鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

山村御流いけばな展(横浜高島屋)

2008-05-28 22:31:47 | 花展
会社帰り、今日が初日の山村御流のいけばな展に行ってきました。

去年の夏にたまたま京都の高島屋でふらりと入った山村御流の花展が
今回横浜で開催されるというのでまた見たいと思いました。

写真撮影は禁止なのですが、はがきを数枚買ってきたので
それなら載せてもだいじょうぶかな・・・?



奈良県、円照寺を家元とする流派で、
楚々としたいけばなが特徴みたいです。



変わった剣山があったので、買ってみました。



剣山が中に固定された金属の入れ物になっていて、
そのまま中に水を入れて使えます。





こんな風に、平たい皿や割れた器の背後に配置したり。
目立たないのでこんな表現に使えるわけですね。

そうそう、家元の作品、
今回もまただれよりも小さかった!(去年はかなりの衝撃を受けた)
割れた器の背後に秋からまつともう1つ、なんだっけ・・・?
ちょちょっと添えられたもの。

でも、この流派の作品、好きです。
ほんのちょっとの花で生けるのって難しいと思う。
見るポイントも定まって、引き込まれる感じです。


今日、ネット花展のおはなを生けたのですが、
そのとりあわせの花を横浜駅周辺で選んでいたら、
後ろにいた女性が話しかけてきました。
お互い同じ花を持ってたのですが、
その方は古流の先生をしてらっしゃるとのこと。
で、同じく山村御流を見てきたところで、
その方もとっても好きなんですって。
で、山村御流も習いたくなってこのへんの
教室を問い合わせたそうです。
その後、私のカーディガンがとっても素敵だから
買ったお店を教えて!ということで教えたり、
しばし盛り上がりました。
こうして知らない人と共通の趣味から始まって話をするのも
楽しいですね。


池坊展(銀座松坂屋)

2008-05-10 02:59:16 | 花展
12日まで銀座松坂屋で開催されている池坊展を覗いてきました。

礼式生けのデモンストレーションも行われていました。
礼式生けは、神仏への献花・客人にいけばなを披露する一様式とのこと。
所作・ふるまいなど決まり事がある中で、今日は着物の女性が3人、
それぞれの役割を持って生ける様子を見せていただきました。
生ける人を挿者(そうしゃ)と呼んでいました。

花器は伝統花器の紫雲(しうん)とおっしゃってたかな?








面白い留め方だなぁと思って。二股の枝に差し込んであるようです。









次期家元、池坊由紀さんの作品。





華道家元四十五世、池坊専永さんの作品。

小さくてかわいらしい作品でした。

鎌倉支部花展「4月の風」

2008-05-01 00:39:04 | 花展
先日の土日、小原流鎌倉支部の花展が開催されました。

すてきな作品がいっぱいでしたが、ここでは一部をご紹介します。











私も出品させていただきました。

が・・・、花材は初めてのものばかり、
瓶花もひっさびさ。
だいぶ先生に手伝ってもらってしまいました。

あじさいの色、花屋さんに指定してなかったのに
花器(先生にお借りしました)とぴったりでした。
あじさいは水揚げにこつがあって、
切り口から中のスポンジ状の部分を鋏の先で掻き出して
焼きミョウバンを詰めます。
そうしないと、すぐにくたんとなってしまうそうです。


横浜支部創立80年記念

2008-04-10 23:07:15 | 花展
横浜高島屋8Fで「いけばな小原流展 花遊曼荼羅」
が開催中(4/14まで)。


研究員 名誉院長の先生の作品。
ところどころにある丸いのは、切り株の輪切りみたいので、
仏画のような絵が描かれています。


大きな水盤が重ねられて・・・
ほんとに大きな池を見るかのようです。


杉?の大きな木を組み合わせて。
ほんとの森みたいです。
後ろに鶴がいますよ。



藤や桜の大きな幹が使われていて
とっても艶やか。
この季節にどうやって調達するんでしょうね?


たけのこやキャベツといった野菜を使った作品も。



漆器を使った作品がとても素敵でした。



デジカメを忘れてしまい、ケータイで撮ったので
写真はちょっとご不満。
明日から後期になるので
また少しいけばなが変わるかもしれません。
行けたらもう一回行こう。