釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

4月14日 行きたかったけど…

2019年04月14日 | 日記
昨夜、今日の予約を頂いていたお客様と、出るか出ないかを相談した。

「午前中だけでも、出られれば…」

「私も、行きたい気持ちは有りますが、今日の天気と明日の天気を考えた時、無理は止めようと思います」

「そうですね。天気が崩れますものね」

「情報を集め直して、ポイントが絞れているのです。本心は出たいのですが、天気が悪くなります」 

「了解です。日を改めましょう」

快く、了解して頂いたことに感謝したい。



ここ何日か、潮が場所によって違っている。


(今日の写真ではありません)

有る場所では下り潮だが、別の場所では上り潮になっている。

沖から入ってくる潮目が、潟近くまで入るところと、潟からの吐き出し潮に押し返されている処が有るのかも知れない。

潟を流れる下り潮は、1.5ノット以上の速さに対して、沖の潮は3ノット以上と倍の速さになっているのだが…。

潮と潮が鬩ぎ合う場所によって、速さが変わっているのかも知れない。

鬩ぎ合いの潮目の中は、確かに釣り易い1ノット以下になる事が多い。

また、下り潮か上り潮かによって、水温も違いがある。

黄緑色した下り潮は、水温も低下している。

沖から入ってくる潮目の上り潮は、19度前後での水温で安定している。

この水温の差は、釣りをする中で大きく差が出る。

上り潮の方が、魚のやる気スイッチが入りやすいのだろう。


潮を探すためには、兎に角、移動を繰り返すことになる。

沖の潮を注視していると、色々な形の潮目が見えることがある。

この時、潮目に入り魚探を見ていると、巨大なベイト反応が出てきたりする事がある。

この時は、最高のチャンス到来と考えている。

潮が良い時に海面を見ていると、稚魚や小魚が船の周りを泳ぎ回る姿を見かける。

小魚や稚魚が多く集まる潮は、やはり大型魚も多い筈。


潮の事は、人の力ではどうにもならない「神の領域」と、思っている。

「神の領域」は、チョット大袈裟だが、どうにもならないのも事実。

私の希望としては、一度2ノット以上の速い流れで、上り潮に通して欲しい。

上から下まで、綺麗な上り潮が通して流れて、下り潮に漂っている”汚れ”を洗い流して欲しい。

潮が変われば、魚の食い気にも変化が出る筈。

それを待ち望んでいるのだが、なかなか、待ち潮来たらずだ。