のプロフィールを読んで「似ている」と思ってもらえたこと、
それから、仕事の内容が「社内報」であったこと、
あとは、なんというか……、直感だ。

向こうも直感で私にメールを送ってくれている。
だとしたら、私も直感でいいんだと思った。

早速、今日、会ってきた。
私より少し年上の女性の方。
会った瞬間から、元気なオーラをびんびんに感じ、素敵な人だなぁと思った。
喫茶店に入り、詳しく仕事の内容を伺えば、私が今までやってきたようなことばかり。
基本的には社内報を専門に受けている会社で、私の経験が十分に生かせる内容だった。

それに、何よりもその編集者のHさんがよかった。
すぐに打ち解け、楽しくなった
モルトウイスキー好きで、社長もグルメだとか……。

「家に帰って、一度考えてみてください」とHさん。
「いいですよ。やらせてください」とその場で返事した私。

すると、「わーよかった!!社長に『絶対とってこい!』って言われてたんですよ~」と言う。
思わず、笑ってしまう。
そんないいもんでもないのに、ありがたい……。

報酬についても、「これでダメなら考えます」と言ってくださる。
でも、私は基本的に金額で仕事をしないので、それは別に構わないのだ。
(無償とか、不当すぎる金額なら別だが……)

これから仕事をしていく上で、向こうの期待以上の仕事ができれば、
その時に話すべきことだと思うからだ。
高いだとか、安いだとかは、今言うべきことではない。

私は、自分が楽しいと思える仕事で、
素敵だと思える人と仕事ができるのが一番うれしいのだから。

こんな素敵な人と、また社内報の仕事ができるんだと思うと、
それだけでも嬉しくて仕方がなかった。

「社内報でも、企業取材でもそうなんですけど、仕事をしている人の話を聴くのが好きなんです。
普通の何でもない人もいろんな想いをもって仕事をしてるんだなぁってわかるから……」

私がそういうと、Hさんは、一生懸命うなずいて、
「わかります!私も取材してて、話聞いてるだけで泣きそうになるんです!」
とおっしゃった。

それを聞いて、ますますこの方と一緒に仕事をしたいなぁと思った。
そういう「熱さ」の温度が、自分と似ているような気がしたからだ。
それをHさんも、私のホームページから感じてくれたのかもしれないな。

話が終わって、駅まで歩きながら、何でもない話で笑っていると、
「こういうふうに笑いながら、楽しく一緒に仕事ができるといいですね!」
と言ってくださった。
その言葉にじんとした

早速、9月から取材が入る。
「新しい仕事」はいつだって、わくわくするなぁ
また、社長さんとも会わせていただけるようだし、とても楽しみだ。
期待を超えられるような、いい仕事を全力でしたいと思う。

お盆が明けてから、他にもまたポツポツと仕事が入ってきている。
不景気だといっても、負けずに頑張らねば!!
本当に、仕事があることに感謝だ

前の社内報の仕事を辞めてからは、確かに仕事量的には不安定にはなっているけど、出会う取引先の人はみんないい人たちだし、
そういった意味で本当にストレスなく仕事ができている。
人間関係がいいというのは、仕事をするうえで何より大切だとつくづく思う。

安定したけりゃ、就職してればよかったわけで、
不安定と引き換えに手に入れた自由を、今は本当の意味で満喫できているように思う。
新しい分野にも挑戦できるし、塾もストレスなく趣味的に続けられるし、
今が一番いいのかもしれないな……。

こんなふうに、新しい仕事、新しい人と出会った日は、
感謝の気持ちでいっぱいになる。
私はやっぱり運がいい

いつか、Hさんと社長さんと一緒に飲みに行くのが楽しみだな~

カモン!もらいもん!

2009-08-18 13:53:25 | 生活
今月はもらいもんが多い。

前回のおさらい。

夫の実家の田舎から、うどん、すだちポン酢、緑茶。
夫の友達からお酒。
私の高校時代の同級生から新潟土産のお酒。
夫の実家から、米、かぼちゃ、じゃがいも、そうめん、すだち、お菓子。

この後、さみーが来て、ビールを6缶

それから、山口県の夏みかんケーキ。
これは、この間、旅行に行った時に泊まった萩の旅館から届いた。
お金の計算が間違っていたらしく、そのお詫び。

それから、うちの実家に行ったとき、残った牛肉
焼肉用だけでなく、ヒレカツ用も大きいのを1本もらった。
余ったプレミアムモルツも!

