釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月24日 サメ祭り…

2018年03月24日 | 日記
こんな表題で、どうなんだろう。

釣りで悩んで、ブログで悩んで…でも、楽しい大笑いした1日だった。


「ベイトは、沢山居ますね」

魚探には、ベイト柱にベイトボールと流すコースは変われど、次々と出てくる。

当然のように、鰤が、真鯛がと期待感は膨らんでいく。

シーアンカーを入れて、両舷から竿を出す。

生き餌の鰺を着けて、大物との格闘を期待する。

塩田さんはダイワ、脇坂さんはシマノの豪竿。

ラインもPE10号以上と、絶対に負けない仕掛けをセットする。

その傍らで、鯛ラバを引き、ジグをしゃくる。

出足は、塩田さんのウッカリカサゴの連発から。



脇坂さんにもアタリが来た。





良型のサゴシが来た。

40センチ近い、鯖も群れに当たると連発してくる。

「この鯖は餌にしましょう」

取り敢えずは生け簀に投入しておく。

潮が、段々緑がかった潮色に変化し始めた。

脇坂さんの生き餌に「コンコン」と小さいアタリが来た。

「何か来た」

これが、サメ祭りのスタートだった。









まずは、1メートルを超えるハンマーヘッド。

「おおっ、おおっ」と、脇坂さんの声が出る。

私たちは、傍らで「あちゃー、サメや」と、ガッカリして大笑い。

ハリスを切って、放流。

流すポイントを変える。

すると、又しても脇坂さんにアタリ。





これも、でかい1.5メートル位有りそうなハンマーヘッド。

「どうする」

「船に上げるのは止めよう」

船縁に来ると、凄い抵抗を示し、疾走する。

その度に、竿先が海面に突っ込む。

これも、ハリスを切って放流。

又しても、大きくポイントを移動する。

今度は、塩田さんにアタリが来た。



鯛ラバの仕掛けに、強いアタリ。

上がってきたのは、1メートル弱のやっぱりハンマーヘッド。

「この海の何処に行ってももサメ祭りやな」

三人で、大笑いする。

「これでハンマーヘッドが4匹になった」

これで終わりかと、又してもポイント移動。

ベイトも海底アタリに反応が出ている。

「さすがにこのアタリには、居ない気がするね」

暫く、船を流してアタリが出ないので仕掛けを上げて、コースを変えることにした。

すると「何か掛かってる…」と脇坂さん。

シマノの豪竿が、海面に突き刺さるように曲がっている。

「もの凄く、重いけど…何やろ」

いやな予感が頭をよぎった。







海中に今日一番の、でかいハンマーヘッドが見える。

脇坂さんが、海に引き込まれそうになるくらいの走りで、抵抗する。

目測で2メートルは有りそうに見える。

何度も、何度も突っ込んで姿は見えるが上がってこない。

「おおっ、おおっ」

ビックリするくらいの抵抗力を見せる。

何とかハリスを掴んで、切って放流。

「今んとは、20キロ位あったちゃねーと」

息も上がるくらいの攻防だった。

「だれたー!」

三人で大笑いして、帰港した。

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