庭の梅がやっと満開になった。

2週間くらい前からちらほら咲いて来ていたのだが、その後はずうっと冷たい西風に抑えられて足踏みしていた。だが昨日今日と春の陽気を思わせる気温になって一気に咲いたようだ。
昨日の最高気温は我が家の玄関先で19℃まで上がり、今日は午後2時で23℃を超えた。
例年の4月中旬から下旬に掛けての気温である。2月までの寒さがまるでウソのようだ。
庭中に春先の花が咲いているが、今年の異変というかいつもと違う咲き方をしたのがパンジーで、まず背丈が伸びずにずんぐりしていること、それから紫系の色のパンジーなのだが、他の色のと比べてこれでもかと言わんばかりに花数が多いのである。

2か月ほど前に購入したのだが、その時はほとんど大きさや花の数に違いはなかった。
今冬の寒さが厳しかったために伸び(成長)が悪かった点はどの苗も同じなのに、なぜか花数に全くと言ってよいほどの差が出ている。
他に鉢植えにしたのやプランターに植えたのを見ても、土質は同じでありながら紫系のパンジーの花数の多さは歴然としている。
単に紫系の方が寒さに強かったのか、その理由は分からない。
もしかしたら紫色の方が太陽光への感受性が高いのかもしれない。
色(色素)によって太陽光の受容レベルに違いがあるという新聞記事があったが、紫色がそうなら農業に応用出来はしないだろうか・・・。
今日は春本番だが、まだ当地では「春一番」が吹いていない。
春一番に乗ってわんさか飛んで来るのがスギ花粉だから、花粉症にとってはつらい時期に突入だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます