SaltyDog

               by kaji

パラグライダー(4)

2011-10-31 | パラグライダー
10/29(土)快晴。 久しぶりに晴れた週末。 今回はパラグライダー
を終えた帰りに柔道へ行く予定であったため、西武新宿線を経由して
越生へ向かう。

駅では、体験の方2名を含め、5人集合。

これまでは体験の方と同じメニューで練習を行ってきたが、今回は
パラメイトコースを卒業間近な方々といっしょに、ライズアップの
練習。 そして、高々度デビューに備え、ベルトなどのチェック方法
を学習。

午前中は風が若干強く、また上昇気流も多く発生していたようで、
初心者や中級者もグランドでライズアップの練習。 午後からは
みなさん飛べた様子。 私は午後の後半、B斜面から軽く飛び上がる
練習。 1回目は良くはなかったものの、なんとかふんわりと浮いた。
2回目は、大転倒。斜面を転げ落ちるがケガはナシ。 3回目は
風の状態が悪く、断念。 午後も後半になると風の状態が悪くなる
とのこと。

平らな場所で練習する分には比較的上手くいくのだが、高いところに
登ると緊張するのか上手くいかない。 まぁこれも慣れだろうが。

パラグライダー(3)

2011-10-02 | パラグライダー
今回から、パラグライダー日記を書くことにした。 続けるか否かは
不明だが、続けた場合には、良い記録となるだろうし、これから始めよう
と言う方がもし読んだとするなら、参考になるのではと考えた。

10/1(土) 週間天気で雨の予報だったが、木曜夜になって雨マーク
が取れ、金曜には晴れマークとなった土曜日、5時30分起床。6時49分
高円寺駅発の電車に乗って越生へ向かう。

3回目ともなると、電車に乗る位置(車両)などもわかってきて、
乗り換えも比較的スムーズにできるようになった。 この日の越生駅
待ち合わせは私を含め2名。 体験で参加される方は居なかった。
クルマの中で話を聞くと、5年もやっているベテランさん。

この日、山の上はかなり風が強く、訪れた練習生もわずかだった。
午前中は学科教習。 テキストを見ながら理論を学ぶ。 これはこれで
なかなか大事なことである。

午後になると風が収まり、練習できそうな様子となる。

先輩方が飛ぶところを見届けて、私はクルマに便乗し下のランディング
ポイント(着地点)に。 私はL1(ラブ1)と呼ばれるその場所の斜面を
利用してライズアップ(翼を広げて安定させる)の練習。

午前の風がうそのように、午後は真逆の無風状態。 適度な風がなくては
練習にならない。 それでも5~6度練習。 校長先生が、それじゃ
最後にB斜面から1度飛んで終わりにしましょう と。

傾斜角度にあわせて、A斜面 B斜面 C斜面 と名付けられた斜面。
B斜面の上まで、機材をかついで上がり、先輩が先に飛んだあと、私の
順番。 先生はいつでもいいですよ と。 風はほとんどないが、
まぁ大丈夫だろうということで、「レディ セット ゴー」 と発声し
かけだす。

斜面の先端まできた。その先は急勾配。 飛ぶかやめるかの判断
ぎりぎりの所、翼はまだ完全にあがりきっていない。本来ならやめる
べきだったのに、無理して飛び出た。 転倒。 急斜面を転げ落ちる。
頭の中に、バイクで転倒したして、鎖骨を骨折した時の情景が思い浮かぶ。
意外と冷静であった。 ジーパンや着ていた服は草色に染まったが、
どうやらケガはなさそうだ。

ミーティングを終え、帰りは、今回初めてお会いした方に、高坂駅まで
送っていただいた。 その方は最新の機材を購入されたとのこと。
買うつもりはなかったのだが と。 私はお金もないので買わない
つもりであるが・・・。

パラグライダーの魅力

2011-09-25 | パラグライダー
始めたばかりのことなので、つづけてもうひとつこのテーマで書いて
みたい。

パラグライダーが日本にやってきた歴史は浅く、まだ25年位とのこと。
空を飛んでみたいという、人の空へのあこがれは大昔からあった
のだろうが、その長い年数を経て、当時万人が描いた夢を実現できる時代に今、
私たちは居る。

そうなのであれば、やはりこの時代の恩恵にあずかり、空を飛ぶ「夢」を
かなえさせていただこう と考える。

昨日、放送されていた「エックス・アルプス」(ワンダーワンダー)
を録画していたので、先ほど観た。 ザルツブルグ(オーストリア)から
モナコまでの864キロをパラグライダーで飛んであるいは歩き、走り、
タイムを競う競技。 なんとも雄大で過酷なレースだが、飛び立つ瞬間
の映像が、なんとも美しい。

