坊主の戯言

ある日突然なにかが書きたくなったので
わたしが作る、作るとき、作れば、作ろうわたしのためだけの自分勝手なブログ

フタがない!

2007-08-15 21:40:26 | エッセイ
わたし、根が単純なので、温かい人には温かいもので返したいと思うし
やさしいいいひと以外には、イヤなものでお返してばかりで申し訳ない。
イヤな事や納得できないことの類い、溜め込んでたら肩が凝りそうです。
でも時には、ぶっ飛んでしまうくらい、嫌な出来ごとがあったりして
その勢いのまんま、もとの位置に戻ってきて、やっぱり同じ相手に
そのエネルギーを、跳ね返してしまうものなんですよね。人間だから。
私のことをいい人と思うのは、きっとあなたがいい人なのでしょう。
私をイヤな人と思う人は、きっとあなたがイヤな人だからでしょう。
フタをしようにも、フタがない臭いものにはどうしたらいいんでしょう?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀の甲と年の功

2007-08-15 21:25:28 | エッセイ
昼下がりのATMでのこと、鼻歌まじりの平和な気分だったわたしは迷った。 
大きなアメ車が、動いているかいないかの速度でバックしてきている。
まったく後ろを見る気配がないような。わたしの車に向かっているような。
いや、一秒、一秒ごとに、それは確実に車に向かって近づいてきている。
おい、爺さん!あんた、大丈夫かい!と思わず、手を伸ばした瞬間
いらん操作のボタンを押してしまい、機械音がいつまでもするATMと
予定も未定もあったもんじゃない、すごい金額を引き出してしまった私
そして老人は涼しそうな顔で去っていった、平和だったはずの昼下がり
わたしってば薄っぺらだなあ、と感じた日常のひとこまだった。
功だ甲だ言ったって、理由なんかなくたって鶴も亀もすごく偉いのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パズル

2007-08-15 05:59:18 | エッセイ
漢字はやや白髪に似ていて、文の中に混じると、ちょっと大人びて見えて
文字本来の純粋ならしさ、人格や人柄。奥行きや幅なんかが滲み出てくる。

意味なんてそう深くないものも、つなげてみるとちゃんと文章になるのだから
彼らが本来持ってるもので、書き手はパズルを組み立てるようなものだ。

何万通りもある組み合わせの中から、いろんなものになるんだから
日本に生まれて、苦労もせずに覚えた日本語も、面白いなあと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする