鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

節成り過ぎキュウリ

2021-08-02 21:37:43 | おおすみの風景
本格的な夏が始まって一週間。

日中はぐんぐん気温が上がり、昨日は鹿屋市でも35.2℃と初めての猛暑日となった。

今日はそれほどでもないが、それでも33℃を超えている。だが、晴れの日が続いたので湿度が下がっており、日陰に入れば何とかしのげる暑さだ。

日中の30分ほど、庭の草取りをしたが、菜園にパイプ車庫だった小さなハウスを建ててイチゴ栽培をしたところを抜いているうちに、巨大なキュウリが、ネットに這わせたツルにぶら下がっているのに出くわした。

昨日成っているのに気づいてはいたのだが、何しろイチゴ畑の雑草が半端ではない。やっと今日になって草むしりに取り掛かかり、キュウリネットの所に足を踏み入れたのである。


菜園歴20年、キュウリは毎年作るのだが、たいてい15,6本も採ったところで尻すぼみの情ない形になって行くのだが、今年は腐葉土をたっぷり鋤き込み、ビニールのマルチをして畝を雑草から守ったせいか、もう20本以上形の良いものが採れている。

と言っても、これは採るのが遅すぎた。しかし驚くことに、一節から二本がペアになっているではないか。普通は一節からは一本だけだ。しかも二本ともジャンボサイズである。

右のは32センチ、左のは26センチもある。二本の左手のキュウリが普通サイズで20センチほど、こちらは味噌を付けてまるかじりが美味い。

キュウリもこれだけ大きくなると、生では大味で水っぽい。そこで、割って種を取り、薄くスライスして三杯酢に漬け込むか、思い切って炒め物にするか、のどちらかだろう。どっちにしても皮の歯ごたえがあり過ぎるので、スライサーで皮の半分以上を剝いてしまうのがよい。(※料理の方は主に家内がやるので、以上は受け売りである。)

過ぎたるは、なお、及ばざるに如かず。キュウリについて言うと、まさにこの格言が当てはまる。小ぶりのキュウリの方が風味も、しゃきっとした食感も、一枚上だ。


今日は村上茉愛選手が体操の種目別競技の「床」で銅メダルを獲得した。日本の女子体操オリンピック史上、個人では初のメダリストだそうだ。他の選手たちと比べて超小柄(148㎝)だったが、キビキビ感は抜群だった。