明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

牡蠣ツアー&お知らせ

2012-02-13 01:01:52 | 生活
昨日はこの3年ほど恒例になっている「牡蠣ツアー」へ行った。
参加はあやとふみことうちの3家族。
場所はもうちょっとで岡山という兵庫県の西の果て、坂越。

これが、まあ遠い
うちの最寄り駅からちょうど2時間。
駅でふみこ夫妻と待ち合わせて、芦屋からあや夫婦が乗り込んだ。
坂越からはタクシー。

お店に着いてみると、今年で3年目だが、今までにないほど込んでいた。
なんと2時間待ち!
ここまで2時間かけて来ているので、帰るわけにもいかず、ひたすら待つ。

そうして、食べた牡蠣がこれだ。




↑こんなふうに炭火で焼く


身はふっくら




↑穴子も美味しかった

しかし、2時間かけて行って、2時間待って、食べたのは1時間ちょっと
なんか淋しかったなぁ。
でも、すごい行列ができているので、のんびりおしゃべりをするムードでもない。
食べるだけ食べたら、早々に引き上げた。
残念・・・

朝9時前に家を出たというのに、帰りはもう夕方。
芦屋に着いたのが6時だった。

この後、二次会で、ふみこ夫妻は帰ったが、4人でおいしい焼き鳥やさんに連れて行ってもらった

狭い店だと聞いていたので、勝手にオッサンのたまり場みたいな店を想像していたら・・・
さすが芦屋!!
カフェと見まがうような、おしゃれ~なお店。
そしてグルメな二人が言うだけあって、めっちゃ美味しいし、少数精鋭でいいお酒も置いている

焼き鳥だけじゃなく、サラダを頼んだら温野菜だった!


こういうのもオサレ~

夫と二人、田舎者丸出しで、「おしゃれやなぁ、さすが芦屋!」と興奮する(笑)

その後、4時間くらい飲んでしゃべった。
私は、中学時代の辛い思い出を話して泣いた(笑)

牡蠣ツアーもそうだけど、楽しい時間だった。
こうやって、夫婦が集まって遊べるのはいいなぁ。

帰るともう酔っ払ってしんどくて、そのまま寝てしまった。
でも、楽しい1日だった。

最近、夫が私によく「かおり、大丈夫か?弱ってるなぁ」という。
夫が言うには、私が有山じゅんじのCDを聴き、「くよくよするな」的なポジティブシンキングを薦めるみたいな本を読み出すと、「あー、かおりは今元気がない」と思うらしい

確かに、元気ないかなぁ・・・

そういう時に、四半世紀を共にしてきた友達と会うのはいいな。
ああ、今日も生き延びたと、大げさだけどそんな感じで、眠りについた。

なぜ自分がこんなふうなのか、何を悩んでいるのか、なんで苦しんでいるのか
そんな話ができればもっと楽になれたのかもしれないけど、
やっぱりうまく話はできない(隠しているとかじゃなくて)

※突然ですが、今日でこのブログを閉鎖しようと思っています。
 でも、別に始めます。もう少し書きたいことを書きたいので。

 新しいブログを読んでみたいという方はメールください。
 URLをお伝えします。(名乗ったり、感想を書いたりする必要ないです)
 kaopi2004@nifty.com
 ↑こちらまで(友達は携帯でも何か連絡くれたらOKです)

お金愛好者への道

2012-02-08 16:17:55 | 生活
最近、ブログをあまり更新していないのは、忙しいからではない。
書くほどの話題がないのだ

こんなしょうもない私の日常など披露しても、何の興味ももたれないだろうと思うような平穏な日々。

よく言えば、平穏。
何よりじゃないか!

悪く言えば、ツマラナイ。
なんで?