それから、夫の友達が来て、お酒を1本

すごい、すごい。

お金を遣いたくないけど、お酒は飲みたいという私の願いが叶ったようだ。
神様、ありがとう……

そして、さすがに今日は誰にも会わないし、何ももらえないだろうと思っていたら、

ピンポーン

ヤクルトのおばちゃんが!!
お試しと言って、サンプルを3本くれた。

素敵
ヤクルト好き。

まだまだ物品支給、受付中!
おかげさまで、生まれて初めて節約できてます(笑)

セレブ姉と庶民の妹

2009-08-17 12:15:53 | 生活
土曜日は京都にお墓参りに行った。
夜は、実家で焼肉パーティー。

私には3つ年上の姉がいる。
その姉と、てっちゃん(ダンナさん)と、ひな(姪っ子)、
それから私と夫が実家に集まった。

いつものように私が「焼肉奉行」をしながらみんなが肉をがっつく。
結婚当初は遠慮していた夫も、最近では肉が焼けるとすぐに箸を伸ばすようになった。
遠慮していたら肉にありつけない家族だと言うことを知ったからだ。
誰一人として夫を気遣う人はいない
戦場である。

100g1000円の上質肉が3種類、どーんと4キロ!!
夫は「すごいな、すごいな」と興奮
普段食べられない牛肉を食べまくった。

食後は、これまたお決まりのアイスクリームの取り合いがある。
いつもはハーゲンダッツなのだが、今回はゴディバ!!
夫が手土産に買って持ってきたのにも関わらず、いつもどの味を選ぶかジャンケンになる。
またもや誰一人として夫に「先に選んで、どうぞ」と言わない
本当に食い意地の張った家族である……

姉ちゃんは、食べ過ぎて動けない……と言って横になっていた。
でも、しばらくすると起き上がり、今度は自分が焼いてきたケーキを出してくれる。それもペロッと食べる。
大食いは、家族共通……

さて、そんな姉から、この日は重大発表があった。
てっちゃんの仕事の都合で、なんと、家族3人で年末からシンガポールに引っ越すらしいのだ

まさか身内から、海外に暮らす人間が出るとは……。

話を聞けば、3年間と決まっているらしいし、ひなもちょうど中学に上がったりもする頃なので、単身赴任にすれば?と聞いてみたのだが……

「だって、海外で暮らしてみたかってんもん」

と一言
そんな理由かよ……。

ひなも小学5年で一人でオーストラリアにホームステイするくらいの子だから、
シンガポールに行くことを楽しみにしている。
でもなあ、帰ってからが大変だよなぁ……。
まあ、考えに考えた末の結論だと言うことなので、水を差すようなことを言うのは控えておいた。

しかし、セレブやのぉ~

てっちゃんの会社はこの不景気に業績がよく大黒字。
外資系の大きな会社で、造っている製品の需要も多く、安定性もある。
家のローンも終わってしまったし、豊かな生活を送っている。

私が今、家を買うのに困っているという話をしたら、
「なんで家が欲しいの?賃貸でもいいやん。賃貸のほうが気楽じゃない?」
なんて言う。(自分はさっさとマンション買ってるのに!)

私が切々と、家を買いたい理由を語った。

人間はとりあえず住む家さえあれば何とかなる、
年金生活になっても、年金がもらえなくても、
とりあえず雨風さえしのげれば、食べるものなんてなんとでもなるねん、
家がなかったら、老後どうやって家賃を払うんや?
家さえあれば、とりあえず、ホームレスにはならんでいいやろ?

……そんな話を力説したが、姉は「ふうん」と腑に落ちない様子。

横で聞いていた母が姉に言った。
「賃貸でもいい、なんて言えるのは、余裕があるからよ」

そうだ!セレブに庶民の気持ちなどわかるまい!!

