明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

サクセスストーリー

2010-02-26 00:18:52 | 仕事
引っ越し日が決まった。
3月11日

家の引き渡しは4日の予定。
もうすっかりできている。
2、3ヶ所気になっているけど、基本的には満足している。
こじんまりと、あったかい、可愛いお家になったと思う。

しかし、急に引っ越しが決まったため、忙しさも倍増!
荷造りは勿論、買い物やら手続きやら、やることいっぱいだ。
なのに、仕事はどんどん入ってくるし、塾は入試前やし、
確定申告もせなあかんしで、ちょっと混乱している。

今日も朝から打ち合わせ。
数年前から仕事をさせてもらっているところから、新たに冊子の制作を頼まれた。
50ページくらいあるんだが、
「構成、取材、ライティング、編集と全てお願いします」とのこと。
「ま、いわゆる『丸投げ』ってやつです(笑)」
と担当者が笑って言うからとりあえず笑ったが、
実際にはあまり笑えることではない

でも、内容はとても興味深い。
簡単に言えば、限定された対象者へ向けての就活マニュアルみたいなものだ。
取材中心でライティングできるのもいい。
また、冊子といえど本のような形になる仕事はやはり嬉しい。
こんなふうに自分の実績となるような仕事は断れない。断りたくない。
報酬も●十万円になるし…

ただ、納期が短く、これを一人で3週間でやれというから驚きだ。
ただでさえ、他の仕事と引越しで忙しいっちゅうのに……

打ち合わせを終えたらすぐに移動。
今年からスタートした、某ブランドの仕事。
今日はサイトのコンテンツの一つで、この会社のヒストリーを文章化するというもの。
そのために会長と社長に取材した。

それがまあ、会長がしゃべるしゃべる!!
それもほとんど「脱線」。
脱線8割、本題2割みたいな……?

そのため、会長で2時間。
その後、社長で1時間。
合計3時間の取材だった。

その後、授業やで

家に帰って晩ごはんの用意してから塾に行こうと思っていたのに、
そんな時間もなく、中途半端に時間が余ってしまった。
帰り道の南方のモスで、しばらく放心状態……

3時間、五感をフルに活動させながら人の話を聴きつつ、ずっとメモを取っていると、
めちゃくちゃに疲れる。
プールで500メートルくらい泳いだ感じ。
(……って、私は5メートルくらいしか泳げないが、想像すると)

でも、疲れてはいたけど、気分的にはとても良かったのだ。
今日はいろいろ褒められることが多かったので。

まず、朝の打ち合わせのとき、前回作った広告がとても好評という話を聞いた。
自分でもこれはよくできたと思っている。
一緒にやったデザイン事務所の人がすごくよかったのだ。
自分の力が1.5倍くらいに発揮できたと思う。

それから、午後の社長の取材のときも、
会っていきなり社長が言ってくれたのが、
「この間の商品コピー、とてもよかったです!」
だった。
そして、「中長期的に一緒にやっていきたい」という意味のことを言ってくださった。
本当にありがたかった。

「世界を目指す」と社長は言う。
私はこれを決して大きすぎる夢だとは思わない。
むしろ、こういうことを言える社長(たぶん私より年下)がとても素敵だと思う

ふと、ライターの駆け出しの頃、私を拾ってくれたある社長のことを思い出した。
この社長の会社も、その時はまだ40店舗くらいしかなかった。
でも、今ではその10倍の店舗が全国にある。東証一部上場会社だ。

この社長が昔よく話していたのが、
「1店舗目をオープンしたとき、僕が『100店舗作る』と言ったら、
社員も仲間もみんな笑ったんや」
信じられない夢物語だと思ったのだろう。
だけど、社長は平気だった。

「100の夢がなければ、100の実現はない」

そのとき、社長が言った言葉がこれだ。
まず夢ありき。
1の夢をもてば、現実になるのも1だけ。
でも、100の夢をもてば、100が現実になるかもしれないのだ。
少なくとも夢をもたなければ現実になることもありえない。

