釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月15日 雷避難とブリ

2021年05月16日 | 日記
海上で雷が鳴り出すと、本当に怖い。

これまで、雷鳴が聞こえて、慌てて避難した事がある。

雷に対して「尻尾を巻いて逃げ帰る」くらいに怖い。

今日も「雷が来ます。帰ります」と、避難は即決した。



雨が降ってくると覚悟して、船を出す。

風も天気予報では、強く吹かないだろうと思われるが…。


「今日は、浅場を中心に攻めていきます」

釣り初めて直ぐだった。

「海中に青く光る物はなんですか」

船釣り初挑戦の鬼塚さんが、何かに気づいた。

「鰯などの鱗が流れてきていますね」

何処かで、ナブラが出来ているみたいなのだが…。

船の直ぐ近くで、ナブラが立った。

魚種はハッキリと、確認できない。


鬼塚さんと黒木さんに、ダブルヒット。






黒木さんのアタリは、良型のイサキ。


鬼塚さんのアタリは、上がってこない大物。

鬼塚さんが焦っているのを見かねて、塩田さんが助っ人に入る。

それでも、底走りして止まる気配がない。

最後は、瀬に入られて、切られてしまった。

初船釣りで、いきなりの超大物にやられてしまった。


気持ちを切り替えて、仕掛け作り。


朝早い内は、鰺、イサキがポツポツとヒットしてきた。

黒木さんに、又してもイサキがヒット。




ウッカリカサゴも、ヒットしてきた。




鬼塚さんの、船での初釣果は真鰺。






真鰺が、ダブルで上がってきた。

魚探に出てくる反応は、真鰺や鯖子の群れのようだ。


船首で竿を出している塩田さんに、強いアタリが来た。




「来ましたね」と、問いかける。

「来ましたよ」と、笑顔で返事が返ってくる。

「真鯛の2キロ位のだと、思いますよ」

最近、釣りに行けない期間が有っただけに、やり取りは慎重。




2キロクラスの、綺麗な真鯛。

「久し振りに、真鯛が食べられる」

塩田さんの笑顔を、ラインでも仲間が祝福している。

塩田さんの笑顔が、輝いている。


冒頭の写真も、黒木さんと一緒に笑顔で真鯛を掲げる。


次の流しでは、塩田さんにシイラがヒット。



この時期にシイラが出るのは、早い気がしないでもないが、笑顔で祝福。


風が北東に変わり、ウネリが立ち始めた。

スマホで天気を調べると、雷を伴った雨雲が近づいているとの事。

「余り、長くはやれません。頑張りますよ」

ベイト反応を見つけて、船を流す。


塩田さんに、強くて重量感のあるアタリが来た。





「ブリです」

「ゆっくり、楽しんでください」

「絶対、取りますよ」

少しだけ、船で間を詰める。

「見えました。ブリです」

黒木さんが、見事にタモ入れ成功。




92センチの、お腹がパンパンのブリ。

黒木さん、鬼塚さんも「おめでとう御座います」と、祝福。


この前に、鬼塚さんにもブリと思われるアタリが来たのだが、一気に切られてしまった。

「口惜しいです…」

その悔しさを、塩田さんが少しでも晴らして頂いた。



しかし、釣りもここまで。

海上から見る山が、雨で見えなくなってきた。

「雷が来ます。帰ります」

帰りのスピードを上げて、帰港した。


港に帰り着いた時と、雷が鳴り始めた時が同時だった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