アルプス連峰を見下ろしながら飛ぶような機会は、今後も無いとは思うが、
山の斜面からテイクオフする醍醐味を、そう遠くないうちに味わえそうな
気はしている。

「人生、楽しまなくて、それになんの意味があるのだ」と言った映画の
ワンフレーズが頭をかすめる。

パラグライダーという遊び

2011-09-25 | パラグライダー
パラグライダーはスポーツなのか、レジャーなのか。 おそらく
その両方を兼ね備えた「遊び」ではないだろうか。

2週連続で通い、来週もまた行こうと考えている。

昨日は、少々勾配の急な斜面から滑走し、文字通り「飛んだ」
やや緊張したものの、インストラクターさんの指示通りに操作し、
無事着地。

そんな練習を4~5回繰り返し、徐々に慣らしていく。

もぅ~こうなったら、もっと高い所から飛んでやるぞ。

そんなわけで、当面続けてみることにした。 なので、このブログ
にも、パラグライダーのカテゴリーを新設。 大金はたいて自分の
機材を買うか否かはまだ決めていないが、レンタルという手もある
ようなので、大人の遊びとして、ひとつ人生経験を深めようではないか。

パラグライダー続報

2011-09-19 | パラグライダー
8月に初めてパラグライダーを体験したという記事を書いた。
ただ、お金がかかる趣味であることと、スクール施設の脆弱さなど
問題点が多く、続けられそうにないなぁ~ と考えていた。

それでもなかなかあきらめきれずに、いろいろとネットで検索して
いると、よさそうなスクールをみつけた。 最寄り駅は前回行った
スクールと同じ、埼玉県の越生。 そこからクルマで30分ほど
走ったところにある「パラグライダースクール こまち」

茨城にも姉妹校があるようで、どちらにするか迷ったが、とりあえず
埼玉に行ってみることにした。 ここが良ければ続ける。ダメだったら
辞める覚悟であった。

結論としては、どうして最初にここに出会わなかったのかということ。
スタッフの方はもちろんのこと、施設の環境も素晴らしく、ここでなら
続けられるといった確信を得た。

えっ? って言うか、続けるのか? 楽しいことは間違いないが・・・。

空を飛んだ(3/3)

2011-08-08 | パラグライダー
タンデムフライトを終え、インストラクターさんがグライダーを片付けて
いる間、後から降りてくる人を見ていると、ぐるっと旋回して、着地
体制に入る手前で、民家の屋根に激突。事故を目撃してしまった。
どうやらケガはなかった様子。

その後も、離陸失敗で眼下の木に引っかかった人がいたり、ギリギリ
木をかすめながら飛んでいった人がいたり、決して安全な遊びではない
と理解。

クルマに乗せていただき、また上まで戻ると、慣れた方々が次々に
テイクオフ。 飛んでいく姿はとても美しい。 ただ、風がほとんど
なくて、風待ち状態が長く、私たち初心者の練習はほとんどできなかった。







16時頃、初心者チームは終了。 グライダーのたたみ方を教えていただき、
片付け。 スタッフの方から今後の練習のことについて説明を受ける。

4回までは今日のような練習をやる。 そこで終了でもかまわないが、
一人で飛ぶためにはその先に進まなくてはならない。 ただそこからは
自分のグライダーが必要とのこと。 値段はどのくらいなのかと伺うと、
概ね50万~60万程度だと。 初心者チームのみんなはここで頭をかかえる。
今のテイクオフの練習だけでは全く意味がない。かといっていきなり50万は
ちょっとしんどいなぁ~と。

私も継続したい気持ちはあるが、とりあえず城攻め全国制覇が先だな。
本格的にやるとしても1年先送りになりそうだ。

最終的なパイロット・ライセンスを取得するためには400本も飛ばないと
いけないそうだ。 時間もお金もかかる趣味である。なんだか以前経験した
スキューバ-ダイビングと仕組みが似ているように感じた。

空を飛んだ(2/3)

2011-08-07 | パラグライダー
パラグライダースクールには、ひとりで勝手に飛ぶことができる上級者から、
ようやく飛べるようになった人、そして我々のような全くの初心者など
いろんなレベルの人が居るので、狭いスタート台は自ずと順番待ちになる。
この待っている時間がかなり長い。混雑状況や風の具合にもよるのだろうが、
この日はテイクオフの練習を午前中に2回できただけにとどまる。