そして、社長は数年後、夢を実現した。

私は10年間、「夢」が「現実」になっていく様子を追い、取材し、
社内報という形で書き続けていた。
1つの会社のサクセスストーリーを目の前で見られて、それを書けるというこは、
宝くじに当たるよりも運がいいと思った。
それくらい、すごい経験だった。

だから、今日取材した社長が、自分たちのブランドが目指すのは世界なんだというのを聞いて、どきどきした。
また、そばでそれを見られるのかな、と思った。
決して「夢」を笑うような気持ちにはならなかった。
ただ、どきどきした。

授業が終わって、帰って3品ご飯を作って。
あっという間に夜中が来た。
ふらふらでまだこれから原稿書くけど、気分は悪くない。
まだどきどきが続いてる。

まだ飽きない

2010-02-22 20:48:18 | Weblog
これまでいろんな職業の人を取材してきた。
もう何百人かになるだろう。
カメラ屋さん、本屋さん、飲食店、ホテルマンなどわかりやすいものはもちろん、「蛍光灯のこの部分を作ってます」とか、いつも通ってるあの場所を建築したとか本当に様々で、世の中で自分がお世話になってるものは全て人の手によって生まれてきたんだと、そんなことを改めて思う。

毎日取材ばかりしていると、自分の中の一番尊い部分が刺激される。
人のことをとても愛しくなる。

工場やあまり人と接しない職業もあるけれど、商売人を取材する方が圧倒的に多い。
社長であってもサービス業の会社だったり。
商売人の話を聞くのは面白い。
仕掛けて売る。
売れるのも面白いし、お客さんに喜んでもらえるのも嬉しいしで、
商売人はだいたい生き生きしている。
「飽きないから商い」
という言葉もあるように、きっと飽きることがないんだろうな。

私もまだライターという商売には飽きていないらしい。
人の人生や想いを垣間見て、言葉に著す。
書かなければ誰にも伝わらず、いずれ忘れさられてしまうことも、書くことによって残っていく。
時には人に感動や勇気も与えられる。

まだ飽きないなぁ…
そんなことを思う帰り道。

ドアとポストがお気に入り

2010-02-22 00:14:17 | 生活
慌しい日々が続いている。
毎日取材と原稿と塾に追われ、それに加えて新居のこと諸々。

明日から金曜日までに取材が8本。
その原稿も全て今月中にアップしなくてはいけない。
その他、取材ナシの原稿もあるし、引越しの見積りもしないといけないし、
本当に時間がない。

今日、午前中に新居を見てきた。



ポストできてる!!
ドアとその横の玄関ランプも可愛い~

それに、相変わらずおいしそうだった。
カステラみたい……

ポーチ前に花壇もできていた。
早くお花を植えたいなぁ。

昨日は、夫と三宮のイケアに行って、棚と椅子を購入した。
休みの日には少しずつこういう準備もしていかないといけない。

引っ越したら飾り棚を買おうとずっと思っていた。
美術館展示レベルの作家さんの作品がうちにはいくつもある。
それをしまっておくにはもったいないので、見せるように飾りたかったのだ。

悩んだ末、総ガラス張りの棚を買った。
美術館とかアクセサリーショップにあるようなイメージ。
ちゃんと上からライトアップもできるので、一番上には舩木倭帆先生のガラスを飾ろう。
きっとキレイだろうな……

3月5日までに家の引渡しが行われることが決まった。
早く引越しの手配もしないといけないし、やることは山積みだ。
そして、こんな時に限って仕事って集中するんだよなぁ。
暇でテレビばっかり見てる週もあるっちゅうのに……

今日もまだ原稿が残っているのでこのへんで。
日記も毎日書きたいんだけどねー・・・

うさぎ効果?

