坊主の戯言

ある日突然なにかが書きたくなったので
わたしが作る、作るとき、作れば、作ろうわたしのためだけの自分勝手なブログ

スローな時計

2007-11-12 04:27:38 | エッセイ
そういえば、わたしはものに執着したことはあまり記憶にないけれど
なんでも一生懸命になれる時間と、チャンスと、ひらめきみたいなものと
くだらないことに夢中になってるそんな自分をとっても愛している。

そう、愛されたいより、愛したいだ。それをモットーで商売している。
スローライフというものが好きなのは、別に今に始まったわけじゃあなく
誰でもやってきていて、ごくごく自然なこと。小さい頃の体の中の時計

友達と声を出さずにしゃべってたり、左手でなにかする練習したり
基地を作って、どこの砂で作ったらどれだけ砂団子が光るか競ったり
よく木に登り、消しゴムのカスを集めて、巨大な練り消しを作ったり

じぶんの体で覚えた、面白くて楽しくて夢中になれる沢山のことたち
誰かに好かれることなんかより、誰かを好きでいることに一生懸命で
元気だから誰かを好きになるのかな、誰かを好きだから元気なのかな

金と欲

2007-11-12 04:10:15 | エッセイ
カジノは、欲のある人の人口密度がとっても高めの場所である。
顔から口から背中からも、ムンムンと金と欲の荒い息づかい
騒がしく華やかに、光と陰、明と暗の人生が交差して目眩がしそう。

わたしは、いろんなひとが発するオーラに、やたら感心しながらも
あんなひとも、そんなひとのことも、流しもせず、受け止めもせず
欲の独特の迫力みたいなものを背負う人に、憧れてしまいそうになる。

無になることも、その逆になれることも、同じく立派だと思うのは
自分の人生というものの、本当の目的はそのどちらかなのかもしれない
あと三日で死のうと、あと三十年生きようと、同じくらい特別なこと

変なものでもいいから体から発してみたい願望高めの、今日この頃
あなたの欲しいものは一体なんですか?それは本当に必要なもの?
お金で買えないものなんだから、お金がなくたって買えるんです