珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

カリギュラ効果

2019-09-05 | ちゃんねる攻防
「見てはいけない」と言われると、逆に見てしまうような心理をカリギュラ効果というそうです。

以前、掲示板で面白いことがありました。
書き込みの中であまりにも「海をディスる書き込み」が治まらないから
海さんをディスりたい人専用のスレ立てるから、どうぞここで思い切り書いてください
と誰かが専用のスレを立てたんです。
そしたらピタッと悪口が止まった。いや止まったのではなくて、そこには誰も書かないんですよ。
せっかく親切に
「5寸釘を打ちたい人。ルールなしで、思いのたけをぶちまけましょう」と書いてあるのに(笑)

そしたら、いーっぱいワルグチで埋まってほしかった人が面白くなかったでしょうね。
「ほらね? だーれも来ない
ここどころか、自ブログのコメント欄だってほとんど誰も寄り付かない
直接何か言おうなんて気にもならないくらい、嫌われてるんだよ 」
と、直接言いたくてたまらなかったらしく書いてきたんです。

いやいや違います。
あまりにも「何か言おうなんて気が多いから」(貴女のように)わざわざ別スレまで立ったんでしょう?(笑)
これは、ダメと言われたらめちゃくちゃ書きたくなって、どうぞと言ったら書きたくなくなる単純な心理です。

「見るな」と言われたものこそ見たい。
コソコソが好きで、ちょっぴりの背徳が刺激的。
そんな嗜好の強い人たちに、「オープンでどうぞ」は逆効果なのである。

どこかの「ネットは見るな」も逆効果ですね。

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プロフェッショナル2

2019-09-05 | 思うこと
私はプロというものには、きちんと敬意を表している。
大根の切り方一つ、雑巾がけ一つにもそれはあると思っている。

それで食べている、食べて税金を払って、人までも養っていこうとする覚悟とプライドと、運のような「何か」をもった人がする仕事は、ただ偉そうなことを言ってるだけの素人には適わない。
でないと淘汰されると思っている。

だから報酬を貰っていながら、ライターが
取材もせずに、ネットのウィキペディアや掲示板をちゃらっと読んで記事を書いてそれで金を貰っているなんて話を聞くと、本当に本当に不快。
はあ?って話と思うわ。

そんなん、ド素人の書き込みと何が違うの? 

ブログでお金を儲けている人はたまにいる。
どのくらいの人がそうなんだろうか?
どのくらいアクセスがきたら収入になるのか試しに調べてみたら、私程度の数字でも、星の数ほどある全体から見たらほんの数パーセントの部類に位置して、小遣い稼ぎにはなるみたいだよ?

でも私は、こんなしょうもない駄文をお金に換えよう変えようとは思わないなあ。
めちゃ恥ずかしいわ。
文章には、内容にも選ぶ言葉にも構成にも、圧倒的なレベルがあるからね。

吐き出してスッキリすることは大事。
それはわかる。
それはわかるけど、昔はそんな威張れたもんじゃない、或る種醜いものは人知れずそっと行われたもんだった。
見苦しいものは見せちゃいけないと思うわ。

「見せたい」「共感されたい」なら最低限のレベルとプライドを。
プライドって安くはないのよね。

責任と覚悟という厳しさを引き受けてこそ、価値は認められていくんだと思う。
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