「それって、『パンがないならケーキを食べればいいじゃない』って
言ってるようなもんやんで
と私が言うと、我が家のマリー・アントワネット妃はケラケラ笑った。

毎回、この人と会うと思うけど……
同じ姉妹でも全く違う人生を送っているなぁ。

私がきき酒師の資格をとったというと、苦笑していた。
(姉は全くアルコールを飲めない)
そして、自分も資格をとったというから何かと思えば、「ラッピング」の資格らしい。

彼女はお姫様みたいな性質でもあるけど、真面目で努力家でもある。
昔からお菓子作りが好きで、小林かなえのスクールで何年も学び、
今は津田陽子のタルトを習いに行っている。
私も大好きなタルトなので、姉がそのレシピで作ってきてくれるタルトがいつも楽しみだ。
(この日は杏のタルトだった)

ラッピングの資格も、ケーキを人にあげるときや、
今後、仕事をしていくときに役立つだろうと勉強してとったらしい。

ポツンと一言。
「私、やっぱり勉強するのが好きみたい」

ま、まじめや……
子どもの頃から勉強家だったもんな……
出来のいい姉といつも比較されて私は育った。
だから、こんなふうになっちゃったんだろな……

でも、まあ、こんな姉なので、シンガポールでも楽しく暮らせるだろう。
今月中に視察(?)に行くらしい。
ひなの学校を決めたり……いろいろ。

庶民の私は、家探しに苦労している。
先日書いていたあの土地も、昨日売れてしまった。
これで、もうほとんどあてがなくなった……

とにかく今は頑張って働いて節約して、お金を貯めるしかないな。
セレブにはなれないしね。

もういいや

2009-08-14 22:29:04 | 生活
お盆休み2日目は、お目当ての土地を見に行った。
思っていた以上にいい土地で、南・西・北の3方が開けている。
少し高台になっていて、周りの家より一段高いので、人目も気にならない。

ちょっと山と名神が近すぎるけど、
それくらいは目を瞑れるようないい土地だった。

だけど、試算してもらったら、やっぱり予算オーバー。
マンションと違って管理費や修繕積立費がいらないから、
月々の返済は変わらないけれど、予算以上の借入をしなければならないのは確か。

その他もいろいろ営業さんと話をして、なんだか落ち込んでしまった。

やっとのことで決めた新築マンションをキャンセルして、
自分の住みたい家を作ろうと思ったけど、
それは「お金がある人」の選択肢だ。

これまでずっとほしいものは手に入れてきた。
頑張って手に入るものだったら、借金してでも。
今回の「自分の住みたい家」も、全く手が届かないわけではない。
少し頑張ればいいだけのことだ。

だけど、私1人の買い物ではないし、やっぱり夫に決定権はある。
私のほうが長く働いているのに貯金がないという負い目。
この町に住むことを許可してくれたという感謝。
そのうえ、さらに夫の精神的負担になるようなローンを組むことはできない。

もう手を伸ばせばすぐに届くものをあきらめるということは辛いけど、
これまで贅沢し放題で貯金してこなかった自分が悪いのだから、何もいえない。

結局、あのキャンセルした新築マンションに戻るのかもしれないな、と思った。
でも、いろんな可能性が消えていくのを感じたら、
もう家なんて買わなくていいや、と思ってしまった。
住みたくない家に住むくらいなら、この賃貸でいいや……。

いろんなことを考えすぎて、少し疲れているのかもしれない。
一度、家探しから離れてみたほうがいいのかも。

恋愛と同じで、「もういいや」と思ったときこそ、
運命の出会いが待ち受けているかもしれないし。

昨日、夫の友達が甲状腺癌になり、その彼女も癌になったという話を聞いた。
そんなことってあるんだろうか……?
でも、事実らしい。
手術は成功したけど、薬の副作用や後遺症でまだ苦しんでいるみたいだ。

そんな話を聞いていたら、家を買うなんてことで心を悩ませているのが恥ずかしくなってしまった。
今日、夫婦二人とも健康で生きているのだから、
これ以上の贅沢を望んだら、バチが当たる。

あきらめや、やけっぱちの「もういいや」じゃなくて、
もう少し穏やかな「もういいや」。
家のことで心を悩ませるのはやめにしよう。

でも、節約だけは続けないとね……

しゃべり続けて8時間半!!

2009-08-14 01:57:58 | 友達
昨日からお盆休み。
今年は家を買うために節約しようということで、旅行も行かない。
毎年、5、6回は旅行してるけど、たぶんあと1年くらいないだろう……

だから、今年はちょっとゆっくり・のんびりなお盆休み。

1日目の昨日。
さみーこと相場さんがうちに来てくれた。
そう、ひのきの元個別リーダーだ。
ダンナさんの仕事の関係で関東へ行っていたのだが、ようやく大阪へ戻ってきてくれた!

