8月15日(月)曇り時々雨時々晴れ
まだお盆をふるさとや旅先で過ごす人たちのラッシュが予想されるまっただ中。
明るい山容とそのすそ野に広がる牧場や農場、そして人々の暮らしが見たくて行ってきました。
東京を朝6時に出発。中央高速を走ります。
さすがに渋滞には遭わず8時半には甲斐小泉の「三分一湧水」に着く。
このあたりは道端にキキョウやコスモスが咲いて初秋の風景です。
「三分一湧水」の公園は以前にも来ているのでさっと回った後、
今回は甲斐小泉の駅からぐるりと武田信玄所縁の棒道をゆっくり歩きました。
途中には常夜灯、昔ながらの水車小屋、道祖神さん、古戦場跡があって、車で走ってしまったらうっかり見過ごしてしまいそう。
やっぱり歩くのはいいですね。
峡北地方と云う呼び名も初めて知りました。
湧水で分けられた澄んだ水をくるりくるりとまわしています。
ここから甲斐大泉へ向かう途中の谷間にある「夢宇」へ。
前回来て、骨董や布や陶器・・その品数の多さに圧倒された廻廊美術館のような店。
一日いても飽きないかも。
娘へのお土産に「夕布」と小さい器と木と竹でできた民族食器のようなお皿を購入。
ここを出るころには空が怪しい雲行き。
お昼近いので目当てにしていた山菜とジビエのお店を探して車を走らせるも謎に包まれたように見つからず、野辺山の
小さいお店で山菜蕎麦を食べ、夫が学生時代毎年行っていた合宿場に足を延ばす。
野辺山からだと、小海線沿線を北上して40分ほど山に入った南相木村にその合宿場はある。
もう40年以上前なので、すっかり建物は新しくなり面影はほとんどない、と夫は言っていたけれど、形は変わってもその場所にその名前のものが持続してあるというのはいいことです。
ここから公民館を過ぎ川を渡って南相木村資料館(閉まっていた:)や近くの民家の畑をウオッチング。
蕎麦や野菜が植えられた静かな桃源郷のような場所です。、
さて、今回の旅の楽しみの一つは、十何年か前に合唱団の交歓会をしたときにお世話をしてくださった歌仲間の方と再会することでした。
合宿所と同じ村のこんな近くにお住まいとは思わなかったので、びっくり!
デッキからはなんともぜいたくな田舎の風景が一望。、運悪くちょうど大雨が降ってきたので、おしゃべりはお家の中でしたが
都会を離れ、ご家族三人で手作りドームにのびのびと生活されていることに逞しさと感銘を受けました。
遠い学生時代へのノスタルジックな気分と、とてもすてきな若い生き方への共感が心の中で溶け合って清里の萌木の村まで下りました。
その頃は、もう雨は止んでお日様が・・。
いつも清里に来るときには必ず宿泊する大好きなペンションで、ゆったりした夕食とくつろぎの時間を過ごしました。
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