2010-02-17 20:45:45 | 友達
一昨日は夜中3時半まで原稿を書いて寝て、朝も2時間原稿書いて送って、ようやく終了~
時計を見ると11時20分でギリギリ!
11時半にあやとふみこと待ち合わせていたので慌てて用意して出た。

昨日は久しぶりに3人で遊ぶことになっていたのだ
メインはふみこの家で飼い始めたうさぎを見に行くこと。
お昼を食べようということで、近所にできた中華の店へ。
ランチは安くてボリュームがあって、中華なのに優しい味で、とても美味しかった。
食べたら歩いてふみこの家へ。

着いたらすぐにうさぎと遊んだ。

可愛い~
癒やされる~

うさぎって静かで匂いもしないし、可愛いしで、いいよなぁ。
ふみこにうさぎ蘊蓄をたっぷり聞いて、私も飼いたくなった。
うさぎのいる生活かぁ…

悪くない…

うさぎを触りながら夕方までしゃべりまくった。
この日を楽しみにひたすら仕事してきたのだ。
ギリギリまでかかったけど、とりあえず抱えてる原稿を全部吐き出したので、ものすごい解放感!
あっという間に7時間。

そろそろ帰ろうかと思っていたら、ダンナさんが帰宅。
子供らを任せてふみこを連れ出していいかと聞いたらOKが!

そのまま3人でバーHOMEへ!
結局夜10時過ぎまで飲んでいた。
トータル11時間以上しゃべってたけど、まだなんぼでも話せる感じ
四半世紀も友達やってると、何も気を遣わないし、何でも知ってるし、いつまでも楽しい。

羽を伸ばすとはこのことか。
この2週間休みもなく原稿に追われ続けてたけど、完全にストレス解消できた。
楽しかったなぁ

でも、また今日から取材が始まった。
今日も歯医者さんの取材。
今月はまだあと7本も取材が入ってる!
メルマガも2本。
3月に入るとまた東京だし、帰るとグ○コの新サイトに使うテキストも。
そして、いよいよ公立の後期入試!
みんなが少しずつ賢くなってきてるのを実感できて楽しい。
ある生徒が今日「数学3やったのが4に上がった!」と言うのを聞いて、本当に嬉しかった。
夏休みは方程式も解けなかったのになぁ‥
初めて努力して達成感というものをこの子は体験したんだと思うと、少しは役に立てた気分

いろいろ忙しくなるけど、とりあえず今日は気持ちも晴れている。

うさぎ効果かな?

美味しそうなおうち

2010-02-13 22:33:25 | 生活
久しぶりに新居を見に行った。

遠くから見ても、すっかり「家」らしくなった。


テンション上がる上がる

外壁もできてる!!

本当はリアルなレンガのサイディングにしたかったのだけど、
耐久性、耐火性、防湿性、遮音性、断熱性、すべてにおいて勝るパワーボードにした。
ただ、見た目はちょっと人工的で安っぽい

近づいて見てみると・・・


美味しそう~

画像ではわかりにくいかもしれないけど、近くで見たらお菓子の家みたい。
夫と二人で
「美味しそう~!チョコビスケットみたい」
「この辺りで俺らの家が一番美味しそうやな!」
「見てるだけでよだれ出そう!」
と盛り上がった。

まあ、他の人たちは「美味しそうかどうか」を基準に建ててないだろうけど

中もほとんどできている。


リビングの吹き抜け。


リビング階段。


トイレはタンクレスだし


和室の丸窓もいい感じ・・・


玄関ホールには壁にニッチを作ってもらった。
ちゃんとライトアップもできる。


2階からリビングを見たところ
窓の外に見える庭みたいなのは、うちの庭じゃないけどね。


2階のベランダから見える南の風景。眺めがいい!


これが西側。のどか~


リビングからキッチンを見たところ。
手前にカウンターで、奥がシンクとコンロ。


無駄に広い北側のベランダ・・・

こんな感じでほぼ出来上がり。
来週は外溝工事に入り、花壇や柵、ポストができる。

ポスト~
早く見たい、ポスト~

めっちゃ興奮した。
すごく嬉しくて飛び跳ねた

中のクロスが思っていたより真っ白だったのがちょっと怖かったけど。
汚さないように気をつけないとね・・・
でも、ナチュラルな木のブラウンがアクセントになっていい感じ。

私も夫もこの家が大好き
興奮しすぎて、サントリー山崎に寄ってウイスキーでカンパイした。
(すぐ帰ったけど)

おかげでまだ仕事が山積み・・・
明日も朝から授業だし、一体どうしたもんかね



取材、いろいろ

2010-02-13 00:59:22 | 仕事
3日も4日も自分の思考を書かないでいると、腐ってくる気がする。
自分の感情を言葉にして・・・文字にすると安心する。
楽しいことも、辛いことも。