およそ2年ぶりの再会。
会った瞬間、なぜか涙が出そうだった。

お昼の1時半頃にうちに着いたので、お昼ご飯というか、
まあ、料理を何品か作って出して、ビール飲みながら延々としゃべった。
ひのきの話がどうしても多くなるけど、それ以外のこともいろいろ……

彼女は基本的に大らかなので、私のことを、
「ほんっと、いっつも何か考えてますね!!」と言う。

ほんと、いつも何か考えてる私……。
生きていくのに向かない性質なんだと思う。
自分で自分をしんどくするのが得意だから……。
そういう面においても、彼女は私の憧れの人
明るくて、気さくで、大らかで、でも人への思いやりと気遣いがあって、
謙虚で、芯が強くて、頑張り屋さんで、頭がよくて、仕事ができる。

私がそう言うと、「やめてくださいよ~」と嫌がるけど、
でも、やっぱりずっと私にとっては憧れの人だ。

まあ、目指してもなれるものじゃないので、
目指す、というよりは、「こういう素敵な人と友達になれてよかった」と思う。
幸せなことだなぁ……

そして、いろんな話をして、ヒートアップして、
なんと、気づいたら夜の10時……
8時間半もしゃべっていた……
さすがに最後のほうは、二人ともフラフラで、目がしょぼしょぼしていた。

でも、楽しかった!!
2年ぶりだから、話すこともいっぱいあって、とにかくしゃべり続けたけど、
よく考えてみたら、これからはいつでも会えるんだなぁ。
本当に嬉しい。

彼女が帰った後も、しみじみそのことを感じていた。
そして、やっぱり「いいオーラ」をもった人と一緒に過ごすといいなと思った。
自分もその影響を受けて、とても幸せな気持ちになれるから……。

よいお盆休みのスタート。


ささやかな幸せ

2009-08-11 20:19:15 | 生活
明日から5日間、お盆休み~

……なんだけど、仕事が終わらん。
「お盆休みに入るので、早めにラフ案出してください」
と昨日言われてしまい、ちょっと予定が狂った。

今、ものすごい睡魔と闘うために、ビールを飲みながらこれを書いている。

今月は貰い物が多い。

家を買うためにようやく「節約」という言葉を知った私に、
神様が優しく手を差し伸べてくださった

金曜、夫の実家の田舎から、うどん、すだちポン酢、緑茶が届いた。
昨日、夫の友達からお酒が届いた。
今日、私の高校時代の同級生が、新潟土産といってお酒を1本くれた。
今日、夫の実家から、米、かぼちゃ、じゃがいも、そうめん、すだち、お菓子が届いた。

素敵

物品支給、大歓迎。(特にアルコール類)

それから、今日は「ささやかな幸せ」を感じる出来事があった。
ささやかすぎて書くのも恥ずかしいくらいだが……。

塾の横にある、和菓子屋。
そこで、ごくごくたまーに、お菓子を造る工程で出たのであろう、カステラの切れ端が売られている。
たくさん袋に入って210円!!

夕方以降はまず見かけることはない。
なので、テスト期間や夏期講習などの昼間に授業があるときは、
店の前を通るとき、必ず目を光らせている。

そして、今日、この夏初めて出会ったのだ!!

私は一般人よりかなりの甘党だ。
甘いものを毎日食べるというのではなく、甘くないお菓子がダメ。
ビターチョコとか、はっきり言って、この世からなくなっても全然OK。
日本のお菓子も甘くないので買ってまで食べることは、ほぼない。

日本のチョコで食べるのは、ホワイトチョコだけ。
チョコレートケーキも、甘いと感じられないので、基本的には食べない。
あと食べるのは、外国製ののどがやけるほど濃厚で甘いチョコ。

そんな私がいちばん好きなお菓子……
それは、カステラ!!

カステラって、ただ甘いよね?
あの甘さがたまらんのだ。
甘さ控えめのケーキというのがあるけど、甘さ控えめのカステラってないし。
もうあの端の黒いとことか大好き!
できれば、ザラメがついててほしい!!

というわけで、隣の和菓子屋をいつもチェックしていた私。
210円でおいしいカステラがいっぱい食べられるのだから。

今日、買って塾へ行って、嬉しさのあまり、そばにいたハセガワさんとマツイさんに、
「隣のね、和菓子屋にね……」と語ってしまった。
二人とも穏やかで優しい人たちなので、こんなくだらない話も、静かに微笑を浮かべて聴いてくださった。
ううう……

授業の間の休み時間に、我慢できずにむしゃむしゃ食べて授業に戻ったら、
生徒が「せんせー、何してたん?」と聞く。
思わずポロッと「カステラ食べてた~}」と
嬉しそうに言ってしまったら、一瞬、間があって、

「……それって、俺らに言わんほうがよかったんちゃうん?

