釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月30日 天気の崩れを警戒して

2021年07月01日 | 日記
「昼前に、風が東に変わりそうですね」

「波が出ますかね」

「風の強さは5くらいの予報です。雨が降り出さなければ良いけどね…」

天気の崩れを警戒しながら、船を出した。



ポイントに入ると、北の風が吹いている。

潮色は、昨日よりも良く感じるけれど、潮行きは、下り潮。

ベイト反応が、イマイチ良い感じではない。

条件は、日々変化している。

「何か来ました」

船首で、竿を出している松原さんの声がした。

「イサキです」

既に海面に浮いている。




最近は、イサキの釣果が出たり出なかったりしている。

最初の釣果が、イサキなのは嬉しい。


萬徳さんにも、アタリが来た。




上がってきたのは、良型の真鰺。

真鰺の釣果が有ると、嬉しくなる。

「ベイトの中に、こんな良型の鰺がいれば、青物も期待できますね」


松原さんにも、鰺のアタリが来ている。






しかし、ベイトが直ぐに移動してしまうのが、気になる。

ベイト反応を確認して、船を流す。

次に、船を戻した時点で、ベイト反応が消えているか、反応が小さくなっている。

「何かに追われているのかな」

自分勝手に、そう思ってしまう。


船首の松原さんに、強いアタリが来た。




「どんな感じですか」

「ブリかな、と思います」

ドラグ音が鳴って、ラインが引き出される。

大きなタモを持って、待機する。

やがて、獲物の姿が見えてきた。

「カンパチです」




2キロクラスの、カンパチが上がってきた。

「ブリかなと思っていましたが、カンパチは嬉しいですね」

松原さんの笑顔が、輝く。


簑原さんにも、アタリが来た。

「そんなに引かないです」

ゆっくりと、巻き上げていく。





良型の真鰺が、上がってきた。


海上は、この頃になると、風が東に回り始めてきた。

「雲の流れに、注意して置かなくては」

東からの雨雲に注意する。

雷が来ると、嫌だからだ。


松原さんが、合わせを入れたように見えた。

「瀬掛かり…いや、魚だ」

ゆっくりと、やり取りが始まる。

竿先を叩くアタリが、来ている。

姿を見せたのは、真鯛。




良型の綺麗な真鯛が、姿を見せた。

「真鯛が上がると、華やかな感じになる」

松原さんも「真鯛が食べたかった」と、嬉しそうだ。


直後に、食べ頃サイズの真鯛もヒットしてきた。




簑原さんに、走り回るアタリが来た。



海面近くを走る獲物を上から見ていると「ハガツオ?」に見えたが…。

姿を見せたのは、大きな鯖。



久し振りに、丸々と太った鯖をみる。

直ぐに、首折りする。


一方で、雨雲が出てきたのが、気になって居る。

南には、雨が降っている。

東でも、大きな雨雲が広がって、雨が降っているのが確認できる。

海上、風が東に回って、波が立ち始めている。

仲間に連絡すると「帰った方が、良いかもね」と、返事が帰ってきた。


予報通り、昼前に天気か崩れ始めてきた。

「雨が来る前に、引き上げます」

安全第一を考えて、納竿とした。