とにかく仕事が多い。
いくらでも仕事があるというのは、本当にありがたいことだ。
大変だけど、精神的には助けられる。

月曜日中に仕上げないといけない原稿が山積みだ。
小さなものだけど、インタビュー記事が10人分。
病院の記事は、がっつり2ページ分。
メルマガ1本。
商品コピー5本。

10人分のは、今週火・水と東京で取材してきたもの。
スーパーの社内報の仕事で、また社長と二人で行ってきた。
行きも帰りも新幹線の中でずっとお話し、食事も一緒にとり、
もちろん取材も一緒にし、2日間ずっと社長と行動を共にした。

とてもおしゃべり好きな方なので、一緒にいても退屈しない。
学生運動の話から、経済学の話、お酒の話、料理の話と、いろいろ聞いて楽しかった。
そのスーパーの窓口になっている方も、すごくいい人で。
なんか、シュッとしてる
(シュッとする=大阪人にとって最高の褒め言葉)
東京の人は違うなぁ、といつも思う。

東京に行くと、お昼も夜も食事をご馳走になる。
それがありがたいけど、申し訳なくて恐縮してしまう。

今回は、夜は社長と二人で天ぷら屋さんに行った。
久しぶりにカウンターで食べる天ぷら!
私には大阪でも福島に行きつけの天ぷら屋が1軒あるが、
カウンターで揚げたてを食べるって、本当に贅沢で気持ちがいい
社長に連れて行ってもらったお店もとてもおいしかった。

置いてある日本酒は、福井の「黒龍 純米吟醸」と佐賀の「東一 純米吟醸」だった。
どちらも美味しいお酒だ。
黒龍はやや辛口で、お米の旨味はあるけどそれを前に押し出すことなく、
わりとさらりと飲めるタイプ。
東一は、新酒だったので、フレッシュさがあった。
注ぐだけで香るフルーティーな吟醸香。
味わいもやはり爽やかな酸味があり、フルーティー。
お酒だけで飲むなら東一が好きだけど、天ぷらには黒龍のほうがいいかなと思う。
でも、ちゃんとこういうお酒が置いてあるのがうれしい

社長は東京に来るとよくこの店に来るらしく、店主とも顔見知りだった。
私のことを「きき酒師」と紹介してくれたら、なんとこの店主もきき酒師!

私も嬉しかったが、この店主のほうがすごく喜んでしまって、
そこから酒談義が続く続く・・・
ちょっと社長には申し訳ないくらい、二人でマニアックな話をして盛り上がった。

そんなこともあり、とても楽しい食事だった。
取材も問題なく終わった。

ここの仕事をもらえたことは、昨年の出来事で一番嬉しかったことだ。
もう一度社内報の仕事ができるなんて夢にも思っていなかったし、
何よりいい人たちなのである。
社長も、私を誘ってくれた編集の方も
だから、ちゃんといい仕事をして、お返ししたいといつも思っている。

東京から帰ると塾で・・・
私立の入試を終え、生徒はなんだか変な感じ。
緊張感と、ふわふわと。

みんなが真剣に机に向かってるのを見ていると、またちょっと泣きそうになる季節がやってきた。
あと1ヶ月でお別れ・・・
入試が早い子は、もう数日でお別れだ。

この時期がいつも辛い。
辛いけど、楽しい。

生徒の顔つきが変わってくる。
それを見て、じんとする。また。

そして、今日は病院の取材。
結構大きな総合病院で、そこの院長先生と息子さんに取材した。

それがまあ、大変だった。
院長先生は今年80歳とかで、とにかくよくしゃべる。
とてもいい人だということは、その笑顔を見るだけで伝わってきたし、
お医者様としても素晴らしい人だった。
だけど・・・
とにかくしゃべりがすごいのだ