ものすごく冷静な大人ツッコミをいただいてしまった。

はい……、その通りです。すみません。

ひのきの方、これを読んでいたら、ぜひこれから和菓子屋に注目を。
見かけたら買っておいてね!
私のささやかな幸せ……

近代文学、再読週間

2009-08-11 01:28:25 | 
11日を頑張れば、もうお盆休みである。

残念ながら、全く仕事なし!!
完全に5日間休暇!!

フリーにとって、思い切り休めるというのは、「あんた、もうこの世の中で必要とされてないよ」と言われている気分になるものだ。
でも、自分だけじゃなく、世の中全体が不景気ムードなので、まだ救われる。

このお盆休みにすること。

・とっておきの「雁木」を開封する(雁木=酒の名前です)
・実家で焼肉パーティー(100g1000円の肉を食わせてくれます)
・マイホームの土地探し
・ギターの練習
・村上春樹の「1Q84」について夫と話し合う
・賞金稼ぎ

最後の賞金稼ぎとは、もちろんちょっと文章を書いて応募しようってやつだ。

いつもこんな適当な文章書いてるけど、実は、プロのライターです
本気で書けば、結構いいもの書ける……ハズ。

まあ、仕事以外で書こうというモチベーションが出来ただけでもよかったと思う。
やっぱりこうでなくっちゃね。

あと、本も少し読みたい。

夫が「近代文学のまだ読んでないやつを読もうかな」と言っていた。
まあ、夫も一般人よりは本を読んでいるほうだと思うけど、
「かおり、ディケンズって読んだことある?」
と聞いてくるくらいだからなー。
「クリスマスカロルとか、大いなる遺産とか?」
とすぐに答えられる自分が好き……

では、私の好きな、読んでほしい近代文学勝手にベストを。

<日本文学編>
1位 『正義と微笑』太宰治
2位 『路傍の石』山本有三
3位 『菜穂子』堀辰雄
4位 『雪国』川端康成
5位 『蘆刈』谷崎潤一郎

<海外文学編>
1位 『エミリー』シリーズ モンゴメリ
2位 『大地』パール・バック
3位 『ジェーン・エア』シャーロット・ブロンテ
4位 『若き詩人への手紙』リルケ
5位 『変身』カフカ

だいたい読んだことがある人だったら、
私という人間がなんとなくわかる選択だと思う……

この中で『菜穂子』が若干、異色な感じがするけれど、
これは大学3回のときに、半年くらいかけて研究していた作品なのだ。
自分が書く文体が完全に堀辰雄になるくらい、読み込んでいた

最近、私自身は、久しぶりにエミリーシリーズと、それからここには挙げなかったが、
漱石の作品を全部読み返したいなぁと思っている。
ちなみに漱石で好きなのは、『三四郎』『虞美人草』『草枕』である。

こういう文学について話し合える人がいたらいいんだけど……
まあ、残念ながらなかなかいないのである。

ひのきにも、最近、文学部っていないのよね。
っていうか、世の中に存在してるのか?文学部って……
もう過去の産物……?


ビールは、清涼飲料水。

2009-08-10 11:23:03 | 生活
やっぱり雨だったけど、昨日は無事、室内で浴衣の会が行われた。
雨女・雨男の犯人も見つかった

浴衣好きな山守さんも来てくれて、久しぶりに会えて嬉しかった。
「一般女性の浴衣姿は久しぶりです」と言うので笑った。
相変わらずだ……
一体どんな店に出入りしているのやら……

男性陣の浴衣姿もなかなかのもんで……
なぜか私が着付けしてあげてたけど
男の人の帯なんて、初めて結んだわ。

そして、まこちゃんとケンカ(?)をしてしまったが、最後は仲直りできてよかった
買い出しに行っても、私の好きそうなものを選んでくれていた、と聞いて、
疑って悪かったな……と反省。(本当は感動してたの……)

ちょっと気になっているのは、新人の木村さんとしゃべっているとき、
またいつものクセでだんだん雄弁になってきて、
偉そうに人生経験(仕事のこと)を延々と語ってしまったこと……。
(夫の友達がうちに来ると、よく犠牲になるやつだ)

私は熱心に聞いてくれる人がいると、ついつい嬉しくなって話しすぎるんだよなぁ
途中、ちょっとしんどかったんじゃないかな?
今度会ったら謝っておこう……
(そのうえ、最後は氷を買いに行かせてしまった)


終電で帰っている途中、夫からメール。
「ビール飲みたいから買ってきて~

というわけで、さんざん飲んだ後だというのに、
帰宅後もまた夫とビールを飲んでしまった。

やっぱりビールって、最近はもう「お酒」と思えない。
ビールは、清涼飲料水!!
(さあ、皆さん、ご一緒に!“ビールは、清涼飲料水!”)

