この花がいっぱいの映像は、テレイドスコープを覗いて撮影したものです。ご存じの方も多いことと思いますが、テレイドスコープは、ミラーシステムの先にオブジェクトではなく、透明の球体や半球体のレンズをつけたもので、その向こうに広がる景色を取り込んで、万華鏡模様にしてしまうものです。つまり見えるものすべてを万華鏡模様にしてしまう、とても面白い道具なのです。覗いて見たのは、この花束です。
カレイドスコープを「万華鏡」と呼ぶように、テレイドスコープを「遠華鏡」と呼ぶ人もいます。テレイドスコープにもミラーシステムがいろいろあり、見える模様が違ってくるわけですが、このテレイドスコープは2ミラーシステム8ポイントの映像を映し出します。
テレイドスコープの先を少し動かすだけで、まったく違う花模様が見えてきます。
同じ花束でもいろいろな模様にして見ることができるのが楽しいですね。
テレイドスコープでも表面反射鏡、レンズの素材や、鏡の組み方がきれいなものなど、クリアーな映像を見せる品質にこだわって選びたいものです。
花束をプレゼントする時にテレイドスコープを添えてあげるのも素敵だと思いませんか?