万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

万華鏡に描くスー・ロス

2006-06-23 18:57:24 | 万華鏡ブログ
自然を愛する気持ちを、あふれるまま表現したスー・ロスの万華鏡「ドラゴンフライ(トンボ)」です。ガラスのボディーに手描きのトンボとガラスで創った立体的なトンボが飾られ、ガラスで創った葉も貼り付けられています。ボディーのガラスは、どの面にも自然の風景が描かれ、ガラスのビーズが光を受けて輝く露を表現しています。絵の上にさらにガラス細工を飾ることで、ボディーそのものが奥行きのある表情を見せ、内部映像への期待を高めます。何と自由な表現でしょうか。 緻密な計算や設計図など必要とせずに、想いをそのまま表現した印象を受けます。スー・ロスの万華鏡は、だから皆、一点ものです。この万華鏡は2つのミラーシステム(2ミラー、3ミラー)を内蔵し、ふたつのアイホールがあります。(同時には見にくいですが・・)オブジェクトセルはオイル入り。ビンのような形で、水平に取り付けられ、前後に回転させて映像の変化を楽しみます。さまざまな形や色のオブジェクトがたくさん入っていて、奥行きがあるので変化も楽しめます。“画家”スー・ロスの描く外部の色合いにふさわしい、美しい色彩の内部映像は、レンズによってはっきりと大きく見えます。絵だけでなく、刺繍やガラス細工、ジュエリー作りなどさまざまなクラフトの技術を持ち、表現したいものがたくさんあるスー・ロスの作る万華鏡の世界は装飾に夢があり、内部映像でその夢の続きを楽しめる、ユニークさがあると思います。
Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする