SaltyDog

               by kaji

柔の道

2012-05-14 | 柔道&居合道
高円寺に引っ越してきて以来、稽古から足が遠のいてしまっている。
先日の全日本を観たり、オリンピックの日本代表が決定なんていう
ニュースを聞いたりすると、復活しようかという気持ちが高まる。

昨晩、道場の先生から「稽古においで」メールをいただいた。
気にかけていていただけるのはありがたい。

5月は既に予定いっぱいなので、6月から復帰しようかなと考えて
いる。 ただ、復帰するからには、継続しなくては。 今の私に
継続できるだけの意志を固めることができるだろうか。

ま、日本代表になるわけではないので、もう少し気楽に考えても
いいのかもしれないな。 とりあえず6月復帰を目指すぞ!

柔道復活なるか

2010-02-23 | 柔道&居合道
しばらく道場に行っていない。 行かなくなったその
きっかけはバイク転倒による骨折。 もちろん既に完治して
いるが、なんとなく復帰できずにいた。

体力的な衰えも懸案事項であるが、万一けがをしてしまった時の
ことを考えると、独り身ゆえに不安が残る。

ただ、やはり身体を動かしたいという気持ちは強く、先日偶然にも
BARで隣り合わせた方と柔道談義をしてからというもの、
復活の文字がフツフツと湧き、メラメラと燃えてきてしまった。

そんなわけで今日、古巣の道場へ顔を出してみた。久々に袖を
通す道着。 帯をちゃんと結べるか不安であったが、忘れては
いなかった。 今日のところは、稽古らしい稽古は何もしなかったが、
さてどうだろう、今後継続することができるだろうか。

今日の参加を、とりあえず復帰の足がかりにできればと。

剣への迷い

2007-10-10 | 柔道&居合道
居合の稽古を始めたものの、「なんのために」といった疑問を早くも
感じ始めている。柔道は稽古を積めば強くなれる。しかし、居合はどう
だろう?たぶん強くはなれないと思う。強くなったかどうか、試しよう
がない。もし試してみて勝てば人殺しになるし、負ければ即ち死を意味
する。それじゃ精神鍛錬か?「人殺しの稽古が精神鍛錬になるものか」
と言われた。なるほど確かにそうかもしれない。

武士の時代は、我が身を守るためとか、お家のためとかだったのだろう
か? それよりも、剣の道に秀でていることが、武士としてあるべき姿
だったのかもしれない。 しかし、今は剣術を磨かなくても誰も困らない。

それではいったいなんのために? 今のところただカッコ良さだけだな。
自分に出来ないことをやってのけている人が居る。その姿がカッコイイ。
自分もあんなふうになりたい。ただそれだけ。案外そんなものでいいの
かもしれない。興味なんて、何事も、概ねそんなところから始まってい
るのだろうから。

ちゃちゃちゃおもちゃのカ・タ・ナ

2007-10-04 | 柔道&居合道
居合の稽古に通い始めてようやく1ヶ月が経過した。 仕事の帰りに
道場へ行くので、稽古着の分荷物が増えてしまった。当初は「刀」も
持って通っていたが、現在は道場のロッカーに置かせて頂けるように
なったので、これでもかなり楽になった。

刀が道場にあるため、自宅では「エアー刀」でイメージトレーニング
するしかないのだけれど、昨日 息子のガラクタ置き場にふと目を
やると、プラスチック製のおもちゃ刀を発見。短いのがたまにきず
だが、エアーよりはマシかと。

風呂上がり、パンツ一枚、ベルトを帯がわりに用い、おもちゃ刀で
稽古もどきをしているところを 高校生の息子に目撃された。「バカ
じゃないの」って顔をしながら 大笑いされたので、袈裟切りに
切り捨ててやった。

おもちゃ刀でいいから、もっと長いのがほしいなぁ~ と思って
ネットで探してみると、あった。 デパートではショボいやつしか
置いていなかったが、これはアルミ製。サヤはプラスチックだけど。

