goo blog サービス終了のお知らせ 

SaltyDog

               by kaji

TENQOO

2017-05-30 | 普通の話題
伴侶に誕生日のお祝いをしてもらった。
東京駅のすぐ隣。ホテルメトロポリタン丸の内が入っているビルの27階。

真下に、東京駅に出入りする電車がよく見える席は、
日が沈む前から、徐々に暮れていく、その情景がなんとも美しく感じられ、
目を奪われるほどだ。

料理はと言うと、その品数は多いものの、それぞれが少量であるため、
全体としては、丁度良く感じた。 鴨胸肉のローストが最高に美味い。

ほどよく酔いがまわるころ、日はすっかり落ちていた。
窓から見える灯りをまとめて眺めれば、キラキラと輝く宝石のようでもあり、
また、ひとつひとつを見てみると、その場所で、いろんな人々の営みが、
灯りの数だけあるのだなという想いにふける。
この人々を守らなければとは、さすがに思えないが、皆が幸せでいられ
ますようにとの祈りは忘れない。

らっきょう

2017-05-23 | お酒&肴&料理&レシピ
10代の頃は野菜を中心にいろいろと嫌いなものが多かった。
たとえば、茄子とかネギ、玉ねぎ、キノコ類など。
20代になって多くは克服でき、むしろ好物になったが、
どうしても、ネギ、玉ねぎだけは好きになれない。
細かくみじん切りにすれば、問題無く食すのであるが、
大きな塊だと、どうも・・・・。

なのに、「らっきょう」はと言うと、10代の頃から好物で
あった。らっきょうが好物で、玉ねぎがNGというのは
自分でもどういうわけなのか、理解に苦しむところである。

5~6年前からか、毎年仕込むようになった「らっきょう」は、
塩漬けである。 らっきょうを一粒一粒、丁寧に下処理する
行程が面倒でもあり、気長な作業であるのだが、あとは塩水に
つけ込むだけ。塩分濃度さえ間違わなければ、2週間ほどで、
よいつまみが完成する。

つけ込む際の「瓶」と、保存する際のタッパーは、らっきょうの
強烈な臭いが染みつき、決して取れないので、毎年同じ容器を使用。

6月最初の日曜日頃には、食べ頃を迎える。

誕生日の朝

2017-05-22 | 普通の話題
日曜日、昼。

なにか、美味いものを食べたい。
寿司でもいい。最近食べていない焼肉も良し。
悩んだ結果、今シーズン初となる冷やし中華に。 大盛りである。
炭水化物を大量に摂取してしまった。
当然、ビールなどもいただく。


午後から、渋谷に「7億円」の引換券を購入に行く。
ハチ公前の売り場、一番右側と決めている。
他に渋谷に用事はない。 新宿へと踵を返し、
あのお店のオープン時間まで小田急百貨店あたりをぶらぶらと。

17:40分。そろそろいいかな。と、一路高円寺へ。

何ヶ月ぶりだろう。「赤天」。

餃子はもちろんであるが、店主や、常連客との会話がお目当て。
ここでもまたビール&炭水化物。

そして今朝。
いつものようにシャワーを浴びて、体組成計(体重計)に乗る。
いろんなことを表示してくれる体組成計。
体重が増えていることは想定通りであったが、
年齢も一つ加算されていることを、今日最初に教えてくれた。

2017-05-16 | 普通の話題
「玉子」と書いたり「たまご」と書いてみたり。
どれがいいのだろう。 調理をしたものは「玉子」か「たまご」であり、
調理する前が「卵」だろうか。

ま、それはどうでもよい。
そうであると仮定して、今回は「卵」の話題。

近くのスーパー(ヨーカドー)で買う卵に絶望的になっていた折り、
クイーンズ伊勢丹で、たまたま買った卵がとても美味しかった。
「美味しい卵に出会えた」といった感じ。
しかもリーズナブル。

たまごがけごはんにして食べたい そんな「卵」である。

先日の京都。ここでも美味しい卵に遭遇した。

伴侶に教えてもらったお店。「伊右衛門サロン」
サントリーのお店らしい。

朝から行列ができるというその店に、開店の30分前から行って
みると、既に30人位の人が列を作っていた。

開店後も、混乱を避けるためか、空席がありながら、なかなか
案内されない状況に、ややイラッときながらも、耐えて待つ。

朝のセットメニューに「卵」をつけてもらい、サントリーの店
だからビールも置いてあるだろうと、朝から他人の目を気にする
ことなくいただく。

美味い米飯。それに、美味い「卵」 これだけ食べに来る人も
いるらしい。

ちょっと今、「卵」にこだわりを持ちはじめている。

イノダコーヒ

2017-05-14 | 旅と観光
高田 渡さんの曲にここの名前が出てくることもあって、
なんとなく気になる店であったが、混んでいるのでこれまで店に入った
ことはなかった。

厳密に言えば、数年前、三条店に入り、コーヒーのメジャースプーンを
購入したことはある(今も毎朝使っている)

