明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

真夜中のおばんざい屋

2012-01-31 17:40:09 | 生活
今日は寒いけれど、太陽の光が暖かい。
南のベランダに洗濯物を干しに出たら、風もなく、日向ぼっこでもしたいくらい暖かかった。
むしろ、陰になる家の中のほうが冷える。

朝日を浴びながら、ゴスペルを聴く。
なんだか心が洗われる。

仕事があまり忙しくないので、最近は主婦業をきちんとできている。
それは精神的にかなりいい。

今年は、自分ひとりで「もったいない運動」をやっていて、
当たり前のことなんだけど、とにかく食べ物のムダを出さないよう気を配っている。
昨年は野菜を腐らせたり、賞味期限切れのものをゴミにしてしまったりということが多かったので、今年は徹底してムダを出さないようにしているのだ。
そのためには、まず「買わない」こと。
できる限り、家にあるものを使うことを考えている。
だから、冷蔵庫がすごくスッキリ。
でも、こまめに料理はするから、すぐに食べられるおかずは何品か入っていて。

夫が夜中に帰宅して、小腹がすいていると冷蔵庫や鍋の蓋を開け、「おいしそうなものがいっぱいある」といつも喜んでいる。
(だいたいはお弁当のおかずなのだが)

昨晩も、真夜中1時過ぎて帰宅。
「夜ゴハン何も食べてない・・・」と買ってきたプレミアムモルツを片手にふらふら。

サゴシの塩焼き、白菜の卵とじ、かぶとお揚げさんの炊いたん、きんぴらごぼう、菜花のおひたし、ハンバーグ・・・
キッチンにおかずがいくつも並んでいるのを見て、「ちょっとずつ食べたい」というから
3品ほど選んで少しずつ盛り付けて出してあげた。

「あれとこれちょうだい、って選べるのがおばんざい屋さんみたい~」と喜ぶ夫。
ビールを飲んで、温かいおかずを口に入れた。

「・・・うまい・・・」

いつも私の作るものを美味しいと言ってくれる夫だけれど、昨日はしみじみと、思わずこぼれたようなその一言が、なぜか自分の心にもしみた。

「あー、うまい、『かおり亭』最高!あー、なんか元気になってきた」
と一口食べるたびに幸せそうな顔をしている夫を見ていたら、涙が出そうになった。

私のほうが幸せすぎて。

夫は毎日12時過ぎないと帰宅しないので、結婚してから、平日に一緒に夜ゴハンを食べたことなんて記憶にない。
私は1人暮らしが長いから、それを淋しいとは思わない。週末は一緒に食べられるし。
たまにこうやって、帰宅してから少しつまむときがあるけど、私は食べ終わっているから、夫の横で控えるようにして食べるのをじっと見ている。

そんなとき、人のおいしい顔を見るのって、幸せだなぁといつも思う。
それが自分の作ったものなら、なおさら。

普段、自分が忙しいと、夫にもあまり美味しいものを食べさせてあげられないけど、
夫が一年で一番忙しい時期の今、私は少し余裕があって、毎日ちゃんと家事をできることがすごくうれしい

いつも仕事のこと、自分の人生のことで頭がいっぱいだけど、
最近はちょっと余裕をもって、暮らせているように思う。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あんこ)
2012-02-01 15:24:23
かおり亭最高!
やさしいかおりん最高!
ようがんばってはる旦那ちゃんも最高!
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Unknown (かおり)
2012-02-01 23:39:33
ありがとう

またかおり亭に来てね。

あっ、食事会で会えるね~
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