釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

4月13日 風に負けた…潮に負けた

2019年04月13日 | 日記
港を出るときに、猪崎鼻の岩場に上がる白波が、気になった。

先に船を出している仲間に、連絡した。

「猪崎鼻に白波が立っています。そっちの波と風はどんげですか」

「ウネリは波長の長いのが来る。風は、北風が吹いているよ」

「既に風が出ているんですね」

「潮が悪いね。下りが流れて水温が下がっちょる」

あんまり、良い状況ではないようだ。



裸バエから沖に出ると、北東からの下り潮が北東の強い風に押されて、ウネリが立っていた。

1.6ノット前後で、南に流れている。

潮の色も、黄緑色をした水温の下がった色をしている。


山下さん、渡辺さんが竿を出して行くが、着底しても直ぐに仕掛けが流される。

「今日は苦戦しそうだな…」

潮が活きていないと、釣りは苦戦必至だ。


仲間の船からも「アタリません」と、連絡が来る。

少しずつ移動しながら、ポイントを探っていく。



時折、アタリが来るが、大きなエソ。

「水温が下がっていますね」

仲間からの連絡通り、可成りの水温低下が見られるようだ。


可成りな距離を移動してみたが、なかなかヒットに繋がらない。





その内に、北東の風が益々強くなってきた。

潮色も、潮の流れも、水温低下も改善する見込みが見られない。


もう少し移動して、ポイントを探してみるか苦慮する。


しかし、仲間からの連絡も、余り良い情報がない。


お客様とも話をして、昼前に釣りを断念することにした。

船着き場に帰って、お客様と暫く話をして次の釣行に期待する事になった。

潮と風に、負けた形になってしまった。

昨日の口惜しさとは違う、天気には勝てないと感じる口惜しさを胸にしまった。