本店の、開店30分前に行って並ぼうと、ホテルを出発。

到着してみると、意外にも誰も並んでいない。
自動ドアの前で待つことに。

10分もしたころに、スーツ姿の男性が自動ドアを手でこじあけて入って行った。
お店の関係者だろうとそのまま。

数分後、私たちの後ろに数名が並んだ。
その次の瞬間、Tシャツに短パン姿の、決して若くはない方が、また
自動ドアをこじ開けて中に入ろうとしていた。 また関係者かと思いきや、
振り向きざまに「入れますよ」と。

頭の中に大きな「?マーク」が付く。

その方に続いて中に入ると、店内のテーブルの6割程度は既に埋まっていた。
なんだよ、俺たちトップじゃなかったんだ。 とりあえず席を確保
しなくては と、窓側の席に座ろうとすると

「あ、そこの席はダメなんです」と すぐ近くの席のおばちゃんが言う。
一瞬意味がわからななかったが、おばちゃんは続けて言う。
「そこの席だけダメなんです。あとは何処でもOK」と。
「じゃ、こっちは大丈夫ですか?」と訊くと「OK」サイン。

なんだなんだ、面倒くさいところに入っちまったぞ。

朝早くから来て並んでるんだから、店内で準備中の従業員が、「お入りに
なってお待ち下さい」くらいのこと言えないのか? といった疑問と、
店員でもないおばちゃんにダメ出しされて、なんとなく不愉快。

でも、ま、郷に入っては郷に従え。 京都の難しさを肌で感じながら、
「ダメ」だと言われた席に、どのような高貴なお方が登場するのか
興味を感じつつ、開店までの時間を待つと・・・、

来た。 ただ、これ以上書くことは、個人を特定する情報になるため
差し控える。

朝食のセットメニューは、とても美味しくいただけた。
基本的に、総合的に、良い店であると思う。 ただ、

それにしても、「京都」という街は。

わらじや

2017-05-13 | 勝手にミシュラン(飲食店編)
場所:京都
所在:京都府京都市東山区七条通本町東入ル西之門町555
ジャンル:和食
訪問:2017/05/03

星:★★★★★

うなぎ入りの雑炊、「うぞうすい」という。
この店との出逢いは、かれこれ20年以上前になるだろうか。
豊臣秀吉公が「わらじ」を脱いだ ことから「わらじや」と命名
されたそうな。 400年の歴史があるというこの店。

うなぎというと、開いて調理するのが一般的というか、他の調理方法を
思いつかないが、この店のうなぎは、開かずにぶつ切りにしてある。
しかも骨が抜けているから不思議である。 開かずにどうやって
骨を抜くのか。

帰り際、お店の女将に訊いてみた。
すると「当店の秘伝」とのことで、教えてはいただけなかった。

秀吉公がこの「うなぎ」を食したのか否か、私には確認のしようが
ないが、いずれにしても良い店であることは間違いない。

平等院

2017-05-12 | 旅と観光
記憶とは、かくも危ういものであろうか。

最近、頻繁に訪れる某居酒屋の開店1周年。お祝いに同店を訪れた。

3,000円飲み放題かと思っていたら、3,000円で食べ放題・飲み放題
であった。 思わず心が躍り、ついつい飲み過ぎた。 いかにも
その通り、終盤の記憶がほとんどない。 部分的ではあるが、完全に
記憶喪失状態である。 なにを話したか、お金払ったか、どうやって
帰宅したのかまで全く思い出せない。 気がつけば、ちゃんと
ベッドの上で寝ていた。 いや、「気がつけば」と言うのはウソで、
実は伴侶に起こされた。 二日酔いは必至である。まだ週のはじめ
であった。

記憶とは、かくも危ういものであろうか。

数年前の独身時代。 気が狂ったように旅に出ていた時期がある。
しかもそれは数年間にわたる。 行っては帰り、翌週また出かけては
戻ってくるを繰り返していた。 副作用として、何処に行った時の
記憶なのかが、はっきりわからなくなる。 そのため、写真を撮ったり、
記録(ブログ)を残したりしていた。

先日訪れた「平等院」について書こうと思った。 前回訪れたのは
いつだろうと、ブログ内を検索してみた。 ヒットしない。 あれ?
今度は、行った先を記録しているデータベースを検索してみた。
それでもヒットしない。

写真も探す。 ない。 どこにもないのだ。

もしかすると、行ったことなかったか?

しかし、この地を訪れたという記憶が確かにある。デジャヴ?
えっ? マジ?

平等院鳳凰堂をバックにしての記念撮影。 どうやら初のようである。

祈り

2017-05-12 | 旅と観光
本来、人混みは嫌いである。
列に並ぶことも大嫌い。
がしかし、それらを強いられる状況もたまにある。
需要と供給のバランス。 いたしかたない。

行列ができるであろうと予測して、あるいは、そこまででは
いかなくても、かなりの混雑を予測して行ってみると、
案外ガラガラであった。なんてことも最近経験したが。

さて、話はゴールデンウイークの「京都」である。
混まないわけがない。

街中はもちろん、郊外へ移動しても、かなりの人出であった。
2泊3日の旅。 三十三間堂、知恩院、平等院などの他、
有名なスイーツのお店が数店、計画に盛り込まれていた。

処は、比叡山延暦寺。根本中堂は修復工事中。
山の上はまだ、少々肌寒くもあった。

初めて突くという鐘に、伴侶は何を祈ったのであろうか。