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回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

この暑い8月に地元寺社巡り

2017-08-09 10:16:59 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

東京は気温37度になるとのこと。


朝から空は真っ青で、焼けつくような陽射し。でもこういうカッとした暑さはキライではない。

レッスンも夏休みなのでママチャリでおなじみのお寺や氏神さんをぐるりと回ってみました。

先日奈良の新薬師寺の薬師如来の慈悲深さと十二神将の力強さを思い出したせいもあり

江戸時代の徳川祈祷所、青龍山・浄光寺(木下川薬師)へ。

大正~昭和初めの荒川放水路開削によって、この地に移転。

暑いときはお寺や神社が日陰があって涼しい。

毎年4月8日は仏さまの甘茶かけと植木市でたいそうな賑わいをみせます。

幼い時から親しんだ下町の「やくしさま」。

ご本尊は12年に1度の開帳らしい。

個人的には秘仏って好きじゃない。

願わくは、惜しみなく毎日毎日、みんなに姿をみせてほしいものです。

こともあろうに、間違って500円玉をお賽銭箱に投げてしまったし~~++。

お願い聞いてくださいな(^^);;

鐘楼と首都高(なんだか韻を踏んでいておもしろい)が一度に見渡せる不思議な景色。

時代の真ん中にいるような気がします。

お寺を出る、とスカイツリーが、ぼーーーっ とつっ立っているのが川向こうに見えます。


ふたつの白髭神社にも寄りました。こちらは地元人でも知る人ぞ知る、王子白髭神社。

この神社の参道は小学校の脇に細く続いていて、ちょっと異空間の中に入ってゆくような感じ。
小さいがゆえに、ずっと昔からこの姿のままでここにあったのかもしれない。

ゲニウスロキ(土地の守護霊)のようなものを感じて、長く佇んでいたくなる場所です。

境内の裏には日露戦争戦没者の碑。

 

さて、こちらは、氏神様の白髭神社。社務所が立派になりました。

どちらも舞殿があるのは貴重。

昔は、実家のお隣のお神楽稽古場衆や町内のお芋やさんのおじさんが太鼓や笛を賑やかに打ち鳴らしたものだった。

今はどうなのかしら?

8月は慟哭の月ですね。

 


水に咲く花

2017-07-02 22:47:59 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

蒸し暑い7月初めの日曜日。

都議選の投票に行ってから、水元公園へ。

水生植物園にはハスの花がちらりほらり。

 

包まれたらさぞ気持ちよかろう、ガマの穂

菖蒲はもう終わって、代わりに咲き始めているのがスイレン。

季節がどんどん移り変わっています。

白い花だけでしたが、きりりと美しい。

シオカラトンボ?

水の上に咲く花々や生き物を上からじっと見下ろしているのは、ラクウショウかな。

硬い丸い緑の種子が目のようです。

 


金・金・金魚~♪

2017-06-05 09:04:14 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

昨日は爽やかな日曜日。

下町をぐるぐる回った一日でした。

まずスイレン鉢を探しに合羽橋へ。

小さめのをゲットしてからスカイツリーにほど近い「たばこと塩の博物館」に行ったら、

偶然にこのような展示に出くわしたので

入ってみました。年輩の和服姿の方もちらほら。

わたしも着物で来ればよかったとちょっと後悔。

涼しいし車なので、家を出る前に一瞬着物を着ようかと思ったのですが、

マゴッチと会う約束もあるのでどうしようかなあ、と迷いながらいつもの姿にしてしまった・・。

やっぱり逡巡してはダメですね。決めたらぱっと行動!

 

マゴッチ一家とお昼を食べた後は、江戸川区の金魚養殖場へ。ここは天保年間から続く金魚屋さんだそうです。

 

むかしと違って昨今は、天秤棒で金魚盥を担いだ金魚売りさんも来ないし、神社の境内の縁日もなくなって、金魚すくいの風景もあまり見かけなくなりました。

ここの養魚場さんは金魚の卸し屋さんとも言ったらいいのか、広いスペースに、様々な金魚がところ狭しと飼育されています。

マゴッチも、こんなにたくさんの金魚を見るのは初めてなので楽しそうに見入っていました☆

水の中の、このひらひら感は現実とは別の世界にいざなってくれます。

 

欲しい金魚は自分ですくいます。

水槽が深くてなかなかつかまらない~~++。

ここで腕の長いマゴッチパパの出番。

ようやくコメットを2匹捕まえて、帰宅してスイレン鉢に放してやりました。

しかし・・金魚は高水温が苦手、片やスイレンは日向の高水温が好き。

もしかして選択を誤ったかな?

メダカの方がよかったかも・・。

 


桜に誘われ迷い道~~。曳舟川親水公園~亀有。

2017-04-05 14:23:52 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

世の中は桜狂想曲真っ盛り。

わたしもちょっくら見物に・・。

 

 

自宅から曳舟川親水公園を通って亀有まで歩く。

まだ満開にはもう少し。

 

このあたりはお花見の人も少なくて気分が良い。

白い桜も、

ドウダンツツジのつぼみも、

ネコヤナギの芽も膨らみ、

ほら、ここにいますよ、と云わんばかりに愛しいオオイヌノフグリね。

 

が、ルンルンと歩いて、途中近道しようと角を曲がったら全然知らない道に出てしまった@。


このあたり、違う道を歩こうと思ったら、よほど道の交差を知っていないと難しい。

自転車や車ではもちろん、歩いても何度も通っている道だ。

なのになのに・・+;

迷い道クネクネ~♪ と心の中で歌いながら冷や汗かきかき、

 

なんとかリョウさんの銅像に巡りあってショッピングセンターのアリオが見えた。ホッ。


と・・靴の裏がべろべろに剥がれているのを発見@!


この靴は東海道、日光街道、中仙道歩きで大活躍してくれたもの。だましだまし使っていたのがついに疲労困憊か+;。

アリオでパンなど買って帰りはシャトルバスで立石まで乗る。

このバスはアリオ利用のお客さんはバス代フリー。なんとなくラッキー(^^)v

電車賃がもったいないので立石から歩いて帰宅(^^);


さすがに新しいのを買わねば!

陽射しが強く、半そでで歩いても良かったくらい。

少し日に焼けたかな。


我が家ではハナカイドウがほぼ満開でした。


春浅い水元公園

2017-02-28 15:57:51 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

お天気がいいのでママチャリで水元公園へ。

桜満開の爛漫の春もいいけれど、季節と季節のはざまの芽吹きや、北風の中にもかすかに漂ってくる酸い甘い匂いがなんともいえません。

だだっ広くてだあれもいない~。思わず深呼吸~!

 

うっすらぼんやりのグレーの枝枝の間に、挿し色のように点在するピンク、黄色、水色・・。

 

 公園内はとても広大なので自転車が便利だけど、土から生えた小さな花々を見つけたいので降りて歩きます。

うふふ❤可愛いね~。

毎年のことながら愛しくなる。足元にちりばめられた青い宝石。

 

サンシュユかと思ったらダンコウバイというそうです。

 

しだれ梅も一輪二輪。

風はまだ冷たいのでゆっくり開くのでしょう。

 

メタセコイヤの林の中でちょっと休憩。お弁当を持ってくればよかったな☆

平日なので人はいなくてひっそり静か。

 

 

 

水辺の葦は黄金に輝いてざわめき、冬に別れを告げているようでした。

花々とは違った趣のこの景色もまたいいものです。

 

 

 さあ、明日から3月。春への準備が進みますね。