盛岡市の総合建設コンサルタント業・吉田測量設計が、初となる海外インターンシップ（就業体験）生として、提携するタイの大学から受け入れた学生が、フィリピン出身の社員のサーポートで測量や設計などの技術を学んでいます。
タイで最も古い国立大学で測量を学んでいる学生が「アジアの中で優れている日本の技術を習得したい」と、先月初めから２３日まで現場でのレーザー測量や３次元データを活用した図面作成などを意欲的に体験しています。
同社はインターン生の円滑な受け入れにつなげようと、２０２３年１１月から２４年２月にかけて、同大を含むタイの２大学と提携していましたが、東南アジアには人手不足が顕著な日本の土木・建設関係の仕事に興味を持つ人材が多いと言われており、今後も提携先の大学を増やしていくとのことです。
そして国内の生産人口年齢（１５～６４歳）が減少する中、優秀な外国人材の確保につなげ、受け入れ実績を積み上げて他企業にもノウハウを提供したいとしております。
