珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

プレバト愛

2019-09-14 | 趣味の話
あまりつけないテレビで、私が欠かさず観ているのがプレバトの俳句コーナーである。
(「渡辺篤史の建もの探訪」も観てるけどね(*^^*))

夫から、私の
「一言一言をあまりにも嬉しそうに見聞きしているその様子を見てると、ホントに好きなんだなあと思う」
と言われるくらい、幸せそうに見ているらしい。

はい、ホントにめっちゃ好きです。
書くことと喋ることの両方が、ここまで飛びぬけている人がいることに、ただただ感嘆、感動する。
的確な言葉のセンスも笑いも間合いも、すべてが珠玉。天才と思うわ。

ちなみに夏井先生によると、あの番組の台本は
ないない。台本も1ページもない、リハーサルも1秒もない。
句を書いた大きな貼り紙でするあの添削って、一発勝負なのよ。
だけど、スタジオで浜田(雅功)さんが作った人の気持ちを先に聞くでしょ。
そうすると私が思ってたのと全然違うことがあって、むちゃくちゃ腹が立つ。
その瞬間、準備してきたものが無駄になるから。


どうするんですか?

口で怒りまくりながら脳内で次の添削を考えてる。
瞬間芸です。


このインタビュー記事を見て呆気にとられた∑(_□_;)ii
いや天才と違う。
ド天才だわ。

俳句などさっぱりわからないという夫が、梅沢富美男と夏井先生のやりとりをチラッと見ただけで
「こんなこと言い合ってるけど、めちゃくちゃ仲いいんだろうなあ」と笑って一言。

記事に、夏井先生は、梅沢さんについて
自称「三百年に一人の役者」梅沢富美男さんとのつきあいも4年になります。
初回から「六花(雪の異称)」なんて季語を使ってきて、もともと俳句やってるんだと思ったら、あの句が処女作だという。
「芸事で生きていく」ことは並大抵の努力ではない。
たかがバラエティー番組でも、このオッちゃんは手を抜かんのや。
オッちゃんは努力の人なんや、と驚きもし尊敬もしています。

結構、カッコエエんです。
「間違っていると感じたことには権威が相手だろうが牙をむく」という気概。
「人の盛り上がりや人気なんて一過性のもの」だと平然と生きるオッちゃん。
そして「困っている人は何がなんでも助ける」という一行にも泣けました。
私が運営にかかわる『俳句甲子園』は今年が第二十回記念大会でした。
『プレバト!!』の撮影スタジオの片隅で、予算繰りの苦悩を誰にともなく呟いたことがあります。
すると、その夜、オッちゃんのマネジャーさんから電話。
「寄付します」の一言に驚きました。
まさに、オッちゃんは有言実行の人でもあるのです。

「劇団員たちと大勢で家族のように飯を食って幸せそうにしてるのを見るのが幸せ」という一文に至っては、わが家族会社夏井&カンパニーの昼食光景とそっくり。
 「義理と人情、そして愛」が、このオッちゃんの心身をつくっている成分なんやと、痛く納得する次第です。 


と書かれてあった。
俳句はわからなくても、夫はこんなことはわかるんだと思った(笑)

いろんな意味で「好き」が詰まった番組である。
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