俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

6月15日(土)

2024-06-15 12:20:49 | 日記
晴れ
夏暁の空よりくぐもる鳩の声  正子
リンデの実青葉の寺の一樹なり 正子
夫の亡き夏となりけり何につけ 正子

●ほどんとの朝顔の蔓が伸びて巻き始めた。今朝は白いペチュニアだけが涼しそう。午前、センター北のJAの直販所へ野菜の買い出しに。葉つき人参、胡瓜、ブロッコリー、蕪、茄子、キャベツ、山芋。これでエコバッグにいっぱいになって、重い。トウモロコシと枝豆がおいしそうだったが、これらは来週に。

●信之先生の数珠の修理ができたと電話があったので、暑い昼下がりだが、仏壇店に取りに出かけた。京都の数珠屋さんで直すとのことだったが、予定より早かった。この数珠はもとは信之先生の父の数珠。十六の珠にそれぞれ違う仏様が彫られているが、紐が切れて珠がひとつ外れていた。仏壇店の人が良いものだと言う。数珠に合うよう相応の数珠入れを薦められた。見せられたのが、表が黒で裏が柿色。江戸初期の茶人、今井宗薫の愛用した裂の紋様で仕立てていると言う。確かに一目みていい。黒地に七宝つなぎの輪の中に梅の紋と八宝がそれぞれ織り込まれている西陣織。裏地の柿色と表地の黒は茶人好みと言えそう。この数珠は元に持たせる。
八宝がなにかよく知らなくて絵柄が判じがたいが、八宝とは仏教の経典に基づいた、仏教での吉祥を八種類の荘厳具などで示したものとのこと。それらには法螺貝や蓮華がある。







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