聞きたいことはいっぱいあるし、絶対に埋めないといけない項目もあるのに、
それに全く辿り着かない。
延々と戦時中の話をなさる
私にちょっとの口も挟ませない。

戦時中の話を聞いて1時間が過ぎた・・・

ようやく息子さんが来てくれて、なんとか取材になったが、
途中でまた息子さんが退席し、今度は学生時代のアルバイトの話が・・・

どこで終わらせようかと伺っていると、
しまった!
星座・血液型・出身地・出身大学というデータをとるのを忘れていたことに気づいた

この4項目を聞くのにまた30分・・・
ようやく「院長先生、こちら教えていただけますか?」と口を挟め、
「ああ・・・血液型は・・・」と答え始めたのでほっとしていたら、
出身地を答えた後で、またそのご実家に焼夷弾が落とされた時の話が始まった

もう一息だったのに・・・

そこからまた30分。

・・・・・・・・

なんとか無理やり終わりにして、挨拶をして病院を出た。
院長先生の姿が見えなくなったとたん、カメラマンの人がこらえきれないように大爆笑。
私が困っていたのがよほどおかしかったらしい。

「ちゃんと取材できたんですか?」と笑いながら聞く。
「なんとか・・・。ほとんど戦時中の話でしたけど」

また大爆笑。

「出身地まで来た時、やっと終われると思ったんですけどね、また焼夷弾の話が始まって・・・」
「ひゃはははは!」

そして、駅で「本当に、お疲れ様!」と声をかけられ、カメラマンの方と別れた。

ほんまに疲れた・・・
2時間半、ほとんど口も挟めず、ずーっと人の話を聞くだけって、
たぶん想像以上に疲れるよ。

電車の中でぐったり・・・

でも、本当にいいお医者様だったんだ。
それだけは確か。
笑顔が素敵で、とても優しく知的なおじいさんという感じで。

取材はうまくいったとは言えないかもしれないけど、
こんな中でも「あっ!」と思う瞬間があったから満足。
その人の一番美しい心や生き方に触れる瞬間・・・

「患者さんにね、ありがとうって言われるとやっぱり嬉しいよ。
でも、死ぬこともある。
死ぬのは嫌だね。慣れない。何年やっても。
これだけは慣れない。
・・・神の手をくださいって、思う」

これを聞いて、心が震えた。

神の手をくださいって、きっと本当に何度も何度も人の死に立ち会うたびに、
自分が助けられなかった患者さんを目の前にするたびに願ったんだろうな・・・
この一言で、院長先生の医療に対する姿勢が見えた。

いい原稿が書けると思う。

人の生き様を、想いを、言葉にする。
この仕事をいつも誇りに思う。

私が書きたいのはいつだってこういうことだ。
歴史に残るような偉い人のことじゃなく、
すぐ隣にいるような普通の人の生き様。

今日は本当に疲れたけど、結果的にはよい取材だったな。
(疲れすぎて眠ってしまい、原稿が遅れているが・・・
また土日休み返上で書き続けなければ・・・)

健康を維持するために

2010-02-08 09:55:00 | 生活
最近、体の調子がどことなく悪い。

風邪をひいているわけでなし、何がどうというわけでもないのだが、
なんとなく血のめぐりが悪くなっているような気がするのだ。

考えてみればもう3年以上、健康診断を受けていない。
基本、健康優良児(?)なので、病院にも行っていない。
自営業なので強制的な健康診断もない。
夫が一流企業に勤めていると妻も健康診断を受けられるようなのだが、
生憎、中小である。
自分で何とかするしかない。

町の健康診断だと、数百円~千円くらいである程度の診断は受けられる。
でも、なんかあまり信用できない。
いつも思うのだけど、あの程度の診断で悪いところが見つかるくらいなら、
もう既に手遅れなんじゃないかと思うのだ。

いわゆる人間ドックというのを受けてみようかと思ってみたりもするが、
病院嫌いなので、行くのが億劫だ。
そのうえ、個人で申し込むと5万円以上する。
こういうことを考えると、やっぱり会社勤めというのはそれなりの価値があるんだなと思う。

とにかく、右手の痺れをどうにかしたい。
原因は首の椎間板ヘルニア。
3年前に治したのに、最近また再発している。
とりあえず枕なしで寝れば、ちょっとした痺れで済むが、
枕をして寝てしまうと最悪。
痺れを通り越した激痛で目が覚めてしまう。
今もそうだが、起きてからもしばらくは痺れが続いていて、
キーボードを打つ指先がじんじんする。