そして、昨日はビール以外、あまり飲むものもなかったし、全然酔わなかった。
飲み会でこんなに素面って珍しい。

でも、朝起きると、ちょっとけだるい……
台風のせいで大雨やし。

今日は、どうしても仕上げないといけない原稿がある。
午後から頑張ろう。

7月はかなり営業を頑張ったのだが、しっかりお盆休みがとれそうなのが怖い
4社に登録してもらって、早速1社から仕事をもらった。
あと、登録待ちが他に3社。
案件に応募しているのが2社。結果待ち。
とりあえず、地道に頑張るしかない。
不景気を肌で感じるよ……

家探しの件もあって、いろいろとふさぎ込みがちなこの頃だけど、
たまには大勢でパーッと飲むのもよかったな。
(基本、2人とか3人とかが好きなんだけどね)

浴衣の会が終わると、夏も終わる感じがする。
今年は、いい夏だ。
ビール飲んで、不景気なんて吹き飛ばそう!

明日は浴衣の会

2009-08-08 12:55:24 | 想い
もう10年くらい前になるだろうか。
ひのきには山守さんという講師がいて、彼は浴衣姿の女性が大好きだった
その端正な顔立ちと長身と、上品な雰囲気に似合わず、浴衣の話をすると人が変わったようにニヤニヤ嬉しそうにする

そこで、彼を喜ばせるために考案したのが「浴衣の会」。
最初は夏期講習中の単なる飲み会だったのだが、
私が「浴衣の会」と題し、女性講師陣に浴衣着用を促したところ、
山守さんが大喜び!

ひのきビルの屋上をビアガーデン風にしたのも、この浴衣の会が始まりだ。

それからというもの、今年もやろうか……、また今年もやろうか……と、
毎年行われるようになった。

私がひのきを辞めた後も、別の講師によってそれはちゃんと引き継がれ、
もう今ではすっかり夏の恒例行事となっている。
山守さんを喜ばせる目的だったのに、いつの間にか男性陣も浴衣を着るようになったし(笑)
単なる飲み会だったのに、毎年何か芸をやってくれる人も出てきたし(笑)
どんどん発展してきている。

昔は、私が毎年みんなに呼びかけ、ポスターを貼っていたのだが、
途中から定着し、そんな地味な活動も必要なくなった。
今ではもう当たり前のように他の講師がみんなに呼びかけてくれるし、
「今年はいつやる?」と、みんなが楽しみにしているのを見ると、
伝統は引き継がれていくんだなぁとしみじみ思う。

しかし……

今年の浴衣の会は明日なのだが、どうも天気が悪そうだ。
雨マークが出ていた

これまでずっと浴衣の会が雨になるなんてなかったのに、
去年と今年と2年連続で雨かも……。

これは、今の講師の中に強烈な雨男(女)がいるのでは?
にわか雨みたいなので、なんとかもってくれるといいのだけど……。

そして、私は何か料理を作っていくのがお決まりなのだが……
これが難しい。

家でもてなすなら、何でも作れるんだけど、
15人くらいの人数に対応できるもので、持っていけるものとなるとなぁ

今年は面倒やからやめとこうかな……なんて密かに思っていたら、
つーはんが「今年も料理、期待してますよ!」と言ってくれたので、
「う、うん……」と後には引けなくなってしまった

ありがたいお言葉……
これは応えなくては……

とりあえず、私は浴衣を着られて、酒が飲めたらいいんだけどね。
今年はみんな浴衣着るかな?
既に買ったという声や、買わないことに決めたという強い決意やら聞いている。
私は浴衣好きで、5、6着あるから、どれを着ようかなぁと毎年楽しみだ。

ちなみに、「お酒2本買ってあるんで、持っていくわ!」と言っていたのだが、

我慢できずに飲んじゃいました……
↑ダメ人間……

明日、天気になりますように