SaltyDog

               by kaji

平等院

2017-05-12 | 旅と観光
記憶とは、かくも危ういものであろうか。

最近、頻繁に訪れる某居酒屋の開店1周年。お祝いに同店を訪れた。

3,000円飲み放題かと思っていたら、3,000円で食べ放題・飲み放題
であった。 思わず心が躍り、ついつい飲み過ぎた。 いかにも
その通り、終盤の記憶がほとんどない。 部分的ではあるが、完全に
記憶喪失状態である。 なにを話したか、お金払ったか、どうやって
帰宅したのかまで全く思い出せない。 気がつけば、ちゃんと
ベッドの上で寝ていた。 いや、「気がつけば」と言うのはウソで、
実は伴侶に起こされた。 二日酔いは必至である。まだ週のはじめ
であった。

記憶とは、かくも危ういものであろうか。

数年前の独身時代。 気が狂ったように旅に出ていた時期がある。
しかもそれは数年間にわたる。 行っては帰り、翌週また出かけては
戻ってくるを繰り返していた。 副作用として、何処に行った時の
記憶なのかが、はっきりわからなくなる。 そのため、写真を撮ったり、
記録(ブログ)を残したりしていた。

先日訪れた「平等院」について書こうと思った。 前回訪れたのは
いつだろうと、ブログ内を検索してみた。 ヒットしない。 あれ?
今度は、行った先を記録しているデータベースを検索してみた。
それでもヒットしない。

写真も探す。 ない。 どこにもないのだ。

もしかすると、行ったことなかったか?

しかし、この地を訪れたという記憶が確かにある。デジャヴ?
えっ? マジ?

平等院鳳凰堂をバックにしての記念撮影。 どうやら初のようである。

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