つまり、私は「平穏な毎日」=「ツマラナイ」と考える人間なのだな、ということがわかった。

毎日退屈であくびが出そうだ。(出ないけど)

かといって睡眠時間が増えるわけでもなく。(だいたい5時間前後)

毎日ひたすら料理をしているので、食べるものだけは豊富にある。
「もったいない運動」も続けている。
禁酒も私にしてはかなり頑張っている。

お金があれば、パーッと飲みに行くんだが、またもや底をついてきた。
一時期うるおっても、すぐ使ってしまうから、収入が減ると急に心細くなる。
今日はJCBカードのたまっていたポイントを5000円分のギフトカードに交換した。
これで少しは足しになるだろう・・・

なのに、さっきアマゾンで本を買ってしまった・・・ああ・・・
最近編み物をしていて、家には山ほど毛糸があるのに、毛糸もちょこっと買ったよ・・・
ああ・・・セールに負けた・・・
売り手の思うツボである。
こういうお金の遣い方は若い時からまったく変わらない

「お金がたまらない人は、お金が入っても出て行く流れがあるからダメなんだ」
ということを本で読んで、なるほどな、と思った。
「あと100万くれ!」といつも思っているが、あと100万あったらそれも流れていくんだろうな、私みたいなタイプは。

前にも書いたけど、お金持ちになるには「お金」を好きにならないといけないという。
紙幣の匂いを嗅ぐのが好きとか、手触りが飽きないとか、見ているだけで幸せとか・・・
そんな変人レベルで愛さなければいけないらしい

私はその正反対で、お金を持っているとなぜか早く遣いたくて仕方がなくなる。
なんとかお金を愛そうと思うのだが、どうしても興味がもてない。
何か秘策はないかと考えていたところ・・・

今朝、まだ寝ている夫を見てギョッとした

枕にこんなタオルを敷いて、その上に頭を乗せていたからだ。




どこに売ってるねん!

私は夫が前からこのタオルを持っていることは知っていたが、イヤなのでタオル棚の奥のほうにしまっていた。
それなのに、引っ張り出してきて、なぜか枕に敷いてるよ・・・

きっと億万長者になる夢でも見たことだろう・・・

いやいや、バカにしてはいけない。
もしかしたら、こういうことが大事なのではないか?
今日からこのタオルを借りて、毎日使っていれば、私もお金が好きになるかも?!

とりあえず、私のツマラナイ毎日に、天然の笑いを運んでくれる夫に感謝

人生を表す一文字

2012-02-06 12:09:04 | 想い
フェイスブックを見ていたら、仕事関係の人の記事に
「漢字一文字で人生を表すって難しいなぁ」
と書いていて、いろんな人が「私はこれ!」というのをコメントしていた。

「遊」「食」「楽」「行」「王」・・・

いろんな文字が並んでいるのを見て、私は何だろうな、と考えた。
人生を表すとなると、好きな言葉とか、信条とはまた違うわけで。
確かに難しい。

でも、考えて、結局思いついたのは1つだけだった。
(「酒」じゃないよ!笑)

「情」

自分の中でこれ以外には候補も挙がらなかったし、
思いついてみると、なんだかしっくりきた

情熱の「情」でもあるし、感情の「情」でもある。
情が深いの「情」でもあるし、情緒(不安定)の「情」でもある。
人にかける、またかけられる「情け」でもある。
そして、「情けない!」と自分自身に嘆くときの「情け」でもある・・・。

自分の人生って、良くも悪くもそんな感じだ

ちなみに、夫に尋ねてみたら、即答で「走」と返ってきた。
こういうのはじっくり考えるより、インスピレーションのほうがいいんだろうな。

しかし、これってなんか流行ってるの?
友人のブログをさっき覗いたら、まったく同じタイトルの文章が書かれていた。
その友人は「学」だった。
高校のミニ同窓会で、この話題になったという・・・

漢字っていいなぁ。
たった一文字でいろんな想いが表せて。
アルファベットじゃ、こうはいかないもんね。

そういえば、昨日、「笑四季」というお酒を飲んだ。
読み方は、「EMISHIKI」。
ラベルにローマ字でもこう書かれてあった。

私は、このお酒の名前って、すごく素敵だなぁと思った。
漢字を見ているだけで、ぐっとくる。
下手したら、目頭が熱くなるほどだ(←変人)
例えば、「都忘れ」という花があるけど、この花の名前も、漢字を見ているだけでぐっとくる。
この名前だけで、いろんなドラマが瞬間的に動き出して感情になって襲ってくる感じ・・・(わかるかなぁ?)

そんなことを情緒深く考えながらテイスティングしていたら、夫がラベルを見て言った。
「この『SHIKI』って見ると、漢字は『式』しか思いつかへんわ」

えっ、そうなん?

