釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月8日 予定のコースを変更

2017年03月08日 | 日記
「今日は、予報では北西の風が可成り強くなるみたい」

「それで、最初予定したコースを変更するね。風が避けられそうな方向に行きますね」

港を出る早朝7時前、既に北西の風が吹き始めていた。

「港の中で、波立ち始めているね」

「凄いね。風波が出始めているね」

金丸さんと渕上さんと、風対策を話し合いながらポイントを目指す。

潮は、ゆっくりとした上り潮。

「ベイトは、居ますよ。鯛ラバで行きましょう」

仲間に都井岬の予報を送ってもらうと、午前中は北西の風が8~10メートルとなっている。

時間経過と共に、風が吹いてくる。

ベイトが居るのに、なかなかアタリが出ない。

金丸さんも、渕上さんもバイトは来るのだが、針掛かりしない相手に苦戦している様子だ。

金丸さんにアタリが来た。

上がってきたのは、ウッカリカサゴだった。

「こいつが、チョコチョコバイトしているのかな」

狙いと違う魚に、ちょっと戸惑い気味。

「ポイントを変えましょう」

次のポイントに向かう。

「暫く走りますけど、飛沫が飛んでくるかもですね」

風波を切って走ると、波飛沫が上がる。

スピードを少し落として、次のポイントへ。

「魚探には、立ち上がったベイトが出てますよ」

金丸さんと渕上さんにも確認して貰って、釣り再開。

渕上さんにアタリが来た。



竿を叩くアタリからして、真鯛のようだ。

「鯛みたいですね」

ゆっくりと巻き上げていくと、真鯛が上がってきた。



「最初の1枚で、少しホッとしましたね」

渕上さんも、ホッとした笑顔。

これで、調子が少しずつでも上がると良いな、と思っている。

渕上さんに、続けてアタリが来た。



沈み瀬の真上で当たったようだ。

針掛かりした獲物が、真下に突っ込む。

「あれ、瀬掛かりした?」

「瀬に突っ込んだみたいですね」

「少し緩めて相手が動いたら、少しでも浮かしてください」

瀬に入った相手を動かそうとした時に、針が外れた。

「あーっ、残念…」

金丸さんにアタリが来た。



「これは、小さいね。重いけど引かない」



上がってきたのは、ウッカリカサゴ。

「味噌汁かな」

この頃から、北西の風の白波が、段々大きくなってきた。

「考えていたコースは無理ですね。島の風裏に行きましょうか」

大島東側に、移動する。

島に近い方は、思ったよりも風が弱い。

金丸さんに、アタリが来た。

「これも、引かないね」



上がってきたのは、又してもウッカリカサゴ。

「今日は、カサゴデーだね」と笑顔だ。

しかし、ここも北西の風が段々と強くなり、周りが全て白波だらけになってきた。

周りにいた他の船も、帰り始めた。

「風が強くなってきたし、今日は帰りましょうか」

「そうね。帰りましょう」

「途中は、白波を被ると思います。中に入っていてください」

白波を大きく立てながら、港に帰った。

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