釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月26日 小雨の中

2023年03月28日 | 日記


海上に、霧が発生。

早朝の海は、周囲が何も見えない霧の中だった。

普段は見えている山や島が、見えない不安。

無理に動く事が危険と判断して、周囲の霧が晴れるまでその場で潮に漂う。

「大型船が来たら、どうしよう」

周囲に気を張って、気を引き締める。


一時間くらい過ぎた頃だったと思うが、うっすらと、大島が見え始めた。

時を同じくして、アタリが来た。




竿先を、ゴンゴンと叩くアタリ。

「真鯛かな」

期待が、どんどん膨らんでいく。

姿が見えるまで、もう少しだったが…。

リーダーのチモトが切れた。

獲物の歯に当たったのだろうか。


「もう少しだったのに…」


切られたものは、仕方ない。

気分を変えるために、ポイントを移動する。


周囲には、船が一艘もいない。

海底の瀬周りに、ベイト反応が有る。

直ぐに、竿を出してみる。

北風に、船が流される。

0.8ノット前後で、南に流されていく。




アタリが来た。

「どんな感じ」

「あまり、大きくは無い」

やがて、赤い魚体が見えて来た。

「チダイだ」




久し振りの、チダイの様な気がする。

このポイントでは、アタリが続いた。




「今度は、少しは引きが強いかな」

「小さくても良いから、真鯛が欲しいな」

期待を持って、巻き上げて行く。




40㎝超の、真鯛が姿を見せた。

この後に、この日最大のアタリが来た。

動画を撮っていて、写真を撮り損なったが…。

「真鯛なら80㎝超だったろうし、青物なら、大きかったろうね」

そんな話になる位の、大当たり。

ドラグ音が鳴る中、可成りの間の有り取り攻防があった。

最後は、針外れ。

喰い渋りが目立つ中の、大アタリ。

「こんな悔しい事は無い」

そんな思いだった。


その後に、北東の風が強くなって来た。

ウネリが、目線を超え始めた。

「浅場に移動します」


水深50メートルクラスの、浅場に移動する。

ベイト反応は、凄い反応が出ている。

「ベイト柱が20mは有ります」

期待を持って、竿を出すが…アタリが来ない。

「春先の海は、難しい」

そんな、大いに悩む反応になっていた。


そんな中に、アタリが来た。




竿先を叩くアタリ「真鯛だ」と、期待する。

期待通り、真鯛が姿を見せた。



お腹は、膨らみがある。

産卵前の良型真鯛に、気持ちがホッとする。


しかし、北東の風が益々強くなって、ウネリが高く成って来た。

小雨の中で、頑張って頂きました。

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