何を言っているのかよくわからなかったが、軍事マニアのお兄さんの影響で、
「SHIKI」というと、「~式」とかいう、戦闘機?武器?のことしか頭に浮かばないらしい。

意味がわからない・・・

私は「四季」しか思い浮かばないけどなぁ・・・

これが日本語の面白いところ。
同音異義語

※たぶん、これから私に会う人、みんな「人生を表す一文字」を聞かれると思うので、回答ご用意を!

狭い範囲からも見えるもの

2012-02-03 00:04:02 | 想い
一日中、雪がちらついているような、そんな寒い日だった

雪に埋もれて生活している人もいるんだなぁと、
テレビで雪かきをしている人たちを見ながら思う。
雪の中、車が何百台も立ち往生していた。
大変だということはわかるけれど、雪の怖さを知らない私には実感が湧かない。

夏は35度を超える猛暑。
冬は大雪。
秋は台風が来て、洪水が起こって。
梅雨の時期はじめじめと長く、
湿気が……、乾燥が……と季節によって正反対の対策を練って。
しょっちゅう地震におびえて。

日本人は、本当に自然と向き合って暮らしているんだなぁと、そんなことを思う。

向き合って、寄り添って、恩恵を受けて、闘って、感謝して。
ずっとそうやって生きてきたのだ。

長い歴史の中で、自然と上手に共存するやり方を学んできたはずなのに、
戦後、それが少しずつ崩れ始めたように思う。
便利になった、克服できた、そんな部分は多々あるにしても。
どこかアメリカ的な、自然を人間たちの前に屈服させようという、そんな感じが否めない。
「支配」ではなく「共存」することを良しとしてきた日本人だから、どこかで歪みが出ているのではないだろうか。
原発問題、然り。

開国や民主主義まで遡って否定はしないけれど、
便利な文明を使いこなしながらも、自然の前で時折立ち往生してしまう日本人を見ていると、
ふと、そんなことを思ってしまったりもする。

ドラマ『北の国から』のワンシーン。
吹雪で車が動かなくなり、雪に埋もれて捜索不可能になってしまったとき、馬だけがそれを嗅ぎ当てる。
トラクターで田を耕すようになり、役目のなくなった馬だけが。

ドラマと区別もつかないほど実感の湧かない大雪の映像を見ながら、そんなことを思い出していた。

日本は小さいけれど、広いなぁ。
いや、私が狭い範囲で生きているだけか。

昔は、だから、旅をした。
自分とは違う生活を見たかった。感じたかった。
でも、所詮、旅人は通りすがりの人でしかない。

そのことに気づかされた。
それが、何よりの収穫だったとも思う。

・・・今日はお酒も飲んでいないのに、つらつらと何を書いているのだか

久しぶりに、結構長い記事を書いたからかなぁ。
この間の講演会のパンフ。
長いといっても、4000文字かそこらだけど。
やっぱりこれだけの文章量を、紙面構成考えながら書いて形にするのは楽しい。

長い取材のときは録音するけれど、私はそれを聞き直したり、いわゆる「テープ起こし」をすることがほとんどない。
取材内容は全部メモしているからだ。
「速記できるんですか?」と聞かれることがよくあるが、できない。
普通の日本語で必死に書いている。

なぜって、テープ起こしが嫌いなのだ。
時間がその分、よけいにかかるし、二度手間になるから。
それに、全部メモる気持ちで取材していると、集中力が単に聞くだけよりもはるかに高くなるので、内容がしっかり頭に入る。
だから、内容を覚えてしまっているので、構成が早い。
あとは、メモで言葉を拾って文章に作り直していくだけでいい。
どうしてもわからない箇所だけ、録音を聞くことはあるが・・・。

インタビューならいいが、これが講演会となると大変だ。
2時間、人が話し続けているのをすべてメモるのだから。
でも、今回もなんとかメモだけで記事ができた

今日デザイン事務所に送ったら、「完璧です!」と言われた。
いろいろ褒めたメールが来た。
めちゃくちゃうれしかった。
久しぶりに人に仕事を褒められたような気がする・・・(言葉にして)

やっぱりこういう仕事をしていかないとだめだな。
自分の得意分野で勝負する。
いい仕事ができると、気持ちいいもん

それに、人を取材すると、少しだけ「範囲」が広がる。
狭い世界で生きている自分だけど、もう少しだけ見えるものが増える。
それが楽しくて、この仕事を辞められない。