釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月10日 曇り空に負けないぞ

2015年06月10日 | 日記
先日の降水確率80%が、朝には30%に変わっていた。

ただ昼前からは、60%となっている。

雨が降る前にと思い、船を大島東側水深70メートルの海域に走らせる。

水島方面には、すでに船が5隻ほど出ていた。

水色は青味の中に透明感のある、良い感じの潮になっている。

諏訪さんと堂ヶ尾さんが、ジグを着けて第一投。

風は無いが潮が速く、底取りがなかなか難しいようだ。

おまけに、沖から濁り潮が入って来た。

その潮目には、前日のゴミが沢山浮遊していて、釣りの邪魔になっている。

「チョット浅いポイントに移動しましょうか」

水深50メートルの、大島寄りに移動。

堂ヶ尾さんにオオモンハタがヒット。



1キロは超している良型だ。



仲良し二人組でもう一枚。



直ぐに諏訪さんにもアタリが来た。



このオオモンハタ、何度もアタックして来るが上手く針掛かりせずに、3度目の正直で見事針掛かり成功。

ハタ類の、しつこいアタックは面白いものだ。

しかし、この後は潮が余り動かない気がしたこともあって、ポイントを移動する。

この移動後に、本日のクライマックスがやってくる。

ジグを鯛ラバに変えて、ベイトの群れの中を探っていた諏訪さんに強烈なアタリ。





ラインを思いっきり引き出す強い走りと、突っ込みに竿も極限まで曲がる。

歯を食いしばって耐える諏訪さんの表情が、魚の力強さを教えてくれる。

海面に姿を見せたのは、4キロ近い立派な真鯛。



トロフィーを手にする諏訪さんの表情が、この曇り空を吹き飛ばしてくれそうだ。

堂ヶ尾さんも祝福し、二人並んで写真に収まる。



曇り空で雨が降っても、潮が濁っていても、粘り強く頑張れば良い結果が待っている。

諏訪さんの笑顔がそう語っている様で、楽しい気持ちで帰港した。

明日も、大物が釣れそうだ。