お昼休み。 食事はスクールにて用意してくれていた。 ま、素麺のみでは
あったが。 食事をしながら、ベテランの方々にいろんな話を伺うことが
できたのはとても参考になった。 天気が良すぎると、上昇気流が発生
しやすくなり、初心者には難しいコンディションなのだとか。 

ちょっと長めの昼休憩を終え、午後のスクールが開始された。すると、
「タンデムフライトの方集合」との声がかかった。 ちょうど今、最適な
コンディションなので、先に飛びましょう と。 走り方、浮いた後の
処理、着地の方法などの指示を受け、私が最初に飛ぶことになった。



号令とともに、全速力で走る。 走る。 走る。 浮いた。マジ浮いている。
いや飛んでいる。 ハーネスに腰掛け、空を飛んでいることを実感し、
写真を1枚撮影。


<上空からの撮影。足は私>

何度か旋回しながら下降。 ディズニーランドのアトラクションのような
感覚を受ける。 やがて着地点が見えてきた。地面が近づくに従って、
どのくらいのスピードが出ているのかがわかる。 結構早い。着地後
うまく走ることができるかとやや不安を感じながら、着地。 こけるかと
思ったがなんとか事なきを得た。 ほんの数分であったが、発フライトは
なんとも気持ちの良いものであった。

つづく

空を飛んだ(1/3)

2011-08-07 | パラグライダー
空を自由に飛んでみたい。 おそらく多くの人が1度や2度は思い描いた
夢ではないだろうか。

その手段として、私は、パラグライダーを選択。
しかし、いざ実行に移すとなると、それには、ほんの少しの勇気が必要である。

これは、その初フライトの体験記である。

ネットで探すと数カ所のスクールがヒットした。 あれこれと思案した結果、
都心から一番近いスクールに決めた。

まずネットから、体験&タンデムフライトの予約をする。 持ち物は軍手、
長袖長ズボン、トレッキングシューズ。 ただし、あまり厳格ではなさそう。
しかし身の安全を考えるのであれば、きちんとしておいたほうが無難。
このほかに、サングラスや雨具などもあると安心。

朝6時半に家を出て、越生(おごせ)駅に8時30分着。


<越生駅>

集合時間の9時まで駅周辺を散策して時間をつぶす。9時少し前にスクールの
車が迎えに来てくれたので乗車。 決してキレイとは言えない車両には
クリップ式の扇風機が3台。これには少し笑えた。

車両には7人ほど乗り込み、今回初めてという面々と、今日の期待と
今後の夢の話をしながら、約15分ほどの後、スクールに到着。



到着の第一印象は、山の上の工事現場。 ちょっとイメージと違った。
更衣室もロッカーもなく、貴重品を含め全ての荷物はその辺に置いておく
スタイル。スタッフも居るし、これまで問題は起きていないのだろうと推察。



受付を済ませ、概要の説明を受け、準備体操。

グライダーと自分とをつなぐ部分である、ハーネスの装着方法を学ぶ。
グライダーからは、無数の紐(ライン)が出ていて、意外と細いんだと感じる。



午前中はグライダーを広げて軽く浮き上がるまで、すなわちテイクオフ
の練習を行う。 持ち方や走り方、手の位置などいろいろと教えてもらうが、
覚えることが多くてやや不安になる。 ただ、繰り返す内にだんだんと
身体が覚えていった。

つづく

空を飛ぶ

2011-08-05 | パラグライダー
ちょうど1年前位から、パラグライダーを始めてみたいという
願望が強くなった。 思い立つとすぐに実行してしまうところが
私の長所であり、短所であるわけだが、こればかりはなかなか
手が出せないでいた。

思い立った発端は、陸は自動車に大型バイク。海は1級小型船舶
免許とスキューバ-ダイビングライセンスがある。しかし空の
ライセンスは何も持っていない。 陸海空を制覇して一人前
であろう。 そういう思いから「空」のライセンスを取得したい
と思うようになった。

手が出せなかった理由の一つは、城攻め。 100名城制覇がまだ
達成できていないのに、新たなことを始めるのはいかがなものか
という葛藤があった。 それと、昨年はその城攻めの計画が
かなり詰まっていたため、スケジュールが押せ押せになって
しまっている内に冬を迎えた。 寒いのが苦手な私は、寒さの中、
新しく事を始めることに抵抗を感じていた。

春は地震の騒ぎで、そういった気分にもなれず、ここにきて
ようやくお膳立てが整ったようだ。 この夏、っていうか明日、
前進する。