運動不足もある。
もう少し体を動かすことが必要だ。
こんな歳だし、そろそろ体のことには気を配らないと……。
最近、週に1.2回は休肝日を作るようにしているけど。

会社勤めじゃない人たちは、健康診断を一体どうしてるんだろう。
今度聞いてみよう。

さて、今日は夕方、塾に行くまでに片付けないといけない原稿が山ほどある。
結局、この土日もずっと仕事だったなぁ
そして、明日から東京出張だ。
これはとても楽しみ

仕事があるってことは本当にありがたい。
ライターとしての私を拾ってくれた人たちには、いつも感謝している。
今日もがんばろう

2月の酒、仕入れ

2010-02-06 00:58:09 | 
今日は取材の帰りに思いついて、酒を仕入れてきた。

リアル店舗が大阪と京都に1店舗ずつ。
ネット店舗が4店舗。
合計6店舗から順番に酒を購入している。

どこもおいしい日本酒をこだわって揃えているのだけど、
やはり店主の好みと土地柄が出る。
なので、なるべくいろんなところから買うようにしている。
これも勉強。
家だけで、年間100種類くらいは飲む。
そこまで飲んで、ようやく日本酒のいろはの「い」くらいはわかるようになった。
それくらい、日本酒は奥深い。

日本酒に合わせた料理を考えて作るのも楽しいが、
まあ、それは所詮、素人のやることだから、
プロの料理人にかなうはずなどない。
でも、その1つ1つの味わいをどんな言葉で表現するか・・・
それは私の本職。
きき酒をして、それをデータファイルに入力していくのは、楽しみでもある。
これはきっと、私の財産にもなるだろう。

今日は本当に久しぶりに山中酒の店へ。



↑購入したお酒たち。

遊穂は大好きなお酒の1つだけど、いつも紫ラベルのものばかり買っていて、
こんなピンクラベルを見たことがなかった。
聞けば、やはり今年初めて作られたとか。

遊穂と貴は早速1合ずついただいてしまった。
貴も久しぶりに飲んだけど、おいしいお酒だなぁ。

山中酒の店は、いっぱい試飲させてくれて、それから購入できるのが良い。
自分の好みの酒というのはわかっているから、試飲するまでもないのだけど、
単にいろいろ飲みたくて、あれこれお願いしてしまう。
るみ子の酒のあらばしりもおいしかったが、一升瓶しかなかったのであきらめた。
でも、東洋美人はあきらめきれず、一升瓶を抱えて帰って来た

これは2月のお酒。
さて、1ヶ月もつのやら……

今日は取材もうまくいってよかった。
歯医者さんの取材だったんだけど、先生がものすごく勉強熱心で
信念があって、熱い人だった。
そして、「M」だった。

思わず、「先生って、Mですね!」と言ってしまった
怒られなくてよかったと思う・・・

でも、本当に素敵な先生で、お話も面白くて、
気がつけばすぐに2時間……。
先生はまだしゃべり足りない感じだった。

今月はまだまだ病院関係の取材が続く。
なかなか面白い

そして今日、やっぱり職業に貴賎なしだな、と思った。
これは、逆説的かもしれないけど。

歯医者という世間的にはエリートな職業。
でも、同じ歯医者でもお金をもうけるために、わざと2、3年で治療に来させるように
中途半端な治療をする先生もいる・・・という話を聞いた。

汚い。

だから、どんな仕事だって関係ないんだと思う。
まっすぐに誇りをもって、誠実に仕事をすることが大事なんだ。
それが、どんな仕事かとか、どれだけ稼げるかとか、会社の大きさとか、
全く関係ない。

