新型コロナウイルスによる肺炎が世界中に拡大しており、東京五輪の開催についても延期が取りざたされるようになりましたが、福島から3月26日に始まる聖火リレーについての話題です。
聖火を消さずにギリシャから空輸することが課題となっておりますが、ランタンに灯して運ぶ際の予備として1964年の東京五輪で実績のあるカイロを使う可能性があるそうです。
カイロ内臓のプラチナ微粒子が充填されたベンジンを水と二酸化炭素に分解し、その際に熱を発する触媒燃焼と呼ばれる化学反応なそうですが、炎を出さずに燃焼し安全に火種を保つとのこと。
それでギリシャで採火した聖火を運ぶことになるのか疑問を感じるのですが、前回も使ったそうなので門外漢は黙ることにします。
今回も採用されるか分からないとしながら、メーカーの社長さんは「聖火は五輪のハイライト。自社製品に収められれば名誉なことだ」と仰っておられます。
昭和の香りがする句でした。今でも白金懐炉の香りを覚えています。
敢えて白金懐炉を漢字で書いてみましたが、若い人はピンとこないでしょう。
それどころか、昨日、教えていた小学生が「万年筆」を知りませんでした。
他にも、小・中学校の算数、数学の問題集に出てくる言葉で、「トランプ」「ひご」を知らない子供が多いです。
トランプは場合の数や確率の問題で出てきます。ひごは規則性の問題に登場します。以前は「マッチ棒」も登場しましたが、なおさら分かりません。
小学生から教えられることもたくさんあります。
最近の国会の答弁、学級会でやってみたらどうなるのかなと思いました。
後者なら聖火を運ぶのに適しているように思えます。
小学生が知っているのは、シャーペンなんでしょうか?トランプくらい知っていて欲しいですね。
ひごとは、竹ひごのことかと思いますが、ローソクでアブって曲げて紙を貼り模型飛行機の翼を作ったことを思い出しました。
小学生の生徒さん達も、昭和の香りを感じながら接しているのでは、と想像しております。
本来は必要な濃厚接触、警戒しなければならない困った状況、早く治まってほしいですね。