SaltyDog

               by kaji

イノダコーヒ

2017-05-14 | 旅と観光
高田 渡さんの曲にここの名前が出てくることもあって、
なんとなく気になる店であったが、混んでいるのでこれまで店に入った
ことはなかった。

厳密に言えば、数年前、三条店に入り、コーヒーのメジャースプーンを
購入したことはある(今も毎朝使っている)

本店の、開店30分前に行って並ぼうと、ホテルを出発。

到着してみると、意外にも誰も並んでいない。
自動ドアの前で待つことに。

10分もしたころに、スーツ姿の男性が自動ドアを手でこじあけて入って行った。
お店の関係者だろうとそのまま。

数分後、私たちの後ろに数名が並んだ。
その次の瞬間、Tシャツに短パン姿の、決して若くはない方が、また
自動ドアをこじ開けて中に入ろうとしていた。 また関係者かと思いきや、
振り向きざまに「入れますよ」と。

頭の中に大きな「?マーク」が付く。

その方に続いて中に入ると、店内のテーブルの6割程度は既に埋まっていた。
なんだよ、俺たちトップじゃなかったんだ。 とりあえず席を確保
しなくては と、窓側の席に座ろうとすると

「あ、そこの席はダメなんです」と すぐ近くの席のおばちゃんが言う。
一瞬意味がわからななかったが、おばちゃんは続けて言う。
「そこの席だけダメなんです。あとは何処でもOK」と。
「じゃ、こっちは大丈夫ですか?」と訊くと「OK」サイン。

なんだなんだ、面倒くさいところに入っちまったぞ。

朝早くから来て並んでるんだから、店内で準備中の従業員が、「お入りに
なってお待ち下さい」くらいのこと言えないのか? といった疑問と、
店員でもないおばちゃんにダメ出しされて、なんとなく不愉快。

でも、ま、郷に入っては郷に従え。 京都の難しさを肌で感じながら、
「ダメ」だと言われた席に、どのような高貴なお方が登場するのか
興味を感じつつ、開店までの時間を待つと・・・、

来た。 ただ、これ以上書くことは、個人を特定する情報になるため
差し控える。

朝食のセットメニューは、とても美味しくいただけた。
基本的に、総合的に、良い店であると思う。 ただ、

それにしても、「京都」という街は。

最新の画像もっと見る