そういうことを肌で感じられるのが、取材のいいところだ

ただ、後で営業さんに聞くと、この先生、文章にすごくこだわりがあるそうな。
前回取材したライターさんは、校正で1時間も電話して、困らされたそうな

「覚悟してくださいね」と営業さん。
「だ、大丈夫です!!」と私。

こういう話を聞くと、よけい燃えるんだよなー。
前回のライターさんが苦しめられたなら、じゃあ私は一発でOKもらおうじゃないか!
そんな気分にさせられる。

火をつけられた

まあ、とりあえず、今日は酒でも飲んで落ち着こう……


今日は熱燗飲んでます

2010-02-04 23:48:17 | 生活
は~・・・
何を書いていいのやら。
今週はそんなに忙しくもなかったのだけど、細かなことがいろいろあって
単に「慌しかった」。

飲み会もなく、家でもそんなに飲まず、
朝昼晩と自分の作ったものを食べ、
とても健康的に暮らした。

ただ平和に毎日は過ぎてゆく
こういうときって、感情があまり揺れないので、
いい方向にも振れない。

振り子の原理。
マイナスの感情でも大きく振れると、プラスの方にも振れるので、
何か文章が書きたくなる。

平和な日々は、振り幅が小さすぎて、想像も創造もできない。
これが「一般人」の証拠。
天才は、平和な日々においてドラマを生み出せる。

今日はあまりに体が冷えたので、なんだか熱燗が飲みたくなって
ローソンで買ってきた「小マシな」日本酒を燗にして飲んでいる。
(家の日本酒ストックがきれている)
そしたら、ちょっとだけ「振り幅」が大きくなってきた。

これが「酒飲み」の証拠。
一般人は、酒を飲んだくらいで情熱的にならない。



↑熱燗飲んでます。(今撮った)
ニッカウイスキーの樽のペン立てに、ジャックダニエルのマウスパッドと、
徹底して酒グッズで固めた私の仕事机
もちろん、ペン立てにはサントリーウイスキーの樽材で作ったボールペンが!

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しかし、こんな平和な日々も今日まで。
明日から怒涛の取材&原稿Days・・・
初めての病院取材なので、楽しみ~

来週は東京1泊2日でスーパーのオープン取材。
と、また病院。

この後も、2月はガンガン取材が入る予定だ。

取材は本当に面白い。
いろんな人に出会え、ほんの少しだけその人の生き方を垣間見れる。
それが楽しくて仕方がない。

松尾芭蕉的に言えば、「旅」に似ている。

日々旅にして、旅をすみかとす・・・だね

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最近の楽しみといえば、やはり新居のこと
もう2週間もすれば、ほぼ出来上がるらしい。



↑現在はこんな状態。
間口が狭く見えるけど、右側にまだ続きます。

次にアップするときは、たぶん外壁の色がついていると思う。
クリーム色とレンガ色にした。
ドアの前と左側には、レンガの花壇ができるので、
今はそこに何を植えようかと考え中。

この間は、中に入らせてもらったら、お風呂がほとんどできていた。
お風呂は黒っぽい壁で、床もグレーでモダンな感じ。
これに合わせて、お風呂のイスと洗面器も買おうと思っている

それから、リビングの南側は、結局庭のスペースをとれなかったので、
全面をウッドデッキにすることにした。
奥行きが1メートルくらいしかないので、そのほうが有効活用できると判断。
でも、1メートルあれば、今のベランダよりまだ広い。
花を植えたプランターを置いたら、リビングから見えてきれいだと思う

吹き抜けを見下ろすカウンターはBARコーナーにする予定。
ここは力入れなくっちゃね

あと1ヶ月ちょっとで引越しか~
なんだか感慨深い。

家が建つまではいろいろあったし、完璧な家でもない。
人から見れば、「狭い」とか「部屋数少ない」とか、欠点はいくらでも見つかりそうだ。
でも、なんだかもう自分はこの家を好きで好きで仕方がなくなってしまった。

恋愛と一緒だなー。
欠点はわかってるんだけど、そんなことどうでもよくなって、
ただただ愛してしまう。
そんな感じ。

今は早く引っ越したいなと、毎日そう考えながらも、
3年お世話になったこの古いアパートも、大好きなんだよって思ってる。
彼と最初に暮らした家が、ここでよかった。
古くて小さいけど、何十人もの人が訪れてくれたし、
いろんな思い出ができた。

引っ越す日は泣いちゃうかもなー・・・