造りはかなり雑と言わざるを得ない。なんじゃこりゃって程。
思わず笑ってしまう粗悪品。3500円(送料込み)もしやがったくせに。
ま、それでも 形のイメージトレーニングには充分かと。

なんと!井上殿。 なに?鈴木殿までも・・・。

2007-09-14 | 柔道&居合道
座して語るはたやすいこと。それは承知の上であるが、私たちの「夢」が
あれよ、あれよと崩れ去ってしまった。またしても、微妙な判定に泣いた
日本柔道。 ビデオ判定が導入されたと言うのに・・・・。
やはり世界が注目する選手。研究されつくされているのか・・・。

これはショックである。

勝ち続けるということの なんと容易ならんことか。

武士の魂

2007-08-31 | 柔道&居合道
買ってしまった。 鶯谷から歩いて10分程度、「全日本刀工」さん
にてお世話いただいた一振り。 模造刀、つまり切れない。居合用の稽古刀だ。
ただ、金属でできていて、重いし、凶器には充分成り得る。 公衆の面前で
抜かないまでも、いつでも抜ける状態で持っていると捕まるらしい。
持ち歩く時は、袋に入れなくてはならない。

重さは、本身(真剣)とさほど変わりないそうだ。約900gある。
振っていると腕はパンパンになる。

大手町にも用事があり、刀を下げて(もちろんバッグに入れて)東京駅から
和田倉門(皇居)を抜けて大手町方面に向かう。 かつて、このあたりには
刀を下げた侍がうじゃうじゃいたのだろうなどと思いながら歩く。 すると
交番があった。 別に何をしているわけではないのだが、職務質問されや
しないかと、多少緊張しながら前を通過。 何事もなかった。

さて、これから、本格的な稽古だな。

初稽古

2007-08-26 | 柔道&居合道
先日「居合道」の稽古に始めて参加した。

稽古着は既に手にしているが、着方講習をまだ受けていない
ので、初日は柔道着で参加。

貸し出し用の模擬刀をお借りし、挨拶(礼)の仕方や、刀の
振り方を教えていただいた。 先輩方々は刀を振ると「シュッ」
ていう音が出るのに、私が振ってもその音がしない。 しかし
それも30分ほどで、音がするようになってきた。

1時間も振ると、右腕がパンパンに張って来るのを覚えた。
次第に握力がなくなる感覚。 柔道の初日ほどではないが、
心地よい疲れと脱力感。

問題としては・・・、苦手な正座。 柔道は畳の上だから
まだマシ。 居合は板の間だからこたえる。 正座をしている
と足がつってくるんだ。 痺れだけならいいのだけれど。

柔道との関わり方

2007-05-29 | 柔道&居合道
柔道で、子供の指導員として数年間指導に携わってきたが、6月一杯で一旦退任させていただくことにした。 趣味としての音楽やらなにやらで、スケジュールが混んできていることがその理由。 月に1~2回の当番ではあったが、今一番やりたいことができないことにストレスを感じてもいた。

でも、たぶん、最も大切な「情熱」を失いつつあったのではないだろうか。こんな気持ちのまま、子供を「教える」ことへの罪悪感。 情熱を失いつつ有るが故の指導へのマンネリズム。このままではいけないと思いつつも、流されてしまっている現実。

情熱を完全に失ってしまう前であれば、いずれまたその火種を大きくすることもできそうな気もする。柔道が嫌いになったわけでも、子供が嫌いなわけでもない。 ただ単純にモチベーションが下がっている。

自分自身の稽古でもそうだ。柔道も格闘技である以上、勝ちたいと思う気持ちが何よりも大事ではないか。その気持ちが・・・その強い気持ちが湧いてこない。 ちょっと第一線を離れることで、見失った「気持ち」を探してみたいと思う。

(道場関係者の方:自分の稽古はできる限り続けたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。)