万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

ボブ&グレース・エイドの万華鏡

2006-06-12 14:50:23 | 万華鏡ブログ
ボブ&グレース・エイドの新作プロダクションタイプ「フィエスタ」Fiesta をご紹介します。彼らはガラスを素材とする万華鏡を1983年から作っています。現在はシアトル郊外に工房を構え、ご夫婦と娘さんで、いくつかのプロダクションタイプと限定版パーラータイプをバランスよく製作しながら、毎年コンベンションでは新作を発表し続けています。限定版では、何種類かの珍しいミラーシステムを試みて、3D映像の可能性を広めました。旅が趣味のこのご夫婦は旅先でしばしばインスピレーションを得て万華鏡をデザインするそうです。このフィエスタも旅先で見た美しいボトルにヒントを得たものだとか。ガラスパネルにデザインしたガラスの模様を焼付け、このパネルを鋳型にあわせ、スランピング加工で形作ります。オブジェクトセルはリキッド入りでランプワークによるガラス細工が入っており、両端を飾りを焼き付けたガラスのノブで閉じています。このノブを回して映像の変化を楽しみます。
手に馴染み易く、またアイホールも(両目用ではありませんが、)大きめで見やすい万華鏡です。ガラスの色も白と黒だけでなく、また、焼き付けられた模様も含め、鮮やかできれいなヴァりエーションが用意されています。それぞれ外部のデザインに合わせたオブジェクトは、ガラスの透明感を感じるきれいな色合いです。思わず手にとって覗きたくなる万華鏡です。
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